ドライブレコーダーで360度撮影できるものをピックアップ!
あおり運転や事故時の状況を記録できるドライブレコーダー。記録映像の改ざんを防止するシステムを採用している機種が増え、映像が事故状況の重要な証拠として扱われるケースが増えてきました。ドライブレコーダーの存在は、危険なドライバーへの抑止力になるという見方もされています。
そんな中で注目を集めているのが、360度全方位の記録が可能なドライブレコーダーです。
民間会社が行った調査では、ドライブレコーダーを搭載していても、事故の約3割はカメラの撮影範囲外で起こっているというデータもあります。
運転中の全方位360度の撮影が可能であれば、より正確にあおり運転や事故前後の状況を記録できる可能性が高まります。
360度映せるドラレコのメリットは死角が生まれにくいこと!駐車監視機能も追加したい
各ドライブレコーダーによる違いはありますが、おおよその360度撮影可能なドライブレコーダーのメリットとデメリットをまとめました。
360度全方位の記録が可能なので、あらゆる状況を記録しやすい
360度映せるドライブレコーダーは死角が生まれにくく、前方、後方、左右と全方位の記録が可能です。前方の進路妨害、後方からのあおり運転や追突、無理な幅寄せなど、走行中のトラブルを広くカバーできます。
さらに、駐車監視機能のあるタイプなら、当て逃げやドアパンチ、いたずらや車上荒らしなども撮影できます。
また、車内も記録できるため、ご自身の安全運転を証明したいときにも役立ちます。
左右の記録に向いており、ドアパンチや二輪車のすり抜けなどを記録
360度記録可能なドライブレコーダーは、前後2カメラ型に比べて、左右の画角が広いのが大きなメリットの一つです。二輪車のすり抜け(追い越し)時などに、ご自身が進路妨害をしたかどうか、またはされたかどうかの証拠にもなり、事故の状況を正確に把握するのに役立つでしょう。
旅の思い出を記録したりなど、「事故記録」以外にも使い道が多い
360度撮影できるドライブレコーダーは、車内の様子と車外の景色を一緒に撮影できます。旅行など、思い出に残したいドライブの様子を記録しておくことができますし、機種によっては静止画モードで写真撮影も可能です。車内から取り外して、絶景を記録するなどの使い方もできます。
デメリットは価格と画質の悪さ!あおり運転対策には前後型の方が向いている?
良い点ばかりに思える360度ドライブレコーダーですが、まだまだ発展途上の製品です。状況によっては、前後2カメラ型などのドライブレコーダーの方が適しているケースもあり得ます。
価格が高く、連続撮影時間が短い傾向がある
360度撮影できるドライブレコーダーは、前後2カメラ型に比べて価格が高い傾向にあります。
また、同時に360度の撮影を行うということは、それだけメモリの消費が激しいということです。連続撮影時間が短いものもあり、長距離のドライブには不向きな機種もあります(古い映像から自動で上書きされていくタイプがおすすめです)。
長時間の撮影を可能にするには大容量のSDカードが必要ですが、メーカー専売品でないといけないなどの制約があると、「別売りのSDカードが思いのほか高くついた」という事態もあり得ます。
画質が悪く、夕暮れ時や夜間はナンバーの判別が不可能なことがある
360度全方位をきれいに記録できれば理想的ですが、それを実現するにはかなりの高解像度が必要です。そのため、多くの360度ドライブレコーダーの画質は、前方や後方を重点的に撮影する機種に劣ると考えましょう。
走行中、車間距離があると先行車のナンバーがわからなかったり、後続車のナンバーが読めなかったりすることがあります。さらに夜間はナンバーが判別できなくなる可能性が高まります。
相手が判明している事故の状況を証明するには便利ですが、当て逃げなどで相手が逃げた場合には、ナンバープレートが記録されず、ドライブレコーダーが十分な証拠とならないケースも想定されます。
あおり運転対策を重視するなら後方カメラ搭載機の方が良い場合がある
ドライブレコーダーの購入理由が「あおり運転対策」を第一に考えるなら、後方を独立したカメラで撮影するタイプが有効です。
360度型は後方をフロント側から撮影しているため、ヘッドレストや後部座席にいる同乗者の頭などがカメラの視界を遮ってしまう可能性もあります。また、前側から後続車のナンバープレートを読み取るには、高い解像度が必要です。
一方で、後方カメラ搭載機の場合、リアウィンドウ越しで見えにくいこともありますが、「ドライブレコーダーがある」ということが後続車にも伝われば、それ自体が抑止力になっていることも期待できます。
360度撮影可能なドライブレコーダーの人気商品20選
360度撮影できるタイプのドライブレコーダーのおすすめ商品を紹介します。コムテック、ユピテル、カーメイトなどの商品は高性能ですが、やや価格は高めです。どの程度の機能を求めるのか検討しながら購入を検討しましょう。
カーメイトの「d’Action 360D」は360°・フロント・リアカメラで前後車のナンバープレートをクリアに撮影できる
カーメイト d’Action 360D ( DC4000R)
「d’Action 360D(DC4000R)」は、ドライブレコーダー市場で初めて、360°カメラとフロントカメラに加え、リアカメラもセットにして販売したカーメイトの商品です。
自車の前方あるいは後方にいる車両のナンバープレート特定能力に優れており、鮮明な映像として記録できます。フロントカメラ側と比較すると発生しやすい側面・後方部で起こる、駐車場での当て逃げやドアパンチといった交通トラブルの瞬間も逃しません。
「DC4000R」は、HDRとWDRによるダブル補正技術により、従来の360度タイプではクリアな映像記録が難しかった明るすぎる場所や暗すぎる場所においても、白飛び・黒つぶれを抑えて鮮明な映像を記録することを可能としています。
画素数 | 約360万画素(360カメラ)/ 約200万画素(フロントカメラ)/ 約200万画素(リアカメラ) |
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解像度 | 1920×1920(360カメラ)/1920×1080(フロント・リア) |
画角 | 水平360° / 垂直190°(360カメラ) 水平96° / 垂直50° / 対角119°(フロントカメラ) 水平131° / 垂直75° / 対角155°(リアカメラ) |
フレームレート | フロント・リア:27.5fps(ドライブモード時)/ 5.2fps(駐車監視モード時) 360カメラ:19fps(ドライブモード時)/ 5.2fps(駐車監視モード時) |
動作温度範囲 | -10℃~+50℃(ドライブモード時) -10℃~+65℃(駐車監視モード時) |
録画機能 | 常時録画 / 衝撃録画 / 手動録画 |
GPS | 有 |
参考価格 | 45,970円~(2025年調べ) |
「marumie Q-30R」は車内も含む全方位のトラブルを撮影・保存できるユピテルの人気商品
Yupiteru marumie(マルミエ) Q-30R
「marumie Q‐30R」は、ブラケットの角度調整が可能な360°対応のフロントカメラと、レンズ部を可動させられるリアカメラをセットにしたユピテルの人気商品です。自車に適した位置と角度に調整して設置することで、室内で起きた車上荒らしや、車外で起きたあおり運転や当て逃げといったトラブルの決定的な証拠映像の撮影・データ保存を可能とします。
本製品のmicroSDカードに保存された映像データは、2.4インチモニターだけでなく、無償提供されるWindows専用のビューアソフトをダウンロードすれば、パソコンの画面上でも確認することができます。
画素数 | 360万画素(フロント)/ 200万画素(リア) |
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解像度 | 1920×1920(フロント)/ 1920×1080(リア) |
画角 | 水平360°×垂直240°(フロント)/ 水平128°×垂直63°×対角155°(リア) |
フレームレート | 29.1コマ/秒 、1コマ/秒 |
動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
録画機能 | 常時録画 / イベント録画 / 駐車録画 |
GPS | 有 |
「DRV-C770R」はデータの上書き耐久性を備えたmicroSDカードが付属されるKENWOOD製の360°型ドライブレコーダー
KENWOOD DRV-C770R
「DRV‐C770R」は、前後左右および車内の様子を記録し車上荒らしなどの証拠映像に有効な360°フロントカメラと、後方映像をクリアに撮影しあおり運転対策に効果を発揮するリアカメラがセットされるKENWOOD(ケンウッド)の商品です。
本製品は、STARVIS™などのデバイステクノロジーに、ケンウッドに蓄積されるチューニング技術を組み合わせることで、自動露出調整を行えます。これにより、リアスモークガラスが貼られている車にも対応可能な撮影・録画システムを構築しています。
1基のカメラのみを用いるドライブレコーダーと比較して、記録容量を多く必要とし、データの上書きも頻繁に行われる2カメラ方式を採用する本製品には、書き込みに対する耐久性を備えた3D NAND型32GBのmicroSDカードが付属されています。
「DRV‐C770R」は別売りの車載電源ケーブルを購入すれば、最長24時間もの駐車録画機能を作動させることができ、イベントなどで車を長時間駐車させる際の安心感も高められます。
画素数 | ‐ |
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解像度 | ラウンドモード:1856×1856(メインカメラ) Full-HD 1920×1080(リアカメラ) |
画角 | 水平:360° / 垂直:240°(メインカメラ) 水平:約131° / 垂直:約68° / 対角:約163°(リアカメラ) |
フレームレート | 27.5fps(標準)/13.7fps(長時間1)/ 3.4fps(長時間2) |
動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
録画機能 | 常時録画 / イベント録画 / 手動録画 / 駐車監視録画 |
GPS | 有 |
参考価格 | 20,979円~(2025年調べ) |
「CS-360FH」は2基のカメラで煽り運転や車上荒らし等の決定的な証拠映像を収めるセルスターの360°型ドライブレコーダー
Cellstar CS‐360FH
セルスターの「CS‐360FH」は、前方部と左右180°を撮影するカメラと、車内と後方部・左右に対応するカメラとを2基設置することで、全方位360°の撮影を実現させています。あおり運転/車上荒らし/当て逃げといった犯罪行為が自車に対して行われた際の決定的な証拠映像を収めることを可能とするドライブレコーダーです。
フルハイビジョン録画に対応する「CS‐360FH」は、先進の画像合成技術であるHDR(ハイダイナミックレンジ)を搭載しているため、白トビや黒ツブレ現象を抑えて、クリアな映像の撮影が常時可能なのも魅力です。
本製品も対応しているMyCellstarを利用すれば、GPS機能を用いることで可能となる毎月更新されるデータ(取締りや公開交通取締情報など)によって、安全運転を行うことも可能です。
画素数 | 200万画素 |
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解像度 | FullHD:1920×1080 |
画角 | 水平188.6° /垂直102.8° / 対角190° |
フレームレート | 30fps |
動作温度範囲 | -10℃~+60℃ |
録画機能 | 常時録画 / イベント録画 / クイック録画 |
GPS | 有 |
参考価格 | 25,980円~(2025年調べ) |
コムテックの360度ドラレコに後方カメラセットが登場!
コムテック HDR360GW
画素数 | 360度カメラ:340万画素 リヤカメラ:200万画素 |
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解像度 | 360度カメラ:1856×1856 リヤカメラ:1920×1080 |
画角 | 360度カメラ:水平360°垂直240° リヤカメラ:水平136° 垂直70° 対角168° |
フレームレート | 360度カメラ:27.5fps(駐車監視モード5fps) リヤカメラ:28fps(駐車監視モード5fps) |
サイズ | 360度カメラ:幅66mm×高さ109mm×奥行き44.9mm リヤカメラ:幅58mm×高さ48.5mm×奥行き24.7mm |
重量 | 360度カメラ:133g リヤカメラ:35g |
参考価格 | 40,980円~(2025年調べ) |
360度撮影タイプのドライブレコーダーは後方撮影に難があるという弱点がありますが、コムテック HDR360GWは360度カメラと後方リヤカメラの独立した2カメラをセットにした商品です。
360度カメラが前方・左右・車内の様子を、後方リヤカメラが後続車の様子を撮影します。両カメラとも高画質なので、あおり運転など決定的な瞬間を逃さずに記録できます。
衝撃を検知すると自動で映像を保存する衝撃録画、別売りのAVケーブルを購入すれば駐車監視機能(最大12時間)も搭載可能です。GPS内蔵で専用ビューアも使いやすく、撮影映像の確認も簡単に行えます。
2018年に発売されたコムテックのドライブレコーダーは信号機もしっかり映る!
コムテック HDR360G
画素数 | 340万画素 |
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解像度 | 1856×1856(最大) |
画角 | 水平360°/垂直240° |
フレームレート | 29.1fps(駐車監視モード5fps) |
サイズ | 幅66mm×高さ110mm×奥行き52mm |
重量 | 146g |
参考価格 | 32,980円~(2025年調べ) |
HDR360Gは、前後左右360度×垂直視野角240度のドライブレコーダーです。垂直240度の画角により、上方の信号機もしっかり撮影できるため、事故が起きやすい交差点での出来事もしっかり記録できます。
常時録画、マニュアル録画、衝突録画の3種類の録画モードがあり、GPS機能や駐車監視機能(オプション)など、おおよそ必要な機能は搭載されています。購入後1年以内に事故に遭った場合は、2万円のお見舞金がもらえる特典もあります。
業界初の360度ドライブレコーダーとして登場し、専用スマホアプリでの確認が便利!
カーメイト d’Action 360(DC3000)
画素数 | 200万画素 |
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解像度 | 2880×2880(4K相当)駐車監視時 1440×1440(フルHD相当)走行時 |
画角 | 水平360°/垂直194° |
フレームレート | 27.5fps |
サイズ | 幅104mm×高さ62mm×奥行き64mm |
重量 | 本体100g/マウント47g |
d’Action 360はスマホ、パソコンで再生でき、音声の録音も可能です。オプションの駐車監視モードは、衝撃を感じるとその前の10秒間分も記録されるため、高性能な印象です。
ただし画質はあまり高くないため、特に走行中や夜間はナンバーが認識できるか微妙なところです。
ドライブレコーダーとして以外に、レジャーの様子を記録するアクションカメラにもできるのが特長です。FacebookやYouTube、LINEなどで動画・画像を共有できます。
業界初360度カメラを搭載したカーメイトが2018年秋に新発売したドライブレコーダー!
カーメイト d’Action 360S(DC5000)
画素数 | 全天球410万画素/フロント200万画素 |
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画角 | 水平360°/垂直360° |
フレームレート | 27.5fps |
サイズ | 幅100mm×高さ130mm×奥行き51mm |
重量 | 235g |
参考価格 | 21,192円~(2025年調べ) |
業界初の360度ドライブレコーダーだった d’Action 360をパワーアップした上位モデルd’Action 360 Sです。画質の向上はもちろん、録画映像をスマホで確認しながら明るさを調整できます。また、仮に大きな衝撃がかかっても、バックアップ電源での継続撮影をしてくれます。
オプションの駐車監視機能は、最大2週間の駐車監視機能も実現しているため、週末ドライバーも安心です。専用マイクロSDが必要で別売りですので注意しましょう。
録画画像をその場確認しやすく使い勝手の良い360度ドライブレコーダー
セイワPIXYDA PDR600SV
画素数 | 300万画素 |
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解像度 | 1440×1440 |
画角 | 水平360°/垂直220° |
フレームレート | 24fps |
サイズ | 幅129.5mm×高さ77mm×奥行き18.5mm |
重量 | 156g |
参考価格 | 40,800円~(2025年調べ) |
360°カメラで撮影した球体画像をその場で平面4分割に補正してくれます。PCによる専用ビューワもありますが、ある程度は録画映像をその場で確認できるので使い勝手が良いドライブレコーダーでしょう。
ただし後方はかなり見えづらいため、あくまで前後左右の記録用と割り切るのがおすすめです。オプションでリアカメラを追加すると、画面も5画面になります。駐車監視モードもあります。
低価格なのにリアカメラ付きのおすすめ360度ドライブレコーダー
サンコー 5インチ 360度ドライブレコーダー&リアカメラ THCARVR36R
画素数 | 300万画素 |
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解像度 | 1440×1440(最大) |
画角 | 360度+後80度 |
フレームレート | 24fps |
サイズ | モニター5インチ 127mm×90mm×40mm |
重量 | 149g |
フロントガラスに装着する360度ドライブレコーダーの弱点は後方視界の悪さですが、サンコーのTHCARVR36Rは2万円前後でリアカメラもセットになっています。死角なく全方位の撮影が可能で、低価格とコストパフォーマンスの高さが際立っています。リアカメラはバック駐車時にも活用可能です。
フロントカメラは吸盤、リアはネジまたはテープで装着できるので、取り付けは比較的簡単です。タッチパネル式なので、スマホユーザーは直感的に操作できるでしょう。駐車監視機能(パーキングモード)付きです。
大きめの画面が見やすく低価格ながら駐車監視機能つきの360度パノラマ撮影レコーダー
ドライブワールド パノラマJ450
画素数 | 200万画素 |
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解像度 | 1440×1440 |
画角 | 水平360° |
フレームレート | 24fps |
サイズ | 幅130mm×高さ90mm×奥行き32mm |
重量 | 160g |
シガーソケットに接続するだけで取り付けできる360度撮影可能なドライブレコーダーパノラマJ450。画面の拡大や縮小はスマホの操作とほぼ同じですので、直感的に行えます。
低価格ではありますが、振動を感知する駐車監視機能はしっかりついているので安心です。周囲のドライバーへドライブレコーダーで撮影していることをアピールするステッカーも2種類同封されています。
サブカー用に低価格で取り付け簡単な360度ドライブレコーダーが欲しい人におすすめ!
サイエルインターナショナル 360度カメラ搭載ミラー型ドライブレコーダー(SLI-ALV360)
画素数 | 300万画素 |
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解像度 | 1440×1440 |
画角 | 水平360° |
フレームレート | 24fps |
サイズ | 幅310mm×高さ100mm×奥行き30mm |
重量 | 242g |
とにかく安くて手ごろなドライブレコーダーが欲しい人向けのSLI-ALV360です。難しい操作なく録画映像を確認できます。
ただしミラー型のドライブレコーダーは、取り付け位置的に後方はほとんど撮影できず、車内の様子とともに見切れる程度と考えておいた方が良いでしょう。動作環境温度が0度~45度(高性能ドラレコは-10度~60度のものが多い)なので、サブカー用など「お守り」としての使用をおすすめします。
安全運転を証明したい人におすすめな1万円台のお買い得ドラレコ
情熱価格プラス360°撮影カメラ搭載ドライブレコーダー(DVR360K97-BK)
画素数 | 200万画素 |
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解像度 | 1400×1400(最大) |
画角 | 前方向き170°/下向き360° |
フレームレート | 27fps |
サイズ | 幅93mm×奥行き63mm×高さ31mm |
重量 | 105g |
情熱価格プラス360°撮影カメラ搭載ドライブレコーダー(DVR360K97-BK)は、総合ディスカウント・ストアであるドン・キホーテが販売している360度ドライブレコーダーです。定価12,800円(税別)で、360度映せるドライブレコーダーとしては、かなり低価格な部類です。
前方を映す「フロントモード」、運転席&車内前方を中心に映す「球体モード」、前後左右を写す「マルチウィンドウモード」、視野の広い「ワイドアングルモード」の4つのモードが選択可能です。
保管温度は-20℃~75℃で、GPSは非対応です。夜間のナンバープレートの認識に関しては課題が残りますが、ナンバープレートが必要なのは相手方が逃げた場合が大半です。ご自身が信号無視や脇見運転をしていないという映像記録は残せるでしょう。
死角が生まれにくい水平360度×垂直360度のドライブレコーダー
ユピテル marumie Q01
画素数 | 200万画素 |
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解像度 | 2560×1080 |
画角 | 水平360°/垂直360° |
フレームレート | 30fps,15fps,10fps,5fps |
サイズ | 幅78mm×高さ67mm×奥行き58mm |
重量 | 115g |
ドライブレコーダーの大手メーカーであるユピテルが開発した360度ドライブレコーダーです。球体側のカメラで後方や左右もくまなく映し出します。
一つ注意してほしいのが、記録のためにはユピテル専用のSDカードが必要なことです。購入時には16GBのSDが付属しますが、32GBのSDは定価1万円です。セールなどで安く買う方法もありますが、ドライブレコーダー本体が高価なので、思わぬ予算オーバーにならないように確認しましょう。
360度×360度がより高画質になったユピテルの最新ドライブレコーダー
ユピテル marumie Q02d
画素数 | 350万画素 |
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解像度 | 2560×1280 |
画角 | 水平360°/垂直360° |
フレームレート | 30fps,15fps,10fps,5fps |
サイズ | 幅78mm×高さ67mm×奥行き58mm |
重量 | 115g |
球体カメラで水平360度+垂直360度=720度の画角を実現したユピテルQ01の上位モデルがmarumie Q02dです。画質が向上し、200万画素が350万画素になり、STARVIS®(スタービス)システムにより、夜間の映像も鮮明度が増しています。
360度ドライブレコーダーが苦手とする後方の撮影をサブカメラで死角なくフォロー!
ワーテックス ドライブレコーダー DVR-360-2
画素数 | 前方200万画素 リアカメラ:100万画素 |
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解像度 | 本体1440×1440 リアカメラ1280×720 |
画角 | 水平360° |
フレームレート | 本体24fps/リア20fps |
サイズ | 本体:幅130mm×高さ95mm×奥行き40mm リアカメラ:幅50mm×高さ28mm×奥行き28mm |
重量 | 本体117g/リアカメラ29g |
ワーテックス DVR-360-2は、前後左右360度の撮影が可能ですが、360度カメラだけでは後方の撮影がしづらいという課題があります。本製品は、後方車両に装着できるサブカメラがセットでついている良心的な商品で、死角なく映像を記録します。
ミラータイプで取り付けが簡単なので初めて設置する人にもおすすめな360度ドラレコ
サンコー ミラー型360度全方位ドライブレコーダー(CARDVR36)
画素数 | 300万画素 |
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解像度 | 1440×1440 |
画角 | 水平360° |
フレームレート | 24fps |
サイズ | 幅310mm×高さ100mm×奥行き30mm |
重量 | 242g |
サンコーのCARDVR36はミラー型なので、フックで簡単に取り付け可能です。ミラー部分には液晶モニターが内蔵されているので、タッチパネルで直感的な操作が可能です。はじめてドライブレコーダーを設置する人でも心配が少ないでしょう。
後方はほとんど見えないため、本体+リアカメラのセットがおすすめです。メーカー公式ではリアカメラは2,000円程度なので、セット購入しても2万円程度におさまるのが嬉しい点です。
2.5時間前までのさかのぼり再生が可能でデータロックも簡単な360度ドラレコ
360度 パノラマ録画 ドライブレコーダー QD-DVR360S
360度パノラマカメラ撮影と、ワイドアングル撮影の両方が可能なQD-DVR360Sです。通常は2.5時間前まで録画映像をさかのぼれます。上書きをやめてデータ保存をしたい場合は電源を切ればいいため、機械の操作が苦手な方も安心です。
もともとタッチパネル式で、スマホのように直感的に操作できるので、取り扱いは簡単です。可動温度範囲は-20度~+65度、音声録画、衝撃を感知する駐車監視モードもついています。
画素数 | 340万画素 |
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解像度 | 1440×1440(最大) |
画角 | 水平360度 |
フレームレート | 30fps |
サイズ | モニター4.5インチ 130mm×95mm×32mm |
重量 | 173g |
フロントガラスに簡単に装着できる360度ドライブレコーダー
Azur 360°ドライブレコーダーDRX-P518
画素数 | 200万画素 |
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解像度 | 1440×1440 |
画角 | 水平360°/垂直220° |
フレームレート | 24fps |
サイズ | 幅129.5mm×高さ77mm×奥行き18.5mm |
重量 | 156g |
フロントガラスに簡単に取り付けできるAzur 360°ドライブレコーダーDRX-P518です。常時録画以外に、衝撃を感知すると録画を開始するシステムはよくありますが、DRX-518は衝撃のレベルを低・中・高と設定できるのが特長です。
動作温度範囲-20℃~+65℃で、駐車監視機能もあります。ややサイズが大きく思えますが、ちょうどミラー側に隠れるので意外と邪魔になりません。専用ビューアはMacには対応していないので注意しましょう。
口コミでも高評価の多機能ドライブレコーダーは駐車時も常時録画で愛車を守る!
PRO-TECTA GuruDora360
画素数 | 280万画素 |
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解像度 | 1920×1080 (パノラマ/HD) 1440×1080(上下2分割/HD) 1664×1666 (ラウンド/HD) |
画角 | 水平360°/垂直180° |
フレームレート | 30fps |
サイズ | 幅100mm×高さ68mm×奥行き35mm |
重量 | 141g |
専用ビューア不要で使いやすいと口コミでも人気のPRO-TECTA GuruDora360です。特に好評なのが駐車中の録画機能で、オプションや衝撃感知などではなく、これ1台で常時録画を実行します。夜間でも状況を把握できるように室内側に赤外線照射機能を搭載しています。
もちろんバッテリーが上がらないように、エンジンを切るとバッテリーセーブモードへ切り替わりますのでご安心ください。
360度映せるドライブレコーダーは日々進化中!最新ドラレコ続々登場予定
交通トラブルの多くは、車体側面や後方部で起きています。スーパーなどの駐車場で、ドアパンチあるいは当て逃げされた際に、犯人を特定するためにお店側の監視カメラの映像確認を依頼しても、ダミーカメラであったり、映像が提供されなかったりする事例も少なくありません。
ドライブレコーダー市場の中でも、注目度が高まっている360度型のドライブレコーダーを自車に設置していれば、駐車場で起きたトラブルの決定的な証拠映像を収められるだけでなく、車を運転中に急な割り込みをされたり、あおり運転の被害にあったりした瞬間も記録することが可能です。
360度型のドライブレコーダーは以前、後方にいる車のナンバープレートを鮮明に撮影できないなどの問題点が指摘されていましたが、開発技術が進み、カーメイトの「d’Action 360D」のようにリアカメラもセットさせるタイプの商品も展開されており、後方車のナンバープレートの特定も可能となりました。
市場が拡大する中で、参入に消極的であった業界大手のケンウッドも「DRV-C770R」をラインナップさせるなど、新商品が続々と登場しています。今後も360度型ドライブレコーダー市場の進化に注目していきます。