CX-5の内装はマツダの主力SUVに相応しい質感
マツダが販売するミドルクラスクロスオーバーSUVのCX-5は、SKYACTIV TECHNOLOGYと魂動デザインを初めて全面採用した新世代の車として、幅広い年代から支持される人気車種です。「すべてのお客さまを笑顔にするSUV」は、シート素材からインパネ周り・ラゲッジスペースに至るまで、上質な内装が随所に散りばめられています。
なお、記事で紹介しているグレード名(XD、25S L Package、XD L Packageなど)は2017年発売の2代目CX-5(フルモデルチェンジ時)のもので、その後の改良やグレード刷新により現行ラインナップとは名称が異なります。2025年10月時点での主なグレードは「XD Drive Edition」「Sports Appearance」「Field Journey」「i Selection」「Black Selection」などです。また、2025年10月の「ジャパンモビリティショー2025」では3代目新型CX-5が初公開され、日本では2026年中の発売が予定されています。最新グレードの情報はマツダ公式サイトでご確認ください。
マツダCX-5の特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」の内装を徹底解説
現在世界各国で販売され、マツダの代表的人気車種となっているCX-5には、特別仕様車「Exclusive Mode(エクスクルーシブ・モード)」が設定されていました(2018年11月発売。現行ラインナップとはグレード構成が異なります)。
CX-5の特別仕様車「Exclusive Mode」は落ち着きのある大人の魅力を体現したモダンデザインで、上質を極めた美しいインテリアが特徴です。コックピット・シート・インパネデザイン・Exclusive Modeならではの特別装備を中心に解説します。
CX-5「Exclusive Mode」のコックピットには全ての大人を満足させる上質さが散りばめられている
CX-5「Exclusive Mode」のコックピットは、高級志向のオーナーの所有欲を満たすラグジュアリーな室内空間が広がります。黒を基調とし、インパネデコレーションパネルやドアトリムのスイッチパネル加飾には、温もりある本杢や精緻なサテンクロームメッキを使用。エクスクルーシブ・モードの名に相応しいリュクスな魅力が盛り込まれています。
7インチのマルチスピードメーターはシンプルで見やすい3眼デザインで、機能美をカタチにした美しい計器盤がドライバーの心を掻き立てます。
ステアリングホイールは高級感あふれる本革巻きにメッキリングが光る洗練されたデザインです。テレスコピック・チルト機構付きのため、ハンドルの位置をドライバーごとに細かく調整できます。シフトノブも同様の本革巻き仕様で、握り心地のよさが際立ちます。
ルームミラーはフレームレスを採用することで後方の視野を広くとっています。自動防眩機能付きのため、後続車のヘッドライトの眩しさを自動でコントロールしてくれます。夜間の長距離ドライブでも目の疲労を軽減できます。
ダイヤル式スイッチで確かな操作感を実現したオートエアコンは、運転席と助手席で独立した温度調整が可能です。同乗者それぞれの快適な空調をきめ細かく設定できます。
CX-5「Exclusive Mode」のシートインテリアは至上の贅沢を盛り込んだデザイン
CX-5「Exclusive Mode」のシートにはしっとりとした手触りのナッパレザーを贅沢に使用しています。Exclusive Mode専用カラーのディープレッドの絶妙な色合いが、モデルの品格をより引き立てます。
居住性が高く、フロントとリアの足回り・頭上スペースにも余裕があります。厚みのあるしっかりとしたシートは高級ソファに座っているかのようなプレミアムな雰囲気で、座面にはウレタンを使用して座り心地をさらに高めています。
CX-5「Exclusive Mode」のラゲッジルームは505LでLEDランプ付き
505Lの荷室容量を誇るラゲッジルームには4つのラゲッジフックを標準装備しており、荷物を安定して固定できます。Exclusive ModeにはLEDラゲッジルームランプが設置されているため、夜間の荷物の積み降ろしも安心です。リアゲートはスイッチ操作で開閉できるため、荷物を持ったままでも使い勝手が良いスペースになっています。
リアシート全体を倒したり、片側だけを倒したりと、シートアレンジ次第でスキー板やサーフボードなどの長尺物もスムーズに積載できます。レバーを使ってワンタッチで操作できる手軽さも魅力です。
CX-5「Exclusive Mode」にはBOSEサウンドシステムを標準装備
BOSEのサウンドシステムは、従来型の標準仕様・プロアクティブ・Lパッケージではメーカーオプションでのみでしたが、特別仕様車「Exclusive Mode」には標準装備されていました。まるで生のコンサートで聴いているかのような臨場感あるサウンドが車内で楽しめます。
CX-5のシートはメッシュシートと本革レザーシート合わせて3種類の内装
CX-5のシートはグレードによって素材・デザインが大きく異なります。以下では2代目フルモデルチェンジ当初のラインナップに設定されていた3種類のシートを解説します。なお、その後の改良・グレード刷新により現行モデルとはシートの設定が変わっています。
| シート名 | 素材 | 設定グレード | 特徴 |
|---|---|---|---|
| スクエアメッシュクロス・ブラック | クロスメッシュ | XD・25S・20S・各PROACTIVE | 通気性・ホールド性に優れ、夏は涼しく冬は冷えにくい |
| パーフォレーションレザー・ブラック | 本革(ブラック) | XD L Package・25S L Package | ラグジュアリー感が高く、ブラック・ホワイトのボディと相性抜群 |
| パーフォレーションレザー・ピュアホワイト | 本革(ホワイト) | XD L Package・25S L Package | 2017年フルモデルチェンジで初採用。海外高級車と同水準の挑戦的な内装色 |
1. スクエアメッシュクロス・ブラックはホールド感抜群で長時間の運転も苦にならない
XD・25S・20S・XD PROACTIVE・25S PROACTIVE・20S PROACTIVEグレードに標準装備されていたシートです。高級感こそレザーシートに及ばないものの、ドライブ中のホールド感や、夏場に蒸れにくく冬場に冷えにくい快適性はこちらのシートに軍配があがります。日常使いの多い方には最も実用的な選択肢です。
2. パーフォレーションレザー・ブラックは座面や背面にレザーを使った豪華仕様
XD L Package・25S L Packageに標準装備されていたシートです。背もたれ・座面・サイドサポートにふんだんに使われたブラックレザーが、室内のラグジュアリー感を引き立てます。ブラックやホワイトのエクステリアとの相性が抜群で、天井カラーとも調和した統一感のある内装になっています。
3. パーフォレーションレザー・ピュアホワイトは2017年のフルモデルチェンジで装備された内装カラー
2017年2月のフルモデルチェンジで話題を集めたのがピュアホワイトの本革シートです。ブラックにはない挑戦的な内装カラーですが、海外の高級車では広く採用されており、CX-5でも豪華なオプションとして人気を博しました。ソウルレッドクリスタルメタリックとの組み合わせが特に好評で、マツダが掲げる「人馬一体」の精神を体現したプレミアムな内装です。XD L Package・25S L Package限定のカラーで、このピュアホワイトレザーのためにL Packageを選ぶ方が多いとされていました。マツダの公式発表でも、L Packageを選択するユーザーが49%と全グレードで最も多い数値を記録していました。
CX-5のパワーシート・後席リクライニング・後席シートヒーター機能
「すべてのお客さまを笑顔にするSUV」を掲げるCX-5はドライバーだけでなく同乗者への配慮も充実しています。25S L Package・XD L Packageには運転席に10Wayパワーシートとシートメモリー機能が、助手席には6Wayパワーシートが標準装備されていました。複数のドライバーが使い分ける場合にも、自分のポジションを素早く呼び出せて便利です。
後席にはリクライニング機能が搭載されており、同乗者がくつろいだ姿勢で景色を眺めたり、仮眠をとったりする際に重宝します。ドライバーだけでなく後席に座る方にも快適なドライブを楽しんでもらう配慮が感じられます。
25S L Package・XD L Packageには秋冬に重宝するリアシートヒーターも標準装備されていました。フロントシートヒーターを搭載する車種は多いですが、後席にまでヒーターを装備している車種は限られており、この点もCX-5の充実した装備を示すポイントのひとつです。
ドライビングの邪魔にならないように最小限の視線移動で使える優れたインパネ周り
CX-5のインパネ周りも大きく進化しました。2017年フルモデルチェンジでカーナビが独立した上部設置に変更されたことにより、スムーズな視線移動でドライブを楽しめます。現行モデルではさらに大型・高精細のセンターディスプレイへと進化しています。
フロントガラス投影型のヘッドアップディスプレイ(アクティブ・ドライビング・ディスプレイ)は、20S PROACTIVE・25S PROACTIVE・XD PROACTIVE・25S L Package・XD L Packageグレードで標準装備されていました(グレード名は2代目フルモデルチェンジ当初のもの)。車速だけでなく交通標識の情報も前方視野内に投影する優れものです。
視線を落とさず自然に操作できる位置に配置されたコマンダーコントロールでは、電動パーキングブレーキ・ブレーキホールド・カーナビ・音楽などの操作を手元で行えます。安全で快適なドライブをサポートする工夫が随所に見られます。
CX-5のおすすめオプション装備はサンルーフとステアリングヒーター
背の高いSUVに乗るならサンルーフを付けたいという方も多いでしょう。CX-5でもサンルーフがオプションで設定されており、開放的な気分でドライブを楽しみたい方に特におすすめです。なお、サンルーフはすべてのSUVにオプション設定されているわけではないため、希望する場合は選択できるグレードを事前に確認しましょう。
ステアリングヒーターは25S L Package・XD L Packageグレードに標準装備されていました。寒い季節にハンドルを持った瞬間から温かさを感じられる装備で、冬のドライブの快適性を大幅に高めてくれます。
CX-5のシートアレンジは便利に使える4種類を用意
ラゲッジルームは505Lの大容量で、ゴルフバッグが4つ入る広さです。フロア下部にも収納スペースがあるため、小物類もすっきりと整理できます。シートアレンジは4種類あり、スキーやサーフボードなどの長尺物を積むときに中央だけを倒すと4名乗車のまま荷物を載せることもできます。
より多くの荷物を積む場合は左右どちらか、または後席全てを倒すと縦にも横にも広大なスペースが生まれます。ラゲッジスペースのリモコンレバーで荷物を移動せずにシートアレンジできる点も、ユーザー目線を重視したCX-5ならではの嬉しい機能です。
25S L Package・XD L Packageグレードにはスイッチひとつで開閉できるパワーリフトゲートも搭載されていました。体格の小さな方や、夜間に大きな音を立てたくないシーンでの荷物の出し入れに非常に便利な機能です。
CX-5のオーディオシステムにはマツダと共同開発した高音質のBOSEを採用
マツダとBOSEが共同で開発したオーディオシステムをオプションで装備できます。透明感のある高音を出力するツィーターと、迫力ある低音を担うウーファーを含む合計10スピーカーは、音楽にこだわりを持つ方も満足できる本格仕様です。CX-5の車内音響特性に合わせてチューニングされており、どの席に座っていても質の高いサウンドを楽しめます。
CX-5の内装は同クラスでもトップレベルの豪華なラグジュアリー仕様
CX-5の内装は「豪華」の一言に尽きます。特にL Packageグレードでは本記事で紹介した装備の大半が標準装備されており、同クラスSUVの中でもコストパフォーマンスが際立って高い車種といえます。
現在の2代目CX-5は改良を重ねながら引き続き販売中ですが、2025年10月のジャパンモビリティショー2025で3代目新型CX-5(欧州仕様)が初公開され、日本では2026年中の発売が予定されています。新型ではタブレットスタイルのディスプレイやマイルドハイブリッドシステム「Mハイブリッド」の採用が予定されており、インテリアも大きく進化する見込みです。現行2代目の購入を検討している方は、グレードの装備差をしっかり確認した上で選択することをおすすめします。