アリオンの内装

アリオンの内装は大人の余裕が感じられる古き良きセダンの魅力あふれるインテリア

アリオンの内装はゆとりある室内空間でシートは高級感がある。コックピットは端正なデザインと使いやすい機能性を備える。トヨタ・セーフティ・センスは一部グレードを除きアリオンに標準装備となっていて安全性能も充実。セダンの枠を超えた使い勝手の良い荷室スペースも魅力的。

アリオンの内装の魅力とは?シートデザインや荷室など気になるポイント

トヨタ・アリオン(ALLION)は2001年から販売されていた5ナンバーサイズの4ドアセダンです。
しかし空前のSUVブームに押されてセダン人気が下火となり、アリオンは姉妹車であるプレミオとともに2021年モデル廃止。外装・内装どちらも古き良きセダンらしいデザインで高級感があり、ビジネスシーンにもふさわしい上質なインテリアもあって法人の需要も高く熱烈なファンも少なくありません。

アリオンの内装について、コックピット設計やシートインテリア、ラゲッジスペースなどをメインにまとめていきます。また、アリオンの内装をドレスアップする純正アクセサリーも紹介します。

アリオンのコックピットには精緻なメーター機器や使い勝手の良いエアコンが完備

  • 左から順にアリオンのA20“G-plusパッケージ”・A20・A18“Gパッケージ”・ A18のコックピット画像

トヨタ・アリオンのコックピットはモデルによってガーニッシュや内装色が異なり、それぞれ違った魅力があります。最上級グレードとなるA20“G-plusパッケージ”はステアリングにまでインパネガーニッシュと同じ素材を使った加飾が施されており、特別感のあるデザインです。

質感高いデザインを採用したアリオンのメーター周り。オプティトロンメーターは照度の調整もできる

2眼デザインのオプティトロンメーターは視認性に優れ、走行中も必要な情報をしっかりと確認できます。ホワイトの指針に統一され、スタイリッシュなデザインとなっています。
オプティトロンメーターの間にはTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイが設置されています。燃費情報や航続可能距離などの情報をわかりやすくグラフィカルに表示します。

A18とA15の2グレードを除くアリオン全車に標準装備されるオートエアコン

アリオンのオートエアコンはシンプルな作りで、操作が簡単なプッシュ式を採用しています。A18とA15以外に標準装備されており、花粉除去効果のあるエアフィルターを搭載しています。

クルーズコントロールは運転中も手元で操作可能

アリオンのA20“G-plusパッケージ”とA20に標準装備されているクルーズコントロール機能。高速道路でアクセルを踏まずに一定速度での走行が可能となるので、運転手の疲労軽減につながります。

TOYOTAアリオンのシートと内装色の組み合わせはいろいろ!どれも上質感があって所有欲を刺激

アリオンの内装色はブラックとフラクセンの2タイプです。A20“G-plusパッケージ”・A18“G-plusパッケージ”・A18・A15がブラック、A20“G-plusパッケージ”・A18“G-plusパッケージ”・A15“G-plusパッケージ”にフラクセンが設定されており、A20・A18“Gパッケージ”・A15“Gパッケージ”はブラックとフラクセンのどちらかを選べます。

  • 内装色:フラクセン シート:合成皮革+ファブリック(ハイラグジュアリー) 木目調パネル:レディッシュブラウン木(A20のG-plusパッケージ、A18のG-plusパッケージ、A15のG-plusパッケージ)
  • 内装色:ブラック シート:ファブリック(ラグジュアリー) 木目調パネル:ブラウン(A20、A18のGパッケージ、A15のGパッケージ)
  • 内装色:フラクセン※ シート:ファブリック(ラグジュアリー)※ 木目調パネル:ブラウン(A20、A18のGパッケージ、A15のGパッケージ)※設定色
  • アリオンの内装はグレードによって採用されるシートカラーも素材もさまざま 写真:内装色:ブラック シート:ファブリック 木目調パネル:ブラウン(A18とA15)

シートの色はブラウン・フラクセン・ブラックの3カラーですが、グレードやモデルごとに使用されるシート素材とインパネの種類が違います。
A20“G-plusパッケージ”・A18“G-plusパッケージ”・A15“G-plusパッケージ”がフラクセンの合成皮革×ファブリック(ハイラグジュアリー)にレディッシュブラウンの木目調パネル、A20・A18“Gパッケージ”・A15“Gパッケージ”がブラックまたはフラクセンのファブリック(ラグジュアリー)にブラウンの木目調パネル、A18・A15がブラックのファブリックにブラウンの木目調パネルが組み合わされます。

本革シートはメーカーオプションでA20“G-plusパッケージ”とA18“G-plusパッケージ”にのみ装備可能

A20“G-plusパッケージ”とA18“G-plusパッケージ”には、メーカーオプションでブラウンの本革にライトブラウンの木目調パネルに変更可能です。ブラウンカラーを採用することでアリオンの内装を落ち着きのあるインテリアに仕上げています。パーフォレーション仕様となっているため、本革ながらも通気性にも優れています。

運転席8wayパワーシートはランバーサポート付きで座り心地のよさを追求している

運転席8wayパワーシートはアリオンのG-plusパッケージ全車に標準装備されます。シートポジションを電動で調整することができます。

トヨタアリオンのラゲッジルームはコンパクトだけど様々な荷物が載せられる

アリオンの荷室バックドア開口部は大きく開くので荷物を載せやすい

コンパクトに見えるトヨタのアリオンの荷室には、大型のゴルフバッグなども載せられます。また、積載性にも配慮し、テールゲートの形状を工夫しました。

後部座席を片側のみ引き起こした状態と左右両方を引き起こした状態

後部座席にはリクライニング機構付きの6:4分割可倒式ダブルフォールディングシートを採用しています。荷室スペースを拡大することで、よりアリオンの積載性が高まります。

アリオン車内はシートアレンジでフルフラットスペースを作ることも可能

フロントシートのヘッドレストを外して倒せばフルフラットシートになります(A20“G-plusパッケージ”、A18“G-plusパッケージ”、A15“G-plusパッケージ”を選択した場合は助手席のみ)。のんびり身体を休めたいときにおすすめです。

アリオンはA18とA15を除く全車にトヨタ・セーフティ・センスを標準装備

アリオンはサポカーS<ベーシック+>・サポカー該当モデル

アリオンの対車両自動ブレーキとペダル踏み間違い時加速抑制装置搭載車はサポカーS<ベーシック+>、自動ブレーキ搭載車はサポカーに認定されています。
トヨタ独自の衝突回避支援パッケージである「トヨタ・セーフティ・センス」には、プリクラッシュセーフティ・レーンディパーチャーアラート・オートマチックハイビームが含まれます。これらの機能のスイッチは運転席側に配置され、走行中に素早く操作できるようになっています。

アリオンの内装のカスタムにおすすめの純正アクセサリーをピックアップ

フルシートカバーと革調シートカバーはブラックとグレージュの2色がラインナップ

ポリエステル製のフルシートカバーは、アリオンのシートとのフィッティングもばっちりです。内装色ブラックにブラック、フラクセンにグレージュが適用されます。革調シートカバーも同じ2色が展開しています。メーカーオプションの本革シートがついていないアリオンであればどのグレードも装着可能です。

落ち着きのある茶木目で上質感のあるインテリアを演出するウッド調シフトノブ

ウッド調シフトノブはトヨタのアリオンのA18・A15“Gパッケージ“・A15に装着できます。茶木目の上質なデザインがアリオンの内装をワンランク格上げしてくれます。

夜間のドライブの気分を盛り上げるスカッフイルミネーションセットとエントリーライト

スカッフイルミネーションセットは4枚セットとなっています。フロント用のプレートはALLIONのロゴがブルーに輝きます。
そしてスカッフプレートとセットでアリオンに装備したいのがエントリーライトです。こちらは高輝度のホワイトLEDを採用しています。

トヨタ・アリオンの内装は質感高くプレミアムセダンの魅力が感じられる

法人の需要も高いトヨタのアリオンの内装は、ビジネスシーンでも受け入れられやすいセダンらしい高級感のあるデザインです。内装色との相性を考慮したインパネガーニッシュやシートが全グレードに採用されていて、どのモデルを選んでも満足度の高いインテリアとなっています。

スタイリッシュで洗練されたコックピット空間も魅力のひとつです。先進安全装備のスイッチやエアコン周りが使いやすい位置にレイアウトされていて、ドライビングポジションの調整も容易となっています。さらに、セダンでありながらラゲッジルームも充実しています。

アリオンの内装はカスタムしてドレスアップする楽しみもあります。オプションメーカーや純正アクセサリーを装備すれば、アリオンのハイクラスな魅力にさらに磨きがかかります。