タウンエースが一部改良

トヨタ・タウンエースが一部改良で盗難防止システムを標準装備

「タウンエース」とその兄弟車である「ライトエース」が一部改良を行います。2018年6月7日に発売される新型モデルは、トヨタの盗難防止システムを標準装備して防犯力を強化します。同車のグレード別販売価格やスペック、搭載する安全装備や快適装備の特徴を紹介します。

トヨタ・タウンエースが一部改良で盗難防止システムを標準装備

「タウンエース」が一部改良で盗難防止システムを標準装備

トヨタは、2018年5月8日のプレスリリースで、商用車としても乗用車としても活用される「タウンエース」「ライトエース」の一部改良を行い、同年6月7日に発売することを発表しました。

一部改良で盗難防止システムを全車に標準装備するタウンエースは、全国のトヨタカローラ店から、ライトエースは全国のネッツ店から販売されます。

そんなタウンエースの新型モデルの販売価格や、前モデルから引き継がれる安全装備や快適装備についても取り上げます。

一部改良で盗難防止システムを全車に標準装備する

今回の一部改良によって、タウンエースとライトエースは、盗難防止システム(イモビライザーシステム)を全車に標準装備させて、防犯力を強化します。

トヨタ車はエンジンが故障しににくく、ボディが頑丈で、燃費面でも優れているため、海外市場でも人気が高く、国内の盗難車ランキングでは上位を占めています。

特に、キングオブSUVのランドクルーザーや、商用車として圧倒的人気を誇るハイエースは、盗難被害にあいやすい車としても有名です。

ハイエースは、そういった事情を考慮して盗難防止システムを充実させていきました。以降、盗難被害件数は減少していきました。

トヨタの盗難防止システムは抑止力が高い

トヨタの盗難防止システムにパッケージングされる「イモビライザーシステム」では、エンジンの始動は正規キーのみで可能とします。「オートアラーム」には、自動で盗難警報システムをON・OFFできる機能性が備わります。

トヨタは、そういた抑止力の高い盗難防止システムを、自車に搭載する事で防犯力をアップさせます。

タウンエース バンの安全装備・快適装備・積載性は魅力的

タウンエース バンの新型モデルでも引き継がれる安全装備や快適装備の特徴を紹介します

タウンエース バンの安全装備

タウンエースバンは、衝突時のダメージを軽減できる機能を備える「プリテンショナー&フォースリッター機構付シートベルト」を運転席と助手席に搭載します。また、衝突時のエネルギーをボディ全体に分散する構造を採用するなどして、コンパクトクラスではトップレベルの衝突安全性能を実現します。

タウンエース バンの快適装備

新型タウンエースのリクライニング&スライドシート

タウンエース バンは、「リクライニング」「スライド」機能を運転席と助手席に装備させます。

同機能を利用すれば、シートポジションを細かく調整でき、座る位置をドライバーの体型に合ったベストな場所へと移動する事ができます。

新型タウンエースのアシストグリップ乗り降りを補助するアシストグリップ

フロントピラーには、アシストグリップを取り付けて、フラットで広い足もとスペース設計を採用し、パネルシフト等を導入する事で、助手席からの乗降もスムーズとなります。

タウンエース バンの積載力は折りたたみシートによってアップする

タウンエース バンのバッグドア開口部は、ワイド設計・スクエア構造を採用して、荷物の積みやすさをサポートします。

底面地上高は、荷物の積み下ろし作業中に、腰に負担のかかりにくい585mm設定とします。床面を低く・荷室高を大きい設計を採用する同車は、家具などの背の高い商品であっても楽に積み込む事が可能です。

バックスペースが限られている状況であれば、大きく開く両側スライドドアから荷物を室内へ積み込む事ができます。

新型タウンエースのリヤシートリヤシートを跳ね上げ荷室にすることも可能

3人掛けリヤシートの利便性は高く、簡単操作で荷室を拡げる事ができます。

タウンエース トラックは抜群の積載力が魅力的

新型タウンエースの荷台ビールケース60個を積載できる荷台

タウンエーストラックは、使いやすさを一番に考えて、荷台はスクエア構造・低床フロア設計を採用します。同車の2WDの最大積載量は800㎏で、4WDでは750kgとなります。荷台には、ビールケースならば、最大60個を積載可能です。

デッキ部には、サビや腐食に強い亜鉛メッキ銅板を採用して、優れた防錆性能を実現させます。そのため、タウンエース トラックには、濡れている荷物であっても安心して積み込めます。

荷台を積む新型タウンエースロープフックで固定すると滑りやすい荷物も安全に運べる

荷物を安定して積めるように、アオリを高く設定しているのも、タウンエーストラックの特徴です。計20個設置されるロープフックを利用すれば、ダンボール箱のような滑りやすい荷物でもしっかりと固定しながら、目的の場所にまで移動することができます。

タウンエースとライトエースは販売店の異なる兄弟車

ライトエースとタウンエースは、ボディサイズや搭載するエンジン等のスペック、販売価格を同一とする兄弟車です。

1976年に販売をスタートしたタウンエースは、カローラの部品を使用して開発された経緯があるためカローラ店で販売され、一方のライトエースは差別化を図るためにネッツ店で販売されます。

タウンエースの一部改良後の価格帯は140万円台~220万円台

「タウンエース バン」「タウンエース トラック」と、トラックをベース車とする、特装車の一部改良後の販売価格を、グレード別に紹介します。従来モデルで充実していた積載能力や安全性に、防犯機能も追加される新型モデルの価格帯は140万円台~220万円台です。

「タウンエース バン」「ライトエースバン」のグレード別販売価格
グレード 定員 エンジン 駆動 トランスミッション 販売価格(消費税込み)
DX 2名/5名 3SZ‐VE
(1.5L)
2WD
(FR)
5速マニュアル 1,578,960円~
4速オートマチック 1,666,440円~
4WD 5速マニュアル 1,865,160円~
4速オートマチック 1,952,640円~
GL 2WD
(FR)
5速マニュアル 1,732,320円~
4速オートマチック 1,819,800円~
4WD 5速マニュアル 2,009,880円~
4速オートマチック 2,097,360円~
「タウンエース トラック」「ライトエース トラック」のグレード別販売価格
グレード 定員 エンジン 駆動 トランスミッション 販売価格(消費税込み)
DX 2名 3SZ‐VE
(1.5L)
2WD
(FR)
5速マニュアル 1,439,640円~
4速オートマチック 1,526,040円~
4WD 5速マニュアル 1,689,120円~
4速オートマチック 1,775,520円~
DX

Xエディション

2WD
(FR)
5速マニュアル 1,547,640円~
4速オートマチック 1,634,040円~
4WD 5速マニュアル 1,797,120円~
4速オートマチック 1,883,520円~
「タウンエース トラック」「ハイエース トラック」特装車(パワーリフト車)の販売価格
ベースグレード 定員 エンジン 駆動 トランスミッション 販売価格(消費税込み)
DX 2名 3SZ‐VE
(1.5L)
2WD
(FR)
5速マニュアル 1,871,640円~
4速オートマチック 1,958,040円~
4WD 5速マニュアル 2,121,120円~
4速オートマチック 2,207,520円~

一部改良後のタウンエース バン・トラックのスペック

今回の一部改良の変更点は、盗難防止システムを標準装備し、防犯力を強化した事です。そのため、「タウンエースバン」と「タウンエース トラック」の新型モデルのボディサイズ等のスペックは、前モデルとは変わりません

前モデルと新型モデル共通のスペックを紹介します。

「タウンエース バン 」「ライトエース バン」のスペック
駆動方式 2WD(後輪駆動方式) 4WD(4輪駆動方式)
グレード GL DX GL DX
ドア数
乗車定員(名) 2[5]
最大積載量(㎏) 750[500] 700[500]
最小回転半径(m) 4.7 5.3
全長(mm) 4,045
全幅(mm) 1,665
全高(mm) 1,900
ホイールベース(mm) 2,650
荷室長(mm) 2,045[1,255]
荷室幅(mm) 1,495
荷室高(mm) 1,305[1,300]
エンジン 3SZ‐VE 直列4気筒
総排気量(L) 1.495
最高出力(kW/rpm) 71/6,000
最大トルク(Nm/rpm) 134/4,400
「タウンエース トラック」「ライトエース トラック」のスペック
駆動方式 2WD(後輪駆動方式) 4WD(4輪駆動方式)
グレード DX Xエディション DX Xエディション
乗車定員(名)
最大積載量(㎏) 800 750
最小回転半径(m) 4.7 5.3
全長(mm) 4,275
全幅(mm) 1,675
全高(mm) 1,890
ホイールベース(mm) 2,650
荷台長(mm) 2,430
荷台幅(mm) 1,585
荷台高(mm) 360
エンジン 3SZ‐VE 直列4気筒
総排気量(L) 1.495
最高出力(kW/rpm) 71/6,000
最大トルク(Nm/rpm) 134/4,400

一部改良によって防犯性が強化されたタウンエースの実用性はさらに高まった

タウンエースや、その兄弟車であるライトエースは、コンパクト設計ながらもたっぷりと積める広い荷室や荷台を確保し、キャビンにもゆとりがあり、荷物の積み降ろしをサポートする設計を施し、入り組んだ住宅街をスイスイと駆け巡る機敏性を備える実用的な車です。

タウンエースは、そんな実用的な車だからこそ、リセールバリューが高く、盗難被害にあってしまうケースも少なくありませんでした。

今回の一部改良では、防犯力を強化するために盗難防止システムを全車に標準装備しました。防犯力を強化したタウンエースやライトエースはさらに実用的な車となりました。

発売から、40年以上も続くロングセラーであるタウンエースは、これからもドライバーのビジネスシーンや、日常生活をサポートしていきます。