S2000のホイールに社外品をカスタム・インチアップ
ホンダのSシリーズ第4弾にあたるS2000のホイールにおすすめのアイテムを紹介します。2ドアオープンスポーツのホンダ・S2000は、本田技研工業が創立50周年を記念して発表したモデルで、1999年から2009年の10年間にわたって販売され、その後はフルモデルチェンジされず生産終了となりました。中古車市場では今も流通しており、純正タイプSの純正17インチアルミは中古でも価格が落ちにくい状況が続いています。
生産終了から長く時間が経った現在も、F20C/F22Cというパワフルな自然吸気VTECエンジンと前後重量配分50:50のFRレイアウトで根強い人気を誇るS2000。持ち味である運動性能を伸ばす軽量モデルや鍛造ホイールを軸に、ピックアップしていきます。
S2000にマッチングするアルミホイールの基本サイズと選び方
| ホイールピッチ(P.C.D.) | 114.3mm |
|---|---|
| ホール数 | 5H |
| リム径 | 17インチ/18インチが多い |
| リム幅 | 6.5J/7J/7.5J/8Jが多い |
| インセット | 38mm~53mm周辺が多い |
| 純正タイヤサイズ | <フロント「215/45R17」リア「245/40R17」><フロント「215/45R17」リア「255/40R17」><フロント「235/35R18」リア「255/35R18」> |
S2000の純正ホイールは前後異形サイズが基本で、PCD(ホイールピッチ)114.3mm・5穴は前後で共通です。ハブ径はフロント70mm・リア64mmと前後で異なる点が大きな特徴で、社外ホイールを選ぶ際はハブリングを前後別々に用意するケースも見られます。
純正リム幅はモデルにより「フロント7JJ+リア8.5JJ」「フロント7J+リア8.5J」「フロント8J+リア9J」と複数の組み合わせがあります。社外品では6.5J〜8Jあたりが流通の中心です。
純正インセットは前後とも数値が大きく、フロント+45〜+55mm、リア+55〜+65mmが基準値です。S2000はもともとフェンダー内側のクリアランスがタイトに作り込まれているため、インセットを大きく下げる(数値を小さくする)と容易にフェンダー干渉やはみ出しを起こします。
タイヤサイズで探す場合は、AP1前期(2003年10月以前)が「フロント205/55R16・リア225/50R16」、AP1後期(2003年10月〜)/AP2が「フロント215/45R17・リア245/40R17」、タイプS(2007年〜)の純正18インチ仕様が「フロント235/35R18・リア255/35R18」が目安です。
S2000は前後同サイズや異なるインチへの変更も可能ですが、サスペンションのアーム長やキャンバー特性が他のFR車と異なる傾向があるため、サイズ変更時は車種専用の適合データを確認するか、装着実績のあるショップに相談しながら選ぶのが安全です。
ここからはホンダS2000にマッチングするアルミホイールを、BBS・SSR・エンケイ・ワーク・レイズなど人気ブランドから紹介します。純正にこだわらず、インチアップを加味したサイズ展開で集めました。
車種やボディカラーを選ばず基本性能も高いオールラウンダー
BBS RE-V
| リム径 | フロント | 18inch |
|---|---|---|
| リア | 18inch | |
| インセット | フロント | 45mm |
| リア | 43mm | |
| リム幅 | フロント | 7.5J |
| リア | 8.0J | |
| カラー | ダイヤモンドシルバー ダイヤモンドブラック マットグレイ |
|
| 値段 | 85,701円/1本~(2026年調べ) | |
| 参考 | BBS[ホイールメーカー一覧] | |
BBS RE-VはシャープなVスポークが連なるスタイリッシュなワンピース鍛造ホイールです。間近で見ると、三次元切削によるスポーク裏面の肉抜きと表面の艶が同時に主張し、軽量性とドレスアップ性を両立させた造形に見えます。
S2000にマッチングするのはフロント18インチ・リム幅7.5J・インセット45mm、リア18インチ・リム幅8.0J・インセット43mmです。鍛造のため軽くて剛性感が高く、ワインディングや峠で気持ちよく振り回したいオーナーから支持されています。
軽量性に優れたレーシーなBBSの鍛造ホイール
BBS LM
| リム径 | フロント | 18inch |
|---|---|---|
| リア | 18inch | |
| インセット | フロント | 45mm |
| リア | 45mm | |
| リム幅 | フロント | 7.5J |
| リア | 8.0J | |
| カラー | ゴールド/シルバーダイヤカット ダイヤモンドシルバー/シルバーダイヤカット ダイヤモンドブラック/シルバーダイヤカット |
|
| 値段 | 99,220円/1本~(2026年調べ) | |
| 参考 | BBS[ホイールメーカー一覧] | |
伝統的なY型メッシュデザインを採用するBBS LMは、ドレスアップホイールとして長く支持されているシリーズで、ゴールド・ダイヤモンドシルバー・ダイヤモンドブラックの3色が揃います。目の前にすると、深いリムとセンター部のメッシュが立体的に重なり、シルバーやチャンピオンシップホワイトといったS2000のボディカラーに上品なコントラストを作る印象を受けます。
BBSの公式適合表では、S2000向けにフロント18インチ・リム幅7.5J・インセット45mm、リア18インチ・リム幅8.0J・インセット45mmが推奨されています。ゴールドカラーは黒や赤のボディと組み合わせると独特の華やかさが出るため、車両ドレスアップの仕上げとして選ばれやすい組み合わせです。
軽量性とスポーティーなデザインを両立した人気アルミ
レイズ TE37
| リム径 | フロント | 18inch |
|---|---|---|
| リア | 18inch | |
| インセット | フロント | 40mm |
| リア | 40mm | |
| リム幅 | フロント | 8.5J |
| リア | 8.5J | |
| カラー | ブロンズ | |
| 値段 | 61,600円/1本~(2026年調べ) | |
| 参考 | レイズ [ホイールメーカー一覧] | |
レイズ TE37は、ボルクレーシングを代表する6本スポークの鍛造1ピースホイールで、渋いブロンズカラーが定番です。ばね下重量が軽くなることで加速の伸びやレスポンスの改善を体感しやすく、S2000のように軽量でスロットルレスポンスが鋭い車には特に効果が出やすい組み合わせとして選ばれています。
公式マッチング表では、S2000には前後通しサイズで18インチ・リム幅8.5J・インセット40mmが適合します。前後同サイズに振りたいオーナーに向く構成で、サーキット走行を見据えるなら銘柄の選択肢として外せない一本です。
迫力の深リムシルエットが目をひくWORKの人気アルミ
WORK EMOTION D9R
| リム径 | フロント | 18inch |
|---|---|---|
| リア | 18inch | |
| インセット | フロント | 53mm |
| リア | 47mm | |
| リム幅 | フロント | 7.5J |
| リア | 8.5J | |
| カラー | アッシュドチタン グリミットシルバーダイヤカットリム ブラック ホワイト |
|
| 値段 | 28,000円/1本~(2026年調べ) | |
| 参考 | ワーク[ホイールメーカー一覧] | |
堅牢な9スポークデザインのWORK EMOTION D9Rは、ディープリム形状を取り入れたワンピースアルミでオプションカラーも選択可能。価格帯が比較的手頃で、深リム志向のドレスアップを始めたいオーナーに支持されている1本です。
ホンダS2000にマッチングするホイールサイズは下記の通りです。フロントのインセット53mmは純正の45〜55mmと近く、ハンドリング感覚を変えずに見た目だけ刷新したい場合の手堅い組み合わせです。
- フロント:18インチのリム幅7.5Jインセット53mm、リア:18インチのリム幅8.5Jインセット47mm
アグレッシブなハイパーメッシュデザインが特徴のSSRライトウェイトモデル
SSR GTX02
| リム径 | フロント | 17inch/18inch |
|---|---|---|
| リア | 17inch/18inch | |
| インセット | フロント | 53mm |
| リア | 53mm/50mm | |
| リム幅 | フロント | 7.0J/7.5J |
| リア | 7.0J /8.5J | |
| カラー | ダークシルバー グロスブラック |
|
| 値段 | 30,888円/1本~(2026年調べ) | |
| 参考 | SSR[ホイールメーカー一覧] | |
SSR GTX02はシェイプされたハイパーメッシュスポークから構成されるワンピースアルミです。フローフォーミング成形による高剛性と軽量性のバランスが特徴で、鋳造ながら鍛造に近い性能を狙う設計が採られています。
公式マッチングリストで推奨されている組み合わせは下記の通りで、17インチと18インチの両方を選べるためインチアップ志向のオーナーにも対応します。
- 17インチにリム幅7.0Jインセット53mm(前後通しサイズ)
- フロント:18インチにリム幅7.5Jインセット53mm、リア:18インチにリム幅8.5Jインセット50mm
カラバリ豊富なS2000におすすめのスポーツホイール
エンケイ PF07
| リム径 | フロント | 17inch |
|---|---|---|
| リア | 17inch | |
| リム幅 | フロント | 7.5J |
| リア | 8.5J | |
| インセット | フロント | 45mm |
| リア | 35mm | |
| カラー | ダークシルバー パールホワイト ゴールド マットダークガンメタリック SBK |
|
| 値段 | 27,550円/1本~(2026年調べ) | |
| 参考 | エンケイ[ホイールメーカー一覧] | |
「タフandスポーツ」をコンセプトとしたエンケイ PF07は、7本スポークから構成されるスポーツアルミです。カラー展開が5色と豊富で、白系のS2000にゴールドを合わせるとレーシーな足元に、黒系ボディにマットダークガンメタリックを合わせると統一感のある引き締まった足元に振れます。
S2000の装着事例では、フロント17インチ・リム幅7.5J、リア17インチ・リム幅8.5Jの構成が選ばれています。リアのインセット35mmは純正の65mmと比較するとかなり外側へ張り出すサイズのため、ローダウン具合やフェンダーのツメ折り有無によってはタイヤの干渉が発生する可能性があり、装着前にショップでクリアランスを確認しておくと安心です。
飽きのこないスタンダードな5スポーク
SSR GTV01
| リム径 | フロント | 17inch/18inch |
|---|---|---|
| リア | 17inch/18inch | |
| インセット | フロント | 50mm/53mm |
| リア | 50mm/48mm | |
| リム幅 | フロント | 7.0J/7.5J |
| リア | 7.0J/8.5J | |
| カラー | グレアシルバー ファントムシルバー フラットブラック |
|
| 値段 | 29,125円/1本~(2026年調べ) | |
| 参考 | SSR[ホイールメーカー一覧] | |
S2000の足元によく映えるスポーティーな5スポークが目をひくSSR GTV01は、トレンドに左右されないシンプルなデザインで、長く履き続けやすい一本です。スポーク間が広く開いているため、ホイールクリーナーが入り込みやすく、日常メンテナンスのしやすさも実用面でのメリットになります。S2000にマッチングするホイールサイズは下記の通りです。
- 17インチにリム幅7.0Jインセット50mm(前後通しサイズ)
- フロント:18インチにリム幅7.5Jインセット53mm、リア:18インチにリム幅8.5Jインセット48mm
鮮烈なレッドラインがアクセントのレーシーな黒アルミ
ホットスタッフ クロススピード ハイパーエディション CR7
| リム径 | フロント | 18inch |
|---|---|---|
| リア | 18inch | |
| インセット | フロント | 55mm |
| リア | 55mm | |
| リム幅 | フロント | 7.5J |
| リア | 8.5J | |
| カラー | グロスガンメタandレッドライン | |
| 値段 | 22,154円/1本~(2026年調べ) | |
| 参考 | ホットスタッフ[ホイールメーカー一覧] | |
グロスガンメタにレッドラインを加えたホットスタッフ クロススピード ハイパーエディション CR7は、鋳造ながらもフローフォーミング製法を採用することで強度・軽量性をバランス良く維持しているホイールです。価格帯が手頃で、ドレスアップ初挑戦のオーナーや予算を抑えつつ社外品を選びたい場合の有力候補になります。
S2000のホイールとして装着する場合のおすすめサイズは下記の通りです。前後ともインセット55mmは純正値に近く、ハンドリング感覚やフェンダーとの位置関係を変えずに見た目を一新できます。
- フロント:18インチのリム幅7.5Jインセット55mm、リア:18インチのリム幅8.5Jインセット55mm
サーチライトシルバーが美しく輝く高級感のあるホイール
SSR GT-03
| リム径 | フロント | 19inch |
|---|---|---|
| リア | 19inch | |
| インセット | フロント | 55mm |
| リア | 62mm | |
| リム幅 | フロント | 7.5J |
| リア | 8.0J | |
| カラー | サーチライトシルバー | |
| 参考 | SSR[ホイールメーカー一覧] | |
王道の5本スポークにピアスボルトを合わせたSSR GT-03は、プレミアムスポーツのドレスアップに向く1本で、エアセンサー対応かつ強度の高いHTM RIMを採用しています。実際に触れてみると、リム部分の段差と切削加工の輝きが大口径ならではの存在感を生む印象を受けます。
フロント19インチ・リム幅7.5J・インセット55mm、リア19インチ・リム幅8.0J・インセット62mmが推奨される構成です。19インチへのインチアップは見た目の迫力が一気に増す一方、扁平タイヤ化により乗り心地は硬めに振れるため、街乗り中心か走行性能重視かで選ぶ方向性を決めるとよいでしょう。
無駄肉を削ぎ落としシェイプしたレイズの軽量ホイール
レイズ CE28N 10 SPOKE DESIGN
| リム径 | フロント | 16inch/17inch |
|---|---|---|
| リア | 16inch/17inch | |
| インセット | フロント | 48mm/50mm |
| リア | 48mm/63mm | |
| リム幅 | フロント | 7.0J/7.5J |
| リア | 8.0J/9.0J | |
| カラー | ブロンズ | |
| 参考 | レイズ[ホイールメーカー一覧] | |
軽量性を徹底的に追求したボルクレーシングのライトウェイトモデル「レイズ CE28N 10 SPOKE DESIGN」は、10本スポークで応力分散性に優れた鍛造ホイールです。ばね下が軽くなることで切り返しの軽さやサスペンションの追従性が向上しやすく、サーキット走行を視野に入れるS2000オーナーから根強い支持があります。
S2000にマッチングするホイールサイズは16インチと17インチで、詳細は下記の通りです。
- フロント:16インチにリム幅7.0Jインセット48mm、リア:16インチにリム幅8.0Jインセット48mm
- フロント:17インチにリム幅7.5Jインセット50mm、リア:17インチにリム幅9.0Jインセット63mm
S2000の純正ホイールスペック:AP1前期は16インチ、AP1後期/AP2は17インチ
ホンダS2000の純正ホイールサイズは年式・型式によって異なります。1999年〜2003年10月までのAP1前期は16インチ、2003年10月以降のAP1後期およびAP2(2005年〜)は17インチが純正設定です。さらにAP2のタイプS(2007年〜)には18インチがメーカーオプションで用意されました。前後でリム幅もインセットも異なる、いわゆる前後異形サイズが基本となっている点はS2000の大きな特徴です。
ハブ径はフロント70mm・リア64mmと前後で違い、純正フロントホイールをリアに、リアをフロントに付け替えることはできません。中古で社外ホイールを購入する際は、フロント用とリア用が正しくセットになっているかを確認するのが基本です。
| リム径 | 16inch(フロント) | 16inch(リア) |
|---|---|---|
| インセット | 55mm | 65mm |
| リム幅 | 6.5J | 7.5J |
| ボルト穴数 | 5穴 | 5穴 |
| P.C.D(ピッチ) | 114.3mm | 114.3mm |
| ハブ径 | 70φ | 64φ |
| タイヤサイズ | 205/55R16 | 225/50R16 |
| タイヤ外径 | 631mm | 631mm |
| ナットサイズ | M12×P1.5 | M12×P1.5 |
| リム径 | 17inch(フロント) | 17inch(リア) |
| インセット | 55mm | 65mm |
| リム幅 | 7.0J | 8.5J |
| ボルト穴数 | 5穴 | 5穴 |
| P.C.D(ピッチ) | 114.3mm | 114.3mm |
| ハブ径 | 70φ | 64φ |
| タイヤサイズ | 215/45R17 | 245/40R17 |
| タイヤ外径 | 625mm | 627mm |
| ナットサイズ | M12×P1.5 | M12×P1.5 |
S2000のホイール選びで失敗しないためのチェックポイント
純正のフロント+55mm/リア+65mmという深いインセット設定は、S2000の運動性能を支える重要な要素です。フロントはナックル周辺のクリアランスがタイトに作り込まれており、インセットを大きく下げる(数値を小さくする)と容易に内側のサスペンション部品やストラット周辺と干渉します。多くのオーナー事例で、フロントのインセットは純正値±5〜10mm以内に収める選択が現実的とされています。
リアは逆にフェンダーとのクリアランスが比較的取れているため、+50mm前後までは履ける場合がありますが、車検基準ではタイヤとホイールリムの最外側がフェンダーから10mm以上はみ出してはいけないと規定されています(道路運送車両法・保安基準)。インセットを下げるほどはみ出しに近づくため、ツライチを狙う際は装着実績のある組み合わせから選ぶのが安全策です。
もう一つ見落とされがちなのが、ハブ径の前後差です。フロント70mm・リア64mmなので、社外ホイールのハブ径が大きい場合は前後で異なるサイズのハブリングを用意します。前後同じハブリングを付けてしまうと、リア側がセンター出しできず走行中にハンドルブレや微振動の原因になるケースが見られます。
S2000はサーキット走行を視野に入れるオーナーも多く、軽量鍛造ホイールへの履き替えは加速・回頭性・サスペンションの追従性に直結する効果があります。一方で街乗り中心であれば、純正値に近いインセットの鋳造ホイールでも見た目と乗り心地のバランスは十分に取れます。用途とのマッチングを基準に選ぶことが満足度を左右します。
プレミアムスポーツS2000には王道の5スポークやハイパーメッシュまで幅広いデザインが似合う
黒・ガンメタ・ゴールド・シルバーまで、ホンダS2000のホイールに合うアルミを各ブランドから紹介しました。
ツライチに振ったり、18インチ・19インチへインチアップしたりすれば、S2000をさらに自分仕様にカスタムできます。5スポーク・メッシュ・ディープリムなど、各ホイールメーカーから幅広いデザインがラインナップしているので、愛車に似合う1本を見つけてカスタムを楽しみましょう。