タイヤサイズ「165/65R14」を標準装備しているルーミーにおすすめのスタッドレスタイヤをポイント別に紹介
まずは、ルーミーに標準装備されている2種類のタイヤサイズのうち、14インチのタイヤサイズ「165/65R14」におすすめのスタッドレスを、総合性能・ライフ性能・価格の3つのポイントに分けて紹介します。
このサイズを純正装着しているのは、カスタムG-T以外の次のようなグレードです。
タイヤサイズ165/65R14を標準装備しているルーミーのグレード
- X
- X“S”
- G
- G-T
- カスタムG
- G“Cozy Edition”
ルーミーはハイブリッド車がないのが特徴で、2WD車のほかに、X/X“S/G/カスタムGには4WD車がラインナップされています。また、2018年11月には、バックカメラやシートヒーターを特別装備した特別仕様車G“Cozy Edition”が仲間入りしました。
ポイント1.タイヤの総合性能のバランスと高さで選ぶ
1つめのスタッドレス選びのポイントは、タイヤの総合性能で選ぶ方法です。どれか一つの性能がずば抜けて優れているのではなく、次のようなスタッドレスタイヤに求められる基本性能が一定水準をクリアしているかどうかで選びます。
スタッドレスタイヤの基本性能
1 氷上性能
2 雪上性能
3 ウェット性能
4 ドライ性能
5 ライフ性能
6 操縦安定性
7 静粛性
8 低燃費性能
スタッドレスタイヤには、低温でも硬くならない柔軟性が求められる一方で、積雪路面やドライ路面でグリップするために高い剛性が求められるように、相反するさまざまな性能が必要とされます。
ブリヂストン(BRIDGESTONE)の「ブリザック VRX2」はアイス性能・スノー性能・静粛性・ライフ性能・低燃費性能などの優れた総合性能を冬道で発揮
BRIDGESTONE BLIZZAK VRX2 165/65R14 79Q
車種 | ルーミー |
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メーカー | ブリヂストン |
ブランド | ブリザック VRX2 |
タイヤサイズ | 165/65R14 |
ホイールサイズ | 14インチ |
タイヤ外径 | 575mm |
ロードインデックス | 79 |
速度記号 | Q |
タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
グリップ | ★★★★ |
耐久性 | ★★★★ |
値段 | 8,200円~(2024年調べ) |
ブリヂストンのBLIZZAK VRX2(ブリザック ヴィアールエックスツー)は、アクティブ発泡ゴム2のグリップ力と非対称パタンのブロック剛性によって、ルーミーのドライビングで氷雪面にしっかり接地して強力にグリップ。ブロック剛性のアップにより摩耗やパターンノイズが低減することで、ルーミーで優れた総合性能を発揮します。
グッドイヤー(GOOD YEAR)の「アイスナビ7」は従来品のライフ性能に加えて氷上・雪上性能がアップした優れた総合性能とルーミーの省燃費による経済性を両立
GOOD YEAR ICE NAVI 7 165/65R14 79Q
車種 | ルーミー |
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メーカー | グッドイヤー |
ブランド | アイスナビ7 |
タイヤサイズ | 165/65R14 |
ホイールサイズ | 14インチ |
タイヤ外径 | 570mm |
ロードインデックス | 79 |
速度記号 | Q |
タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
グリップ | ★★★ |
耐久性 | ★★★★ |
値段 | 6,350円~(2024年調べ) |
グッドイヤーのICE NAVI 7(アイスナビ セブン)は、柔軟性の高いエキストラ・コンタクト・コンパウンドで氷上でしっかり止まり、高い剛性を確保したトレッドパターンによってルーミーが氷上でしっかりと曲がります。また、発熱を抑制するゴムが転がり抵抗を4%低減することで、ルーミーの低燃費を実現しました。
ポイント2.タイヤのライフ性能で選ぶ
続いて2つめのスタッドレスエラビのポイントは、タイヤが長持ちするかどうかで選ぶ方法です。これまで、スタッドレスタイヤの寿命は3年程度といわれていましたが、4年後以降もタイヤ性能が持続するというスタッドレスタイヤが最近増加しています。
ヨコハマタイヤ(YOKOHAMA TIRE)の「アイスガード6 iG60」はプレミアム吸水ゴムとオレンジオイルSがしなやかさを持続してルーミーで約4年後も性能をキープするスタッドレス
YOKOHAMA iceGUARD 6 iG60 165/65R14 79Q
車種 | ルーミー |
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メーカー | ヨコハマ |
ブランド | アイスガード6 iG60 |
タイヤサイズ | 165/65R14 |
ホイールサイズ | 14インチ |
タイヤ外径 | 570mm |
ロードインデックス | 79 |
速度記号 | Q |
タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
グリップ | ★★★★ |
耐久性 | ★★★★ |
値段 | 7,250円~(2024年調べ) |
ヨコハマのice GUARD6 iG60(アイスガード シックス アイジー ロクジュウ)は、プレミアム吸水ゴムと非対称パタンの進化により、ルーミーでのタイヤの氷上性能が15%アップ。さらに、冷えても硬くなりにくいゴムにオレンジオイルSを加えることで、しなやかさが持続して、4年後も効き続けます。
ダンロップ(DUNLOP)の「ウインターマックス02」は新採用の液状ファルネセンゴムが気温が低くても柔らかさを維持して氷上ブレーキ性能が4年後も持続
DUNLOP WINTER MAXX 02 165/65R14 79Q
車種 | ルーミー |
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メーカー | ダンロップ |
ブランド | ウインターマックス02 |
タイヤサイズ | 165/65R14 |
ホイールサイズ | 14インチ |
タイヤ外径 | 570mm |
ロードインデックス | 79 |
速度記号 | Q |
タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
グリップ | ★★★ |
耐久性 | ★★★★ |
値段 | 7,230円~(2024年調べ) |
ダンロップのWINTER MAXX 02(ウインターマックス ゼロツー)は、新配合のしなやか成分「液状ファルネセンゴム」がコンパウンドのゴムの分子と結合してゴムの中にとどまることでゴムの柔らかさが持続し、ルーミーでの氷への密着効果を維持して、効き長持ち性能をキープします。
ポイント3.タイヤ価格の安さで選ぶ
最後に紹介するルーミーのタイヤ選びのポイントは価格です。スタッドレス選びではただ安いだけでなく、コストパフォーマンスの良さが重要で、1つ前の型落ちなら、ヨコハマやダンロップなどの有名メーカーのタイヤでも、ルーミー用のスタッドレスが安く購入することができます。
トーヨータイヤ(TOYO TIRES)の「オブザーブ・ガリットギズ」は凍結路面で優れたアイス性能がルーミーで瞬間に機能するコストパフォーマンスの高さが特徴
TOYOTIRES OBSERVE GARIT GIZ 165/65R14 79Q
車種 | ルーミー |
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メーカー | トーヨータイヤ |
ブランド | オブザーブ・ガリットギズ |
タイヤサイズ | 165/65R14 |
ホイールサイズ | 14インチ |
タイヤ外径 | 570mm |
ロードインデックス | 79 |
速度記号 | Q |
タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
グリップ | ★★★ |
耐久性 | ★★★ |
値段 | 6,400円~(2024年調べ) |
国内メーカーの中でも価格の安さが人気のトーヨータイヤのOBSERVE GARIT GIZ(オブザーブ・ガリットギズ)は、鬼クルミの殻を使ったコンパウンドや新吸着3Dサイプなどにより、アイス性能とドライ・ウェット性能を両立し、独自技術が評価されて2014年にはグッドデザイン賞を受賞しました。
ファルケン(FALKEN)の「エスピア W-ACE」はモータースポーツで培われた技術力によって実現された高いスピードレンジとお求めやすい価格が魅力
FALKEN ESPIA W-ACE 165/65R14 79S
車種 | ルーミー |
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メーカー | ファルケン |
ブランド | エスピア W-ACE |
タイヤサイズ | 165/65R14 |
ホイールサイズ | 14インチ |
タイヤ外径 | 569mm |
ロードインデックス | 79 |
速度記号 | S |
タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
グリップ | ★★★ |
耐久性 | ★★ |
ファルケンのESPIA W-ACE(エスピア ダブルエース)で採用された独自のコンパウンドやサイピング技術により、氷上ブレーキ性能に加えて、ルーミーの優れた高速操縦安定性能を発揮します。
新型ルーミーの冬タイヤを選ぶ前に確認したい純正タイヤサイズと純正ホイールサイズ表
ルーミーのグレード | ホイールサイズ | 型式 | タイヤサイズ |
---|---|---|---|
1.0 カスタム G-T | 15インチ X 5.0J(+40) | M900A | 175/55R15 |
1.0 G | 14インチ X 5.0J(+35) | M900A | 165/65R14 |
1.0 G 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | M910A | 165/65R14 |
1.0 G S | 14インチ X 5.0J(+35) | M900A | 165/65R14 |
1.0 G S 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | M910A | 165/65R14 |
1.0 G-T | 14インチ X 5.0J(+35) | M900A | 165/65R14 |
1.0 X | 14インチ X 5.0J(+35) | M900A | 165/65R14 |
1.0 X 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | M910A | 165/65R14 |
1.0 X S | 14インチ X 5.0J(+35) | M900A | 165/65R14 |
1.0 X S 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | M910A | 165/65R14 |
1.0 カスタム G | 14インチ X 5.0J(+35) | M900A | 165/65R14 |
1.0 カスタム G 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | M910A | 165/65R14 |
1.0 カスタム G S | 14インチ X 5.0J(+35) | M900A | 165/65R14 |
1.0 カスタム G S 4WD | 14インチ X 5.0J(+35) | M910A | 165/65R14 |
タイヤサイズ「175/55R15」を標準装備しているルーミー カスタムG-Tのスタッドレスタイヤはインチダウンがおすすめ
ルーミーのほとんどのグレードが14インチタイヤを標準装備している中、唯一「カスタムG-T」のみが15インチのタイヤを純正装着していますが、このサイズは扁平率が低いため、14インチタイヤに比べて価格が倍近く高額になってしまいます。
そのため、できるだけ費用を低く抑えたいという方には、14インチへのインチダウンをおすすめします。タイヤサイズ「165/65R14」ならタイヤ外径がほぼ同じため、装着が可能です。だたし、扁平率の低いスタッドレスの走りを楽しみたいという方は、15インチの純正サイズを装着しましょう。