プリウスのグレード別・標準装備と販売価格の違い【4代目モデル】
プリウスは日本を代表するハイブリッドカーです。グレードラインナップが豊富なため、「プリウスに決めたけれど、どのグレードを選べばいいかわからない」という声は多く聞かれます。
本記事では、4代目プリウス(50系)のグレード別の標準装備・販売価格・燃費の違いを一覧でわかりやすく解説します。ツーリングセレクションや特別仕様車の特徴、2018年12月の後期型で何が変わったのかまで取り上げますので、グレード選びの参考にしてください。
4代目は2015年12月から2023年1月まで販売され、現在は5代目プリウス(60系)に世代交代しています。装備や燃費の数値は前期型と後期型で異なる部分があるため、本記事では写真と基本スペックを前期型基準で示したうえで、後期型との差分を別途まとめています。
4代目プリウスのパワートレインとボディカラー
プリウスの初代モデルは1997年に、世界初の量産型ハイブリッド車として誕生しました。2015年のフルモデルチェンジで登場した4代目プリウスは、トヨタの新プラットフォーム「TNGA」を初採用したモデルとして注目を集めました。TNGAの採用によりボディの低重心化・高剛性化が実現し、走行安定性が大幅に向上しています。
電気式4輪駆動システム「E-Four」を選択できるグレードも設定されており、雪道など悪路でのトラクション性能も確保されています。E-Fourはプロペラシャフトを使わずリヤに独立したモーターを置く方式で、機械式4WDより重量増が小さく、燃費の落ち込みが抑えられる点が特徴です。各グレードの詳細を確認する前に、共通のハイブリッドシステムとボディカラーを整理しておきます。
| エンジン | 2ZR-FXE 水冷直列4気筒DOHC |
|---|---|
| エンジン最高出力 | 72kW/5,200rpm |
| エンジン最大トルク | 142Nm/3,600rpm |
| フロントモーター | 1NM 交流同期電動機 |
| フロントモーター最高出力 | 53kW |
| フロントモーター最大トルク | 163Nm |
| リヤモーター(※) | 1MN 交流誘導電動機 |
| リヤモーター最高出力 | 5.3kW |
| リヤモーター最大トルク | 55Nm |
※リヤモーターはE-Four(4WD)モデルのみに設置されます。2WDモデルには設置されません。
駆動用バッテリーは、グレードEのみ軽量なリチウムイオン電池、他グレードはニッケル水素電池という使い分けです。重量差がそのままEの燃費アドバンテージにつながっています。中古車を比べるときは、同じ4代目でもEだけ電池の種類が違う点を覚えておくと仕様表が読みやすくなります。
4代目プリウスのボディカラー(発売当初は全9色)
- シルバーメタリック
- グレーメタリック
- ブルーメタリック
- アティチュードブラックマイカ
- スーパーホワイト2
- スティールブロンドメタリック
- サーモテクトライムグリーン
- ホワイトパールクリスタルシャイン
- エモーショナルレッド
後期型ではエモーショナルレッドIIへ更新されるなど、カラーの入れ替えが行われています。なかでもサーモテクトライムグリーンは、赤外線を反射して車体表面の温度上昇を抑える特殊塗装で、4代目プリウス専用に開発された色です。真夏の屋外駐車が多い使い方では、エアコンの立ち上がり負荷を抑える効果が期待できます。中古車市場では流通量が少なく、見かけたときに色で選ぶ価値のある1色です。
前期型と後期型でグレードと燃費はどう変わるか
4代目プリウスは2018年12月17日にマイナーチェンジを受け、前期型と後期型に分かれます。見た目の違いが語られがちですが、グレード選びに効いてくるのは中身の変更です。
- ボディサイズ:バンパー形状の変更により全長が4,540mmから4,575mmへ35mm延長。全幅1,760mm、全高1,470mmは共通
- 安全装備:Toyota Safety Senseが全グレードに標準装備。前期型でグレードAの売りだった装備が、後期型ではSやEにも付く
- 燃費表記:WLTCモードが併記に。グレードEは車両重量が1,310kgから1,320kgへ増え、JC08モード燃費が40.8km/Lから39.0km/Lへ変更
- 特別仕様車:安全装備の全車標準化にともない、S Safety Plus系は後期型では設定なし。代わりに2021年6月、Sツーリングセレクション・ブラックエディションが追加
- 通信機DCM:全車標準搭載となり、T-Connectに対応
つまり安全装備だけを基準にするなら、後期型のSは前期型のAと同等の衝突回避支援を備えています。予算を抑えつつ安全装備を確保したい場合、後期型のSやEが現実的な選択肢になります。逆に前期型を選ぶなら、Aグレード以上でないとToyota Safety Senseが付いてこない点に注意が必要です。
| グレード | 2WD価格 | E-Four価格 | WLTC(2WD) | WLTC(E-Four) |
|---|---|---|---|---|
| E | 259万7,000円 | 設定なし | 32.1km/L | ー |
| S | 273万1,000円 | 292万9,000円 | 30.8km/L | 28.3km/L |
| Sツーリングセレクション | 290万2,000円 | 310万円 | 27.2km/L | 25.4km/L |
| Sツーリングセレクション・ブラックエディション | 294万7,000円 | 設定あり | 27.2km/L | 25.4km/L |
| A | 300万4,000円 | 320万2,000円 | 30.8km/L | 28.3km/L |
| Aツーリングセレクション | 317万1,000円 | 336万9,000円 | 27.2km/L | 25.4km/L |
| Aプレミアム | 333万1,000円 | 352万9,000円 | 30.8km/L | 28.3km/L |
| Aプレミアム ツーリングセレクション | 344万2,000円 | 364万円 | 27.2km/L | 25.4km/L |
この表から読み取れるのは、燃費を決めているのはグレードの格ではなくタイヤサイズだという事実です。15インチの195/65R15を履くS・A・Aプレミアムはいずれも30.8km/L(2WD)で横並びなのに対し、17インチの215/45R17を履くツーリングセレクション系は27.2km/Lへ落ちます。月1,000km走る使い方でレギュラー166円/Lとすると、15インチ車が月約5,400円、17インチ車が月約6,100円で、年間では約8,400円の差です。E-Fourを選ぶとさらに2.5km/L前後落ちます。
グレードEの特徴:社用車・営業車に向くシンプルな最廉価グレード
グレード「E」は、全グレード中で最も車両価格を抑えた法人向けの位置づけです。1台あたりの燃料費と車両価格の両方が積み上がる営業車用途では、Sとの価格差13万円程度と燃費差1.3km/Lが台数分だけ効いてきます。
装備はウレタンステアリング・4スピーカーなど必要最小限に絞られており、運転席のシート上下調節機能も省略されています。その分、前期型では全グレード中で最高の燃費40.8km/L(JC08モード)を実現しました。これは燃料タンクやウォッシャータンクのサイズダウン、軽量なリチウムイオン電池の採用による車両重量の軽減によるものです。後期型では車両重量が1,320kgとなり、JC08モード39.0km/L、WLTCモード32.1km/Lです。
実際に触れてみると、ウレタンステアリングは冬場に冷たさを感じやすく、シート上下調節がないぶん体格によっては着座位置が合わせにくい部分があります。自分で長距離を運転するなら、Sとの差額13万円は装備代として納得しやすい金額です。逆に、短距離の配送や訪問営業のように乗降回数が多く、1回の運転時間が短い使い方ではEの割り切りが活きます。
グレードEの主な標準装備
- 195/65R15タイヤ
- 15×6.5Jアルミホイール(ホイールキャップ付)
- リヤバンパー
- 3本スポークステアリングホイール(ウレタン)
- コンソールボックス(カップホルダー2個付)
- フロントシート 運転席4ウェイ・助手席4ウェイ(前後スライド・リクライニング)
- ドアトリムアッパー(フロント)
| 全長 | 4,540mm |
|---|---|
| 全幅 | 1,760mm |
| 全高 | 1,470mm |
| ホイールベース | 2,700mm |
| 車両重量 | 1,310kg |
| 最小回転半径 | 5.1m |
| ハイブリッドシステム | 1.8L+モーター |
|---|---|
| 駆動 | 2WD |
| 燃費(JC08モード) | 40.8km/L |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 |
| 乗車定員 | 5人 |
| 新車時価格(発売当初) | 2,429,018円~ |
グレードSの特徴:スマートエントリー・LEDヘッドランプを備えた標準グレード
グレード「S」は、4代目プリウスのベースとなる標準グレードです。グレードEにはないスマートエントリー&スタートシステムが標準装備されており、毎日の乗り降りが快適になります。E-Fourを選べるのもSからで、降雪地域での選択肢が広がります。
ヘッドランプはLED化されており夜間視認性が向上。後輪にダブルウィッシュボーン式サスペンションとリアスタビライザーを採用することで走行安定性も高められています。インテリアカラーはEのブラック1色に対し、SからはブラックとクールグレーIの2色から選択可能になります。上級ファブリックシートや合成皮革巻きステアリング(昇温・降温抑制機能付き)、大型コンソールボックスも採用されています。
実際に触れてみると、昇温・降温抑制機能付きステアリングは真夏の炎天下駐車後でも握れる温度に収まっており、ウレタンとの差が最も体感しやすい装備です。中古車の流通量が最も多いのもSで、後期型であればToyota Safety Senseも付くため、価格と装備のバランスを取りやすいグレードになります。
グレードSの主な標準装備
- 3本スポークステアリングホイール〔合成皮革巻き(昇温・降温抑制機能付)〕
- 大型コンソールボックス(ファブリック巻き・ステッチ付)
- フロントコンソールトレイ(カップホルダー2個付)
- スマートエントリー&スタートシステム
- フロントシート 運転席6ウェイ(前後スライド・リクライニング・シート上下)
- 助手席4ウェイ(前後スライド・リクライニング)
| 駆動方式 | 2WD | E-Four |
|---|---|---|
| 全長 | 4,540mm | |
| 全幅 | 1,760mm | |
| 全高 | 1,470mm | 1,475mm |
| ホイールベース | 2,700mm | |
| 車両重量 | 1,360kg | 1,430kg |
| 最小回転半径 | 5.1m | |
| ハイブリッドシステム | 1.8L+モーター | |
|---|---|---|
| 駆動 | 2WD | E-Four |
| 燃費(JC08モード) | 37.2km/L | 34.0km/L |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
| 乗車定員 | 5人 | |
| 新車時価格(発売当初) | 2,479,091円~ | 2,673,491円~ |
Sツーリングセレクションの特徴:17インチホイールと快適温熱シートを装備したスポーツ仕様
「Sツーリングセレクション」は、グレードSをベースにスポーティな外装と快適装備を追加したグレードです。タイヤは195/65R15から215/45R17へインチアップされ、ブラック塗装の専用アルミホイールと専用リヤバンパーを装着してスポーティなエクステリアを実現しています。
運転席・助手席には快適温熱シート(シートヒーター)が標準装備されており、冬季のロングドライブでも快適性が保たれます。E-Fourと組み合わせれば、降雪地域での朝の冷え込み対策としても機能します。
間近で見ると、215/45R17はサイドウォールが明らかに薄く、15インチ車と並べたときの引き締まり方は写真以上です。一方で実用面では3つの違いが出ます。WLTCモード燃費が30.8km/Lから27.2km/Lへ落ちること、最小回転半径が5.1mから5.4mへ広がり狭い駐車場での切り返しが増えること、そして交換用タイヤの価格帯が上がることです。見た目と引き換えに何を払うかがはっきりしているグレードと言えます。
Sツーリングセレクションの主な標準装備
- 215/45R17タイヤ
- 17×7Jアルミホイール(ブラック塗装・樹脂加飾パーツ+センターオーナメント付)
- ツーリングセレクション専用リヤバンパー
- 快適温熱シート(運転席・助手席)
- 3本スポークステアリングホイール〔合成皮革巻き(昇温・降温抑制機能付)〕
- 大型コンソールボックス(ファブリック巻き・ステッチ付)
- フロントシート 運転席6ウェイ(前後スライド・リクライニング・シート上下)
| 駆動方式 | 2WD | E-Four |
|---|---|---|
| 全長 | 4,540mm | |
| 全幅 | 1,760mm | |
| 全高 | 1,470mm | 1,475mm |
| ホイールベース | 2,700mm | |
| 車両重量 | 1,370kg | 1,440kg |
| 最小回転半径 | 5.4m | |
| ハイブリッドシステム | 1.8L+モーター | |
|---|---|---|
| 駆動 | 2WD | E-Four |
| 燃費(JC08モード) | 37.2km/L | 34.0km/L |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
| 乗車定員 | 5人 | |
| 新車時価格(発売当初) | 2,628,327円~ | 2,846,487円~ |
グレードAの特徴:Toyota Safety Senseを標準装備した安全性重視グレード
グレード「A」はグレードSの上位にあたり、前期型では衝突回避支援システム「Toyota Safety Sense」が標準装備される点が最大の特徴でした。Toyota Safety Senseにはプリクラッシュセーフティ(歩行者検知機能付き)・レーンディパーチャーアラート・オートマチックハイビームなどが含まれます。後期型では全グレードに標準装備となったため、Aを選ぶ理由は安全装備から快適装備へ移ります。
そのほかにも、雨滴感知式ワイパー・ドアミラーヒーター・カラーヘッドアップディスプレイ・インテリジェントクリアランスソナー・シンプルインテリジェントパーキングアシストなど、日常の運転をサポートする装備が充実。LEDフォグランプも標準装備され、外観の上質感も高まります。
この中で見落とされがちなのがカラーヘッドアップディスプレイです。4代目プリウスはルーフが低く寝ており、メーターがダッシュボード中央上部に置かれる独特のレイアウトのため、視線移動を減らせる効果が他車より大きく出ます。高速道路の走行が多い使い方では、価格差以上の体感差につながる装備です。
グレードAの主な標準装備
- 195/65R15タイヤ
- 15×6.5Jアルミホイール(加飾ホイールキャップ付)
- 3本スポークステアリングホイール〔合成皮革巻き(昇温・降温抑制機能付)・ホワイト加飾〕
- 内装色クールグレー専用フロントコンソールトレイ(ホワイト加飾)・内装色ブラック専用フロントコンソールトレイ(ピアノブラック加飾)
- Toyota Safety Sense
- カラーヘッドアップディスプレイ
- LEDフォグランプ
- インテリジェントクリアランスソナー(巻き込み警報機能付き)
- シンプルインテリジェントパーキングアシスト
| 駆動方式 | 2WD | E-Four |
|---|---|---|
| 全長 | 4,540mm | |
| 全幅 | 1,760mm | |
| 全高 | 1,470mm | 1,475mm |
| ホイールベース | 2,700mm | |
| 車両重量 | 1,360kg | 1,440kg |
| 最小回転半径 | 5.1m | |
| ハイブリッドシステム | 1.8L+モーター | |
|---|---|---|
| 駆動 | 2WD | E-Four |
| 燃費(JC08モード) | 37.2km/L | 34.0km/L |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
| 乗車定員 | 5人 | |
| 新車時価格(発売当初) | 2,777,563円~ | 2,990,323円~ |
Aツーリングセレクションの特徴:安全装備とスポーティな走りを両立したグレード
「Aツーリングセレクション」は、グレードAの安全装備をすべて引き継ぎながら、17インチタイヤ・ブラック塗装専用アルミホイール・専用リヤバンパーでスポーティな外観を追加したグレードです。
長距離ドライブの多い使い方では、自動防眩インナーミラーが効いてきます。後続車のヘッドライトによる眩しさを自動で軽減するため、夜間の高速道路で目の疲れ方が変わります。インテリジェントクリアランスソナーも備わり、駐車時の安心感も高まります。
Aとの価格差はおよそ17万円です。この差で17インチホイールと専用バンパー、自動防眩インナーミラーが手に入る一方、WLTCモード燃費は30.8km/Lから27.2km/Lへ落ちます。年間1万km走るなら燃料代の差は約8,400円で、10年乗ってもおよそ8万円です。差額の大半は外観とタイヤの性格に対する支払いと捉えると判断しやすくなります。
Aツーリングセレクションの主な標準装備
- 215/45R17タイヤ
- 17×7Jアルミホイール(ブラック塗装・樹脂加飾パーツ+センターオーナメント付)
- ツーリングセレクション専用リヤバンパー
- Toyota Safety Sense
- 自動防眩インナーミラー
- インテリジェントクリアランスソナー(巻き込み警報機能付き)
- シンプルインテリジェントパーキングアシスト
- フロントシート 運転席6ウェイ(前後スライド・リクライニング・シート上下)
- 助手席4ウェイ(前後スライド・リクライニング)
| 駆動方式 | 2WD | E-Four |
|---|---|---|
| 全長 | 4,540mm | |
| 全幅 | 1,760mm | |
| 全高 | 1,470mm | 1,475mm |
| ホイールベース | 2,700mm | |
| 車両重量 | 1,370kg | 1,450kg |
| 最小回転半径 | 5.4m | |
| ハイブリッドシステム | 1.8L+モーター | |
|---|---|---|
| 駆動 | 2WD | E-Four |
| 燃費(JC08モード) | 37.2km/L | 34.0km/L |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
| 乗車定員 | 5人 | |
| 新車時価格(発売当初) | 2,926,800円~ | 3,121,200円~ |
Aプレミアムの特徴:本革シートとAC100V電源を備えた最上位グレード
「Aプレミアム」は4代目プリウスの最上位グレードです。シート・ステアリング・コンソールボックスに本革素材を採用し、上質な室内空間を実現しています。運転席は前後スライド・リクライニング・上下・チルトアジャスターの8ウェイパワーシートとなり、理想のドライビングポジションを細かく設定できます。
Aプレミアムならではの装備として、アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)があります。1500Wあれば電子レンジや電気ケトル、小型の電気毛布まで動かせるため、キャンプでの調理や停電時の家電運用に実用的な容量です。ハイブリッド車は燃料が残っていればエンジンが自動で発電するため、満タンから数日分の電力を供給できる点が強みになります。空気清浄効果のある「ナノイー」や電動ランバーサポートも標準装備です。
2021年6月の一部改良では、Aプレミアム系のフロントシートにシートベンチレーション機能が追加されました。本革シートは夏場に蒸れやすいため、改良後の年式を選べるかどうかで快適性に差が出ます。中古車を探す際は、年式とあわせて確認しておく価値のある装備です。
Aプレミアムの主な標準装備
- 195/65R15タイヤ
- 15×6.5Jアルミホイール(加飾ホイールキャップ)
- 大型コンソールボックス(合成皮革巻き・ステッチ付)
- Toyota Safety Sense
- シート表皮・本革
- ナノイー
- 電動ランバーサポート(運転席)
- インテリジェントクリアランスソナー(巻き込み警報機能付き)
- シンプルインテリジェントパーキングアシスト
- アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)
- フロントシート 運転席8ウェイ(前後スライド・リクライニング・シート上下・チルトアジャスター)
- 助手席4ウェイ(前後スライド・リクライニング)
| 駆動方式 | 2WD | E-Four |
|---|---|---|
| 全長 | 4,540mm | |
| 全幅 | 1,760mm | |
| 全高 | 1,470mm | 1,475mm |
| ホイールベース | 2,700mm | |
| 車両重量 | 1,380kg | 1,450kg |
| 最小回転半径 | 5.1m | |
| ハイブリッドシステム | 1.8L+モーター | |
|---|---|---|
| 駆動 | 2WD | E-Four |
| 燃費(JC08モード) | 37.2km/L | 34.0km/L |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
| 乗車定員 | 5人 | |
| 新車時価格(発売当初) | 3,107,455円~ | 3,301,855円~ |
Aプレミアム ツーリングセレクションの特徴:最上級の快適性と17インチスポーツ装備の融合
「Aプレミアム ツーリングセレクション」は、最上位グレードAプレミアムの豪華な室内装備に、17インチスポーツホイール・専用リヤバンパーなどのスポーティな外装を組み合わせた最上位スポーツグレードです。本革巻きステアリング(ホワイト加飾)やAC100V電源も引き続き装備されています。
最終型の価格は2WDで344万2,000円、E-Fourで364万円と、Eグレードに対して約85万円から104万円の開きがあります。本革シート、8ウェイパワーシート、AC100V電源、17インチホイール、自動防眩インナーミラーまでをひとまとめに得られるのがこのグレードで、個別にオプションで積み上げるより割安になる構成です。
一方で、本革シートは経年で着座面のシワやひび割れが出やすい部分です。走行距離が伸びた個体では、運転席の座面左側と背もたれの乗り降り側を確認しておくと状態を判断しやすくなります。
Aプレミアム ツーリングセレクションの主な標準装備
- 215/45R17タイヤ
- 17×7Jアルミホイール(ブラック塗装・樹脂加飾パーツ+センターオーナメント付)
- ツーリングセレクション専用リヤバンパー
- 3本スポークステアリング(本革巻き・ホワイト加飾)
- シート表皮・本革
- 電動ランバーサポート(運転席)
- ナノイー
- アクセサリーコンセント(AC100V・1500W/非常時給電システム付)
- Toyota Safety Sense
- インテリジェントクリアランスソナー(巻き込み警報機能付き)
- フロントシート 運転席8ウェイ(前後スライド・リクライニング・シート上下・チルトアジャスター)
- 助手席4ウェイ(前後スライド・リクライニング)
| 駆動方式 | 2WD | E-Four |
|---|---|---|
| 全長 | 4,540mm | |
| 全幅 | 1,760mm | |
| 全高 | 1,470mm | 1,475mm |
| ホイールベース | 2,700mm | |
| 車両重量 | 1,390kg | 1,460kg |
| 最小回転半径 | 5.4m | |
| ハイブリッドシステム | 1.8L+モーター | |
|---|---|---|
| 駆動 | 2WD | E-Four |
| 燃費(JC08モード) | 37.2km/L | 34.0km/L |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
| 乗車定員 | 5人 | |
| 新車時価格(発売当初) | 3,199,745円~ | 3,394,145円~ |
特別仕様車「S Safety Plus」の特徴:Toyota Safety Senseをお得に装備できるグレード
特別仕様車「S Safety Plus」は、グレードSをベースにToyota Safety Senseをはじめとする安全装備を追加した前期型の特別仕様車です。通常のグレードSでは安全パッケージを別途オプションで選ぶ必要がありましたが、S Safety Plusではそれらを標準搭載しながら価格を抑えた設定でした。後期型では安全装備が全グレード標準となったため、この特別仕様車は設定されていません。
LEDフロントフォグランプ・雨滴感応式オートワイパー・シンプルインテリジェントパーキングアシストも特別装備されており、前期型の中古車を安全装備つきで探す場合、Aグレードより価格を抑えられる選択肢になります。中古車情報で「S」とだけ書かれている個体と見分けるには、車両の装備一覧でプリクラッシュセーフティの有無を確認するのが確実です。
S Safety Plusの主な標準装備
- 195/65R15タイヤ
- 15×6.5Jアルミホイール(ホイールキャップ付)
- Toyota Safety Sense
- LEDフロントフォグランプ
- 雨滴感応式オートワイパー
- シンプルインテリジェントパーキングアシスト
- 3本スポークステアリングホイール〔合成皮革巻き(昇温・降温抑制機能付)・ホワイト加飾〕
- コンソールボックス(カップホルダー2個付)
- フロントシート 運転席4ウェイ・助手席4ウェイ(前後スライド・リクライニング)
S Safety Plusのボディカラー(全4色)
- シルバーメタリック
- スティールブロンドメタリック
- アティチュードブラックマイカ
- ホワイトパールクリスタルシャイン
| ハイブリッドシステム | 1.8L+モーター | |
|---|---|---|
| 駆動 | 2WD | E-Four |
| 燃費(JC08モード) | 37.2km/L | 34.0km/L |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
| 乗車定員 | 5人 | |
| 新車時価格(設定当時) | 2,630,880円~ | 2,825,280円~ |
特別仕様車「S Safety Plus・Two Tone」の特徴:ツートンカラーで個性を演出するスポーティ仕様
「S Safety Plus・Two Tone」は、S Safety Plusの安全装備をベースに、ルーフ部を別色にしたツートンカラーを採用した前期型の特別仕様車です。17インチタイヤと樹脂加飾アルミホイールを装着しており、スポーティな外観が際立ちます。インテリアにはサイドレジスターが採用されており、室内の雰囲気も引き締まった印象になっています。
台数が限られるため中古車市場での流通は多くありませんが、ルーフを塗り分けた4代目プリウスは純正では他に例がなく、外観で差をつけたい場合に狙い目の1台です。なお後期型では、2021年6月に追加されたSツーリングセレクション・ブラックエディションが外観重視の選択肢にあたります。こちらはブラック加飾のフロントグリルや専用17インチホイールを備えた2WD車で、価格は294万7,000円でした。
S Safety Plus・Two Toneのボディカラー(全3色)
- アティチュードブラックマイカ×スティールブロンドメタリック
- アティチュードブラックマイカ×ダークブルーマイカメタリック
- アティチュードブラックマイカ×ホワイトパールクリスタルシャイン(特別設定)
S Safety Plus・Two Toneの主な標準装備
- 215/45R17タイヤ
- 17×7Jアルミホイール(ブラック塗装・樹脂加飾パーツ+センターオーナメント付)
- Toyota Safety Sense
- リヤバンパー
- 3本スポークステアリングホイール(ウレタン)
- コンソールボックス(カップホルダー2個付)
- フロントシート 運転席4ウェイ・助手席4ウェイ(前後スライド・リクライニング)
- ドアトリムアッパー(フロント)
| ハイブリッドシステム | 1.8L+モーター | |
|---|---|---|
| 駆動 | 2WD | E-Four |
| 燃費(JC08モード) | 37.2km/L | 34.0km/L |
| トランスミッション | 電気式無段変速機 | |
| 乗車定員 | 5人 | |
| 新車時価格(設定当時) | 2,733,480円~ | 2,927,880円~ |
中古車で4代目プリウスを選ぶときのチェックポイント
4代目プリウスは累計の販売台数が多く、中古車の在庫が豊富です。掲載価格は年式・グレード・走行距離によっておおむね15万円台から350万円台まで広がります(2026年調べ)。選択肢が多いぶん、絞り込みの軸を決めておくと迷いにくくなります。
- 前期型と後期型の見分け:ヘッドライトとフォグランプの形状、テールランプの形が違います。全長も4,540mmと4,575mmで35mm異なります
- 安全装備:後期型は全グレードにToyota Safety Senseが標準。前期型はAグレード以上またはS Safety Plusに限られます
- 自動車税:1,797ccは1.5L超2.0L以下の区分です。2019年9月30日以前に初回登録された個体は年39,500円、2019年10月1日以降なら年36,000円と、年式で3,500円変わります
- タイヤサイズ:ツーリングセレクション系の215/45R17は、15インチの195/65R15より交換費用が上がります。走行距離が伸びた個体では、次回交換時期も含めて見積もる価値があります
- 駆動用バッテリー:走行距離が伸びてくると充電と放電を繰り返す頻度が上がり、満充電まで届きにくくなるケースが見られます。試乗時にメーター内のバッテリー残量表示の動き方を確認しておくと状態を推し量れます
- 2021年6月以降の年式:Aプレミアム系のシートベンチレーション、置くだけ充電スペースの拡大、Sツーリングセレクション・ブラックエディションの追加はこの時期からです
買って後悔しやすいのは、価格だけでEや前期型のSを選び、あとから安全装備の不足に気づくパターンです。逆に、15インチと17インチの差を燃費と乗り心地の両面で理解したうえでツーリングセレクションを選んだ場合、満足度が下がりにくい傾向があります。
4代目プリウスのグレード選びまとめ
4代目プリウスには、シンプルな法人向けグレード「E」から、本革装備とAC100V電源を備えた最上位「Aプレミアム」まで、多彩なラインナップが用意されています。以下の目的別の選び方を参考にしてください。
- 社用車・営業車として使いたい→ グレードE。Sとの価格差約13万円に対しWLTCモードで1.3km/L有利なため、年間2万km以上走る台数が多いほど効きます
- コストを抑えつつ安全装備も確保したい→ 後期型のグレードS。Toyota Safety Senseが標準で、前期型のAと同等の衝突回避支援が得られます
- 前期型で安全装備を確保したい→ グレードAまたは特別仕様車S Safety Plus。前期型のSやEには装備されません
- 高速道路の走行が多い→ グレードA以上。カラーヘッドアップディスプレイと自動防眩インナーミラーが長距離での疲労軽減に効きます
- 外観の引き締まりを優先したい→ ツーリングセレクション系。WLTCモード燃費が3.6km/L落ち、最小回転半径が5.1mから5.4mへ広がる点は織り込んでおく必要があります
- 車中泊や防災で電源を使いたい→ Aプレミアム系。AC100V・1500Wで電子レンジや電気ケトルまで動かせます
- 降雪地域で使いたい→ S以上のE-Four。燃費は2WDより2.5km/L前後落ちますが、機械式4WDより重量増が小さく抑えられています
本記事の価格は4代目プリウスの新車販売時のものです。中古車を検討する際は、前期型か後期型か、2021年6月以降の年式かという2点を先に決めてから、グレードと走行距離で絞り込むと候補が整理しやすくなります。