ポルテの内装は使いやすくデザイン性も高い!コックピット・シートなどの詳細をチェック
トヨタ・ポルテ(Porte)は2004年から販売されていたトールワゴン車です。丸みを帯びた可愛らしい外装とおしゃれな内装、さらにスライドドアや低床フラットフロアの採用によるユニバーサルデザインで、幅広い年齢層のユーザーから親しまれてきました。なお、ポルテは2020年12月に生産終了しており、現在は中古車でのみ入手可能です。
本記事ではポルテの内装について、コックピット・シート・ラゲッジルーム・安全性能・カスタムオプションの各観点から詳しく解説します。特別仕様車「F”Raffine(ラフィネ)”」や「グランパー」の内装インテリアも紹介します。
ポルテ特別仕様車「グランパー」はアウトドアカジュアルな一台
ポルテの特別仕様車として、アウトドアを楽しむユーザー向けに「グランパー」が設定されていました。ブラックパーツを取り入れた外装とナチュラルな内装デザインが目をひく一台です。
グランパーのシート内装
グランパーの内装はすっきりとしたブラックカラーで統一され、シートはコハクカラーのコンビシートを採用。合成皮革とツイード素材を組み合わせており、質感の高さが感じられます。専用フロアマット(36,850円)を合わせると、より統一感のある室内空間を演出できます。
トヨタ・ポルテ 一部改良と特別仕様車「F”Raffine”」の内装
ポルテ 特別仕様車 F“Raffine” クリームベージュ
2019年7月に実施されたマイナーチェンジでは、トヨタ・セーフティ・センスの機能強化による安全性能の向上が図られました。同時に特別仕様車「F”Raffine(ラフィネ)”」が新設定され、マルチインフォメーションディスプレイの「航続可能距離」「燃費」などの視認性も改善されました。
ポルテ 特別仕様車 F“Raffine”の内装はリビング感のあるおしゃれな室内空間が広がる
特別仕様車F”Raffine”は、黒をベースとした内装にブラウンカラーのシートを組み合わせたおしゃれなインテリアが特徴です。シート色は標準のコハクのほかブラックも選択可能。コックピットのインパネ周りはハンドルとシフトレバーに本革を採用し、メッキやサテン調の加飾が各所に施されています。
ゆったりとした室内空間でフロントからリヤまでくつろげる
ポルテのゆったりとした室内レイアウト
コンパクトなボディサイズながら、独自のレイアウト技術により広々とした室内を実現しています。主な室内寸法は以下のとおりです。
- 室内高:1,380mm
- 前後席間距離:1,050mm(レクサスLSにも匹敵する広さ)
- 助手席スライド量:最大520mm(着座時)/最大700mm(テーブルモード時)
シート間移動に便利なウォークスルー対応
運転席と助手席の間、前後席間はウォークスルー構造を採用。停車中に車内を自由に移動できるため、子どもの世話や荷物の受け渡しがスムーズに行えます。
トヨタ・ポルテのコックピットは機能的でおしゃれなデザイン
明るくソフトなフロマージュ
シックで落ち着いたプラム
プラムやフロマージュといった独自の内装カラーを採用したポルテのコックピットは、実用性とデザイン性を両立した運転環境が整っています(画像はGグレード)。
視認性に優れたデジタル式センターメーター(右が特別仕様車F”Raffine”)
全グレードにデジタル式センターメーターを標準採用。照度調整が可能で視認性に優れています。特別仕様車F”Raffine”にはシルバー加飾を施した専用デザインメーターが採用され、上質感が増しています。なおこの専用デザインはメーカーセレクトパッケージオプションで他グレードにも装備可能です。


燃費情報・航続可能距離・アイドリングストップ時間など多彩な情報を表示するマルチインフォメーションディスプレイは全車標準装備です。細かな数値も読み取りやすいレイアウトになっています。
本革採用のシフトノブ※設定車のみ
GグレードおよびF”Raffine”のシフトノブには本革を採用。握り心地よく、確かな操作感が得られます。

チルトステアリング機構・運転席シート上下アジャスターを全グレードに標準装備しており、体格に合わせたドライビングポジションを設定できます。


エアコンはグレードによって異なります。プッシュ式オートエアコンはGグレードとF”Raffine”に、ダイヤル式マニュアルエアコンはF・Y・Xグレードにそれぞれ標準装備されます。FとYのマニュアルエアコンにはメッキリングがあしらわれ、インテリアのアクセントになっています。
ポルテのシートと内装色の組み合わせはグレード・モデルで異なる
ポルテのシート素材はグレードによって異なります。内装色はプラムとフロマージュの2タイプが基本ですが、Yグレードはプラムのみの選択となり、他のグレードはシートカラーとの組み合わせによってプラムまたはフロマージュが設定されています。
Gグレード(内装色フロマージュ)
Gグレード(内装色プラム)
Gグレードには起毛タイプのトリコット素材を採用。シートカラーはブラックのみで、内装色はプラムとフロマージュの2種類から選択できます。
Fグレード(シート色フロマージュ・内装色フロマージュ)
Fグレード(シート色ブラック・内装色プラム)
Fグレードには撥水加工を施したトリコットシートを設定。シートカラーはフロマージュとブラックの2種で、組み合わせはフロマージュ×フロマージュ、ブラック×プラムとなっています。
Yグレード(シート色プラム・内装色プラム)
Yグレードには通常タイプのトリコット素材を採用。唯一フロマージュの内装色がなく、シートも内装色もプラムで統一されたシックな組み合わせです。
Xモデル(シート色プラム・内装色フロマージュ)
Xモデル(シート色プラム・内装色プラム)
Xモデルにはジャージ素材のシートを採用。シートカラーはプラムのみで、内装色はフロマージュとプラムの2タイプから選べます。
特別仕様車Fラフィネには専用のコンビシートを装備
特別仕様車F”Raffine”のシートカラー(左:コハク 右:ブラック)
特別仕様車F”Raffine”には専用のコンビシートを設定。ツイード調ファブリックと合成皮革を組み合わせたおしゃれなデザインで、カラーはコハク(標準)とブラックの2種類から選択可能。内装色はブラックインテリアが採用されています。
ポルテのラゲッジルームは積載のしやすさと多彩なシートアレンジが魅力
広々とした開口部で積載もスムーズ ランプもついたラゲッジルーム
リヤゲートの開口部は幅1,040mm×高さ810mmと広く設計されており、さまざまな形状の荷物をスムーズに積み込めます。ラゲッジルームランプも装備しているため、夜間の積み下ろしも安心です。
トライアングルモード
テーブルモード
フリースペースモード
ロングラゲージモード
トールラゲージモード
ポルテはトライアングルモード・テーブルモード・フリースペースモード・ロングラゲージモード・トールラゲージモードなど、用途に合わせた多彩なシートアレンジに対応しています。長尺物や植木鉢のような背の高い荷物もすっきりと収納できます。リヤシートは6:4分割可倒式で、リクライニングおよびクッションリップアップ機構を備えています。


プリクラッシュセーフティ・レーンディパーチャーアラート・オートマチックハイビームで構成されるトヨタ・セーフティ・センスを搭載したポルテは、政府が推奨するセーフティサポートカーに該当します。運転席右側に配置されたToyota Safety Senseスイッチを操作することで、3つの安全機能をそれぞれON/OFFできます。
トヨタ・ポルテのドレスアップ・ユーティリティ向上におすすめの純正オプション
革巻きシフトノブ+ドレスアップトリム+ドレスアップパネル
革巻きシフトノブ+ドレスアップトリム+ドレスアップパネル
革巻きシフトノブのカラーバリエーション
ドレスアップトリムのカラーバリエーション
ポルテのカスタム用純正アクセサリーとして、ラベンダーとカシスの2色によるインテリアコーディネートセットが用意されていました。革巻きシフトノブ・ドレスアップトリム・ドレスアップパネルのセット品で、それぞれ単体での購入も可能でした。本革巻きシフトノブとドレスアップトリムにはホワイトとブラックも設定されています。

革巻きステアリングカバーはプラムとブラックの2タイプが用意されていました。インテリアコーディネートセットと組み合わせることで、統一感のあるカスタムインテリアを楽しめます。
高級感溢れるギャザータイプの革調シートカバー
ダブルステッチを施した革調シートカバー
撥水加工を施したフルシートカバー
内装の雰囲気を手軽に変えたい場合はシートカバーのカスタムが効果的です。革調シートカバーはギャザータイプのブラック、ダブルステッチ入りポリ塩化ビニル製のベージュとブラック(G・X専用)の2タイプが展開。撥水タイプのフルシートカバーはベージュとプラムの2色で、Fグレードを除く他グレードにはプラムが適用されます。飲み物をこぼしたり雨濡れのまま乗車しても拭き取りやすく、実用的なオプションです。
前後独立開閉式 ペットボトル・缶ホルダートレイ付きの多機能コンソールボックス
簡単に取り外しできて、ごみ捨てもらくらくのフロントドアポケットボックス
ドアポケットボックス(リヤ)
車内の収納力を増やしたい場合は、コンソールボックスとドアポケットボックス(フロント・リヤ)の純正アクセサリーが活躍します。コンソールボックスは前後独立開閉式でドリンクホルダーも搭載し、CDなどの収納にも対応。ドアポケットボックスはフロント・リヤともに取り外しが簡単で、ゴミ捨てもスムーズに行えます。
ポルテの内装は幅広い年齢層の要望にマッチする親しみやすい機能美を有するデザイン

グレードによって内装デザインが異なるポルテですが、いずれもデザイン性の高いおしゃれなインテリアに仕上がっています。コックピットは視認性に優れたセンターメーターや握り心地のよいステアリング・シフトノブ、オートまたはマニュアルのエアコンなど装備が充実。ラゲッジルームは多彩なシートアレンジであらゆる荷物に対応できる積載能力を持ち、車内収納力も優秀です。コンパクトなボディサイズながら、専用アクセサリーを組み合わせれば車中泊にも対応できる広さがあります。
ポルテは2020年12月に生産終了しており、現在は新車での購入はできません。中古車市場では引き続き流通しており、子どもから高齢者まで安心して乗車できるユニバーサルデザインの実用車として、今も根強い人気を保っています。




















