TOYOTAピクシスジョイの内装 コックピットやシートデザインなど
トヨタのピクシスジョイはダイハツ・キャストをOEM供給元とした軽自動車です。トヨタのピクシスシリーズの第5弾として登場したピクシスジョイは、丸みのあるネオクラシックな見た目が可愛らしく、スポーツモデルも設定されていたことから女性にも男性にも人気のモデルでした。
ただし、ピクシスジョイは2023年6月上旬に生産終了となっており、OEM元のダイハツ・キャストも同時に廃止されています。2020年3月には先にC(クロスオーバー)とS(スポーツ)グレードが生産終了し、その後はF(ファッション)グレードのみとなっていましたが、最終的にFグレードも廃止されフルラインナップが消滅しました。後継モデルは設定されていないため、現在は中古車市場での流通のみとなっています。
ピクシスジョイの内装を、C・F・Sのグレードごとにコックピットやシートデザインを中心に解説します。純正アクセサリーによるカスタム情報もあわせてまとめました。中古車選びの参考にご活用ください。
トヨタ・ピクシスジョイのコックピットはグレードによってデザイン・設計に差がある
ピクシスジョイはグレードごとにコックピットのデザインや設計が異なります。インパネ系のカラーの違いによって受ける印象もかなり変わってきます。メーター周りは2眼デザインが全グレード共通ですが、イルミネーションカラーが異なります。CとFのメーターには視認性に優れたホワイトカラーが設定されており、スポーツモデルのSには赤のスポーツデザインのメーターと針が採用されており、走りへの期待感を高める仕上がりです。
助手席収納はグレードによって異なります。CとSにはインパネトレイが搭載されており、Fにはティッシュケースなどを入れるのに適したサイズのインパネアッパーボックスが装備されます。日常的に車内に持ち込む荷物の種類に合わせてグレードを選ぶのも一つのポイントです。
助手席側のドリンクホルダーはワンプッシュでオープン・格納ができるスマートな設計です。一部グレードを除きほぼ全グレードにシンボル照明が付いており、夜間でも視認しやすく使いやすい仕様です。
運転席と助手席の間にはボックス付きのフロントセンターアームレストが設置されており、スマートフォンや小物の収納スペースとして活用できます。ドライブ中に手を置いてリラックスできるのも利点です。
運転席頭上のオーバーヘッドコンソールはメガネやサングラスの収納に最適なスペースです。運転中にサッと取り出しやすい位置にあるため、日差しの強い日のドライブでも手軽に対応できます。
ピクシスジョイの内装シートはC・F・Sそれぞれに合ったデザインが設定
クロスオーバーモデルのピクシスジョイCの内装カラーは、剛健なブラック×レザー調ブラックのシート(ブラックマイカメタリックはブラック固定)か、爽やかなシルバー×ディープボーダー柄フルファブリックの2パターンでした。プライムコレクションがブラック、その他のモデルがシルバーで、メーカーオプションでシルバーからボディカラー対応色への変更も可能でした。
ファッション系モデルのFは、インテリアアクセントカラーに高級感のあるブラウン×レザー調ブラックか、ナチュラルな印象のシルバー×スエード調フルファブリックが設定されていました。プライムコレクションがブラウン、その他がシルバーを標準設定とし、メーカーオプションでシルバーからバーガンディへの変更も選べました。
スポーツモデルのSには走りを予感させるレッドandブラックの内装色が設定されており、CやFにも採用されているブラックのレザー調生地がシート素材として使われていました。外装のスポーティなデザインとのコーディネーションが完成されたグレードです。
ピクシスジョイのラゲッジルームは荷物を載せやすいのが特徴!多彩なシートアレンジで使い道も広がる
コンパクトなボディながら、ピクシスジョイの荷室容量は軽自動車クラスとして十分な広さを確保していました。荷室フロア高はFとSが660mm、Cが690mmとモデルごとに若干差がありますが、いずれも低床設計でテールゲートの開口部が大きく積載性に優れています。荷室には大容量の深底ラゲージアンダーボックスが搭載されており、背の高い荷物を置いた状態でも床下収納を活用できる利便性の高い設計です。
乗車人数や荷物の形・サイズに応じたシートアレンジが可能で、長尺物の積載はもちろん、ロングソファモードにして足を伸ばしてくつろぐスペースを作ることもできます。車中泊や仮眠にも対応できる実用性の高さがピクシスジョイの魅力のひとつでした。
ピクシスジョイはセーフティサポートカーSワイドの評価を受けているスマアシ3搭載車!
スマートアシスト3はC XとF Xの2グレードを除く全グレードに標準装備されており、スマアシ3装着車はセーフティサポートカーS〈ワイド〉に認定されていました。対車両・歩行者の衝突警報機能・衝突回避支援ブレーキ機能・車線逸脱警報機能・オートハイビーム・誤発進抑制制御機能など多彩な先進安全システムを搭載し、ドライバーと乗員をさまざまな危険から守っていました。中古車選びの際はスマートアシスト3搭載グレードを優先することをおすすめします。
トヨタ・ピクシスジョイに装着可能なおすすめ純正アクセサリーは?
インパネ周りのカスタムには、センタークラスターとスイッチベースの2点セットのインテリアパネルセットがおすすめです。ウッド調とピアノブラック調から選べ、内装全体の雰囲気を手軽に変えられます。
S”SA III”以外の全車に装着可能なステアリングカバーは2種類でした。「クオーレモジュレ」という特殊素材を使ったブラックは温度変化に強い高機能タイプで、夏の熱いステアリングや冬の冷えたステアリングの問題を緩和します。もう一方のホワイトは清潔感のあるシンプルなタイプです。
革調シートカバーはブラックとタンの2カラーが展開されていました。C・FのGターボ”SA3″プライムコレクションとG”SA3″プライムコレクション、Sの”SA3″を除く全グレードに装着可能で、ブラックは大人落ち着いた印象に、タンはスポーティな印象に仕上がります。シート素材の保護と見た目のドレスアップを同時に実現できる人気のカスタムアイテムです。
ピクシスジョイの内装は目的・用途に配慮したデザインで使い勝手も抜群!
ピクシスジョイの内装は、クロスオーバーらしい質実剛健なC、洗練されたおしゃれなF、レッドをアクセントにしたスポーティなSと、グレードごとに個性的な室内デザインが楽しめる点が大きな魅力でした。カーデザイナーの遊び心が詰まったインテリアは、軽自動車のなかでも特に個性的なモデルとして多くのファンを惹きつけていました。
スマートアシスト3による充実した安全装備と深底ラゲージアンダーボックスによる高い積載性も、幅広いユーザーから支持された理由のひとつです。2023年6月の生産終了後も中古車市場では根強い人気があります。CグレードとSグレードはとくに希少なため、状態の良い個体は比較的高値となる傾向があります。純正アクセサリーによるカスタムを前提に中古車を選ぶ場合は、装着可能グレードの条件を事前に確認しておくことをおすすめします。