オデッセイの内装

オデッセイの内装を全グレードで徹底解説 シートの素材からシートアレンジまで

「走るラウンジ」をコンセプトにしたオデッセイの内装・装備を詳しく解説。現行モデルのエレクトリックギアセレクター・減速セレクター・トリプルゾーンエアコンなどの進化ポイントに加え、旧型5代目の7人乗り・8人乗り対応6種類のシートアレンジも紹介。購入検討時の参考にどうぞ。

5代目オデッセイ(旧型・販売終了)の内装はラグジュアリー!気になる内装

「走るラウンジ」をテーマに掲げていた5代目オデッセイ(2016〜2021年末販売終了)の内装は豪華そのものでした。ラグジュアリーな室内と言われるトヨタのアルファードやヴェルファイアと比較しても引けを取らない素晴らしい質感を実現していました。

シートアレンジも多彩なため、アウトドアが趣味の方や家族でレジャーを楽しむ方の要求にも応えてくれる広大な室内も魅力でした。以下では旧型オデッセイの内装について紹介します。なお、現行モデルはガソリン車が廃止されハイブリッド車のみとなっており、8人乗り仕様も設定されていません。

旧型オデッセイのシートは5種類から選択

旧型オデッセイにはグレード別に選べる3種類のシートと、オプション選択できる本革シートが2種類の合計5種類が用意されていました。専用グレードのみオプション選択できた本革シートはアームレストも革になり、シートヒーターも装備されるファーストクラスのようなラグジュアリー仕様でした。

ブラックとプライムスムースのコンビシート

ハイブリッドモデルとガソリンモデルのABSOLUTEグレードに装備されたブラックのコンビシートです。サイドにはプライムスムースが採用されており、見た目にも高級感あふれるシートとなっていました。

ブラックのファブリックシート

ハイブリッドモデルのHYBRIDグレードに装備されたブラックのファブリックシートです。座り心地と通気性のよいファブリックシートは、夏は暑くなり過ぎず冬は寒くなり過ぎない快適なシートでした。

アイボリーのファブリックシート

ガソリンモデルのGグレードに装備されたアイボリーのファブリックシートです。内張やコクピットもアイボリーの配色となりセダンのような高級感を感じさせる明るい雰囲気の内装でした。

ブラックの本革シート

ハイブリッドモデルのHYBRIDグレード以外とガソリンモデルのABSOLUTE・EX Honda SENSINGにのみオプション設定されたブラックの本革シートです。柔らかな質感と使い込むほどに体に馴染む本革独特の使用感が魅力で、運転席・助手席のシートヒーターとアームレストの本革化も含まれる価格以上にお得なオプションでした。

アイボリーの本革シート

ガソリンモデルのG・EX Honda SENSINGグレードのみにオプション設定されたアイボリーの本革シートです。運転席と助手席のシートヒーターが付属し、柔らかく手触りの良い高級感のある本革シートでした。

エコな運転をサポートするエコアシスト機能を搭載

運転時間や平均車速などドライバーが必要とする情報をコクピットに表示してくれるマルチインフォメーションディスプレイを搭載。エコアシスト機能で低燃費を実現する運転方法もサポートしていました。

コクピット周りも高級質感

コクピット周りには上質なソフトパッドが使用されていました。「走るラウンジ」のオデッセイは細かな部分まで丁寧に設計されており、ソフトパッドはシートの色に応じてブラックとアイボリーの2種類が用意されていました。

タッチパネルで操作する空調機能

旧型オデッセイの空調調節はタッチパネルで操作する設計でした。先進性を求めるユーザーには嬉しい装備として評価される一方、操作感の好みが分かれることもありました。ホンダはフィットなど他車種でもタッチパネルの採用を積極的に進めていました。

旧型オデッセイのシートアレンジは6種類

旧型オデッセイにはグレードにより7人乗りと8人乗り仕様が設定されていました(現行モデルは7人乗りのみ)。7人乗り仕様では2列目の左右が独立したプレミアムクレードルシート(キャプテンシート)となっており、内蔵オットマン・背もたれの中折れ機構・ロングスライド機能など広々した空間を自由に使えました。

8人乗り仕様は2列目がベンチシートとなっており、左右へシームレスな移動が可能でした。シートアレンジは7人乗り仕様で3種類、8人乗り仕様で3種類の合計6種類が用意されていました。

【7人乗り仕様車】6名乗車モード

オデッセイの広大な車内スペースをいっぱいに使った快適なシートアレンジでした。3列目のシートの中央を倒すことで最後列に乗る方の快適性も確保し、肩と肩が触れ合わずにロングドライブを楽しめました。

【7人乗り仕様車】4名乗車+ロングスライドモード

2列目シートをロングスライドすることで余裕の室内を楽しめるシートアレンジでした。内蔵オットマンを出してくつろぎのスペースを確保したり、足元に荷物を置くことも可能でした。

【7人乗り仕様車】2名乗車+最大ラゲッジモード

レジャーや買い物でたくさんの荷物を積みたい時に役立つシートアレンジでした。3列目シートを前方に折りたたむことで長尺の荷物なども楽々収納できました。

【8人乗り仕様車】6名乗車モード

ベンチシートの8人乗り仕様車は2列目が横にゆとりのある空間となっており、2列目の中央をひじ掛けやドリンクホルダーとして使うことでリラックスできる空間が生まれました。

【8人乗り仕様車】2名乗車+最大ラゲッジモード

8人乗り仕様車の最大ラゲッジモードは2列目の背もたれも完全に収納でき、工夫次第で2列目上の空間にも荷物を積むことができました。7人乗り仕様車よりもラゲッジスペースが広く取れるのも8人乗り仕様車の利点でした。

【8人乗り仕様車】1-2列目フラットモード

2名乗車で使う時に便利な1-2列目フラットモードでした。前席のヘッドレストを外して後ろへ倒すことで2列目シートとの境目がなくなり、ドライブ中の小休憩や車中泊でも活躍する上質な空間となりました。

優しい室内空間はファミリー使いにぴったり

旧型オデッセイには家族で使うのに便利な機能が数多く備わっていました。スライドドア部分のステップ高については、同じホンダのステップワゴンが385mm、トヨタのヴォクシーとノアが360mmであるのに対し、オデッセイは300mmのステップ高を実現していました。

3列目シートの背もたれは3席で違う角度のリクライニングが可能で、肩と肩が触れ合うストレスなく過ごせる設計でした。

スクエア形状のラゲッジ開口部は低床設計らしいユーザーに負担をかけない設計で、3列シートを使ったままでも十分なスペースを確保していました。3列シートを収納した時のスペースはさすがミニバンと言える十分な容量を備えていました。

オデッセイは上質で快適な空間が広がるホンダのプレミアムミニバン

1994年10月に初代が発売されたオデッセイは、ホンダの予想を上回る大ヒットを記録しプレミアムミニバンの代表車種に君臨してきました。一度は販売終了となりましたが、2023年12月にハイブリッド専用モデルとして復活。「走るラウンジ」のコンセプトを引き継ぎながら、内装の上質感や安全装備をさらに進化させています。上質で快適な空間を求めるファミリー層から引き続き高い支持を集めているホンダのプレミアムミニバンです。