日産ジュークの内装パターンをグレード別まとめて紹介
2010年6月に日本で販売が開始されたコンパクトSUV・日産ジューク(初代F15型)は、クーペ風の斬新なエクステリアで大きな話題を呼びました。全世界で100万台以上を販売した人気モデルでしたが、2020年6月をもって日本国内での販売を終了しています。欧州では2019年9月に2代目ジュークが登場していますが、日本への正規導入はされていません。
日本仕様の初代ジュークは何度かのマイナーチェンジを重ね、ALL MODE 4×4-i搭載の4WDモデルや1.6L直噴ターボエンジン、「V Selection」「V Urban Selection」などの特別仕様車も設定されていました。本記事では、そんな初代ジュークのグレード別内装パターンと豊富なカラーカスタマイズを紹介します。
日産ジュークのボディカラーはモノトーン9色と2トーン2色の全11色ラインナップ
日産ジュークのボディカラーは、基本色9色とツートンカラー2色の全11色展開でした。ボンネット・ルーフとボディを塗り分けたツートンカラーは「ドレスアップ」と呼ばれ、「15RX V Selection」「16GT」「16GT FOUR」の3グレードに設定されていました。
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サンライトイエロー・特別塗装色(EAV) -
スーパーブラック(KH3) -
アズライトブルー(RBR) -
ダークメタルグレー(KAD) -
ラディアントレッド(NAH) -
パッションレッド(A20) -
ブリリアントホワイトパール・特別塗装色(QAB) -
ブリリアントシルバー(K23) -
ナイトベールパープル(GAB) -
プレミアムサンフレアオレンジ・ボディ(2PM)/ダークメタルグレー・ボンネットルーフ(XBP) -
アズライトブルー・ボディ/ブリリアントシルバー・ボンネットルーフ(XAZ)
15RX・16GT・V Selection・V Urban Selectionのシートと内装
「15RX」「15RX V Selection」「15RX V Urban Selection」「16GT」「16GT FOUR」の各グレードは、スエード調トリコットシート地とブラック内装色の組み合わせが基本でした。モノトーンのボディカラー9色から選択でき、ツートンカラーの「ドレスアップ」仕様は「15RX V Selection」「16GT」「16GT FOUR」の3グレードに設定されていました。
| グレード | シート素材 | 内装色 |
|---|---|---|
| 15RX シンプルパッケージ | トリコット | ブラック |
| 15RX/15RX V Selection/15RX V Urban Selection/16GT/16GT FOUR | スエード調トリコット | ブラック |
| NISMO | スエード調(NISMOロゴ・レッドステッチ入り) | ブラック |
| NISMO RS | RECARO製スポーツシート(専用品) | ブラック |
リヤシートは6:4分割式で前に倒すことができました。3名乗車で片側に長尺物を積む、2名乗車でリヤスペースを広く使うなど、さまざまなシートアレンジが可能でした。
ラゲッジボード下には小物入れスペースが設けられており、パンク修理キットや三角反射板などの緊急セット、アウトドア後の泥のついた靴などを収納できました。荷室を清潔に保ちながら実用的に使える便利なスペースです。
ジュークを自分好みに仕上げるパーソナライゼーション機能
「15RX V Selection」「15RX V Urban Selection」「16GT」「16GT FOUR」の4グレードには、パーソナライゼーションという独自のカスタマイズシステムが設定されていました。下記の各パーツカラーを組み合わせて、最大90パターンもの個性的な1台を仕上げることができました。
- ボディカラー:モノトーン9色
- サイドミラー・アウタードアハンドルのカラー:4色
- インテリアパーツカラー:3色
- オプションの本革シートカラー:3色(メーカーオプション)
- ヘッドランプフィニッシャーカラー:4色
- ホイールステッカーカラー:4色
- フロントバンパーフィニッシャーカラー:3色
メーカーオプションで選択できた本革シートはパーソナライゼーショングレード専用の特別仕様で、シートのほかにドアトリムにも人工皮革が施されました。インテリアカラーに合わせてステッチの色も変更されるこだわりの仕上がりでした。なお、ボディカラーとエクステリアカラーの組み合わせには一部制限があり、下記の組み合わせは設定できませんでした。
設定できなかったボディカラーとエクステリアカラーの組み合わせ
・サンライトイエロー×イエローエクステリア
・ラディアントレッド×レッドエクステリア
・パッションレッド×レッドエクステリア
・ブリリアントホワイトパール×ホワイトエクステリア
・ブリリアントシルバー×ホワイトエクステリア
・スーパーブラック×ブラックエクステリア
ジューク NISMO・NISMO RSのスポーティな専用内装
ジュークNISMOはチューニングメーカー「NISMO(ニスモ)」が手がけた特別仕様車で、16GTをベースにスタイリングだけでなくサスペンションなどの走行性能も変更が加えられていました。
コックピットにはNISMOのシンボルである赤いアクセントがステアリングに施され、センターコンソールにはブーストメーターが装備されていました。
NISMOグレードのシートはスエード調のシート地にNISMOロゴとレッドステッチが施された専用デザインでした。
リヤには口径の大きいNISMOグレード専用のエキゾーストフィニッシャーが装備され、サイドからリヤバンパーへ繋がる赤いラインが存在感を放っていました。ボディカラーは「ブリリアントホワイトパール」「ブリリアントシルバー」「スーパーブラック」の3色展開でした。
さらにパフォーマンスを高めたジュークNISMO RSグレードでは最高出力214PS・最大トルク250Nmへチューニングされたエンジン、ボディ剛性の補強、8速マニュアルモードを搭載したCVTなど、多岐にわたる性能強化が施されていました。なお、NISMO・NISMO RSは特別仕様車「BOSE Personal Edition」の設定に合わせて生産終了となっています。
NISMO RSグレードのシートは専用のRECARO製スポーツシートが採用され、体をしっかりと支えるホールド感が魅力でした。日本仕様の市販ジュークとして最高のスペックを誇る特別な1台でした。
ジュークの内装は自分好みにカスタマイズできる個性派コンパクトSUV
初代日産ジュークは、ボディカラーとシート地を選ぶだけでなく、内装カラーやエクステリアパーツの色まで自分でカスタマイズできるパーソナライゼーションシステムが最大の魅力でした。「ドアミラーだけ別色にしたい」「シートは本革のレッドにしたい」といった細かな要望にも応えられる、当時としてきわめて珍しい仕様のコンパクトSUVでした。
日本での販売は2020年6月に終了しており、現在は中古車市場でのみ入手できます。独自のデザインと高いカスタマイズ性を持つジュークを探す場合は、状態の良い個体を選ぶことが重要です。特に後期型(2015年11月以降)は衝突被害軽減ブレーキが標準装備となっており、安全性の面でも選びやすいモデルです。