スズキ・イグニスのモデルチェンジ情報 エクステリア・インテリア・装備などをチェック!
スズキが販売するコンパクトなクロスオーバーSUVイグニスのモデルチェンジ情報を紹介します。
JC08モード燃費28.8 km/L(ハイブリッドMG 2WD)を達成し、エコに走りを楽しむことのできるイグニスは、2020年2月4日に一部仕様変更を実施し、SUVテイストを強めた新グレード「HYBRID MF」が追加されたことで、さらに多くのドライバーのニーズに応える車へとリニューアルされましたが2024年に生産終了に。
スズキ新型イグニスのマイナーチェンジによる変更点と、基本スペックについて確認していきます。
イグニスが2024年生産終了 2024年10月16日に日本導入のフロンクスが代替モデルに
イグニスがモデルチェンジせずに生産終了。
時期は2024年春に生産終了したエスクードと同じくイグニスも廃止され、その代替車種としてスズキ子会社のマルチスズキがインド市場で販売するコンパクトSUVのフロンクスを日本市場へ導入しました。
フロンクスのサイズは全長3,995mm、全幅1,765mm、全高1,550mm、ホイールベース、2,520mmでトヨタのライズ、ダイハツのロッキーなどどサイズ感が近く、エスクード・イグニスを補完するに十分なモデルです。
イグニスへ新グレードを追加するマイナーチェンジを2021年9月7日に実施
イグニスに新たな中間グレードのハイブリッドMVを追加するマイナーチェンジを実施。これでイグニスのグレードはエントリーグレードのハイブリッドMG、中間グレードのハイブリッドMV、上位グレードのハイブリッドMFの3つになりました。
2021年新型イグニスのマイナーチェンジ内容
- ハイブリッドMVグレード追加
- 全てのグレードをハイブリッドMFと同じグリルに変更
- ハイブリッドMGにプッシュスタートシステム追加、フルオートエアコン追加
- ハイブリッドMFにラゲッジシェルフ追加
イグニスの販売価格はハイブリッドMG 2WDが1,611,500円で4WDが1,747,900円、ハイブリッドMV 2WDが1,758,900円で4WDが1,895,300円、ハイブリッドMF 2WDが1,867,800円で4WDが2,004,200円です。
全長 | 3,700mm |
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全幅 | 1,660mm |
全高 | 1,595mm |
室内長 | 2,020mm |
室内幅 | 1,365mm |
室内高 | 1,250mm |
ホイールベース | 2,435mm |
最低地上高 | 180mm |
最小回転半径 | 4.7m |
車両重量 | 920kg |
乗車定員 | 5名 |
最高出力 | 67kW(91PS)/6,000 |
最大トルク | 118Nm(12.0kgm)/4,400 |
エンジン | 水冷4サイクル直列4気筒 |
総排気量 | 1.242L |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン |
駆動方式 | フルタイム4WD |
JC08モード燃費 | 25.4km/L |
価格 | 1,875,960円~ |
グレード | 駆動方式 | 値段 |
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HYBRID MG | 2WD(FF) | 1,611,500円~ |
4WD | 1,747,900円~ | |
HYBRID MG 全方位モニター用カメラパッケージ装着車 |
2WD(FF) | 1,679,700円~ |
4WD | 1,816,100円~ | |
HYBRID MV | 2WD(FF) | 1,758,900円~ |
4WD | 1,895,300円~ | |
HYBRID MV 全方位モニター用カメラパッケージ装着車 |
2WD(FF) | 1,813,900円~ |
4WD | 1,950,300円~ | |
HYBRID MF | 2WD(FF) | 1,867,800円~ |
4WD | 2,004,200円~ | |
HYBRID MF 全方位モニター用カメラパッケージ装着車 |
2WD(FF) | 1,922,800円~ |
4WD | 2,059,200円~ |
欧州仕様のスズキ・イグニスが発表 1.2L「K12D DUALJET」ディーゼルエンジンを搭載
スズキの欧州部門がスズキ新型イグニスの欧州仕様車を発表しました。欧州仕様の新型イグニスには1.2L「K12D DUALJET」ディーゼルエンジンを採用。マイルドハイブリッドシステムのリチウムイオンバッテリーは容量を拡大しています。
日本仕様と同様、SUVテイストを強めたエクステリアデザインで、リアデザインやアルミホイールも刷新。ボディカラーには「タフカーキパールメタリック」「キャラバンアイボリーパールメタリック」「ラッシュイエローメタリック」など3種類の新色が新たにラインナップしています。
新型イグニスのインテリアはメータークラスターのデザインを変更。アクセントカラーにミディアムグレーメタリックやラズリミディアムブルーパールが設定されています。
スズキ・イグニスが一部仕様変更 新グレード「HYBRID MF」を追加
スズキは2020年2月4日、イグニスの一部仕様変更を発表しました。今回の改良では内外装のデザインを刷新し、新グレード「HYBRID MF」を追加、さらに快適装備・安全装備が充実しています。
新型イグニス(HYBRID MG、HYBRID MX、HYBRID MZ)はフロントグリルとリヤバンパーを新デザインとし、ワイルドなエクステリアに。インテリアについてもメーター盤面やシート表皮を刷新しており、ドアグリップやセンターコンソールに「ブルー」と「ガンメタリック」のアクセントカラーを設定しました。
「HYBRID MF」はSUVテイストを前面に押し出した新グレード。専用のフロントバンパーおよびリヤバンパー、フェンダーアーチモール、サイドアンダーモール、ルーフレールを装備しています。インテリアはレザー調のシート、アクセントカラーは「カーキ」「ガンメタリック」を採用し、精悍なスタイルを演出。ボディカラーは新色として「タフカーキパールメタリック」を追加した全16種類(モノトーン11色、ツートン7色)を用意します。
また、荷室は防汚タイプのラゲッジフロアで実用性を高めました。
新型イグニスは全車に先進安全装備「スズキ・セーフティ・サポート」を標準装備。スズキ国内初となるガイドミーライト機能つきオートライトシステムや助手席シートヒーターも全車標準装備です。助手席シートサイドポケットをHYBRID MG以外の全車に搭載します。
イグニス特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」が発売!
2019年7月11日、イグニスの特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」が発売されました。
特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」は、「HYBRID MG」グレードをベースに、衝突被害軽減ブレーキ「デュアルカメラブレーキサポート」を装備し、より安全性能を充実。
さらにメーカーオプションの「全方位モニター用カメラパッケージ」を設定すれば、運転席の真上から俯瞰的に車の位置を把握できるため、駐車をアシストしてくれます。
エクステリアは、メッキフロントグリルガーニッシュやメッキフロントフォグランプベゼルの特別装備。インテリアもガンメタリック塗装パーツに変更し、より上質な質感となっています。
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マイナーチェンジで追加されたキャラバンアイボリーパールメタリック -
ファーベントレッド -
スポーディブルーメタリック -
ピュアホワイトパール -
スーパーブラックパール
ボディカラーは全5色で、マイナーチェンジで追加された「キャラバンアイボリーパールメタリック」も選択可能。価格は2WD仕様1,512,000円、4WD仕様1,649,160円です。
2019年7月1日のマイナーチェンジでは安全性能・エクステリアの充実化を図る
スズキ・イグニスは2019年7月1日にマイナーチェンジを行いました。今回の一部仕様変更では、新たに「キャラバンアイボリーパール」と「ラッシュイエローメタリック」のボディカラーを追加。ブラック2トーンルーフを設定している「HYBRID MZ」にも2色追加されました。
イグニスのエントリーモデル「HYBRID MG」には、セーフティパッケージを同時に装備する場合にのみ全方位カメラパッケージをオプション設定できるようになりました。
また、イグニスの「HYBRID MX」と「HYBRID MZ」には、以下の8つの安全装備が標準搭載となります。
イグニス「HYBRID MX」「HYBRID MZ」の安全装備
- デュアルカメラブレーキサポート
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
- エマージェンシーストップシグナル
- SRSカーテンエアバッグ
- フロントシートSRSサイドエアバッグ
一部改良後の新型イグニスのエクステリアデザインに大きな変更はなし
一部改良後のイグニスのエクステリアに変更はなく、ボディカラーに「キャラバンアイボリーパール」と「ラッシュイエローメタリック」の2種類の新色が加わるのみです。
イグニスのHYBRID MXとHYBRID MGには以下のモノトーンカラーが9色設定されています。
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キャラバンアイボリーパールメタリック -
ラッシュイエローメタリック -
フレイムオレンジパールメタリック -
ピュアホワイトパール -
プレミアムシルバーメタリック -
スーパーブラックパール -
ネオンブルーメタリック -
ファーベントレッド -
スピーディーブルーメタリック
イグニスの最上級グレードにあたるHYBRIDMZには、上記の9色に加え、以下のブラック2トーンルーフカラー6色が追加されます。
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キャラバンアイボリーパールメタリックブラック2トーンルーフ -
ラッシュイエローメタリック ブラック2トーンルーフ -
フレイムオレンジパールメタリック ブラック2トーンルーフ -
ネオンブルーメタリック ブラック2トーンルーフ -
ピュアホワイトパール ブラック2トーンルーフ -
ファーベントレッド ブラック2トーンルーフ
イグニスのインテリアカラーは先進性とスポーティを掛け合わせたデザインで改良後も健在
快適性・居住性の高い室内空間が広がるイグニスのインテリア。インテリアカラーはボディカラーごとに別設定されており、HYBRID MZとHYBRID MXはオレンジまたはチタンのインテリアカラー、HYBRID MGにはブラックのインテリアカラーが用意されています。
炎を意味するイグニスのモデルチェンジ遍歴
イグニスはスズキが販売するコンパクトカーで、クロスオーバーSUV型のデザインのモデルです。初代スイフトの後継とも言える位置づけで、ハスラーなどの軽クロスオーバーと、エスクードのような小型クロスオーバーの中間ジャンルとして企画されました。スズキらしさを表すために、これまでのスズキ車のデザインをモチーフに取り入れられています。
イグニス 初代 FF21S型/2016年~
2015年10月、東京モーターショー2015に「イグニス」と「イグニストレイツコンセプト」を参考出品し、2016年1月、公式発表がされ、翌月2月に販売が開始されました。グレードは廉価グレードの「HYBRID MG」、普及グレードの「HYBRID MX」、上級グレードの「HYBRID MZ」を用意します。11月には特別仕様車「Fリミテッド」を発売。
2017年1月、欧州仕様車を販売開始。4月には中国仕様車を公開。9月に仕様変更、12月には特別仕様車「Sセレクション」を発売と同時に、「Fリミテッド」に仕様変更で安全性能が強化されました。
2018年7月、仕様変更。
2019年4月にボディーカラーの設定が変更され、7月には仕様変更で安全性能がさらに強化されました。同月特別仕様車「HYBRID MGリミテッド」を発売。
2020年2月、一部仕様変更で環境性能を強化。「HYBRID MF」が新グレードとして追加されました。
2021年9月、グレード体系の見直しで、「HYBRID MX」と「HYBRID MZ」に替わって「HYBRID MV」を追加されました。
イグニスのモデル | 販売年表 |
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初代 FF21S型 | 2016年~ |
マイナーチェンジでさらにデザインの選択の幅が広がったが2024年に生産終了
元々個性的なボディカラーが豊富に用意されていたイグニスですが、今回の一部改良で新色が追加設定され、より選ぶ楽しみが広がりました。また、安全性能においても充実度が増し、快適かつ安全にドライブが楽しめるようになりましたが2024年に生産終了しました。