ハイゼットカーゴの内装をコックピット・シート・荷室から徹底チェック
ダイハツが販売する商用車ハイゼットカーゴ(HIJET CARGO)の内装を詳しく紹介します。ハイゼットは1960年にダイハツ初の軽四輪車として誕生し、60年以上の歴史を持つロングセラーシリーズです。なお、本記事で取り上げる写真・内装情報は10代目モデル(S321V型)をベースにしています。2021年12月には11代目(S700V型)へフルモデルチェンジが行われており、現在新車として販売されているのは11代目です。
コックピットの使い勝手、シートの素材と機能、クラス最大水準の荷室容量、そして純正アクセサリーを使った内装カスタムまで、ハイゼットカーゴの室内空間の魅力をまとめて確認していきましょう。
ハイゼットカーゴは乗降性が高くゆとりある室内設計となっている
ダイハツ・ハイゼットカーゴは乗降グリップつきで高い乗降性を備えている
長年にわたり根強いファンを獲得しているDAIHATSUのハイゼットカーゴ。10代目モデルのグレード構成は、クルーズターボ”SA3″・クルーズ”SA3″・デラックス”SA3″・デラックス・スペシャルクリーン”SA3″・スペシャルクリーン・スペシャル”SA3″・スペシャルの8モデルでした。参考として、現行11代目はスペシャル・スペシャルクリーン・デラックス・クルーズ・クルーズターボの5グレード構成に整理されています。
どのグレードも車内のフロアはフラットになっていて、運転席側だけでなく助手席側から乗り込むことも可能です。足元にもしっかりスペースが確保されており、走行時もペダル操作が容易で運転しやすい環境となっています。商用車として一日中乗り続けるドライバーにとって、この乗降性と足元の余裕は大きなメリットです。
ダイハツハイゼットカーゴのコックピットは使い勝手を意識した商用車らしいデザイン
ハイゼットカーゴのコックピット・インパネ周りは実用性を重視した作りとなっている
ハイゼットカーゴのコックピット内装は、「痒い所に手が届く」機能的なデザインを実現しています。1眼のメーターにはオレンジ系のイルミネーションが使われており、運転中も必要な走行情報を見落としません。エアコンなどのスイッチも操作性を意識したレイアウトで、慣れれば手元を見ずに操作できる配置になっています。
4WDスイッチをオンにすれば雪道などの悪路もスムーズに走行できるようになる
ハイゼットカーゴの4WD車には、2WDと4WDの走りを使い分けられる4WDスイッチが搭載されています。スイッチは走行中でも操作しやすいポジションに設置されており、路面状況に応じてとっさに切り替えられるのが実用上のポイントです。雪道や未舗装路を走る機会が多いドライバーには特に恩恵の大きい機能です。
ハイゼットカーゴの助手席側にあるオーバーヘッドシェルフ・大型グローブボックスマルチユーティリティフック
ダイハツハイゼットカーゴの助手席側には、オーバーヘッドシェルフや大型のグローブボックス、マルチユーティリティフックなどの便利な収納ポイントが備わっています。オーバーヘッドシェルフはSA3搭載車とデラックスに標準装備されており、頭上のデッドスペースを活用して小物類を手軽に収納できます。
DAIHATSUハイゼットカーゴの運転席側にはロアポケットやチケットホルダーサンバイザーを設置
ハイゼットカーゴの運転席側の収納として、ロアポケットやチケットホルダー付きサンバイザーが設置されています。ロアポケットは手袋や小物の一時保管に重宝します。チケットホルダーは駐車券や配達伝票など、頻繁に取り出す書類の収納場所として特に業務用途で便利です。
DAIHATSUハイゼットカーゴのシート内装には撥水加工のフルファブリックとプリントレザーシートの2種類が設定
ハイゼットカーゴの内装シートはグレードごとに素材が撥水性のフルファブリックとプリントレザーが設定されている
ダイハツハイゼットカーゴの内装シートは、グレードによって素材が異なります。クルーズターボ”SA3″・クルーズ”SA3″・デラックス”SA3″・デラックスには撥水加工のフルファブリックシートが、スペシャルクリーン”SA3″・スペシャルクリーン・スペシャル”SA3″・スペシャルにはプリントレザーシートが採用されます。撥水加工はドライバー席と助手席のみに施されており、雨の日の乗り降りや汚れた作業着での乗車時に効果を発揮します。荷物の積み下ろしが多い仕事に使う場合は、素材の違いも選択の参考にするとよいでしょう。
ハイゼットカーゴのラゲッジルームはシートアレンジで長尺物も積載可能


ダイハツ・ハイゼットカーゴのラゲッジルームは低床かつ大きなテールゲートで荷物の積載性は抜群
ハイゼットカーゴのバックドアは開口部が非常に大きく、地上高を低く設定しているため荷物を積み込みやすい作りとなっています。助手席を前に倒せば、6畳分のカーペットのような長尺物の積載も可能です。重たい荷物を頻繁に積む業務であっても、腰への負担を軽減しながら作業できます。
たくさんの荷物を運べるハイゼットカーゴのラゲッジルーム
ハイゼットカーゴの大きなラゲッジルームには、ミカン箱65個分・パンケース66個分・ビールケース36ケース分・畳8枚分を積めるほどの荷室容量を確保しています(容積の参考数値)。軽商用車クラスとしては最大水準の積載量であり、農業・建設・配送業など多様な業種での活用が可能です。なお、現行の11代目では荷室寸法がさらに拡大(荷室長約1,915mm×幅約1,410mm×高さ約1,250mm)しており、積載性が一段と向上しています。
ダイハツ・ハイゼットカーゴのスマートアシスト搭載で安全性能を強化
ダイハツ・ハイゼットカーゴのスマートアシスト3は軽商用車初搭載の先進安全システムで高い安全性能が認められている
10代目ハイゼットカーゴは2017年のマイナーチェンジにより、軽商用車として初めてスマートアシスト3(スマアシ3)を搭載し、軽貨物自動車としてサポカーSワイドに適合しました。車両だけでなく対歩行者との衝突回避システムも導入しており、配送業務や街乗りでの安全性が大きく向上しています。スマアシ3は一部グレードを除く全モデルに標準装備されました。
現行の11代目(2021年12月~)では安全装備がさらに進化しています。ステレオカメラ方式のスマートアシストが全グレードに標準装備され、夜間の歩行者検知や二輪車・自転車の検知にも対応。車線逸脱抑制制御機能やふらつき警報、標識認識機能なども追加されました。また2024年11月の一部改良でバックソナーが2個追加され、駐車時の安心感もさらに高まっています。
ハイゼットカーゴの内装をカスタム!質感の高いおすすめ純正アクセサリーをチェック
インテリアパネルパックはハイゼットカーゴの内装のドレスアップにおすすめ
ハイゼットカーゴの内装カスタムに特におすすめなのが、お得な4点セットのインテリアパネルパックです。シックでスタイリッシュなピアノブラックと、木の温もりと上質さが魅力のファインウッド調パネルがラインナップしており、商用車らしいシンプルな室内を手軽にドレスアップできます。

本革調シートカバーとブラウンのシートクロスはインテリアパネルパックに合わせるとハイゼットカーゴの内装がおしゃれに決まる
ハイゼットカーゴに装着できる本革調のシートカバーとブラウンカラーのシートクロスは、いずれもインテリアパネルパックとの相性が抜群です。本革調シートカバーは高級感を大きく高めてくれるため、営業車として使用する場合など、お客様の目に触れる機会が多い車両のイメージアップにも効果的です。
多彩な荷室アレンジを叶えるハイゼットカーゴ専用のラゲッジアイテムもおすすめの純正アクセサリー
内装のドレスアップのほか、ハイゼットカーゴの積載性をさらに活かしたいなら、アッパーシステムレールやマルチレール、ユーティリティフックを取り付けるのもおすすめです。車内上部のデッドスペースを有効活用でき、軽量なアイテムを整然と収納できます。車中泊やアウトドア用途にも対応しやすくなり、仕事とプライベートの両方で活躍する一台に仕上がります。
ハイゼットカーゴの内装は広い室内空間でさまざまな用途に使える

長い歴史を持つダイハツの商用車ハイゼットカーゴは、仕事から趣味まで多方面で活躍してくれます。広い荷室スペースを活かした車中泊ユーザーも多く、アウトドア好きにも根強い人気があります。コックピットの使い勝手の良さや座り心地の良いシート構造も大きな魅力です。
純正アクセサリーとして、内装をおしゃれにドレスアップできるインテリアパネルパックやシートカバーもラインナップしています。ハイゼット系のカスタムパーツは専門店も多く、社外品も豊富に揃っています。カスタム・ドレスアップというと外装に目が向きがちですが、毎日使う内装にこだわることで、乗るたびにテンションの上がる空間にできるのもハイゼットカーゴの魅力のひとつです。





















