フォレスターのスタッドレスタイヤを17インチと18インチでピックアップ
ここで紹介するのは、5代目フォレスター(SK系)の次のグレードに標準装備されている「225/60R17」「225/55R18」に適合するスタッドレスタイヤです。なお、2025年4月に6代目フォレスター(SL系)がフルモデルチェンジして発売されており、6代目のタイヤサイズは18インチ(225/55R18)と19インチ(235/50R19)となっています。この記事では5代目(SK系)を中心に解説しています。タイヤサイズはタイヤの側面に記載してあり、それ以外のグレード・サイズでも場合によりマッチングは可能です。
225/60R17タイヤを標準装備するフォレスターのグレード(5代目SK系)
- ツーリング
- Xブレイク
225/55R18タイヤを標準装備するフォレスターのグレード(5代目SK系)
- プレミアム
- アドバンス
- Xエディション
XエディションはSK系のプレミアムをベースとした特別仕様車で、ラギッドかつ洗練されたスタイルが特徴のモデルです。
フォレスターはスバル独自のシンメトリカルAWD(全輪駆動)を採用しており、4輪すべてに均等に駆動力を配分できます。ただし、4WDだからといって夏タイヤのままで雪道を走るのは危険です。凍結路面では「止まる・曲がる」にタイヤのグリップ力が不可欠で、スタッドレスタイヤはシンメトリカルAWDの性能を冬道でも引き出すために欠かせない装備といえます。実際にフォレスターオーナーから聞かれるのは「4WDだから大丈夫と思っていたが、アイスバーンでは想像以上に滑った」という経験談で、スタッドレスの必要性を改めて実感するケースが多いです。
フォレスターに適合する17インチスタッドレスタイヤをオーナーの好みで選ぶ
225/60R17タイヤを標準装備するフォレスター「Touring」「X-BREAK」には、雪道でのタフな走りが楽しめるSUV用スタッドレスのほか、氷上性能に優れた乗用車用スタッドレスがおすすめです。SUV用と乗用車用の大きな違いは「どの路面に強いか」という点にあります。SUV用は雪深い積雪路や林道など、走破性が求められる場面で本領を発揮し、乗用車用は街中のアイスバーンや凍結路での制動距離短縮に特化しています。フォレスターをスキー場など雪の多い場所に持ち込む方にはSUV用、日常の通勤・街乗りがメインの方には乗用車用が適しています。
雪道走破性に優れたSUV専用パターンを採用するブリヂストン ブリザックDM-V3
BRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3 225/60R17 99Q
| 車種 | フォレスター |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ブリザック DM-V3 |
| タイヤサイズ | 225/60R17 |
| ホイールサイズ | 17インチ |
| タイヤ外径 | 703mm |
| ロードインデックス | 99 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 19,240円~(2026年調べ) |
ブリヂストンのSUV・4×4専用スタッドレスタイヤ、ブリザックDM-V3は、フォレスターのようなSUV向けタイヤの特徴でもある高い雪上性能に加えて、除水性や接地性に優れたアクティブ発泡ゴム2の採用により氷上性能もアップしたスタッドレスです。SUV専用パターンではラグ溝(横溝)を増やすことによって、積雪路面では雪をつかみ、凍結路面では氷を引っかくことでしっかりと止まります。スキー場への山道や圧雪路を頻繁に走る用途に向いており、フォレスターのシンメトリカルAWDと組み合わせることで積雪路での走破力をより高く発揮できます。
街中のアイスバーンでも制動力を発揮する乗用車用スタッドレス ブリヂストン ブリザックVRX2
BRIDGESTONE BLIZZAK VRX2 225/60R17 99Q
| 車種 | フォレスター |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ブリザックVRX2 |
| タイヤサイズ | 225/60R17 |
| タイヤ外径 | 707mm |
| ロードインデックス | 99 |
| 速度記号 | Q |
| 値段 | 29,500円~(2026年調べ) |
DM-V3と比較して氷上性能に強い乗用車用のVRX2は、信号のたびに停止・発進を繰り返して磨き上げられた凍結路面でも、フォレスターがしっかり止まれるアイス性能が特徴です。摩耗しにくいパターンを採用してロングライフを実現しているため、4シーズン目も安心して使えるスタッドレスタイヤとしてオーナーに評価されています。なお、後継モデルのVRX3も登場しており、氷上ブレーキ性能はVRX3がさらに向上しています。街乗りメインでコストを抑えたい場合はVRX2、氷上性能の最新スペックを求めるならVRX3を検討するとよいでしょう。
4年後も路面への密着性が持続するヨコハマ アイスガードSUV G075
YOKOHAMA ice GUARD SUV G075 225/60R17 99Q
| 車種 | フォレスター |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | アイスガードSUV G075 |
| タイヤサイズ | 225/60R17 |
| タイヤ外径 | 702mm |
| ロードインデックス | 99 |
| 速度記号 | Q |
| 値段 | 16,900円~(2026年調べ) |
凍結路面では氷の上に薄い水膜が生じて滑りの原因になりますが、ヨコハマのアイスガードSUVはこの水膜を吸収して乾いた氷との接触面積を増やすことで滑りにくくします。トレッドパターンはSUV向けの雪道対応設計で、スキー場へのアクセス路のような上り坂でも安心して走れます。ロングライフコンパウンドを採用しており、使用4年後でも氷上での路面への密着性が持続するとされています。同じヨコハマタイヤのアイスガード6と比べると、アイスガードSUVは雪道走破性が高く、アイスガード6は街乗りの凍結路に特化しているという位置づけです。
燃費性能も重視したい街乗りメインのフォレスターオーナーにはアイスガード6 iG60
YOKOHAMA ice GUARD6 iG60 225/60R17 99Q
| 車種 | フォレスター |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | アイスガード6 iG60 |
| タイヤサイズ | 225/60R17 |
| タイヤ外径 | 702mm |
| ロードインデックス | 99 |
| 速度記号 | Q |
| 値段 | 17,200円~(2026年調べ) |
ヨコハマのアイスガード6 iG60は、従来製品よりも短い制動距離を実現する氷上ブレーキ性能に加え、低燃費タイヤのECOSに迫る転がり抵抗係数を持つスタッドレスタイヤです。スタッドレスは一般にノーマルタイヤより燃費が落ちますが、アイスガード6はその差を小さく抑えています。月1,000km走行のフォレスターオーナーなら、冬シーズンのガソリン代増加をある程度抑えられる点がメリットです。アイスガードSUVと比べて氷上ブレーキ性能に特化しているため、日常の通勤や買い物など街乗りが中心のオーナーに向いています。
氷上ブレーキが従来比22%向上したSUV向けスタッドレス グッドイヤー アイスナビSUV
GOOD YEAR ICE NAVI SUV 225/60R17 99Q
| 車種 | フォレスター |
|---|---|
| メーカー | グッドイヤー |
| ブランド | アイスナビSUV |
| タイヤサイズ | 225/60R17 |
| タイヤ外径 | 703mm |
| ロードインデックス | 99 |
| 速度記号 | Q |
| 値段 | 17,810円~(2026年調べ) |
グッドイヤーのアイスナビSUVは、SUV専用の雪上パターンを採用し、氷上ブレーキ性能を従来製品比22%向上させた冬タイヤです。低発熱ゴムの採用によりライフ性能も高く、長く使える経済的なモデルとしてコストを重視するオーナーに向いています。ドライ路面での操縦安定性も高めに設定されているため、降雪が少ない地域でも安心感があります。ただし豪雪地帯や凍結路の多い地域では、より氷上性能に特化したブリザックDM-V3やアイスガード6との比較検討をおすすめします。
摩耗しても性能が落ちにくいロングライフ設計のミシュラン エックスアイスXI3
MICHELIN X-ICE XI3 225/60R17 99H
| 車種 | フォレスター |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | エックスアイスXI3 |
| タイヤサイズ | 225/60R17 |
| タイヤ外径 | 702mm |
| ロードインデックス | 99 |
| 速度記号 | H |
ミシュランのエックスアイスXI3は、40%まで摩耗した状態でもトレッドパターンが持続するよう設計されたロングライフ型スタッドレスです。新品から4年保管した状態でも氷上性能に大きな劣化が出にくいとされており、複数シーズンにわたって使いたいオーナーに向いています。速度記号Hはスタッドレスとしては高い水準で、高速道路での巡航安定性を重視する方にも適しています。ただし、日本の圧雪路・アイスバーンを中心とした路面環境では、国産スタッドレスのほうが氷上制動性能で優位なケースが多い点は把握しておくとよいでしょう。
フォレスターに適合する18インチスタッドレスタイヤ プレミアムとアドバンスのワンランク上の走りをサポート
225/55R18タイヤを標準装備するフォレスター「Premium」「Advance」「X-Edition」には、次に紹介するブリヂストンとヨコハマのSUV用スタッドレスと乗用車用スタッドレスがおすすめです。18インチは扁平率が55と17インチ(60)より低く、タイヤのサイドウォールが薄いため凹凸への追従性は若干下がります。一方で見た目のスポーティさとハンドリングのシャープさは17インチより増すため、フォレスターのスポーティな側面を冬でも活かしたいオーナーにも選ばれています。
アクティブ発泡ゴム2とSUV専用パターンで積雪路の走破性が高いブリヂストン ブリザックDM-V3
BRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3 225/55R18 98Q
| 車種 | フォレスター |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ブリザック DM-V3 |
| タイヤサイズ | 225/55R18 |
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 706mm |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 28,740円~(2026年調べ) |
ブリヂストンのブリザックDM-V3は、アクティブ発泡ゴム2とSUV専用パターンにより氷上でのブレーキ性能と雪上走破性の両立を実現したモデルです。先代のDM-V2から主溝を2本から4本に増やすことで排水性が高まり、スタッドレスが苦手とするウェット路面でのグリップも向上しています。林道や圧雪路への進入機会が多いフォレスターオーナーには、シンメトリカルAWDとの組み合わせで心強い選択肢です。
静粛性が従来比28%向上した快適さとアイス性能を両立するヨコハマ アイスガードSUV G075
YOKOHAMA ice GUARD SUV G075 225/55R18 98Q
| 車種 | フォレスター |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | アイスガードSUV G075 |
| タイヤサイズ | 225/55R18 |
| タイヤ外径 | 705mm |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Q |
| 値段 | 21,000円~(2026年調べ) |
ヨコハマタイヤのアイスガードSUV G075は、従来製品と比べて騒音エネルギーを28%低減した静粛性が大きな特徴です。SUVというとロードノイズが大きいイメージがありますが、アイスガードSUVはこの点を大幅に改善しています。ブルーアースで培った低燃費技術を冬タイヤにも注ぎ込み、転がり抵抗係数はECOSと同等水準を達成しています。氷上・雪上・ウェット路面・静粛性・燃費・ロングライフと複数の性能をバランスよく備えており、街乗りから雪道まで一台で幅広く対応したい方に向いているモデルです。
4年後も氷上性能を維持する液状ファルネセンゴム採用のダンロップ ウィンターマックス02
DUNLOP WINTERMAXX02 225/55R18 98Q
| 車種 | フォレスター |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | ウィンターマックス02 |
| タイヤサイズ | 225/55R18 |
| タイヤ外径 | 716mm |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Q |
| 値段 | 17,600円~(2026年調べ) |
ダンロップのウィンターマックス02は、液状ファルネセンゴムの採用により4年後もゴムが硬化しにくく、氷上ブレーキ性能が持続するライフ性能の高さが特徴です。スタッドレスタイヤは一般に製造から3〜4年で性能が低下し始めるといわれていますが、ウィンターマックス02はこの劣化を抑える設計になっています。複数シーズン使いたい方、コストパフォーマンスを重視する方に向いているモデルです。購入時は製造年週を確認し、なるべく新しいものを選ぶことをあわせてお勧めします。
凍結路面でも乗用車同様の制動感が得られる非対称パターンのブリヂストン ブリザックVRX2
BRIDGESTONE BLIZZAK VRX2 225/55R18 98Q
| 車種 | フォレスター |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ブリザックVRX2 |
| タイヤサイズ | 225/55R18 |
| タイヤ外径 | 714mm |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | Q |
SUV用のDM-V3と比べて、乗用車用のVRX2は凍結路面での制動距離短縮に特化したパターン設計が特徴です。アスファルト路面でブレーキをかけるような感覚でフォレスターが止まれると感じるほどアイス性能が高く、街乗りや都市部の通勤で威力を発揮します。非対称パターンを採用しているため、装着の際はイン側とアウト側を間違えないよう注意が必要です。タイヤ側面にINNER/OUTERの表示があるので、取り付けの際は必ず確認してください。
【フォレスター 5代目SK系】純正タイヤサイズとホイールサイズ一覧
| グレード | ホイールサイズ | 型式 | タイヤサイズ |
|---|---|---|---|
| 2.0 アドバンス 4WD | 18インチ X 7.0J(+48) | SKE | 225/55R18 |
| 2.5 プレミアム 4WD | 18インチ X 7.0J(+48) | SK9 | 225/55R18 |
| 2.5 エックスブレイク 4WD | 17インチ X 7.0J(+48) | SK9 | 225/60R17 |
| 2.5 ツーリング 4WD | 17インチ X 7.0J(+48) | SK9 | 225/60R17 |
フォレスターのスタッドレスタイヤは乗用車用もSUV用も適合、使い方で選ぼう
フォレスターには街乗り性能重視の乗用車用スタッドレスタイヤも、スキー場への道など遊び重視のSUV用タイヤも、どちらのサイズも適合します。使い方によって使い分けることが冬道パフォーマンスを最大化するコツです。
乗用車用(ブリザックVRX2、アイスガード6など)は、凍結路面が出現しやすい街乗りで使いやすいよう氷上性能に重点を置いています。これに対してSUV用(アイスナビSUV、ブリザックDM-V3など)は、積雪路を走破しやすいパターン設計と高い耐久性が特徴です。
フォレスターは視点が高く運転しやすく、4WDの走破力でスキー場や林道へも積極的に連れて行ってくれるSUVです。冬は通勤や買い物にしか使わないという人には乗用車用の冬タイヤ、雪深いところへ頻繁に乗り入れる方にはSUV用スタッドレスが向いています。購入前に見落とされがちなのは「自分の走行環境に合わせた選択」で、「高性能なら何でもOK」と思って全地形向けSUVタイヤを選ぶと、街乗りでの燃費悪化やロードノイズの増加が気になるケースもあります。自分のフォレスターの使い方を軸に選ぶことが、後悔のないタイヤ選びにつながります。