エスクァイアのマイナーチェンジ

エスクァイアがマイナーチェンジせず生産終了 車種整理でノア・ヴォクシーと統合

エスクァイアのマイナーチェンジ(一部改良)が2020年4月27日に実施、グレード体系の見直しやオートライトの全車標準化、JC08モード燃費からより実測値に近いWLTCモード燃費に切り替えます。その他にもハイブリッドモデルに採用していた専用のバッジを廃止、アウターミラーの形状も変更します。

エスクァイアがマイナーチェンジ(一部改良)でXiグレードを廃止

エスクァイアが2020年4月27日の改良でグレード体系を見直してベースグレードのXiを廃止。上級グレードのGiは特別仕様車のブラックテーラードを含めて継続販売します。
エスクァイアのマイナーチェンジ(一部改良)と同時にミニバン3兄弟のヴォクシー・ノアも改良を行い、販売ユーザーが重複しないようにグレード体系を見直します。

エスクァイアはフルモデルチェンジせず2021年12月で生産終了

エスクァイアは2022年にフルモデルチェンジする噂がありましたが、2021年12月上旬で生産終了。エスクァイアは兄弟車のヴォクシーやノアと少し違った高級路線を取るモデルのため、2021年の月販数は1,000台前後でした。

エスクァイアの豪華特別仕様車ブラックテーラードは継続販売

エスクァイアはマイナーチェンジ(一部改良)でグレード体系を見直しますが、豪華な特別仕様車ブラックテイラードはGiベースのため継続販売します。
グレード廃止の対象になったのは販売数の少ないベースになるグレードや、2020年5月のトヨタモビリティ統合でユーザーが被るようなグレードが対象になっています。

これは2021年に噂されるミニバン3兄弟のフルモデルチェンジまでの布石だと考えていて、どの車種のどのグレードが人気なのか調査する目的もあるのではないでしょうか。
フルモデルチェンジでは販売数の一番低いエスクァイアを廃止してノアとヴォクシーを残すという情報もあるため、グレード体系見直し後のミニバン3兄弟の販売台数にも注目しましょう。

エスクァイア一部改良後のグレードグレード体系見直し以外の変更点

2020年4月27日に行われるエスクァイアのマイナーチェンジ(一部改良)で主なものはグレード体系の見直しですが、その他の変更点はオートライトを全車で標準装備すること、JC08モード燃費を実測値に近いWLTCモードに変更すること、ハイブリッドモデルのエンブレムを廃止すること、アウターミラーの形状変更などです。

燃費基準をJC08モード燃費からWLTCモード燃費に変更することで、カタログ燃費は悪くなりますが、高速道路・市街地・郊外からなるWLTCモード燃費は、より正確な実燃費性能を知ることができます。

エスクァイアが2019年1月7日に行ったマイナーチェンジ(一部改良)の内容まとめ

トヨタのミドルサイズ高級ミニバンであるエスクァイアは、ネッツのヴォクシーやカローラのノアと同時期の2019年1月7日にマイナーチェンジの一部改良を行いました。エスクァイアにはヴォクシーの煌やノアのWxBと同じように特別仕様車が設定され、インテリジェントクリアランスソナーを装備して安全面の強化も図ります。

2017年7月に行われたマイナーチェンジの内容も一緒に2019年1月7日に行ったエスクァイアのマイナーチェンジ(一部改良)をチェックしていきましょう。

エスクァイアのマイナーチェンジはインテリジェントクリアランスソナーや昼間の歩行者に対応した自動ブレーキを装備 特別仕様車ブラックテーラードも追加

2019年のマイナーチェンジで追加された特別仕様車ブラックテーラードは他のグレードではオプション扱いの装備が標準で付いてくるお得仕様

エスクァイアのマイナーチェンジは2019年1月7日に行われ、姉妹車のヴォクシーやノアと同様にインテリジェントクリアランスソナーを装備する一部改良が行われます。

エスクァイアはこのマイナーチェンジ(一部改良)に合わせてGiプレミアムパッケージをベースにした特別仕様車「ブラックテーラード(Black Tailored)」を追加します。
特別仕様車の追加のほか、昼間の歩行者を検知できる自動ブレーキに進化して、障害物を検知するソナーを標準装備します。インテリジェントクリアランスソナーは、前後に取りつけたソナーにより障害物との距離を測り音で教えてくれる装備で、ぶつかりそうな時はエンジン出力の抑制やブレーキサポートで事故の可能性を減らしてくれます。

新型エスクァイアGiブラックテーラードの特別装備

  • ブラック ボンネットフードモール
  • ブラック バックドアガーニッシュ
  • ブラック スモークメッキ
  • ブラックレーザーライン加工 センタークラスターパネル
  • ブラックレーザーライン加工 フロントドアスイッチベース
  • 6スピーカー
  • ワンタッチスイッチ付デュアルパワースライドドア
  • リアオートエアコン

インテリジェントクリアランスソナーを搭載している車種はアルファードやヴェルファイア・シエンタなどで、ミドルサイズミニバンのヴォクシー・ノア・エスクァイアには2019年1月7日に搭載しました。
また、インテリジェントクリアランスソナーやトヨタセーフティセンスがアップグレードしたことで価格帯が数万円値上がりしています。

2019年1月のマイナーチェンジ後のエスクァイアの価格帯
Xi 2,664,360円~
Gi 2,909,520円~
Gi“プレミアムパッケージ” 2,998,080円~
ハイブリッドXi 3,140,640円~
ハイブリッドGi 3,317,760円~
ハイブリッドGi“プレミアムパッケージ” 3,376,080円~
Gi“プレミアムパッケージ・ブラックテーラード” 3,062,880円~
ハイブリッドGi“プレミアムパッケージ・ブラックテーラード” 3,397,680円~

2019年1月のマイナーチェンジ(一部改良)で追加される特別仕様車「ブラックテーラード(Black Tailored)」は黒を基調にしたクールなモデル

エスクァイアに追加される特別仕様車ブラックテ-ラードは2016年に登場した特別仕様車とコンセプトが同じで天井がブラックになっているのが特徴です。 エクステリアのグリルもブラックアウトされクールな印象を感じます。

ボディカラーは7色設定されている従来のエスクァイアよりも少なく、厳選された4色が設定されています。
ホワイトパールクリスタルシャイン以外は黒を基調にしたダークな色合いで「ブラックテーラード」のイメージにぴったりのカラーが揃っています。

エスクァイア特別仕様車「ブラックテーラード」のボディカラー一覧

  • ホワイトパールクリスタルシャイン(32,400円)
  • スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(32,400円高)
  • ブラッキッシュアゲハガラスフレーク(32,400円高)
  • ブラック

エスクァイアに2列5人乗り仕様がモデリスタのコンプリートカーで追加 釣りや車中泊を楽しむのに最適なモデルに

5人家族でアウトドアも思い切り楽しみたい方にもおすすめのエスクァイアMU

2019年1月にマイナーチェンジを行ったエスクァイアに車中泊や釣りなどを楽しむアウトドアユーザーに最適な2列5人乗り仕様がモデリスタから登場しました。エスクァイアは多人数乗車が魅力のファミリーミニバンでしたが、アウトドアが趣味の5人家族の方にもピッタリで車購入の選択肢が増えました。

5人乗り仕様「エスクァイアMU」の特別架装装備

  • アンカーナット
  • MU専用フロア
  • 床下収納
  • ハンガーフック
  • クォータートリムカバー
  • MU専用フロアマット
  • MUロゴデカール

5人乗り仕様「エスクァイアMU」のオプション装備

  • マルチユースボード(税抜き120,000円)
  • フロント・リヤMU専用シートカバー(税抜き89,000円)
  • エアスリープマット(税抜き20,000円)
  • サイクルホルダー(税抜き38,000円)
  • ロッドホルダー(税抜き48,000円)
エスクァイアMU(マルチユーティリティ)の販売価格一覧
グレード 駆動方式 販売価格 北海道地区の販売価格
エスクァイア MU Xi 2WD 2,826,360円~ 2,894,400円~
4WD 3,031,560円~ 3,099,600円~

エスクァイアの2017年7月3日マイナーチェンジ情報 主な変更点まとめ

2014年10月から販売している5ナンバーミニバンのエスクァイアは、ノア・ヴォクシーをベースにして高級感をプラスした1台です。

2016年1月7日に、安全装備のトヨタセーフティセンスCを搭載した一部改良以来のマイナーチェンジで、エクステリアやインテリアに手を加えるマイナーチェンジは、エスクァイアで初めてのことです。

フロントグリルの大型化や、リアデザインの変更などで、より迫力が増すエスクァイアのマイナーチェンジは、2017年7月3日でマイナーチェンジで行われる変更点をまとめて紹介します。

新型エスクァイアはマイナーチェンジでグリル幅が広くなったフロントデザインに変更

グリルの幅が増し、ヘッドライトユニットが小さくなり、メッキパーツがヘッドライト下からグリル横まで追加されています。フロントフェイスは迫力が増し、より高級感が生まれています。また、ヘッドライトとフォグランプのデザインが変更になり、LEDフォグランプが全グレードに標準装備されました。

新型エスクァイアのヘッドライト

マイナーチェンジでフロントグリルが大型化して迫力が増した

旧型エスクァイアのフロントデザイン

旧型エスクァイアと比べると、グリル1本1本が太くなっているのが分かります。エスクァイアのコンセプトモチーフである中世ヨーロッパの従騎士の盾をより具現化したマイナーチェンジになりました。

リアデザインはマイナーチェンジにより1本のラインデザインから左右のメッキデザインに変更

リアデザインは、今まで横1本に繋がっていたキーンルックを思い起こすメッキパーツが、中央のエンブレムからナンバープレート付近まではブラックアウトされ、左右はバックランプから繋がり中央に近づくにしたがってナンバープレートへと伸びていく斬新なデザインになっています。

テールランプも変更し、クリア部分が全てブラック基調のテールランプになっていて、赤い部分がストップランプ、真ん中がウィンカーになっている後続車からとても見やすいデザインです。

マイチェン後のリヤデザインは左右に独立したメッキパーツで構成されている

マイチェン前のエスクァイアは横に繋がっているライン状のデザイン

リフレクター周りのデザインは変更なしで、テールランプとエンブレム周りのガーニッシュが変更になりました。

アルミホイールデザインの変更

アルミホイールのデザインが変更になり、現在の12本・15本スポークのアルミホイールから、切削光輝とダークデザインに変更になります。スポーク本数はダブルスポークが5本の計10本です。

新型エスクァイアのガソリン車用15インチアルミホイール

旧型エスクァイアのガソリン車用15インチアルミホイール

旧型エスクァイアのハイブリッド専用15インチアルミホイール

天井のブラックルーフインテリアはGiグレード以上に装備

2016年1月に追加された特別仕様車のブラックティラードでは、内装のルーフカラーがブラック基調になっていますが、2017年7月3日のマイナーチェンジでは、「Gi」以上のグレードに装備されるようになります。

新型エスクァイアはマイナーチェンジで3色のボディカラーが廃止され新たに2色が追加

エスクァイアには、全7色のボディカラーが設定されていて7月3日のマイナーチェンジでは、「ダークバイオレットマイカメタリック」「オーシャンミントメタリック」「アイスチタニウムマイカメタリック」の3色が廃止され、「ブラキッシュアゲハガラスフレーク」「アバンギャルドブロンズメタリック」の2色が追加されます。

  • 廃止されるダークバイオレットマイカメタリック
  • 廃止されるオーシャンミントメタリック
  • 廃止されるアイスチタニウムマイカメタリック
  • 追加されるブラキッシュアゲハガラスフレーク
  • 追加されるアバンギャルドブロンズメタリック
  • ホワイトパールクリスタルメタリック(32,400円高)
  • シルバーメタリック
  • ブラック
  • スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(32,400円高)
  • ボルドーマイカメタリック

ノア、ヴォクシーの兄弟車と比較すると車両価格が高く、豪華仕様のエスクァイアはボディカラーによる押し出しの強いフロントマスクのイメージがガラっと変わります。

Giプレミアムパッケージが最上級グレードに設定

特別仕様車として設定されている「ハイブリッドGiブラックティラード」「Giブラックティラード」が廃止され、新たに「ハイブリッドGiプレミアムパッケージ」「Giプレミアムパッケージ」の2種類が最上級グレードとして設定されます。

ベースグレードのXi、上級グレードのGiとの変更点は、以下の通りです。

ハイブリッドGi/Giプレミアムパッケージの変更点

  • 室内灯がLEDに変更される
  • LEDコーナリングランプの追加
  • 自動防眩ルームミラーの標準装備
  • 合皮のブラウン系統シートの設定

マイナーチェンジ後の価格は、およそ2~6万円アップした価格帯になりました。

USB電源やシートバックテーブルなど新型エスクァイアに快適装備が追加

ボディカラーの追加や、グレードの追加、エクステリアの変更の他にも、インテリアには快適装備の追加が行われます。

マイナーチェンジでエスクァイアに追加される快適装備

  • USB電源の追加
  • シートバックテーブルの追加
  • バックドアイージークローザーの追加
  • パワースライドドアの予約ロック機能

USB電源やシートバックテーブルが追加され、フロントシートでスマホの充電ができ、セカンドシートでは食事の際に食べ物や飲み物をシートへ慎重に置くことがなくなります。

フロントコンソールボックス周り

シートバックテーブル

パワースライドドアの予約機能

他にも、高級ミニバンのアルファードやヴェルファイアに搭載されている予約ドアロック機能が、エスクァイアにも追加されます。パワースライドドアを閉めても車の鍵はかからないので今までは待っている必要がありましたが、予約ドアロック機能を使うと、閉まりきる前に車を離れても鍵がロックされます。

新型エスクァイアの価格はガソリンモデルで2,675,160円から・ハイブリッドモデルで3,151,440円から

新型エスクァイアの価格帯は、マイナーチェンジ前よりも快適装備の追加、エクステリア・インテリアの変更が行われるので、2~5万円ほどアップしました。

新型エスクァイアの価格一覧
エスクァイア Xi 2,675,160円〜
エスクァイア Gi 2,892,240円〜
エスクァイア Giプレミアムパッケージ 2,980,800円〜
エスクァイア ハイブリッド Xi 3,151,440円〜
エスクァイア ハイブリッド Gi 3,300,480円〜
エスクァイア ハイブリッド Giプレミアムパッケージ 3,358,800円〜

旧型モデルと比較すると車両価格は上昇しましたが、フェイスリフトが行われて高級感が増した分お得なマイナーチェンジと言えます。高級ミニバンらしい快適装備も揃っているので価格以上の満足感が味わえます。

マイナーチェンジした高級ミニバン新型エスクァイアの画像6枚

  • エスクァイア
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エスクァイア初のマイナーチェンジでより高級感が増す

2014年に登場したエスクァイアは、発売から3年後の2017年7月に初めてのマイナーチェンジを果たしました。フロントグリルのワイド化によって迫力が増すフロントフェイス、Gi以上のグレードに設定されるインテリアブラックルーフや、パワースライドドア予約ロック機能など、高級志向のミニバンらしい快適装備の追加が行われます。

ミニバンにも高級感が欲しいけれど、アルファードやヴェルファイアでは大きすぎて取り回し難いと思っている人にピッタリのエスクァイアはマイナーチェンジによってより豪華な車へと進化しました。