新型カローラクロスのモデルチェンジ・マイナーチェンジ情報
カローラシリーズにはハッチバック・セダン・ツーリングと3種類のカローラが発表されていますが、2020年にカローラクロスと呼ばれるクロスオーバーSUVが発表され、タイから販売開始しました。カローラをベースに足を上げて樹脂のフェンダーやバンパーを装着したアグレッシブなエクステリアが特徴です。
2010年代半ばから始まったSUVタイプの流行は、そのボディタイプが増えただけではなくコンパクトカーや軽自動車をSUVルックに仕上げた特別仕様車も販売されるなど、かなり盛り上がっています。カローラクロスのスペック、クロスオーバー化された他のモデルと比較しながらチェックします。
カローラクロスが2023年10月18日にビッグマイナーチェンジ 12.3インチディスプレイ搭載
カローラクロスが2023年10月18日にマイナーチェンジを実施。
改良内容は2022年のマイナーチェンジで新型ハリアーやRAV4が設定した12.3インチの次世代フル液晶コクピットメーターを採用、ガソリンモデルの排気量を1.8Lから2.0Lのダイナミックフォースエンジンに変更、ガソリンSグレードの廃止やヴォクシーなどに設定する新規ボディカラーのマッシブグレーを追加するなど盛りだくさんの内容に。
2023年マイナーチェンジ後カローラクロスの変更点
- ハイブリッド車の電動モジュール刷新
- ガソリンエンジンを2.0Lダイナミックフォースエンジンに変更
- トヨタセーフティセンスの機能拡大
- 車内Wi-Fi設定
- 12.3インチTFTカラーマルチインフォメーションディスプレイをZグレードに標準化
- 10.5インチのコネクティッドナビ対応ディスプレイオーディオを設定
- 新色マッシブグレー追加
- ブルー内装を追加
- ハイブリッド車に2トーン3色を追加
ディスプレイオーディオも新型ノアや新型ヴォクシーなどで設定する10.5インチ次世代のディスプレイオーディオプラス(コネクティッドナビ)を設定、コックピットのメーターには12.3インチの次世代型をディスプレイを設定。
ハイブリッドシステムは新型ノアやヴォクシーから搭載する第五世代THS2にアップグレード。特別仕様車や噂されたGRスポーツの追加はありません。
2023年マイナーチェンジ後カローラクロスの販売価格は2,184,000円から3,459,000円です。
カローラクロスに水素エンジンを搭載 H2 CONCEPT水素情報館東京スイソミルで展示
カローラクロスに水素エンジンを搭載するコンセプトカー、「カローラクロス H2 CONCEPT」を水素情報館東京スイソミルで展示。
スーパー耐久に参戦中の水素カローラと同じG16-GTS Hydrogenエンジンと、2つの水素タンクを床下に配置します。
水素エンジンは実績があり、水素タンクレイアウトも実用的なことから、将来的にカローラクロス H2 CONCEPTが市販される可能性も。
欧州市場は電気自動車を推進してきましたが、2022年に入り水素エンジンの可能性を模索しているようで、今回の水素カローラクロスがグローバル市場を席捲する水素エンジン搭載モデルになることも考えられます。
タイでカローラクロス HEV GRスポーツを発表 日本市場へ導入なるか
カローラクロスのGRスポーツが東南アジアのタイ市場で2021年11月29日に発表。
カラーラインナップに2トーンカラーを新たに設定。ピアノブラック加飾を中心にしたインテリアと、GRスポーツならではの足回り強化が特徴です。
カローラクロスGRスポーツはタイ市場のみですが、発売が遅れた日本市場でも発表の可能性があると考えます。発売から3年から4年後に行う可能性があるマイナーチェンジのテコ入れとして、新グレードのGRスポーツの投入に期待しましょう。
最近の情報ではカローラクロスHEVが2023年10月頃に導入予定という情報も出てきております。2023年を楽しみに待ちましょう。
新型カローラクロスの納期が2022年以降に 購入者の9割がハイブリッドを選択
カローラクロスは2021年9月14日に発表・発売されましたが、事前予約で13,500台を突破したことを発表。ガソリンエンジンとハイブリッドエンジンの比率は、9割がハイブリッドを選んでいるということです。
トヨタ公式ではありませんが20221年10月5日時点では受注が30,000台を突破した、という報道もあります。
ガソリンエンジンのモデルが1,999,000円から、ハイブリッドエンジンのモデルが2,590,000円からという戦略的な販売価格もあり、今後も販売台数を伸ばすことが予想され、2021年中の納車は難しく、2022年2月まで納期が延びているという噂もあります。
カローラクロスを2021年9月14日に日本市場で正式発表予定
海外専売車としてデビューした新型カローラクロスを、日本市場で発売。2021年8月21日には先行予約が始まり、2021年9月14日に正式発表しました。パワートレインは1.8Lの直列4気筒のNA(自然吸気)ガソリンエンジンと、モーターを組み合わせたハイブリッドエンジンを設定、駆動方式も2WDのFFモデルと4WDモデルを設定します。
通常であれば海外専売車のプレスリリースを日本で発信するケースは珍しいです。しかしカローラクロスの場合は、東南アジアのタイで発売することも、日本のトヨタが公式で発表していました。
この頃から、将来的に日本市場で販売することを視野に入れていたのかもしれません。
カローラクロスの発売により、トヨタはライズ・ヤリスクロス・C-HR・RAV4・ハリアーと、全てのセグメントでSUVを発売することになり、日本のSUV市場を網羅することになります。
C-HRと同じセグメントで発売することからトヨタ同士による販売台数の奪い合いが懸念されてますが、C-HRはクーペスタイルSUVで、カローラクロスは少しサイズの大きい丁度いいオフロードSUVに、カテゴリーを分けるようです。
全長 | 4,490mm |
---|---|
全幅 | 1,825mm |
全高 | 1,620mm |
ホイールベース | 2,640mm |
室内長 | 1,805mm |
室内幅 | 1,505mm |
室内高 | 1,262mm |
最低地上高 | 160mm |
最小回転半径 | 5.2m |
エンジン最高出力 | 72kW(98PS)5,200rpm |
エンジン最大トルク | 142Nm(14.5kgm)3,600rpm |
フロントモーター最高出力 | 53kW(72PS) |
フロントモーター最大トルク | 163Nm(16.6kgm) |
リヤモーター最高出力 | 5.3kW(7.2PS) |
リヤモーター最大トルク | 55Nm(5.6kgm) |
乗車定員 | 5名 |
WLTCモード燃費 | 26.2km/L |
新型カローラクロスの販売価格は、C-HRの2,382,000円から3,145,000円に近い価格帯でRAV4より購入しやすい価格設定になっています。
グレード構成はガソリンモデルは2WD(FF)のみで4グレード、ハイブリッドは2WD(FF)と4WDを設定して3グレードを設定しています。
最上級グレードのZには18インチホイールと流れるタイプのウインカー、シーケンシャルターンランプを標準装備しています。
海外のタイ市場で販売するカローラクロスは手動のパーキングブレーキですが、日本市場で販売するカローラクロスは電動パーキングブレーキと、ブレーキを保持してくれるオートブレーキホールドを採用していて、フロントとリヤのエクステリアは新型アクアのようなキーンルックとシルバーのグリルパーツで、日本市場独自のデザインになっています。
グレード | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|
G X | 2WD(FF) | 1,999,000円~ |
G | 2WD(FF) | 2,240,000円~ |
S | 2WD(FF) | 2,400,000円~ |
Z | 2WD(FF) | 2,640,000円~ |
ハイブリッド G | 2WD(FF) | 2,590,000円~ |
4WD(E-Four) | 2,799,000円~ | |
ハイブリッド S | 2WD(FF) | 2,750,000円~ |
4WD(E-Four) | 2,959,000円~ | |
ハイブリッド Z | 2WD(FF) | 2,990,000円~ |
4WD(E-Four) | 3,199,000円~ |
カローラクロスのボディカラーは2トーンカラー無しで8色を設定
新型カローラクロスはモノトーンカラーのみで8色を設定。
近年販売する新型モデルでは珍しく、2トーンカラーの設定はありません。海外で販売するカローラクロスもモノトーンカラーのみなので、今後も2トーンカラーの設定はないのかもしれません。
新型カローラクロスのボディカラー
- プラチナホワイトパールマイカ(オプション33,000円)
- アティチュードブラックマイカ
- シルバーメタリック
- セメントグレーメタリック
- スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(オプション33,000円)
- センシュアルレッドマイカ(オプション33,000円)
- ダークブルーマイカメタリック
- アバンギャルドブロンズメタリック
-
プラチナホワイトパールマイカ(オプション33,000円) -
アティチュードブラックマイカ -
シルバーメタリック -
セメントグレーメタリック -
スパークリングブラックパールクリスタルシャイン(オプション33,000円) -
センシュアルレッドマイカ(オプション33,000円) -
ダークブルーマイカメタリック -
アバンギャルドブロンズメタリック
コンパクトカーなどに設定するセメントグレーは、SUVで初めて採用するボディカラーです。注目度も高いようで、プラチナホワイトパールマイカやアティチュードブラックマイカに次ぐ人気のボディカラーになるかもしれません。
カローラシリーズ5000万台達成記念CMで新型カローラクロスの発表を予告
新型カローラクロス登場を示唆した、カローラ5000万台達成記念CMをYouTubeで公開。これまでのカローラの軌跡と進化を25秒の動画で紹介していますが、動画の最後にクロスオーバーSUVのシルエットが登場。
このSUVがカローラクロスのティザーイメージと言われています。
新型カローラクロスはタイ市場から発売していますが、2021年9月14日に日本市場へ上陸することが決定しています。日本市場で販売するカローラクロスはフロントグリルやホイールなどが変更され、電動パーキングブレーキとブレーキホールドを装備します。
2021年で最も注目のSUVなので期待しましょう。
海外で先行発売したカローラクロスの情報
新型カローラクロスは、日本で発売する前まで海外専売車として、アジアのタイから先行発売しています。日本では新型アクアに似たシルバーのグリルパーツなど、独自のエクステリアになっています。
日本市場で販売する新型カローラクロスの装備面は電動パーキングブレーキやオートブレーキホールドを装備するなど、海外版のカローラクロスより充実した装備内容になっているのが特徴です。
カローラクロスの北米導入を公式発表 パワートレインは2.0Lダイナミックフォース
カローラクロスを北米で導入することを発表。発売時期は明言していませんが、パワートレインは最高出力169PSの2.0Lのダイナミックフォースエンジンを採用することが決定しています。
ハイブリッドエンジンの採用は見送られています。
新型カローラクロスのプラットフォームは、トヨタが発売するコンパクトSUVのC-HRやプリウスと同じTNGA-Cを採用。グレード構成はベースグレードのL、中間グレードのLE、上級グレードのXLEの3種類に、2WD(FF駆動)と4WDの2種類を組み合わせています。
タイ市場で発売するカローラクロスとは違い、電動パーキングブレーキとオートブレーキホールドを追加していることから、日本で発売するカローラクロスにも、この装備を採用することが期待できます。
カローラのSUV版になるカローラクロスがタイ市場から販売開始
新型クロスオーバーSUVのカローラクロスが2020年7月9日からタイ市場で販売開始、ボリュームのあるエクステリア、広くとられた荷室など実用性の高いモデルになっています。
カローラクロスはカローラという名前がついていますが、デザインやボディ形状は全てオリジナルで開発されているため、全くの別モデルと言っても良いでしょう。1つ上のクラスにラインナップされているRAV4にも似たマッシブなデザインで、日本でも人気のでそうなエクステリアになっています。
プリウスやC-HRやレクサスUXなどに採用する、トヨタの次世代TNGAプラットフォーム(GA-Cプラットフォーム)を採用しているため、強く粘りのあるカッチリした乗り心地になっています。
トヨタのSUVラインナップでは上からハリアー、RAV4、そしてカローラクロス、C-HR、ヤリスクロス、ライズという順番になります。
カローラクロスはスクエアなボディ形状のため車内からの見晴らしも良く、運転しやすいモデルです。インパネ周りやドアトリムまでソフトパッドを採用した上質なインテリアが魅力で、487Lあるクラストップレベルの荷室容量を確保した実用性が特徴です。
安全装備はカローラと同等の最新版トヨタセーフティセンスを搭載、パワートレインには1.8Lガソリンエンジンと、1.8Lガソリンエンジン+モーターのハイブリッドシステムTHS2の2種類をラインナップしています。
日本市場の販売について、カローラクロスが発表された2020年7月9日のプレスリリースではタイ市場から販売すること、その後順次販売網を広げることがアナウンスされています。
日本市場では2020年に新型ハリアーや新型ヤリスクロスが販売開始しています。カローラクロスは2021年10月頃に日本にも導入するという噂もあるため、今後の動向に注目が集まります。
ガソリン仕様 | ハイブリッド仕様 | |
---|---|---|
全長 | 4,460mm | |
全幅 | 1,825mm | |
全高 | 1,620mm | |
ホイールベース | 2,640mm | |
車両重量 | 1,325kg | 1,385kg |
最小回転半径 | 5.2m | |
乗車定員 | 5名 | |
駆動方式 | 2WD(FF) | |
エンジン型式 | 2ZR-FXE | 2ZR-FXE THS2 |
総排気量 | 1,798cc | |
エンジン最高出力 | 103kW(140ps)/6,000rpm | 72kW(98ps)/5,200rpm |
エンジン最大トルク | 177Nm(18.05kgm)/4,000rpm | 142Nm(14.5kgm)/3,600rpm |
モーター最高出力 | – | 53kW(72ps) |
モーター最大トルク | – | 163Nm(16.6kgm) |
システム最高出力 | – | 90kW(122ps) |
タイヤサイズ | 215/60 R17 | |
225/50 R18 |
新型カローラクロス発表前の噂やリーク情報のまとめ
カローラにクロスオーバーSUVが設定されるという情報は、ジュネーブモーターショー2019で展示された「カローラトレック」の発表から始まりました。世界的なSUVブームもあり、カローラにもSUVが追加されるということで大きな話題になった、カローラクロスの様々な噂やリーク情報をまとめました。
カローラスポーツを始めとする新生カローラシリーズにクロスオーバーモデルが登場する可能性がある
カローラスポーツ(カローラハッチバック)のほかにも、セダン・ツーリングスポーツ(ワゴン)の3種類がラインナップしている新生カローラシリーズですが、足回りを上げて最低地上高を稼ぎ、フェンダー周りやバンパーに樹脂パーツを取りつけたクロスオーバールックのカローラクロスを追加する可能性があります。
全長 | 4,385mm |
---|---|
全幅 | 1,810mm |
全高 | 1,500mm |
ホイールベース | 2,640mm |
最低地上高 | 165mm |
カローラクロスのボディサイズはカローラスポーツよりもほんの少しだけ大きくなり、全高だけではなく最低地上高もあがる足回りを装備するでしょう。搭載エンジンは同様にハイブリッド仕様とガソリンターボ仕様があり、ガソリン仕様には2WDだけではなくクロスオーバーらしく4WDも装備すると考えます。
型式 | 2ZR-FXE | 8NR-FTS |
---|---|---|
種類 | 直列4気筒 | 直列4気筒ターボ |
排気量 | 1,797cc | 1,196cc |
最高出力 | 72kW/5,200rpm | 85kW/5,200~5,600rpm |
最大トルク | 142Nm/3,600rpm | 185Nm/1,500~4,000rpm |
モーター型式 | 1NM | – |
モーター最高出力 | 53kW | – |
モーター最大トルク | 163Nm | – |
燃費 | 25.6km/L | 16.4km/L |
カローラクロスにはスポーツと同様に2WDのハイブリッドモデルと、ガソリンターボの2WDと4WDモデル、トランスミッションにはガソリン仕様車にCVTとマニュアルが搭載されるでしょう。
カローラクロスコンセプトは東京モーターショー2015で発表されたモデルだがカローラクロスフィールダーとなった
東京モーターショー2015で発表されたカローラクロスコンセプトは、2015年内にカローラクロスフィールダーとして販売されています。カローラクロスでは、デザインはそのままにクロスフィールダーのように樹脂バンパーなどを装備すると考えます。
カローラクロスフィールダーは、ワゴン車であるカローラフィールダーをベースとしたコンプリートカーで、ボディサイズは少しだけ大型化し、全長4,430mm・全幅1,700mm・全高1,465mm~1,500mmのギリギリ5ナンバーサイズです。
全長 | 4,430mm |
---|---|
全幅 | 1,700mm |
全高 | 1,465~1,500mm |
ホイールベース | 2,600mm |
最低地上高 | 135~155mm |
カローラクロスフィールダーは架装車のため、ベースのカローラフィールダーから全長や全幅は変わっていますが、ホイールベースや最低地上高は変わっていません。カローラクロスも最低地上高は変わらずにエクステリアのみSUVルックにしたものとなることも否定できませんが、グローバル展開しているモデルのため見た目だけとなる可能性は低いでしょう。
カローラクロスのヒントはアクアクロスオーバーにある?車高を上げて樹脂パーツを装着し専用バンパーを装着
アクアクロスオーバーは、2014年に登場したXアーバンの後継モデルで、Xアーバンよりも更に最低地上高を上げてベースのアクアよりも30mm高い170mmとなっています。エクステリアにはクロスオーバー専用のフロントバンパーやフェンダーアーチモール、リヤバンパーにルーフモールなどが装着されます。
また、ベースのアクアでは15インチホイールと185/60R15タイヤを装着していますが、クロスオーバーでは16インチのホイールと185/60R16タイヤを装着していて、タイヤの外径も大きくなり全高も稼いでいるのが分かります。
全長 | 4,060mm |
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全幅 | 1,715mm |
全高 | 1,500mm |
ホイールベース | 2,550mm |
最低地上高 | 170mm |
アクアクロスオーバーのパターンと同様にカローラクロスもフェンダーアーチモールやフロントバンパー・リヤバンパーなどに専用加飾を施し、最低地上高が上がる専用サスを装備したエクステリアとなるでしょう。アクアクロスオーバーは、ベースのアクアにハイブリッドの2WDモデルしかないため必然的にアクアクロスオーバーもハイブリッドエンジンの2WDとなります。クロスオーバーですが、4WDモデルがラインナップしていない点が残念なポイントです。
カローラのSUV版 カローラクロスのモデルチェンジ遍歴
カローラクロスはトヨタが販売するCセグメントの小型クロスオーバーSUVです。カローラシリーズ初のSUVで、小型で実用性があり、C-HRとRAV4の中間にいる存在です。海外では日本に先駆けて販売開始されました。
カローラクロス ZSG101/ZVG1#/MXGA10型(海外 2020年~/日本 2021年~)
2020年7月、カローラクロスがタイで販売を開始し、翌年2021年9月、「あなたの個性で完成する。PEOPLE DRIVEN SUV」をキャッチフレーズに、日本でも販売を開始しました。ガソリン車、ハイブリッド車共に、「G」「S」「Z」と、廉価版の「G”X”」のグレードをラインナップしています。同年12月、ヨーロッパでの販売を開始。
2022年10月、イタリアで一部仕様変更を実施し、デジタルメーターを搭載。同年10月、オーストラリアで販売開始。
2023年2月、「GR SPORT ハイブリッド」を南アフリカで発売。同年10月、日本仕様車の一部変更。パワートレインの刷新や安全性能の強化、ボディカラーの見直しなどが行われ、ガソリン車「S」が廃止されました。
2024年2月、タイ市場でマイナーチェンジを実施。「アーバン×プレミアム」をコンセプトにフロントフェイスを刷新し、ガソリンモデルには「スポーツ プラス」、ハイブリッドモデルには「GRスポーツ」「プレミアム」「プレミアムラグジュアリー」のグレードを設定しています。
カローラクロスのモデル | 販売年表 |
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ZSG101/ZVG1#/MXGA10型 | 海外 2020年~ 日本 2021年~ |
カローラクロスはタイから発売開始して日本市場ではオリジナルデザインの新型としてデビュー
カローラクロスは2020年7月9日にタイ市場から販売しましたが、北米などその他の地域でも順次販売しました。日本のトヨタでもプレスリリースを発表していて、2021年9月に海外モデルと違う、オリジナルのエクステリアで販売開始しました。
駆動方式は2WDのFFと4WDを設定、最低地上高も上がるため大雪の日でも進むことができ、林道などのある程度のオフロードも楽に進むことができるため、キャンプなどのアウトドアでも活躍するでしょう。
日本市場で販売するカローラクロスはガソリンモデルとハイブリッドモデルを用意。4WD性能も高いため、スノーボードやキャンプで大活躍し、アクティビティに付き合ってくれる最高の相棒になるでしょう。