C-HRのモデルチェンジ

C-HRのモデルチェンジ 国内販売終了で次期モデルは海外専売車に

C-HRのモデルチェンジ情報を解説!2021年は特別仕様車を、2019年10月のマイナーチェンジではGRスポーツを追加、2023年にモデルチェンジして海外専売車に。ボディカラーを新規追加しディスプレイオーディオを全車標準装備。オプションでは安全機能「インテリジェントクリアランスソナー」もセレクト可能。

C-HRのモデルチェンジ情報 SUV初の車名別月間販売台数1位獲得モデル

C-HRのモデルチェンジ情報のまとめ。
コンセプトカーをそのまま市販化したようなエクステリアが話題になり、2017年にはSUV市場初めて車名別月間販売台数1位を達成。
海外では2代目モデルを発売していますが、日本市場では2023年で生産終了しています。

2代目C-HRは日本国内販売せず海外専売車に 日本向けモデルは1代限りで生産終了へ

バイカラーが強烈な個性を放つ2代目C-HR 残念ながら日本市場には導入されない

C-HRのモデルチェンジ版となる2代目は海外専売モデルとなり、C-HRの日本国内販売は初代を最後に生産終了することを公式サイトを通じて発表。C-HRはヤリスクロスとカローラクロスの中間にあたるサイズで、居住性よりスタイルを重視したトヨタのラインナップでも特別なモデル。

サイズが最も近いカローラクロスは国内で高い評価を得ているためC-HRの役目が終了したという見方もあるようです。
2代目C-HRは2022年に公開したC-HRプロローグがコンセプトになり、主戦場である海外のヨーロッパ市場を中心に発売。
2代目C-HRは2023年6月26日ワールドプレミアされ、一文字のリヤテールランプを採用し中央にC-HRのエンブレムを配置、格納式のフラッシュハンドルやスマーオフォンをキーに使えるデジタルキーの採用など新たな機能・デザインが特徴です。

C-HRの国内販売終了時期は2023年7月下旬で、国内生産終了した岩手工場では今後C-HRに替わりレクサスの新型コンパクトSUVのLBXを生産します。
代替車種のカローラクロスは、2023年秋にマイナーチェンジを実施、C-HRの購入層を取り込むべく、12.3インチディスプレイの設定や2.0Lのダイナミックフォースエンジンを採用するなど魅力的な改良になりました。

コンパクトSUVのレクサスLBX

C-HRプロローグを2022年12月に初公開 次期C-HR市販モデルのヒントに

2代目C-HRは初代同様どれだけコンセプトモデルに近いエクステリアで市販するか注目

C-HRの次期モデルがC-HRプロローグとしてトヨタヨーロッパで初公開されました。
フロントデザインはC-HRらしい近未来的な印象で、アクアやカローラクロス、2022年にフルモデルチェンジしたシエンタのような大口グリルと、5代目プリウスのようなコの字型ヘッドライトを採用する新デザイン言語「ハンマーヘッド」が特徴です。

リヤテールランプはハリアーやクラウンクロスオーバーのように一文字の造形で、ボディカラーはボディ、ルーフ、ルーフスポイラーで分割する個性的なカラーリングになっています。

パワートレインについて、初代C-HRは純ガソリンエンジンとハイブリッドシステムの2種類を設定していましたが、新型は1.8Lと2.0Lのハイブリッドシステム(THS)と、プリウスPHEVにも搭載する2.0Lのプラグインハイブリッド(PHEV)の3種類、2024年には電気自動車のBEVを設定し、先代C-HRに設定していた1.2L純ガソリンターボエンジンは廃止するようです。

ヨーロッパ市場では2023年中に発売することをトヨタが明言していますが、2代目C-HRは北米やカナダでは販売されないことも発表されており、日本でもC-HRの新型モデルは販売されません。
ボディサイズは少し大型化してカローラクロスに近くなります。

C-HRのBEV(電気自動車)バージョンか bZ Compact SUV Conceptをロサンゼルスモーターショー2022で世界初公開

C-HRのBEV版と噂されるbZ コンパクト SUV コンセプト

TOYOTA bZ Compact SUV Conceptをロサンゼルスモーターショー2022で世界初公開し、日本でも発売するC-HRのBEVもでるかと話題に。
C-HRのベースモデルにもなる2022年の新型プリウスとも似たエクステリアで、空力性能に優れたクーペSUVスタイルが特徴的なモデルです。

シートには植物由来のリサイクル素材を使用するなど、BEVらしいクリーンなインテリアも特徴です。
bZ Compact SUV Conceptの発売は2023年以降としており、2023年夏頃にフルモデルチェンジが予想される新型C-HRのヒントにもなるコンセプトモデルだと噂されています。

C-HRが2023年夏頃にフルモデルチェンジする可能性 2.0ダイナミックフォースエンジン+モーターの次世代ハイブリッドシステム搭載か

C-HRはヤリスクロス、カローラクロス、RAV4など、トヨタの新世代SUV群に押され販売台数が落ち込んでいます。一時はモデルチェンジせず販売終了する、という噂もありましたが、2023年夏頃にフルモデルチェンジする可能性があるようです。

2代目になる新型C-HRはパワートレインにも変更があるようで、トヨタで初めてとなる第5世代の2.0Lダイナミックフォースエンジンとモーターを組み合わせた次世代ハイブリッドシステムを搭載するという噂、プラグインハイブリッドを設定する噂、ピュアEV(BEV)になるという噂も。強力な走行性能を持つ過激なモデルになることが予想され、ハイブリッドシステムにも4WD駆動を採用した(E-Four)クーペボディのスポーツクロスオーバーに生まれ変わるようです。

ボディサイズは1周り大型化して、カローラクロスに近いサイズになるという予想も。
大型化に伴いホイールベースも伸びるため、C-HRの弱点でもあった室内の狭さを克服するよう可能性があります。

エクステリアの参考は2021年末にトヨタが公開したbZシリーズのbZ Compact SUV。
ピュアEVなので、次期型C-HRもBEVになる、という見方が強まっています。C-HRらしい個性的なエクステリアが魅力なので、コンセプトモデルのまま発売されれば注目を集めることは間違いないでしょう。

C-HRにシックカラーとマットブラック塗装のアルミホイールの特別仕様車を設定し2022年8月29日から発売

C-HR 特別仕様車 G-T Mode-Nero Safety Plus III イナズマスパーキングブラックガラスフレーク

トヨタはC-HRの特別仕様車「G-T“Mode-Nero Safety Plus III”」を2022年8月29日から発売することを、2022年8月5日に発表しました。

C-HR 特別仕様車 G-T Mode-Nero Safety Plus IIIのアルミホイールとLEDヘッドランプ

C-HRの特別仕様車「G-T“Mode-Nero Safety Plus III”」は特別カラーの「イナズマスパーキングブラックガラスフレーク」のボディカラーの車両で、マットブラック塗装のアルミホイールにダークスモークメッキのlホイールナット、ブラックエクステンション加飾が施されたBi-Beam LEDヘッドランプを装備したエクステリアです。

C-HR 特別仕様車 G-T Mode-Nero Safety Plus IIIのインテリア

また、C-HR特別仕様車のインテリアでは、ブラック&ブラウンの本革とベージュカラーのステッチが施された専用シートで、パノラミックビューモニターとパーキングサポートブレーキを装備しています。
C-HRの特別仕様車「G-T“Mode-Nero Safety Plus III”」の価格は、2,725,000円~3,055,000円からとなっています。

C-HRに特別仕様車Mode-Nero Safety Plus2を2021年6月4日に追加

ブラックの内外装と安全装備を追加したC-HRの特別仕様車セーフティプラス2

C-HRが設定している特別仕様車Mode-Nero Safety Plusが2にアップデートして2021年6月4日に追加。パノラミックビューモニターやインテリジェントクリアランスソナー、リヤクロストラフィックアラートなどを追加して安全性を向上した特別仕様車です。

C-HR特別仕様車Mode-Nero セーフティプラス2の装備

  • マットブラック塗装18インチアルミホイール
  • ダークスモークメッキナット
  • 特別色スパークリングブラックパールクリスタルシャイン追加
  • ブラックエクステンション加飾Bi-Beam LEDヘッドランプ
  • 専用ブラックシート表皮
  • インテリジェントクリアランスソナー
  • リヤクロストラフィックオートブレーキ
  • パノラミックビューモニターなど

そのほかにも、ボディカラーに特別色スパークリングブラックパールクリスタルシャインを設定、青から紫に色変化するブラック加飾をインテリアに採用するなど豪華なモデルです。
販売価格はG-T Mode-Nero セーフティプラス2が2,715,000円、G Mode-Nero セーフティプラス2が3,045,000円です。

C-HRが2020年8月4日に一部改良で安全装備強化と特別仕様車Mode-Nero Safety Plus追加

Mode-Nero Safety Plusに特別設定色ダークブルーマイカを設定

C-HRが安全装備の強化や特別仕様車の追加を行う一部改良を2020年8月4日に実施。安全装備のトヨタセーフティセンスはプリクラッシュセーフティの強化を実施して夜間の歩行者・昼間の自転車に対応、ドライバーの回避操舵を支援する緊急時操舵支援機能をトヨタ車で初めて採用しました。

2020年一部改良後に追加されたC-HRに標準装備する安全機能

  • 昼間の歩行者・夜間の自転車に対応するプリクラッシュセーフティ
  • 低速時加速抑制機能
  • 緊急時操舵支援機能
  • レーントレーシングアシスト
  • ロードサインアシスト
  • バックガイドモニター

今まで設定されていなかったG、GT、S GRスポーツ、S-T GRスポーツにはナノイーやドライバーの腰を支える電動ランバーサポートなどの快適機能を追加しています。7速スポーツシーケンシャルシフトマチック(CVT-i)を搭載するグレードS-T GRスポーツを新設しています。

一部改良で追加する特別仕様車Mode-Nero Safety Plus(モードネロ セイフティプラス)はGとG-Tグレードをベースにして360度見渡せるアラウンドビューモニターを標準装備するお得なグレードになっています。

2020年一部改良後のC-HRの販売価格
グレード ミッション 駆動方式 販売価格
S-T iMT 2WD(FF) 2,382,000円~
Super CVT-i 2,415,000円~
iMT 4WD 2,613,000円~
S-T GRスポーツ iMT 2WD(FF) 2,782,000円~
Super CVT-i 2,815,000円~
iMT 4WD 3,013,000円~
G-T iMT 2WD(FF) 2,682,000円~
Super CVT-i 2,715,000円~
iMT 4WD 2,913,000円~
S THS2 2WD(FF) 2,745,000円~
S GRスポーツ 2WD(FF) 3,145,000円~
G 2WD(FF) 3,045,000円~
G-T Mode-Nero Safety Plus Super CVT-i 2WD(FF) 2,715,000円~
4WD 2,913,000円~
G Mode-Nero Safety Plus THS2 2WD(FF) 3,045,000円~

欧州市場でC-HRの限定モデル「リミテッドラン・オレンジエディション」が発売

新型C-HRのエクステリア(欧州仕様)

ヨーロッパ市場において、トヨタ新型C-HRの特別限定車「リミテッドラン・オレンジエディション」が販売されました。

C-HRリミテッドラン・オレンジエディションのベース車両は標準モデルの上位グレードにあたる「Excel」です。目の覚めるスポーティーなオレンジのボディカラーを身にまとい、足元には18インチのマット加工の黒アルミを装着。車載サウンドシステムにはJBLプレミアムサウンドを搭載します。
排気量2.0L ハイブリッドモデルのみを設定し、500台を限定販売します。価格はおよそ456万円からです。

新型C-HR向けモデリスタキットが発売!カスタマイズでよりアグレッシブなスタイルに

新型C-HRの「BOOST IMPULSE STYLE」と「ELEGANT ICE STYLE」

トヨタカスタマイジングandディベロップメントが、新型C-HRのモデリスタブランドのカスタマイズパーツを発売しました。今回は「BOOST IMPULSE STYLE」と「ELEGANT ICE STYLE」という2つのコンセプトでエアロパーツを用意します。

フロントスポイラー+サイドスカート+リヤスカートをパッケージ化したBOOST IMPULSE STYLEモデリスタエアロキットAは192,500円、ELEGANT STYLEが148,500円。フロントスポイラー+サイドスカート+リヤスタイリングキットをセットにしたBOOST IMPULSE STYLEモデリスタエアロキットBは324,500円、ELEGANT ICE STYLEは294,800円です(単品購入可)。

新型C-HRには高性能モデルGR SPORTがラインナップ! 1.2Lターボ車(FF)には6速マニュアル車を追加

GR専用剛性アップパーツを採用したC-HR GR SPORT

新型C-HR には、待望の”GR SPORT”グレードが新設定されています。ボディ剛性を高めるためにフロアセンターブレースを追加し、専用剛性アップパーツを採用。快適な乗り心地で本格スポーツ走行を楽しめる一台となっています。

また、1.2Lターボ車(FF)の6速マニュアル車も新規設定されています。本モデルに採用されるインテリジェントマニュアルトランスミッション(iMT)は、運転手のシフトやクラッチ操作に合わせ、コンピュータがエンジン回転数を制御するシステムです。力強い加速と車を操る楽しさが味わえます。
なお、新型C-HRの価格帯は以下の通りです。

新型C-HRの価格リスト
グレード S-T
エンジン 8NR-FTS
(1.2Lターボ)
トランスミッション 6速マニュアル(iMT) Super CVT-i[7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付]
駆動方式 2WD 4WD
価格 2,367,000円 2,400,000円 2,598,000円
グレード G-T S-T“GR SPORT”
エンジン 8NR-FTS
(1.2Lターボ)
トランスミッション 6速マニュアル(iMT) Super CVT-i[7速スポーツシーケンシャルシフトマチック付] 6速マニュアル(iMT)
駆動方式 2WD 4WD 2WD
価格 2,632,000円 2,665,000円 2,863,000円 2,732,000円
グレード S G “GR SPORT”
エンジン リダクション機構付のTHSⅡ
(2ZR-FXE 1.8L)
トランスミッション
駆動方式 2WD
価格 2,730,000円 2,995,000円 3,095,000円

マイチェン後のC-HRのエクステリアはワイド化しスタイリッシュなデザインに!

  • ホワイトパールクリスタルシャイン
  • メタルストリームメタリック
  • ブラックマイカ
  • エモーショナルレッド2
  • オレンジメタリック
  • イエロー
  • オキサイドブロンズメタリック
  • ネビュラブルーメタリック
  • ブラック×ホワイトパールクリスタルシャイン
  • ブラック×メタルストリームメタリック
  • メタルストリームメタリック×ブラックマイカ
  • ブラック×エモーショナルレッド2
  • ブラック×オレンジメタリック
  • ブラック×イエロー
  • メタルストリームメタリック×オキサイドブロンズメタリック
  • ブラック×ネビュラブルーメタリック

従来モデルからさらにスタイリッシュなフロントマスクへと変化した新型C-HRのエクステリア。ボディカラーは全部で16色。モノトーンカラー8色とツートンカラー8色から選択できます。今回のマイナーチェンジ以降はオレンジメタリックやエモーショナルレッド2などの鮮やかな新色も加わっています。

C-HR GR SPORTのエクステリア

C-HR GR SPORTにはフロントデザインやエンブレムなどにGR専用デザインを採用し、よりスポーティーなスタイリングに。なお、GRスポーツのボディカラーはモノトーン6色、ツートーン5色の計11色からセレクト可能となっています。

  • SとS-T のアルミホイール
  • GとG-Tのアルミホイール
  • S“GR SPORT”とS-T“GR SPORT” のアルミホイール

新型C-HRのアルミホイールはグレードごとにサイズ・デザインが異なります。SとS-Tは17インチ、GとG-Tは18インチ、S“GR SPORT”とS-T“GR SPORT”は19インチが設定されています。

新型C-HRのインテリアは全部で4タイプが展開

  • SとS-Tのインテリアシート
  • GとG-Tのインテリアシート
  • GとG-Tのインテリアシート(メーカーオプション)
  • S“GR SPORT”とS-T“GR SPORT” のインテリアシート

新型C-HRのインテリアはグレード別です。SとS-Tには内装色ブラックのファブリックシート(ブラック)、GとG-Tには内装色オーキッドブラウンの上級ファブリック(ブラック)×本革(ブラウン)シート、S“GR SPORT”とS-T“GR SPORT”には内装色GR専用ブラックに専用スポーティーシートが標準設定されます。
なお、GとG-Tにはメーカーオプションとしてブラックの本革シートも用意されています。

C-HR GRスポーツのコックピット

C-HR GR SPORTのインテリアは、ダークシルバー塗装のメッキ加飾をあしらったレーシーなデザインです。操作性に優れた本革巻小径3本スポークのステアリングホイールやスポーティーなアルミペダル、GRロゴ付きのスタートスイッチなどの専用装備がドライバーに特別感を与えてくれます。

新型C-HRは全車にトヨタ・セーフティ・センスを標準装備

多彩な安全機能を備える新型C-HR

トヨタ・C-HRはToyota Safety Senseを全グレードに標準装備します。トヨタ・セーフティ・センスには「プリクラッシュセーフティ」「レーンディパーチャーアラート」「オートマチックハイビーム」「レーダークルーズコントロール」などの機能が含まれます。

さらに今回の改良ではアクセル・ブレーキの踏み間違いによる衝突被害を防止する「インテリジェントクリアランスソナー」や、駐車場で後退したときに車両がいないかどうかを検知する「リヤクロストラフィックオートブレーキ」、ディスプレイに車両を上空から見下ろしたような映像を映し出す「パノラミックビューモニター」などがオプション装備可能となっています。

新型C-HRにはディスプレイオーディオとDCMを全車に標準搭載!

ディスプレイオーディオの操作画面

ディスプレイオーディオとDCM(Data Communication Module)の標準装備化によってコネクティッドサービスがより身近なもとのとなり、さらに便利な一台へと生まれ変わったC-HR。

Bluetoothでスマートフォンを接続することで、ディスプレイオーディオ上にアプリを表示してナビやオーディオ、通話・メッセージといった多彩な機能を利用できます。Apple Car PlayやAndroid Autoもセットオプションで利用可能です。
また、今まで通りのナビ機能を希望するユーザーにもエントリーナビキットが用意されています。

2016年12月に発売したC-HRの前期モデルの情報

C-HRはプリウスをベースにしたSUVスタイルのクロスオーバーです。
2016年12月からトヨタの次世代世界戦略車として発売され、流れるウインカーの「シーケンシャルターンランプ」やニュルブルクリンクで鍛えたザックス製ダンパーを装備するなど走りとスタイルを磨き上げ爆発的なヒットになりました。

2019年10月には初めてのマイナーチェンジが行われエクステリアの刷新、ボディカラーの追加が行われました。
以下ではマイナーチェンジ前の前期モデルについて情報をまとめています。

マイナーチェンジ後のトヨタC-HRが欧州で公開!

ついに公開となった2020年型C-HRのエクステリア

ヨーロッパでマイナーチェンジ後の新型C-HRが公開されました。パワートレインは排気量1.8リッター直列4気筒エンジンに電気モーター、排気量2.0リッター直列4気筒ダイナミックフォースエンジンに電気モーターを組み合わせたHYBRIDモデル2タイプが用意されます。

2020年型C-HRのサイドビューと足回り

新型C-HRはクーペ風のダイナミックなボディラインとなっていて、足元には19インチのアルミホイールを装着。ヘッドライトとテールライトのデザインも刷新され、リヤにはシーケンシャルウィンカーを採用しています。

新型C-HRはスマートフォンとの連携を強化したマルチメディアシステムを導入

また、新型C-HRにはApple CarPlayやAndroid Autoに対応した最新のマルチメディアシステムを搭載。スマートフォン感覚で音楽やナビ、ラジオなどのアプリを操作することが可能となっています。

新型C-HRの量産型の個体がスパイショット!

2019年10月以降にマイナーチェンジを迎える新型C-HRのプロトタイプがリークされました。今回のスパイショットではフロントデザイン、リヤデザインが明らかとなっています。

新型はアグレッシブなフロントマスクで、足元にはブラック塗装のマルチスポークデザインのアルミホイールが装着されています。
エクステリアカラーにはオレンジメタリックと、カローラスポーツにも採用されているオキサイドブロンズメタリックが新たにラインナップ。それぞれモノトーンカラーとツートンカラーが用意されます。

なお、デビューは2019年10月18日を予定。東京モーターショー2019でも登場する見込みで、カバーなしで新型C-HRを見られる日も間近です!

トヨタ新型「C-HR」のマイナーチェンジでフロントに加えてリヤもシーケンシャルウインカーを採用へ

現行型C-HRのエクステリア

2019年後半にマイナーチェンジが噂されている新型「C-HR」ですが、ここへきて、どうやらビッグマイナーチェンジレベルになるのではないかという情報が入ってきました。
C-HRはトヨタでも大人気のコンパクトクロスオーバーですので、どのようなマイナーチェンジになるのか気になります。

エクステリアについては、ヘッドライトが縦二眼LEDから三眼LEDに変更され、これまで通り単眼ハイビームとの組み合わせになるでしょう。フロントバンパーとフロントインテーク、フロントリップスポイラーのデザインが若干変更になると考えられます。

現行型C-HRのフロントシーケンシャルウィンカー

C-HRではかなり目立つポイントのフロントのシーケンシャルウィンカーですが、上位グレードではリヤウィンカーにもシーケンシャルウィンカーを採用する可能性が高くなりました。それ以外でのグレードではこれまで通り、フロントウィンカーのみシーケンシャルウィンカーで、リヤのウインカーは点滅のみとなります。

インテリアに大きな変更はありませんが、インテリアカラーにブラウン系が追加されます。
安全装備ではメーカーオプション設定となっている「リヤクロストラフィックアラート」のほかに、自動ブレーキも追加設定され、ますます安全性配慮した1台になります。

「リヤクロストラフィックアラート」は駐車場などで後退する際、ブラインドスポットモニターのレーダーで左右後方から近づいてくるクルマを検知し、ブザーとドアミラー内のインジケーター点滅でドライバーに注意するシステムです。警告音に驚いてアクセルとブレーキの踏み間違いを防ぐため、自動ブレーキの追加設定は安全面では安心できる機能の組み合わせになるでしょう。

現行型C-HRのエンブレム

10km/h以下で車庫入れなどをしている運転時、クルマの前方コーナーや後方の障害物を超音波センサーが感知してブザーで知らせてくれるクリアランスソナー&バックソナーにも、自動ブレーキが追加設定される可能性があるとのことで、ますます踏み間違いによる事故が少なくなると予想します。

安全性能がアップするマイナーチェンジ後の新型「C-HR」に期待がふくらみます。

C-HRの電気自動車が上海モーターショー2019で「C-HR EV」と「イゾアEV」として世界デビュー

上海モーターショー2019でワールドプレミアした「C-HR EV」と「イゾアEV」

C-HRは、トヨタブランドで初めて中国進出する電気自動車として、2019年に4月に行われた上海モーターショー2019で世界初公開しました。
公開されたC-HR EVとイゾアEV(Izoa EV)は発売元が違う兄弟車で、エクステリアやインテリア、スペックなどは全て同じ仕様になっています。

広汽トヨタから発売するC-HR EV

一汽トヨタから発売するイゾアEV

トヨタはこの2車種をメインに据え、2020年前半に全世界で10車種以上のEVを展開するとの意気込みです。C-HR EVやイゾアEVは中国市場へ向けたモデルですが、「2020年までグローバル展開する」ことを明言しているため、日本にC-HR EVやイゾアEVを導入する可能性もないとは言えません。

また、トヨタは2030年の目標として、「グローバル電動車販売550万台以上」を販売することを掲げています。日本市場も含まれていると考えられるため、2020年以降のトヨタの戦略が楽しみです。

2018年12月3日にC-HRの特別仕様車「モードネロ(Mode-Nero)」と「モードブルーノ(Mode-Bruno)」がGとG-Tグレードに追加

ブラック基調の特別仕様車モードネロはブラック塗装の専用18インチホイールを装備

シートの本革部にクールグレーの表皮を採用してスポーティなイメージの内装に

ベースのG・G-Tグレードのリコリスブラウンの内装よりクールな印象になったブラックのインパネ

C-HRのGグレードとG-Tグレードに2種類の特別仕様車が追加されました。
2016年12月の販売から2年が経ち、本格的な特別仕様車の導入になります。今回の特別仕様車は2種類でブラックを基調にする「モードネロ(Mode-Nero)」はボディカラーにハリアーなどに設定される紫がかったカラーの「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク」のモノトーンカラーと2トーンカラーの「ブラッキッシュアゲハガラスフレーク×メタルストリームメタリック」と「ブラックマイカ×メタルストリームメタリック」と「ホワイトパールクリスタルシャイン×ダークブラウンマイカメタリック」と「ブラックマイカ×メタルストリームメタリック」を追加、エクステリアにはブラック塗装とブラックナットの18インチアルミホイールを特別装備しています。
シートの本革部へクールグレーを、インパネアッパー部やコンソールボックスはブラックを採用しています。

C-HR特別仕様車モードネロ(Mode-Nero)の特別装備

  • ブラック上級ファブリック+ブラック×クールグレー本革&専用グレーステッチの専用シート表皮
  • ブラック インストルメントパネルアッパー
  • ブラック コンソールボックス
  • ブラック ドアトリムオーナメント

ブラウン基調の特別仕様車モードブルーノは上質な内外装が特徴

モードブルーノのシートにはハリアーで採用されるダークサドルタンを使用

インパネにもダークサドルタンを使い明るく上品な室内に

ブラウンを基調にする「モードブルーノ(Mode-Bruno)」は内装色として、こちらもハリアーで採用される「ダークサドルタン」をシート表皮やインパネアッパー部、センターコンソールに導入しています。ハリアーは全て本革仕様ですが、C-HRはファブリックと本革の組み合わせなので質感は少し違いますが品のある素敵な室内になっています。
その他にはエクステリアのフロントアウトサイドドアハンドルにメッキ加飾が施されています。ボディカラーも「ダークブラウンマイカメタリック×ホワイトパールクリスタルシャイン」が追加されています。

C-HR特別仕様車モードブルーノ(Mode-Bruno)の特別装備

  • ブラック上級ファブリック+ダークサドルタン本革&ブラウン専用ステッチ専用シート表皮
  • ダークサドルタンインストルメントパネルアッパー
  • ダークサドルタンコンソールボックス
  • ブラックドアトリムオーナメント
新型C-HRの特別仕様車の販売価格
グレード 駆動方式 販売価格
G-T モードネロ 2WD 2,655,200円~
4WD 2,849,600円~
G モードネロ 2WD 2,979,200円~
G-T モードブルーノ 2WD 2,655,200円~
4WD 2,849,600円~
G モードブルーノ 2WD 2,979,200円~

C-HRのマイナーチェンジでハイブリッド車にE-Fourの4WDモデルが追加 燃費は27.0Lになると予想

C-HRのマイナーチェンジでは北海道や東北などの冬には雪が降り積もる地域の人をターゲットにしたハイブリッド4WDを設定するのではないかと考えます。同じプラットフォームを採用しているプリウスでは、ハイブリッド車にもE-Fourを搭載しています。

SUVとしても4WDモデルをラインナップしていることは強みにもなりますし、4WDモデルが欲しいけれど燃費も欲しいという人にはC-HRはピッタリの選択肢です。プリウスの2WDと4WDの燃費差は3.2km/Lですので、C-HRでは27.0km/Lほどになるのではないかと予想します。

また、プリウスのハイブリッドモデルの2WDと4WDの価格差は194,400円で、価格帯はSグレードで2,758,000円からになるのではないかと考えます。

C-HRハイブリッド4WDの価格帯と燃費予想
グレード 価格帯 燃費
S 2,758,000円~ 27.0km/L
G 3,123,600円~ 27.0km/L

C-HRのGRスポーツを2019年11月に発表する可能性があるモデルはHy-Powerコンセプト

オレンジをアクセントにしたC-HRのコンセプトモデル 時期C-HRのGRスポーツになる可能性がある

2017年9月12日に開催されたフランクフルトモーターショーで発表されたコンセプトモデルの「C-HR Hy-Powerコンセプト」は、オレンジアクセントを散りばめたエクステリアやインテリアで、パワートレインを強化しGRスポーツとして2019年11月に追加するのではないかと噂されています。

C-HR GRスポーツの特別装備

  • 専用バンパー
  • 専用エンブレム
  • 専用インテリア
  • 専用サスペンション
  • 専用ブレーキパッド
  • ブレーキキャリパー塗装
  • 専用剛性アップパーツ
  • 専用マフラー

内装の各所にオレンジのパーツが配置されスポーティ感満載のC-HR Hy-Powerコンセプト

エクステリアの専用パーツはもちろん、インテリアにも専用パーツを施しコンセプトモデル通りならばオレンジ色のアクセントが散りばめられると考えます。通常のC-HRと同様にガソリンターボエンジンとハイブリッドエンジンの2種類が用意され、両方とも駆動方式は2WDが設定されると予想します。

C-HRの北米や欧米の仕様が日本にも逆輸入されるのではないか?

C-HRのマイナーチェンジでは北米でラインナップしている自然吸気の2.0L直4エンジンを日本仕様でもラインナップする可能性もあります。最高出力は145PS・最大トルクは188Nmで、トルクはガソリンターボエンジンと同等ですが、出力が30PSほど向上しています。

C-HR搭載エンジン比較
1.2Lターボ 2.0L(北米モデル)
種類 直列4気筒 直列4気筒
過給機 ターボ
排気量 1,196cc 2,000cc
最高出力 116PS/5,200-5,600rpm 145PS/6,100rpm
最大トルク 185Nm/1,500-4,000rpm 188Nm/3,900rpm

ほかにも、英国仕様では1.2Lターボエンジンに6速マニュアルを搭載したFFモデルもラインナップしていて、廉価グレードだけではなく、標準・上級・最上級と全てのグレードにマニュアルが用意されています。
イギリスは日本と同様に右ハンドルで日本に輸入してもそのまま使えると予想しますが、日本ではオートマのほうが圧倒的に人気なため発売される可能性があるとしたら数量限定での販売になると考えます。

2019年11月にマイナーチェンジが予想されるC-HR現行モデルの画像4枚

  • C-HR G
  • C-HR G
  • C-HR G
  • C-HR G

トヨタの次世代世界戦略車 CH-Rのモデルチェンジ遍歴

CH-Rはトヨタが販売するコンパクトクロスオーバーSUVで、「TOYOTAの世界戦略SUV」をキャッチコピーに掲げ、次世代戦略車として世界100ヵ国で展開しています。

CH-R 初代 NSX10/50型/ZGX10型/ZYX1#型(2016年~2023年)

2016年12月、日本仕様のCH-Rがデビューしました。グレード体系は1.8Lハイブリッドシステム搭載の2WD、「S」「G」と、1.2Lターボエンジン搭載の4WD、「S-T」「G-T」の4グレードを設定。ボディカラーは全8色。2017年11月、特別仕様車「LED Edition」を発売。

2018年5月の一部改良で、「S-T」と「G-T」に2WD車を追加設定。「Toyota Safety Sense P」の名称を「Toyota Safety Sense 」に変更。12月、特別仕様車「Mode-Nero」「Mode-Bruno」を発売。2019年10月、マイナーチェンジに合させ、TOYOTA GAZOO Racingのスポーツカーシリーズ「GR」から新たに「GR SPORT」を追加し、「S”GR SPORT”」「S-T”GR SPORT”」として設定しました。

2020年8月、一部改良で予防安全パッケージを強化、装備の充実化が図られ、同時に特別仕様車「G ”Mode-Nero Safety Plus”」「G-T ”Mode-Nero Safety Plus”」を発売。
2021年6月、特別仕様車「G ”Mode-Nero Safety Plus Ⅱ”」「G-T ”Mode-Nero Safety Plus Ⅱ”」を発売。
2022年8月、特別仕様車「G ”Mode-Nero Safety Plus Ⅲ”」「G-T ”Mode-Nero Safety Plus Ⅲ”」を発売。

2023年7月、国内での生産を終了し、カローラクロスが受け皿となり、以降は海外専売車となります。
2024年3月、ドイツで2代目「C-HR」PHEVモデルを発表。ドイツでのグレードは140Hシリーズの「ACTIVE」「ADVANCE」、200Hシリーズの「ACTIVE」「GR SPORT」「PREMIERE EDITION」「GR SPORT Premiere Edition」、220PHシリーズでは「PREMIERE EDITION」「GR SPORT Premiere Edition」が設定されています。

CH-R 2代目(2023年~)

2023年6月、新型CH-Rがワールドプレミアされました。

CH-Rのモデルチェンジ遍歴
CH-Rのモデル 販売年表
初代 NSX10/50型/ZGX10型/ZYX1#型 2016年~2023年
2代目 2023年~

C-HRのモデルチェンジは2023年 2代目モデルは日本市場や北米市場では発売しない

2016年12月に発売されたC-HRは、2017年から2018年の間に特別仕様車の追加や一部改良を行っていますが、大きなマイナーチェンジを1度も実施していませんでした。
2022年C-HRプロローグを欧州市場で発表し2023年遂にモデルチェンジを敢行。

しかし2代目にモデルチェンジするのはヨーロッパ市場のみで、日本と北米ではC-HRは1代限りのモデルになり廃止に。
コンパクトスポーツSUVの地位を確立した初代モデルとして、C-HRはトヨタに多大な貢献をしたといえるでしょう。