ポルテのマイナーチェンジ

ポルテはマイナーチェンジせず兄弟車のスペイドとともに生産終了

ポルテのマイナーチェンジ情報を紹介。トヨタ・ポルテは一部改良で歩行者(昼)検知機能付きプリクラッシュセーフティを標準装備化・ポルテ全車にオプションでインテリジェントクリアランスソナー[パーキングサポートブレーキ(静止物)]を設定し、特別仕様車Fラフィネを販売します。

ポルテはマイナーチェンジせず兄弟車のスペイドとともに生産終了

ポルテのインテリアはアクセントカラーがピンクからブラッドオレンジへ変更

ポルテの内装

一部改良後のインテリアでは、FグレードとXグレードに標準装備されているピンクのアクセントカラーが、ブラッドオレンジへ変更になります。

ポルテにアクセントカラーとして使われているピンクの箇所は「インパネ上部」、「フロントドアトリムオーナメント」、「右リアドアトリムオーナメント」、「左ドアトリムオーナメント」の3か所です。

ピンクアクセントのあるインパネインパネ上部、フロントドアトリムのピンクアクセント

ドアトリムのピンクアクセントフロントドアトリム、リアドアトリムのピンクアクセント

ピンク色の可愛らしい配色から、赤に近いブラッドオレンジのオーナメントカラーになることで、大人っぽい上質な内装へと変化します。

オプションだったスマートエントリーパッケージが標準装備

ポルテのスマートエントリー

新車で販売されている車には、鍵を取り出さなくてもエンジンをかけたり車の施錠・開錠が出来るスマートエントリーが搭載されていることが多いですが、ポルテには「スマートエントリーパッケージ」としてメーカーオプションで設定されています。

2017年12月11日のマイナーチェンジでは、パッケージオプションの「スマートエントリーパッケージ」が標準装備となります。

スマートエントリーパッケージの内容

  • スマートキー・プッシュスタートシステム
  • 盗難防止システム(イモビライザー)
  • オート電動格納式ドアミラー

いちいち鞄やポケットから鍵を取り出さなくても良くなるので、子供を抱えている時、買い物袋を両手に持っている時など、運転席や助手席、バックドアのボタンを押すだけで開錠するのでとても便利です。

特別仕様車「F・アラモード・ブラン」はマイナーチェンジ後も継続販売

ポルテの特別仕様車

特別仕様車のF・アラモード・ブランは、2017年の一部改良が行われても継続して販売しますが、ボディカラーの「シトラスオレンジマイカメタリック」は、2017年11月の時点で生産終了していますので、注文できない点に注意が必要です。

ポルテ特別仕様車F・アラモード・ブランの内装

ウォッシャブルシートカバーを特別装備していて可愛らしく、カバーシートと同じ柄をルーフトリムに施しています。2017年の一部改良にて標準装備される「スマートエントリーパッケージ」を特別装備していて、「スーパーUVカットパッケージ」も同様に標準装備しています。

ほかにも、自動ブレーキのプリクラッシュセーフティシステム、レーンディパーチャーアラート、オートハイビームの3つを備えた「トヨタセーフティセンスC」を搭載していて、車両に対して時速10km~80kmの速度で自動ブレーキをかけてくれます。

ほかにも、セレクトパッケージでラインナップしている「HIDパッケージ」が追加で設定され、マルチリフレクター式のディスチャージヘッドランプとコンライトシステムが搭載されます。

タンクの登場でポルテは販売終了となるのか

トヨタの新型タンク

2016年11月9日に発売したタンクは、同じトヨタ・トヨペット店のチャンネルで販売されているトールワゴンですが、若い男女をターゲットとしている車です。タンクの先代車種もラクティスやbBなど、タンクと同様に若い男女をターゲットとしていた車でした。

ポルテは小さい子供がいる家庭をターゲットとしている車で、同じコンパクトカーですがスライドドアを搭載している「プチバン」というジャンルで、タンクより1つランクが上の価格帯です。

  • タンクとポルテはコンセプトが違う
  • 子供が産まれたらポルテに乗り換えてもらう
  • ポルテのほうが1ランク上にある価格帯である

3つの理由によりタンクがエントリーモデルの位置づけ、子供が産まれたらタンクからポルテに乗り換えという流れを作れるので、販売終了には至らないと予想します。

ポルテのマイナーチェンジでより使い勝手がいい車へ

ポルテ

ポルテの一部改良を行うマイナーチェンジは2017年12月11日に行われ、ピンクオーナメントをブラッドオレンジに変更、スマートキーやプッシュスタートを装備する「スマートエントリーパッケージ」の標準装備、「アクアブルーメタリック」と「ブルーメタリック」のボディカラー追加などが行われます。

ポルテ標準モデルに行われる改良

  • ボディカラー2色追加
  • スマートエントリーパッケージの標準装備
  • オーナメントがピンクからブラッドオレンジに変更

特別仕様車の「F・アラモード・ブラン」は継続販売が行われて、メーカーオプションの「HIDパッケージ」が標準装備され更に使い勝手がいい車へと進化します。

トールワゴンのタンクが販売されたので、ポルテが販売終了になると懸念されていましたが、タンクがエントリーモデルに設定され、ポルテは1ランク上の車という位置づけになり、コンセプトも違うので販売終了の危機は脱したと考えられます。
標準モデルにはスマートエントリーが、特別仕様車にはHIDヘッドライトが標準装備されたポルテは、より使い勝手のいい1台です。