スズキ新型クロスビー(XBEE)はコンパクトクラスのSUV
スズキは、2017年東京モーターショーで「クロスビー(XBEE)」を初披露しました。エクステリアは大ヒットしている軽自動車の「ハスラー」に似ていて、ひと回り大きく5人乗りの普通車になっています。
2017年12月25日に発売された、ハスラーのワイド版「クロスビー(XBEE)」のエクステリア、インテリア、搭載エンジンや発売日・価格帯を紹介します。
クロスビーのボディカラーを整理して2024年10月から発売開始
クロスビーの車体色ラインナップを変更する改良を2024年10月に実施、変更前と同じ13色ラインナップしており、新たにミネラルグレーメタリックのホワイト2トーンルーフ、キャラバンアイボリーメタリックのモノトーンカラーを追加。
ピュアホワイトパール、キャラバンアイボリーパールメタリック、タフカーキパールメタリックのボディカラーにはブラックルーフ2トーンを設定。
またホワイトルーフには、シルバーからホワイトにバンパーガーニッシュのカラーを変更しています。
クロスビーへリヤパーキングセンサー追加や法規対応を実施した一部改良モデルを2023年12月13日から発売
クロスビーの一部改良モデルを2023年12月13日発売。
改良内容は法規対応、リヤパーキングセンサーの追加、原材料費高騰による価格解体で、一部改良版クロスビーの販売価格は1,941,500円から2,335,300円です。
クロスビーが装備の見直しを含む一部仕様変更を行い2022年8月10日に販売
新型クロスビーはマイナーチェンジで、標準装備の見直しやボディカラー整理を行います。
エクステリアは水平基調のフロントグリルに変更、アルミホイールは切削光輝とグロスブラックの新意匠へ。
インテリアではセンターディスプレイを大型化して操作性を向上。
新型クロスビーのマイナーチェンジモデルの発売は2022年8月を予定しており、新たなインテリアオプションのブラウンアクセントパッケージも設定。
一部改良後クロスビーの販売価格は1,840,300円から2,245,100円です。
クロスビーが2020年10月15日に一部改良を実施 グレード追加や安全装備を拡充
クロスビーが一部改良を行い、撥水加工シートやステアリングオーディオスイッチなどを装備した新グレードのHYBRID MVを追加。
その他にも安全装備をHYBRID MVとHYBRID MZに車線の中央維持を支援する車線維持支援機能や全車速に対応するアダプティブクルーズコントロール、デュアルカメラブレーキサポートは夜間の歩行者にも対応しました。
ボディカラーの整理も行われ、新色にタフカーキパールメタリックとプレミアムシルバーメタリックを追加。2トーンカラーにはスピーディーブルーメタリックのホワイトルーフを、タフカーキパールメタリックとバーニングレッドパールメタリックにはブラックルーフを追加しています。
3トーンカラーにはスーパーブラックパールとキャラバンアイボリーパールメタリックを追加しています。
グレード | 駆動方式 | 販売価格 |
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HYBRID MX | 2WD(FF) | 1,805,100円~ |
4WD | 1,950,300円~ | |
HYBRID MV | 2WD(FF) | 1,948,100円~ |
4WD | 2,093,300円~ | |
HYBRID MZ | 2WD(FF) | 2,062,500円~ |
4WD | 2,207,700円~ |
スズキ・クロスビーに特別専用色「スターシルバーエディション」が新設定
2019年7月3日、スズキのコンパクトSUVクロスビーに特別専用色「スターシルバーエディション」が新たに追加されました。スターシルバーエディションを選択できるのはHYBRID MZのみで、サイドカラーパネルやドアミラー、ルーフにシルバーカラーが施されます。
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クラレットレッドメタリック[スターシルバーエディション] -
スピーディーブルーメタリック[スターシルバーエディション] -
スーパーブラックパール[スターシルバーエディション]
ボディカラーはクラレットレッドメタリック[スターシルバーエディション]・スピーディーブルーメタリック[スターシルバーエディション]・スーパーブラックパール[スターシルバーエディション]の3色が新色としてラインナップします。
HYBRID MZには撥水性シートを採用しているため水に濡れても安心。インテリアカラーにはエクステリアのスターシルバーに合わせ、アイボリーを採用しています。
なお、クロスビーのHYBRID MZのシートは撥水加工されており、アウトドアやレジャーシーンにもぴったりです。
2WD | 4WD | |
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価格 | 2,084,500円 | 2,229,700円 |
燃費性能 | 22.0km/L | 20.6km/L |
エンジン | 1.0L DOHC VVT 直噴ターボ (マイルドハイブリッド) | |
変速機 | 6AT |
新型クロスビーのエクステリアはハスラーに似たアクティブスタイル
スズキの新型車であるXBEEは、ベースモデルの「XBEE」と、アウトドア向けの「OUTDOOR ADVENTURE」、街乗り向けの「STREET ADVENTURE」の3種類がラインナップしています。
いずれもボディとルーフカラーが塗り分けられているツートンカラーになっていて、市販車モデルではモノトーンカラーも用意されると考えられます。ハスラーでは全11色のカラーリングが用意されているので、XBEEでも同様のカラーラインナップが用意されています。
ドアミラーのカラーは、ルーフカラーと同色に設定されていて、ホワイトとブラックの2色が用意されています。フォグランプはハスラーと同様にシルバーのフロントバンパーに設置されていて、配置位置も高いので運転中も見やすい設計になっています。
リアビューは、メッキパーツで加飾されたテールランプにシルバーバンパーにリフレクターが装備され、ナンバープレート付近は黒いバンパーでブラックアウトされています。ガソリン給油口が左側に装備されているので、マフラーエンドは右側に配置されています。
ボディサイズは、軽自動車のハスラーをひと回り大きくしたサイズで、全長3,760mm、全幅1,670mm、全高1,705mmで、ホイールベースは2,435mmです。
クロスビー | ハスラー | |
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全長 | 3,760mm | 3,395mm |
全幅 | 1,670mm | 1,475mm |
全高 | 1,705mm | 1,665mm |
ホイールベース | 2,435mm | 2,425mm |
クロスビーのインテリアは個性的で女性にも人気がでそうなデザイン
新型XBEEのインテリアは、かなり個性的なデザインです。インパネトレー横にはUSBソケットが装備されていて充電中のスマホなどの置き場に困ることがありません。シフトノブはインパネに設置されているので運転席と助手席の間はウォークスルーになっています。
アウトドアアドベンチャーのインテリアカラーは、キャンプなどのアウトドアシチュエーションに似合うウッド調のインテリアパネルなどが装備されていて落ち着いたデザインになっています。
ベースのXBEEのインテリアは、白いインテリアパネルが装備されていて上品な雰囲気があります。シートはブラックにゴールドのアクセントが施されていて、座面・背面ともにサイドが張り出している設計なので身体をサポートしてくれ疲れにくいシートになっています。
後部座席は広々としていて、シート中央に装備されたシートベルトがあることから5人乗りであることが分かります。
カーゴルームは折りたたんだベビーカーの他にもバッグを載せることができることが出来る広さがあり、ボードを跳ね上げることで高さのある荷物も後方視界をある程度塞がずに積むことができます。
クロスビーの搭載エンジンは1.0Lブースタージェットエンジンを搭載
新型XBEEに搭載されるエンジンは、バレーノやスイフトRStに搭載されている「1.0Lブースタージェットエンジン」が搭載されています。
軽自動車のハスラーと比べると自動車税は10,800円から29,500円になり、燃費は22.0km/Lになり、最高出力はハスラーターボの64PSから102PSの約1.6倍になり、最大トルクも95Nmから150Nmへとトルクアップします。
また、新型スイフトに搭載されているデュアルジェットエンジンの「K12C」とISGを組み合わせたマイルドハイブリッドシステムを搭載しています。
エンジン型式 | K10C型 |
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種類 | 直列3気筒直噴ターボ |
排気量 | 0.996cc |
エンジン最高出力 | 73kW(99PS)/5,500rpm |
エンジン最大トルク | 150Nm(15.3kgm)/1,700-4,000rpm |
モーター型式 | WA05A |
モーター最高出力 | 2.3kW(3.1PS)/1,000rpm |
モーター最大トルク | 50Nm(5.1kgm)/100rpm |
新型XBEEに搭載される安全装備としては、同じクラスのイグニスに搭載されている「デュアルカメラブレーキサポート」が装備されています。
デュアルカメラブレーキサポートに搭載される安全装備
- 自動ブレーキによる衝突回避または被害軽減
- 誤発進抑制機能
- 車線逸脱警報機能
- ふらつき警報機能
- 先行車発進お知らせ機能
新型クロスビーの価格帯・発売日
新型クロスビーの発売日は、2017年東京モーターショーで発表後の2017年12月25日に発売されています。気になる価格帯はイグニス、バレーノとSX4 S-CROSSの中間に位置するクラスですので、1,798,500円から2,229,700円になっています。
「ワクワクするクロスオーバー」クロスビーのモデルチェンジ遍歴
クロシビーはスズキが販売するクロスオーバーSUV型のコンパクトカーで、ハスラーを連想させるスタイリングですが、関連性はありません。
クロスビー MN71S型/2017年~
2017年12月、「XBEE(クロスビー」がデビューしました。「HYBRID MX」「HYBRID MZ」のラインナップです。
2018年7月には仕様変更でメーカーオプションを追加設定。12月の仕様変更ではボディカラーを追加しました。
2019年7月、「HYBRID MZ」に設定の特別専用色「スターシルバーエディション」を発売しました。
2020年10月、一部仕様変更で新グレード「HYBRID MV」を追加し、ボディカラーも見直されました。
2022年7月の一部仕様変更では外観のデザインとインテリア、ボディカラーの変更が行われました。
2023年11月、一部仕様変更で全車に「リアパーキングセンサー」が標準装備となりました。
クロスビーのモデル | 販売年表 |
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MN71S型 | 2017年~ |
クロスビーはハスラーのワイド版でパワフルな走りと可愛いエクステリアが魅力
クロスビーは、軽自動車のハスラーを普通車の枠で作ったモデルで「ハスラーワイド」と噂されていたモデルです。
ボディサイズはハスラーよりひと回り大きいので、横幅が広く荷物も積みやすくなっています。搭載されるエンジンは「1.0Lマイルドハイブリッドエンジン」で、燃費は1.0Lハイブリッドエンジンで22.0km/Lを記録。
クロスビーの魅力は燃費性能の高さだけでなく、見た目の可愛さも挙げられます。
ベージュカラーのキャラバンアイボリーパールメタリックやタフカーキメタリックなど、他では見られないアースカラーを設定、3トーンカラーなどもあるため、自分だけのクロスビーを選ぶことができます。