三菱ミラージュは2019年のフルモデルチェンジを最後に2022年日本市場撤退
三菱の販売車として長い歴史を持つコンパクトカーがミラージュです。
1978年に三菱で初めてのFF(前輪駆動)車として人気を集めましたが、2002年には日本市場から撤退し販売終了しました。
その後、海外では販売が継続され2012年にはタイに製造拠点を移し日本市場へ戻ってきました。現在でも製造はタイで行われ逆輸入という形で販売されていました。
日本では燃費不正問題があり、一時は販売終了の噂もありましたが、海外の販売台数は好調なため、次期ミラージュの開発も順調に行われている噂がありましたが2022年に日本市場を撤退しました。
大人5人でも余裕のある室内空間と取り回しやすいボディサイズ、クラストップレベルのJC08モード燃費23.8km/Lとハイブリッドカーにも劣らない魅力的な車でもあります。三菱のコンパクトカー新型ミラージュのフルモデルチェンジ最新情報を紹介します。
ミラージュが公式サイトで2022年生産終了を発表 法規対応の困難が理由
ミラージュがモデルチェンジすることなく、2022年公式サイトで生産終了を発表。
1978年の発売から44年の歴史がある名車だけに、残念なユーザーも多いようです。ミラージュ生産終了の理由はパワーステアリングの法規対応が困難だったとのこと。
世界最小のV6エンジン搭載モデルを発表したり、印象的なCMを発表するなど、話題性のある車種でもありました。
三菱自動車にはミラージュに替わる車種はないため、貴重なコンパクトクラスが消滅することになります。また北米市場でも2025年に販売終了する噂もあるようです。
ミラージュの価格改定を実施 全てのグレードで車両価格を33,000円アップ
ミラージュは2022年6月に一部改良を実施しましたが、2022年8月1日から車両価格のみを変更する価格改定を実施します。
特別仕様車を含む全てのグレードが対象で、一律33,000円販売価格が上昇します。
新型ミラージュが快適に 寒冷地仕様とUV・IRを99%カットするフロントガラスを標準装備
新型ミラージュの一部改良が2022年6月9日に行われ、今までUV(紫外線)のみ99%カットするフロントガラスから、IR(赤外線)も99%カットする高機能ガラスに変更。 寒い地域の方に嬉しい寒冷地仕様も標準装備しました。
今回行われたミラージュの一部改良はボディカラーやグレード、内外装の変更はありません。
販売価格は1,457,500円から1,628,000円で標準装備が増えた分、最小限の価格上昇になっています。
ミラージュがマイナーチェンジ 2020年4月16日の大幅改良でダイナミックシールドを採用して安全装備もグレードアップ
三菱のコンパクトカー「ミラージュ」が2020年4月16日にマイナーチェンジを受けました。新型モデルはタイでモデルチェンジしたミラージュを日本に導入した形で、エクステリアを大幅改良したものの型番は変わらないため、フルモデルチェンジではなくマイナーチェンジになっています。
新型ミラージュはエクステリアの進化だけでなく、三菱の予防安全装備「e-Assist」を大幅にアップグレード、衝突被害軽減ブレーキシステムや車線逸脱警報システム、オートマチックハイビームを採用してサポカーワイドSに対応しました。
2020年新型ミラージュの内外装の変更点一覧
- エクステリアにダイナミックシールドを採用
- ボディカラーの新色「ホワイトダイヤモンド」と「サンドイエローメタリック」を採用
- 新意匠の15インチアルミホイール採用
- 新車装着タイヤにヨコハマ「BluEarth-GT AE51」を採用
- シートカラーとシートデザインの変更
- カーボン調メーターパネル
2020年新型ミラージュの安全装備
- 約5~80km/h対応 衝突被害軽減ブレーキシステム(FCM)
- オートマチックハイビーム(AHB)
- 車線逸脱警報システム(LDW)
- クルーズコントロール
-
カーボンデザインの新デザンのメーターがスポーティな印象を与える -
フロントドアにはファブリック生地を使うことで高級感をプラスした新型ミラージュ -
新型ミラージュの上級モデルに採用するシートカラーはブラック
新型ミラージュのインテリアはマイナーチェンジ前のミラージュにはないアクティブな雰囲気を採用。Gグレードにはブラックのシートカラーを、Mグレードにはライトグレーのシートカラーを採用して幾何学柄アクセントカラーを加えています。
メーターパネルには新意匠のカーボンデザインを採用してスポーティなデザインになっているのも特徴で、フロントドアの部分にファブリック生地を使うことで上質な室内空間になっています。
新型ミラージュの販売価格はエントリーグレードのMが1,432,200円から、上級モデルのGが1,569,700円からになっています。
安全装備の充実したコンパクトカーが軽自動車並みの価格で購入できることから、とてもコストパオーマンスの高い車になっています。
グレード名 | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|
ミラージュM | 2WD(FF) | 1,432,200円~ |
ミラージュG | 1,569,700円~ |
タイ市場でミラージュ・アトラージュが2019年11月18日に発売!
2019年11月18日、新型ミラージュがセダンのアトラージュとともにタイ市場に投入されました。三菱新型ミラージュは内外装ともに洗練され、より存在感のある一台へと進化。ダイナミックシールドを携えたフロントマスクが非常にクールで、エネルギッシュな印象のエクステリアとなりました。ボディカラーの新色として、「ホワイトダイヤモンド」と「サンドイエロー」を追加しています。
インテリアはモノトーンカラーでまとめられ、スポーティーなデザインに。シートは合成皮革とファブリック生地のコンビシートを採用しています。Apple Car Play対応のスマートフォン連携ディスプレイオーディオは視認性をアップし、7インチのものを搭載しています。
2019年11月18日公開予定の新型ミラージュ/アトラージュがリーク!
2019年11月18日にタイで発売される新型ミラージュ/アトラージュが、タイのディーラーに保管されている画像がリーク。今回の画像では、事前に公式から公開されていたティーザーイメージからは十分に確認できなかった全体像が白日の下に晒されています。
新型ミラージュのエクステリアは三菱の象徴であるダイナミックシールドを採用し、キリッと引き締まったフロントマスクが特徴的。リヤデザインもテコ入れが行われ、テールランプの形状がL字となり、ルーフスポイラーやリヤディフューザーを装着するなどスポーティーな装いとなっています。ホイールにはブラックポリッシュのスポークアルミを採用します。
インテリアは従来型と比べ大きな変更はありませんが、各種ステアリングスイッチが搭載されていることから、安全装備等は充実しているものと思われます。
改良新型ミラージュは2019年11月18日にタイで発売!公開されたティザー画像とは?
三菱は、マイナーチェンジを施したハッチバック「ミラージュ」とノッチバックセダンの「アトラージュ」を2019年11月18日にタイで発売すると発表しました。ティザー画像が公開されていますが、フロントマスクなどのデザインには大幅な変更が加えられます。
現在ミラージュは、タイで生産された後、日本で輸入販売されています。国内導入は2020年以降となる見込みです。セダンの「アトラージュ」は現段階で導入予定はありません。
発売秒読み!タイでミラージュのマイナーチェンジモデルが目撃
マイナーチェンジした新型ミラージュがタイ国内で目撃。三菱のデザインアイコン「ダイナミックシールド」を採用し、存在感あるLEDヘッドランプが目を惹くフロントマスクでした。
新型車両と思われるクルマの前方を撮影車両が走行していたことから、プロモーション映像を撮影中だった可能性が高く、タイでの発売は秒読みです。2020年以降の国内導入にも期待しましょう。
ミラージュ2020年型が米国で発売!オートエアコン全車標準装備でより快適な車へ
米国の三菱モータースノーアメリカは、2019年11月より2020年型ミラージュの発売を開始すると発表しました。
2020年型ミラージュは、全グレードに、設定室温を自動的に保てるオートエアコンを標準装備。クラス唯一の快適装備で、他車との差別化を図ります。
また、7.0インチのタッチスクリーンディスプレイオーディオユニットを装備し、近年利用者が増加しているAppleのカーナビアプリ「CarPlay」やグーグルの「Android Auto」との連携も可能です。
ミラージュの米国仕様は、4ドアセダン「ミラージュG4」と5ドアハッチバックの2種類、エンジンは1.2L直列3気筒ガソリンエンジンのみです。
しかし、米国EPA(環境保護庁)によって「アメリカでもっとも燃費の良いガソリン車」として認定されるなど、燃費の良さは高く評価されています。
三菱のコンパクトカー「ミラージュ」が一部改良で2019年6月27日より販売開始
三菱はコンパクトカーの「ミラージュ」を一部改良を施し、2019年6月27日から販売を開始しました。2015年12月のマイナーチェンジ後、初の一部改良となります。
今回の一部改良は標準装備として後席中央にヘッドレストを装備、助手席と後席ノアシストグリップを格納式としました。また、フロントのウィンドウシールドガラス上部の中央にドット柄のグラデーションを施し、サンバイザーを使用する際に隙間からの光漏れを最小に抑える対応をしています。
販売価格は「M」モデルが1,408,000円、「G」モデルが1,514,700円となっています。
新型ミラージュは2019年秋に発表!2020年夏までに発売か!?
新型ミラージュの新しい情報を入手しました。
日産の傘下に入った三菱自動車は、プラットフォームを日産の新型マイクラ(マーチ)に導入された、「CMF-B」のプラットフォームを新型ミラージュにも導入、海外のニーズに応えるべく、小型化されていたボディを再び大型化し、新型のマイクラ同様に、3ナンバーになると言われています。
2016年のマイナーチェンジで標準装備として「e-Assidt」が搭載されていますが、新型ミラージュでは最新の「e-Assidt」が搭載される予定です。
e-Assidtの予想追加機能
- 車線逸脱警報システム
- 誤発進抑制機能(後退時)
- 後退時車両検地システム
- 後側方車両検地システム
- オートマチックハイビーム
- レーダークルーズコントロースシステム
注目されるエンジンは、新型マイクラと同じものが搭載されると考えます。マイクラを例に挙げると、エンジンは3種類用意されています。なお、日本仕様の新型ミラージュには、ディーゼルエンジンの設定はないと思われます。
エンジン | 最大出力 | 最大トルク |
---|---|---|
0.9L 3気筒ターボチャージャー付ガソリンエンジン | 90hp | 140+10Nm |
1.0L 3気筒NAガソリンエンジン | 73hp | 95Nm |
1.5L 4気筒ディーゼルエンジン | 90hp | 220Nm |
新型ミラージュが2019年内にデビュー!? 東京モーターショー2019でワールドプレミア後の11月にタイのモーターエキスポでも披露
三菱から、二代目になる新型ミラージュが東京モーターショー2019でワールドプレミアされる可能性が出てきました。その後、11月にタイで行われるモーターエキスポで披露され、2019年内にデビューするとのことです。
デザインも大幅に刷新されると予想され、CMF-8プラットフォームを採用すると噂されていています。これが採用されると、新型が出るのではないかと言われているランサーや、日産のジュークと同じプラットフォームを共有する可能性が出てきました。
詳細はまだ明らかにされていませんが、アルメーラ(日本名:ラティオ)に採用されていた、1.0L 12気筒DOHCターボエンジンが搭載されるのではないかと考えます。
なお、新型ミラージュの日本での販売は未定となっており、日本復活を願うミラージュファンにはスタイリッシュに生まれ変わるだろう新型ミラージュの日本発売が気になるところでしょう。
ミラージュに2トーンのエクステリア・インテリアがかっこいい特別仕様車「ブラックエディション(BLACK Edition)」を追加
ミラージュに特別仕様車ブラックエディション(BLACK Edition)が2018年12月13日追加されました。背面と座面のレッドカラーとサイドのブラックカラーがっこいい特別なシートを採用しているのが特徴です。
販売価格はブラックマイカのモノトーンボディカラーを採用するブラックエディションが1,506,600円~、2トーンのボディカラーを採用するブラックエディションが1,522,800円~になっています。今までの三菱にはないアグレッシブなエクステリアとインテリアを備えているため人気の特別仕様車になるでしょう。
ミラージュの特別仕様車「ブラックエディション」のボディカラー一覧
- ブラックマイカ
- レッドメタリック×ブラックマイカ
- チタニウムグレーメタリック×ブラックマイカ
- ワインレッドパール×ブラックマイカ
- ホワイトパール×ブラックマイカ
ミラージュ特別仕様車ブラックエディションの専用装備
- ブラック&レッド内装
- ブラック&レッドファブリック、レッドステッチ付専用シート生地
- メッキ&ピアノブラックアクセント、レッドステッチ付専用本革巻ステアリングホイール
- レッドステッチ付専用本革巻シフトノブ
- ブラックマイカのルーフ
- ブラックマイカのルーフスポイラ
- ブラックマイカの電動格納式リモコンドアミラー
- ブラック塗装の15インチ アルミホイール
新型ミラージュの外装デザインにはダイナミックシールドを採用して力強く進化
2012年に日本市場へ復活したミラージュは、6代目にフルモデルチェンジして三菱の世界戦略車となり誕生しました。
約12年振りの復活となったミラージュは2016年にマイナーチェンジを果たし、内外装の変更や安全装備の追加、グレード展開の見直しを図りました。
2016年8月の燃費不正問題が発覚したあとはホームページ上からも姿を消し、廃止の噂まで流れましたが2016年9月に燃費を修正し、再び販売車種のラインナップに加わっています。
2019年にはフルモデルチェンジ予定となっている新型ミラージュの外装の変更点を紹介します。
エクステリアはダイナミックシールドを採用
エクステリアには流線形に象られたメッキモールを採用する三菱のデザインアイコン「ダイナミックシールド」を採用します。
イメージとしてはアウトランダーPHEVのような迫力あるグリルに変更になり、現行ミラージュのスタイルを一新します。
2016年にマイナーチェンジしたとはいえ、ミラージュは前時代的なフロントグリルを採用しています。2017年2月にマイナーチェンジしたコンパクトSUVのRVRもダイナミックシールドを採用した通り、新型ミラージュにも採用し大胆なデザインチェンジを行います。
フルモデルチェンジ後のミラージュはボディサイズ・ボディカラーは変更なし
ボディサイズは現在販売中のミラージュと同等の全長3,800mm、全幅1,655mm、全高1,500mm、ホイールベース2,450mmとなります。
コンパクトボディは変わらないため、運転が苦手な方などでも取り回しやすい最小回転半径4.6mとなっています。全高も全ての機械式駐車場に十分入るサイズなので駐車スペースを問わない都会派コンパクトカーに仕上がっています。
ボディカラーも現行モデルにある全8色で展開する予定となっています。
-
ワインレッドパール(32,400円高) -
サンライズオレンジメタリック(32,400円高) -
ホワイトパール(32,400円高) -
レッドメタリック -
セルリアンブルーマイカ -
クールシルバーメタリック -
チタニウムグレーメタリック -
ブラックマイカ
新型ミラージュのパワートレインにダウンサイジングターボを追加
1.2L直列3気筒DOHC自然吸気エンジンを採用している現行ミラージュですが、2019年のフルモデルチェンジにより1.1L直列3気筒DOHCダウンサイジングターボモデルを追加する予定となっています。
元々パワー不足が指摘されていたミラージュなので、今回のターボ追加は嬉しいポイントになります。
しかしこれにより燃費性能は低下するため、現行モデルに採用されている1.2L自然吸気エンジンもラインナップに残る見込みです。既存のエンジンもチューンナップされJC08モード燃費は23.8km/Lからさらに向上するでしょう。
燃費性能を重視する方は1.2L自然吸気エンジン、パワフルな走りを重視する方は新たに採用されるダウンサイジングターボを選ぶなど、すみ分けできるグレード展開になるでしょう。
予防安全システム「e-Assist」が進化
販売中の現行ミラージュにはe-Assistと呼ばれる予防安全システムが装備されています。
これは低車速域における被害軽減自動ブレーキシステムと、前進時の誤発進抑制機能を搭載する安全技術です。
2019年のフルモデルモデルチェンジではアウトランダーPHEVに搭載されている進化したe-Assistが搭載される可能性があります。
今までの機能に加えレーダークルーズコントロールや、車線逸脱警報システム、後方車両検知システムが追加されるかもしれません。
三菱だけではなく全ての自動車メーカー各社は予防安全システムに力を入れていて、モデルチェンジのタイミングで安全技術をグレードアップしています。
新型ミラージュも最新の予防安全技術を採用し、より安全な自動車へ生まれ変わります。
新型ミラージュはシンプルで使いやすいインテリア
ミラージュのインテリアはシンプルで使いやす配置に統一されています。
余計なものがないので誰でもすぐに操作できるのが魅力です。内装カラーはベースグレードとなるMがブラック&アイボリー、上級グレードとなるGがブラックの2色展開なので、とても分かりやすくなっています。
フルモデルチェンジ後の新型ミラージュも、ベースカラーは同様にパターンを変えることは考えられますが、大きな変化はないでしょう。
現行ミラージュの価格とスペック
現行ミラージュはMとGの2つのグレード展開となっています。ベースグレードのMと上級グレードGの違いはヘッドライトのポジションランプがLEDになること、ステアリングやシフトノブが本革巻きになること、フォグランプの有無です。
ベースグレードのMでもフルオートエアコンやキーレスエントリー、e-Assistが装備されているので必要十分な装備が揃っています。
現行ミラージュの販売価格とスペックを紹介します。
グレード | G | M |
---|---|---|
全長 | 3,795mm | |
全幅 | 1,665mm | |
全高 | 1,505mm | |
室内長 | 1,870mm | |
室内幅 | 1,390mm | |
室内高 | 1,220mm | |
ホイールベース | 2,450mm | |
最低地上高 | 150mm | |
最小回転半径 | 5.6m | |
車両重量 | 900kg | |
乗車定員 | 5名 | |
最高出力 | 57kw(78PS)/6,000rpm | |
最大トルク | 100Nm(10.2kgm)/4,000rpm | |
エンジン | 直列3気筒 1.2L DOHC | |
総排気量 | 1.192cc | |
使用燃料 | 無鉛レギュラーガソリン | |
駆動方式 | FF(前輪駆動) | |
JC08モード燃費 | 23.8km/L | |
価格 | 1,485,000円~ | 1,380,240円~ |
フランス語で神秘を意味するミラージュのモデルチェンジ遍歴
ミラージュは三菱が販売していたコンパクトカーで、2012年からはタイで生産・販売を展開しています。三菱では初となるFFモデルで、日本での販売は2023年3月までとなっています。
ミラージュ 初代(1978年~1983年)
1978年3月、ミラージュの3ドアハッチバックが販売を開始し、9月には5ドアハッチバックドアが発売されます。
1979年3月、1.4Lモデルにフルオートマチック車と、1.6Lの「1600GT」を追加設定しました。
1980年10月、マイナーチェンジを実施し、フロントグリルのデザインが変更になりました。1982年のマイナーチェンジでは「ミラージュⅡ」になり、4ドアサルーンを追加設定。8月にはターボ仕様の1.4Lターボエンジン搭載車を4ドアサルーンと5ドアハッチバックに追加。10月には超廉価グレードの「1200EXスペシャル」を発売しました。12月には女性仕様の「1200ミッシー」と、「1400スーパーエディション」を追加設定しました。
ミラージュ 2代目 C10/C30系(1983年~1992年)
1983年10月、再び「ミラージュ」となってフルモデルチェンジで2代目になりました。
1984年2月、3ドアの「CX-S」と「GSR」に特別仕様車「エアロボーイ」を追加設定。9月にはマイナーチェンジでフロントグリルを変更。12月には廉価版のターボモデル「GT」が追加されました。
1985年2月、ワゴンモデルとバンモデルを発売しました。7月には「CX-7」「CG-7」を追加し、「1500CX-S」シリーズを廃止しました。9月にはファッション誌の「marie claire」とのコラボモデルの限定車「マリ・クレール ミラージュ1300CX-7」を発売。
1986年2月、4ドアサルーンとハッチバックタイプがビックマイナーチェンジを実施。ガソリンエンジンは新設計のサイクロンエンジンを搭載。5月、1.5LモデルにサイクロンエンジンECIマルチエンジンを搭載した「CX-Si」を追加しました。8月にはワゴンモデルとバンモデルのマイナーチェンジを実施。9月にはフルタイム4WDを追加しました。10月、一部変更で若年層に向けた3ドア「X1X」シリーズの追加と、車名が「ミラージュ・NOW」に。
1987年10月、3ドアハッチバックモデルのモデルチェンジと、1988年1月には4ドアセダンをモデルチェンジ。5ドアハッチバックモデルは廃止されました。
1989年10月、ワゴンモデルとバンモデルをマイナーチェンジ。フロントグリルとスチールホイールを変更し、ボディカラーが差し替えられました。
1990年、ワゴンの特別仕様車「B to G」を設定。
1992年5月、ワゴンモデルとバンモデルの販売を終了しました。
ミラージュ 3代目 C50/C60/C70/C80系(1987年~1991年)
1987年10月、3ドアハッチバックのフルモデルチェンジで3代目になりました。基本グレードの「SWIFT」、女性のための「fabio」、スポーティモデルの「CYBORG」、2シーターの「XYVYX」をラインナップ。
1988年1月、4ドアセダンをフルモデルチェンジしました。「VIE」「サイボーグ」「ファビオ」のラインナップです。11月、3ドアハッチバックの一部変更で、1.6Lエンジン搭載の「スイフトR」を追加設定。
1989年2月、マイナーチェンジを実施し、「CYBORG」に4WDを組み合わせたオートマチックモデルを追加しました。
1991年、3ドアハッチバックに特別仕様車「FABIO」を追加しました。
ミラージュ 4代目 CA0/CB0/CC0/CD0系(1991年~1995年)
1991年10月、曲面デザインが強調され、フルモデルチェンジで4代目に。
1992年2月、4ドアセダンのV6 1.6L DOHCエンジンを搭載した「ミラージュ6」を発売。グレード体系は「ROYAL」「VIE LIMITED」「VIE SALOON」のラインナップです。10月、一部変更で「CYBORG-R」「CYBORG」のラインナップで「サイボーグ」が復活。
1993年5月、2ドアクーペの「アスティ」と、限定車「例ボーグRS」を発売。
1994年1月、マイナーチェンジでフェイスリフトを受けました。全車にMVVエンジンを搭載し、3ドア1.3Lに4速ATの「J」を追加し、2ドアクーペの「アスティ」に1.6L MIVECエンジンを搭載した「RX」と、3ドア1300「スーパーF」が追加設定されました。同時に、限定車「スーパーアクティ」を発売しました。
1995年5月、3ドア1.3Lの特別仕様車「ファビオ」wp発売しました。
ミラージュ 5代目 CJ0/CK0/CL0/CM0系(1995年~2000年)
1995年10月、セダンとハッチバック共にフルモデルチェンジ、12月にはアスティをフルモデルチェンジしました。1996年10月、一部改良でABSと運転席エアバッグを全車に標準装備。
1997\年7月、ハッチバックモデルをベースとしたレトロ調にドレスアップをした「Modarc」を追加設定。8月、マイナーチェンジを実施。
2000年5月、販売を終了しました。
ミラージュ 6代目 A00系(2012年~)
10年ぶりに世界戦略車として復活し、2012年3月、タイでの販売を開始し、8月には日本国内での販売が開始されました。グレード体系は廉価グレードの「E」、充実グレードの「M」、最上級グレードの「G」が用意されました。
2013年10月、一部改良で新たなグレード「S」を追加設定。ハローキティ誕生40周年を記念して共同開発された「ハローキティ40thアニバーサリーパッケージ」を限定400セットで限定販売。
2014年8月、一部改良で安全装備を強化。12月の一部改良ではエンジンの変更や外装の変更、1.2Lモデルに「1.2G」を新たに追加し、廉価グレードの「E」を廃止しました。
2015年12月、マイナーチェンジを実施。グレードの見直しで「1.2G」を「G」に、「M」は1.2L社のみとなりました。内外装の変更と安全面も強化されています。
2018年12月、限定600台の特別仕様車「BLACK Edition」を発売。
2019年11月、フェイスリフトを受け、ダイナミックシールドを採用し、タイで販売を開始しました。
2020年4月、日本仕様にマイナーチェンジを実施。タイ仕様同様、ダイナミックシールドを採用し、内外装のデザインを変更し、安全面を強化しました。
2021年4月、仕様変更を施して特別仕様車「BLACK Edition」を再販。
2022年3月、タイ仕様の特別仕様車「ラリーアート」を発表。6月には日本仕様の一部改良を実施。
2023年3月、日本仕様車の輸入と販売を終了しました。海外市場では今後も展開を継続します。
ミラージュのモデル | 販売年表 |
---|---|
初代 | 1978年~1983年 |
2代目 C10/C30系 | 1983年~1992年 |
3代目 C50/C60/C70/C80系 | 1987年~1991年 |
4代目 CA0/CB0/CC0/CD0系 | 1991年~1995年 |
5代目 CJ0/CK0/CL0/CM0系 | 1995年~2000年 |
6代目 A00系 | 2012年~ |
ミラージュはモデルチェンジでハイブリッド並みの低燃費、安全装備が充実したが2022年に廃止
ハイブリッドカーの普及が進む中、モデルチェンジ後の新型ミラージュはガソリンエンジンを搭載する可能性がありましたが、2022年に日本市場で廃止に。
ミラージュは車重が軽くガソリンエンジンでも23.8km/Lというクラストップレベルの燃費性能を持っているため、ハイブリッドカーとも十分競い合うことが可能でした。