ミラトコットはミラココアの後継モデル!モデルチェンジ情報
ミラココアが2018年3月30日に販売終了し、ムーヴキャンバスやキャストスタイルがラインナップしているので、後継モデルは発売されないと予想していましたが、「ミラトコット」が2018年6月26日に発売されました。
ミラトコットとは、どのような車種なのか?エクステリアや搭載装備、発売日などを紹介していきます。
ミラトコットが2023年12月末で生産終了 モデルチェンジすることなく1代限りの車種に
ミラトコットが2023年12月末で生産終了し廃止に。
コラココアの後継モデルとして2018年に登場、可愛らしいスタイルで人気を呼びましたが、モデルチェンジせず1代限りのモデルになりました。
ミラココアが廃止された時も後継車のミラトコットが3か月後に発売しましたが、ミラトコットの後継モデルの情報は発信されていないため、軽トールワゴンのムーヴキャンバスが受け皿になると考えます。
ミラトコットが2021年9月1日の一部改良でグレード集約
ミラトコットが従来の5グレードから3グレードへ集約する一部改良を実施。
その他にも安全に寄与するオートライトを標準装備して、レイクブルーメタリックを追加するボディカラーの整理を行いました。
L SA3のグレードには専用のホイールキャップも標準装備しています。新型ミラトコットの販売価格は1,162,700円から1,386,000円です。
ミラトコットに初の特別仕様車「G“リミテッド SA 3”」が新設定!
ダイハツ・ミラトコットに快適装備を充実させたG“SA3ベースの「G“リミテッド SA 3”」が新たに追加され、2019年7月29日に発売されました。今回のG“リミテッド SA 3”は2018年6月25日にミラトコットが発売して以来、初の特別仕様車となります。
グレード | G“リミテッド SA 3” | |
---|---|---|
駆動方式 | 2WD | 4WD |
全長 | 3,395mm | |
全幅 | 1,475mm | 1,540mm |
全高 | 1,530mm | |
ホイールベース | 2,455mm | |
燃料消費率 | 29.8km/L | 27.0 km/L |
エンジン | 水冷直列3気筒12バルブDOHC横置 | |
最高出力 | 38[52]/6,800 | |
最大トルク | 60[6.1]/5,200 | |
総排気量 | 658cc | |
乗車定員 | 4名 | |
価格 | 1,254,000円 | 1,386,000円 |
G“リミテッド SA 3”には特別装備として「パノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパック」「パノラマモニター対応純正ナビ装着用アップグレードパック」を搭載。駐車操作が苦手なドライバーも安心して運転できるアシスト機能が盛りだくさんです。
Bi-Angle LEDヘッドランプはマニュアルレベリング機能付きで、省電力でも明るい前方視界を確保。さらに運転席・助手席用シートヒーター、オートエアコンなどの快適装備を有します。
その他、ミラトコットG“リミテッド SA 3”には以下の特別仕様が設定されています。
ミラトコットG“リミテッド SA 3”の特別仕様
- 14インチ フルホイールキャップ(『TOCOT』アルファベットエンブレム付)
- エアコンレジスターノブ(材着ブラック)
- インナードアハンドル(材着ブラック)
- ドアトリム(材着ブラック)
- UVカットガラス(フロントドア)
- フロントパーソナルランプ(バルブ)
- クリーンエアフィルター
新型ミラトコットが目標の約3倍を受注!シンプルデザインや充実した安全装備大ヒットの理由
新型ミラトコットの発売後1か月の受注状況をダイハツが公表しました。
先代ミラココアの後継車種として登場したミラトコットは余計なものを省いたシンプルなデザインと、安全装備のスマートアシスト3を搭載していることで、女性ユーザーを中心に大ヒットして、月販目標3,000台の約3倍となる9,000台を受注したと発表しました。
やはり注目は最新の安全装備スマートアシスト3や360°見渡せるパノラマモニターを設定したことで、初めて車を購入する方や運転が苦手な女性、シニア世代などに支持されました。
購入しやすい販売価格も追い風になったようです。
ミラトコットのエクステリアは飽きのこないシンプルデザインが特徴
スクエアなボディで安心感のあるトコットのエクステリア。ヘッドライトとテールランプは丸目とし、優しげで可愛らしい印象です。ホイールもデザイン性が高く、足元までおしゃれに気を抜きたくないというユーザーの要望に応えます。
ミラトコットのボディカラーはモノトーンカラー10色とデザインフィルムトップ4色、全部で14種類がラインナップ。キャンバス地調のアイボリーデザインフィルムトップは+44,000円で設定可能です。
パステルカラーや大人っぽくシックなダークカラーなどカラバリ豊富で、カスタムの幅も広がります。なお、2019年11月からは「ブライトシルバーメタリック」と「ブライトシルバーメタリック」の2種類が新色として加わりました。
モノトーンカラー
- セラミックグリーンメタリック
- ジューシーピンクメタリック
- サニーデイブルーメタリック
- パールホワイト3
- ブライトシルバーメタリック(2019年11月追加)
- ブラックマイカメタリック
- プラムブラウンクリスタルマイカ
- ファイアークォーツレッドメタリック
- レモンスカッシュクリスタルメタリック
- ブライトシルバーメタリック(2019年11月追加)
デザインフィルムトップ
- セラミックグリーンメタリック+デザインフィルムトップ
- ジューシーピンクメタリック+デザインフィルムトップ
- サニーデイブルーメタリック+デザインフィルムトップ
- パールホワイト3+デザインフィルムトップ(66,000円高)
ミラトコットのインテリアはカフェをイメージさせるナチュラルで温かみのあるスタイル
軽自動車ながらも高い居住性を実現しているミラトコットのインテリア。アイボリーカラーのフルファブリックシートは、ナチュラルなトコットのイメージによくマッチしています。上位グレードの「G”SA III”」のシートにはパイピングを施し、より質感の高いデザインとなっています。
「G”SA III”」と「X”SA III”」にはセラミックホワイト、「L”SA III”」と「L」には布目調ベージュのインパネガーニッシュを設定。単眼メーターもグレードごとにデザインが異なり、「G”SA III”」と「X”SA III”」はメーターリング付きの盤面発光タイプとなります。「G”SA III”」はオートエアコンを搭載し、その他グレードはダイヤル式のマニュアルエアコンが搭載されます。
リヤシートは一体可倒機構を採用し、シートアレンジでラゲッジルームを拡大できます。バックドアは電気スイッチ式となっており、開け閉め操作がスムーズに行えるのも魅力です。
ミラトコットは最新の安全装備を搭載
ミラトコットには、ムーヴキャンバスなどに搭載されている安全装備の「スマートアシスト3」が標準グレード以上に標準装備になっています。
スマートアシスト3の機能
- 衝突警報機能(対車両・対歩行者)
- 衝突回避支援ブレーキ
- 車線逸脱警報機能
- 誤発進抑制制御機能(前方・後方)
- 先行車発進お知らせ機能
- オートハイビーム
ムーヴキャンバスに搭載されている安全装備のスマートアシスト3がミラトコットに装備されますが、廉価グレードには搭載されないものと考えられます。衝突警報機能や自動ブレーキ、車線逸脱警報などが装備されているので、わき見での追突や、居眠りなどのはみ出しでの正面衝突の可能性を低くしてくれます。
ほかにも、ムーヴキャンバスで初めて搭載された「Bi-Angle LEDヘッドランプ」が搭載され、ステアリングの動きに合わせてライトも動くAFS機能や光軸の上下を自動的に変えてくれるオートレベリング機能が搭載されます。
ミラトコットはポップで可愛らしいエクステリア
ミラトコットのエクステリアは、ハッチバックのボディタイプはそのままにムーヴキャンバスのヘッドライトに近いデザインが採用されました。先代と言えるミラココアはクラシカルなミラジーノの後継モデルですので、後継のミラトコットもクラシカルなデザインになっています。
ボディサイズは全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,530mmでムーヴキャンバスとキャストスタイルに比べて全高が低いのが特徴です。
全長 | 3,395mm |
---|---|
全幅 | 1,475mm |
全高 | 1,530mm(4WD:1,540mm) |
ホイールベース | 2,455mm |
新しいミラトコットにはDモノコックやDサスペンション・Dアシストなどが採用され、高剛性や静粛性を実現しました。その静けさは同じDモノコックなどを採用されている6代目ムーヴやキャストなどで実証済みです。
ミラトコットの搭載エンジンや燃費
新しいミラトコットに搭載されるエンジンは、ターボを搭載しない自然吸気エンジンの「KF型」になり、燃費は29.8km/Lになっています。
型式 | KF型 |
---|---|
種類 | 直列3気筒 |
排気量 | 658cc |
最高出力 | 38kW(52ps)/6,800rpm |
最大トルク | 60Nm(6.1kgm)/5,200rpm |
駆動方式 | FF(2WD)/4WD |
燃費 | 29.8km/L(4WD:27.0km/L) |
先代のミラココアには、自然吸気のNAエンジンのみラインナップしていて、ターボを搭載したエンジンを積んでいませんので、後継のミラトコットにもNAエンジンのみをラインナップしました。また、燃費は同じエンジンを搭載しているムーヴキャンバスの28.6km/L、キャストの30.0km/Lに近い29.8km/Lになっています。
新型ミラトコットのベースグレードの価格は1,094,500円から 最上級グレードでも1,452,000円で購入しやすい価格帯が魅力
新型ミラトコット最大の魅力は何と言っても購入しやすい価格帯です。自動ブレーキなどの安全装備を省いたベースグレードの価格は1,094,500円で非常にコストパフォーマンスに優れています。
安全装備も万全な最上級グレードでも1,452,000円で、近年自動車の販売価格が上昇しているなかで良心的な価格帯なのはとても嬉しいです。
グレード | 駆動方式 | 価格 |
---|---|---|
L | 2WD | 1,094,500円~ |
4WD | 1,226,500円~ | |
L SA3 | 2WD | 1,160,500円~ |
4WD | 1,292,500円~ | |
X SA3 | 2WD | 1,243,000円~ |
4WD | 1,375,000円~ | |
G SA3 | 2WD | 1,320,000円~ |
4WD | 1,452,000円~ |
ミラココアの後継車 ミラトコットのモデルチェンジ遍歴
ミラトコットは、ダイハツが販売していたハッチバック型のミラシリーズの軽自動車です。ミライースの派生モデルとして登場しました。新Aプラットフォームと「スマートアシストⅢ」が採用されています。
ミラトコット LA550S/560S型(2018年~2023年)
2018年6月、ミラシリーズからミラトコットがデビューしました。グレード体系は「スマートアシストⅢ」の有無が選択可能な「L」と、標準装備されている「X」と「G」のラインナップ。
2019年7月、特別仕様車「G ”リミテッド SA Ⅲ”」を発売。11月にはボディカラーが追加されました。
2020年8月、仕様変更で燃費性能が向上。ボディカラーの設定も変更されました。
2021年9月、一部改良でグレード体系を整理し、「L"SA III"」と「G"SA III"」の2グレードに。全車にオートライトが標準装備されました。
2023年12月、モデルチェンジをせずに販売を終了しました。
ミラトコットのモデル | 販売年表 |
---|---|
LA550S/560S型 | 2018~2023年 |
ミラトコットは女性も男性も親しみやすいシンプルな軽自動車!
ミラトコットの発売日は、2018年6月25日に発表されて同日に発売しました。ミラココアは2018年3月30日に販売終了、3ヶ月後には後続のミラトコットが発売され、女性向けの軽自動車は「ミラトコット」「ムーヴキャンバス」「キャストスタイル」の3車種展開になっていました。
両側スライドドアを装備して乗り降りが楽なムーヴキャンバス、クラシカルで背の高いキャストスタイル、スタンダードなハッチバックスタイルのミラトコットのボディタイプの3種類になり、様々な女性のライフスタイルに合わせたラインナップを提案してくれます。