ランドクルーザー250(ランクル250)の純正タイヤサイズとグレードにマッチするスタッドレス
ランドクルーザー250は2024年4月18日に発売されたランクルシリーズのモデル。
ラグジュアリーなランクル300と質実剛健なランクル70の中間にあたり、主に街乗りがメインのアーバンユースから、アウトドアや本格的なオフロード走行も楽しめる万能さが魅力。
ランクル250はエントリーグレードのGX、中間グレードのVX、上級グレードのZX、そのほかに発売記念の特別仕様車ファーストエディションがラインナップ、純正タイヤサイズもグレードにより異なり「265/60R20」「265/65R18」「265/70R18」「245/70R18」の4種類を設定。
ファーストエディションは8,000台の限定設定で、新車での受注はすでに終了しています。またディーゼル車は法規制への対応から2026年12月以降の発売予定となっており、2026年4月3日の一部改良で装備を追加したガソリンのVXが5,779,400円で受注を再開しています。冬タイヤを探す際は、まず車検証で型式とグレードを確認し、自分の車が4サイズのどれを履いているかを特定してください。
「265/60R20」の純正タイヤを標準装備するランドクルーザー250のグレード
- ZX
「265/70R18」の純正タイヤを標準装備するランドクルーザー250のグレード
- ZXファーストエディション
- VXファーストエディション(ディーゼル)
「265/65R18」の純正タイヤを標準装備するランドクルーザー250のグレード
- VXファーストエディション(ガソリン)
- VX
「245/70R18」の純正タイヤを標準装備するランドクルーザー250のグレード
- GX
ランドクルーザー250純正タイヤサイズに合うスタッドレスおすすめの9選
ランドクルーザー250のスタッドレス選びのポイントは、高性能・信頼性・流通量。
高い氷上性能はもちろん、止まる・曲がるを確実にする信頼性、また突然の雪など必要な時にいつでも購入できる流通量の多さも大切です。
スタッドレスタイヤで重要な項目を高次元で達成するブリヂストンのブリザック、ヨコハマタイヤのアイスガード、ダンロップのウインターマックス、トーヨータイヤのオブザーブから、ランクル250の純正タイヤサイズにマッチするスタッドレス9選です。
BRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3はSUV専用パターンで雪や氷だけでなく雨にも強いスタッドレス
BRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3 265/60R20 112Q
| 車種 | ランドクルーザー250 |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | BLIZZAK DM-V3 |
| タイヤサイズ | 265/60R20 |
| ホイールサイズ | 20インチ |
| タイヤ外径 | 830mm |
| ロードインデックス | 112 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 適合グレード | ZX |
| 値段 | 33,990円~(2026年調べ) |
BRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3 265/65R18 116Q
| 車種 | ランドクルーザー250 |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | BLIZZAK DM-V3 |
| タイヤサイズ | 265/65R18 |
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 806mm |
| ロードインデックス | 116 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 適合グレード | VX/VXファーストエディション(ガソリン) |
| 値段 | 28,770円~(2026年調べ) |
ブリヂストンが発売するスタッドレスBLIZZAK DM-V3(ブリザック ディエム ブイスリー)はSUV専用のスタッドレスタイヤで、車両重量がありボディサイズが大きなSUVでも止まる曲がるが安心できる氷上性能が魅力で、スタッドレスタイヤが苦手とする雨のグリップ性能も高いのが特徴。
ウェットブレーキ性能はDM-V2比で6%短縮、摩耗ライフは25%向上したことから、前モデルから性能も耐久性も向上。ランクル250は車両重量が2,240kgから2,410kgあるため、信頼性の高いブリヂストンのBRIDGESTONE BLIZZAK DM-V3は人気のスタッドレスです。
DM-V3で見落とされがちなのが、ウェット性能の意味です。冬の高速道路は融雪剤が撒かれ、路面が濡れた状態で気温だけが低いという場面が延々と続きます。氷上性能だけを突き詰めたタイヤはこの領域で腰砕けになりやすく、2.4トン級の車重がそのまま制動距離に跳ね返ります。凍結路と濡れた舗装路が交互に現れる長距離移動が多い使い方では、この銘柄の配分がそのまま安心感になります。
一方でランクル250の純正サイズでは、DM-V3が対応するのは265/60R20と265/65R18の2つに限られます。GXの245/70R18とファーストエディションの265/70R18は、公式サイズ表に設定がありません。
なおDM-V3は回転方向指定パターンのため、タイヤサイド部の矢印を回転方向に合わせて装着する必要があります。前後ローテーションはできますが、左右の入れ替えはできない点を保管前に把握しておくと入れ違いを防げます。
YOKOHAMA iceGUARD SUV G075は新トレッドパターンとスーパー吸水ゴムでランクル250の氷上走行をサポート
YOKOHAMA iceGUARD SUV G075 265/60R20 112Q
| 車種 | ランドクルーザー250 |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | YOKOHAMA iceGUARD SUV G075 |
| タイヤサイズ | 265/60R20 |
| ホイールサイズ | 20インチ |
| タイヤ外径 | 826mm |
| ロードインデックス | 112 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 適合グレード | ZX |
| 値段 | 24,900円~(2026年調べ) |
YOKOHAMA iceGUARD SUV G075 265/65R18 114Q
| 車種 | ランドクルーザー250 |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | YOKOHAMA iceGUARD SUV G075 |
| タイヤサイズ | 265/65R18 |
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 801mm |
| ロードインデックス | 114 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 適合グレード | VX/VXファーストエディション(ガソリン) |
| 値段 | 25,960円~(2026年調べ) |
YOKOHAMA iceGUARD SUV G075 245/70R18 110Q
| 車種 | ランドクルーザー250 |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマタイヤ |
| ブランド | YOKOHAMA iceGUARD SUV G075 |
| タイヤサイズ | 245/70R18 |
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 801mm |
| ロードインデックス | 110 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 適合グレード | GX |
| 値段 | 12,800円~(2026年調べ) |
ヨコハマタイヤのiceGUARD SUV G075(アイスガード エスユーブイ ジーゼロナナゴ)は、氷上動性能が従来品から23%短く止まるなど、性能が向上。
氷の密着効果と吸水効果を補完するエボ吸水ホワイトゲルと新マイクロ吸水バルーン、ブラックポリマー2の3つを合わせたスーパー吸水ゴムを採用することで、氷上や水などに強さが魅力。
摩耗ライフも長く、約4年後でも変わらず高いグリップ力を保持します。
YOKOHAMA iceGUARD SUV G075の特性として静粛性の高さが挙げられ、従来品と比較し28%の騒音エネルギーを低減、ランドクルーザー250に相応しい上品なクルージングが楽しめるスタッドレスです。
G075がランクル250と相性のよい最大の理由はサイズ網羅性です。純正4サイズのうち265/60R20、265/65R18、245/70R18の3つをカバーし、さらにファーストエディションの265/70R18も116Tで用意されています。純正サイズのまま冬タイヤを組みたい場合、どのグレードでも選べるのはこの銘柄だけという状況になります。
静粛性の高さは、ランクル250のようにラダーフレーム構造で路面からの入力が伝わりやすい車ほど体感差が出ます。ロードノイズが増える冬タイヤに履き替えた途端に車内の会話が聞き取りにくくなるという不満は、SUVのオーナーから比較的多く聞かれる指摘です。長距離移動が多いなら、氷上性能だけでなくこの点を選択基準に入れる価値があります。
G075も方向性パターンを採用しているため、装着時はサイドウォールのローテーションマークを回転方向に合わせてください。
DUNLOP WINTER MAXX SJ8+は深い雪上走行もものともしないSUV専用スタッドレス
DUNLOP WINTER MAXX SJ8+ 265/60R20 112Q
| 車種 | ランドクルーザー250 |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | DUNLOP WINTER MAXX SJ8+ |
| タイヤサイズ | 265/60R20 |
| ホイールサイズ | 20インチ |
| タイヤ外径 | 826mm |
| ロードインデックス | 112 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 適合グレード | ZX |
| 値段 | 27,467円~(2026年調べ) |
DUNLOP WINTER MAXX SJ8+ 265/65R18 114Q
| 車種 | ランドクルーザー250 |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | DUNLOP WINTER MAXX SJ8+ |
| タイヤサイズ | 265/65R18 |
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 806mm |
| ロードインデックス | 114 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 適合グレード | VX/VXファーストエディション(ガソリン) |
| 値段 | 22,869円~(2026年調べ) |
DUNLOP WINTER MAXX SJ8+ 245/70R18 110Q
| 車種 | ランドクルーザー250 |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | DUNLOP WINTER MAXX SJ8+ |
| タイヤサイズ | 245/70R18 |
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 801mm |
| ロードインデックス | 110 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 適合グレード | GX |
| 値段 | 19,239円~(2026年調べ) |
ダンロップのWINTER MAXX SJ8+(ウインター マックス エスジェイエイトプラス)は、方向性ラグ溝とダブルイナズマグループの2つの溝により、雪が積もった雪道でもランドクルーザー250を力強くサポート。
従来モデルのSJ8比で氷上ブレーキ性能が14%、氷上コーナリング性能は11%向上することにより、高次元の氷上性能も魅力。
WINTER MAXX SJ8+流通量が多く、ガソリンスタンドや有名カー用品店、カーディーラーでも取り扱いがあるため、スタッドレスが急に必用になった場合でも入手しやすいのも特徴です。
SJ8+が得意とするのは、圧雪が深く残る路面や轍が掘れた雪道です。深い溝が雪を噛んで押し出す設計のため、除雪が追いつかない生活道路や、スキー場の駐車場のように踏み固められていない雪の上で真価が出ます。逆に、除雪が行き届いた都市部で磨かれた氷の上を走る比率が高い使い方だと、氷上性能を最優先に設計した銘柄との差を感じる場面もあります。
純正サイズでは265/60R20、265/65R18、245/70R18の3つに対応し、GXでも選べるのが実用上の強みです。265/65R18はエクストラロード規格になるため、標準規格から履き替える場合は指定空気圧の設定が変わります。装着時に運転席ドア開口部のラベルの数値とタイヤ側の規格を店舗で照合してください。
TOYO TIRES OBSERVE GSi-6はジグザグパターンのSUV専用スタッドレスで氷雪路からドライ路面まで対応
TOYO TIRES OBSERVE GSi-6 265/65R18 116Q
| 車種 | ランドクルーザー250 |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | TOYO TIRES OBSERVE GSi-6 |
| タイヤサイズ | 265/65R18 |
| ホイールサイズ | 18インチ |
| タイヤ外径 | 806mm |
| ロードインデックス | 116 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 適合グレード | VX/VXファーストエディション(ガソリン) |
| 値段 | 25,590円~(2026年調べ) |
トーヨータイヤのOBSERVE GSi-6(オブザーブ ジーエスアイシックス)は、吸水カーボニックパウダー、シリカ増量配合、鬼クルミ殻によるグリップシリカコンパクンドを採用。雪上・氷上路からウェット路面・ドライ路面まで冬のあらゆる路面状況をサポート。
OBSERVE GSi-6は従来モデルのGSi-5比でスノー制動性能が7%、ウェット制動性能が11%向上、新設計のパターンデザインによりランドクルーザー250の操縦安定性も向上するスタッドレスです。
GSi-6の位置づけは、価格を抑えながら実用域の性能をそろえたいときの選択肢です。氷上性能で最上位を狙う銘柄ではありませんが、雪はよく降るが真冬でもミラーバーンまでは滅多にならない地域や、シーズン走行距離が少なく数年おきに履き替えたいという使い方では費用対効果が高くなります。
ランクル250の純正サイズで対応するのは265/65R18の1サイズのみで、こちらもエクストラロード規格です。ZXの20インチ、GXの245/70R18、ファーストエディションの265/70R18には設定がないため、VX以外のグレードでは候補から外れます。
グレードによって選べるスタッドレスの銘柄数が変わる理由
ランクル250のスタッドレス選びで最初につまずくのが、純正サイズが4種類あることです。この記事で扱った4銘柄を整理すると、VXの265/65R18は4銘柄すべてから選べる一方、ZXの265/60R20は3銘柄、GXの245/70R18は2銘柄、ファーストエディションの265/70R18は1銘柄に絞られます。上級グレードほど選択肢が多いという単純な話ではなく、SUV専用スタッドレスのサイズ展開が18インチの65シリーズに集中しているためです。
GXで注意したいのがリム幅との関係です。GXの純正ホイールは18×7Jで、他グレードの7.5Jより0.5インチ狭い設定になっています。265幅のスタッドレスは適用リム幅が7.5インチ以上に設定されている銘柄が多く、純正ホイールをそのまま使う前提だと265幅への変更は適用範囲から外れます。GXは245/70R18のまま選ぶのが基本と考えておくと、無駄な検討を省けます。
ファーストエディションの265/70R18は、ヨコハマが116Tで設定しています。外径は829mmとなり、純正サイズの範囲で組めるため、丸目ヘッドランプの外観に合わせた太めのシルエットを冬も維持できます。この1サイズを起点に、専用ホイールを冬用として組んでおく形が現実的な備え方になります。
ランドクルーザー250のスタッドレス選びに必要な純正タイヤサイズ・ホイールサイズ・型式一覧
| ランクル250のグレード | 型式 | タイヤサイズ | ホイールサイズ |
|---|---|---|---|
| ZXファーストエディション | GDJ250W | 265/70R18 | 18×7.5J(+60mm) |
| VXファーストエディション | GDJ250W | 265/70R18 | 18×7.5J(+60mm) |
| VXファーストエディション(ガソリン) | TRJ250W | 265/65R18 | 18×7.5J(+60mm) |
| ZX | GDJ250W | 265/60R20 | 20×7.5J(+60mm) |
| VX | GDJ250W | 265/65R18 | 18×7.5J(+60mm) |
| VX(ガソリン) | TRJ250W | 265/65R18 | 18×7.5J(+60mm) |
| GX | GDJ250W | 245/70R18 | 18×7.0J(+70mm) |
PCDは139.7mm、穴数は6穴、ハブ径は95mmで全グレード共通です。インセットはGXのみ+70mm、それ以外は+60mmという設定になっており、この差を無視してホイールを選ぶと装着位置が10mmずれます。
ホイールナットはM14×P1.5、二面幅21mmで、1台あたり24個を使用します。トヨタ車で一般的なM12×1.5とは異なるため、他のトヨタ車から流用したナットは使えません。社外ホイールを冬用に組む場合は、ホイール側の座面形状とM14対応の有無をセットで確認してください。プラドやハイラックス用のホイールはインセットが大きく異なるため、そのまま流用するとフェンダーからのはみ出しにつながります。
17インチへのインチダウンは冬に有効なのか
ランクル250のインチダウンは、17×7.5Jクラスのホイールに265/70R17を組む形で装着事例が出ています。タイヤの厚みが増すことで雪の轍を越えるときの当たりがやわらぎ、リムを縁石や氷の塊にぶつけたときの損傷リスクも下がります。オフロード寄りの使い方をするなら理にかなった方向です。
ただし冬タイヤ目的でのインチダウンは、この車では慎重に判断する必要があります。ランクル250は4輪ベンチレーテッドディスクブレーキでキャリパーが大きく、17インチではホイールの内側形状によって干渉が起こる場合があります。ディスク面がフラットな設計のホイールほどクリアランスが不足しやすく、実車での確認なしに通販だけで完結させると装着当日に付けられないという事態になりかねません。
純正が18インチのVXとGXであれば、そもそも18インチが下限に近いサイズです。コスト削減のためにインチダウンする余地は小さく、18インチのまま銘柄で選ぶ方が確実です。20インチのZXについては、18インチの265/65R18に落とすと外径差は24mm縮まる計算になり、速度計の表示に影響が出る範囲に入ります。18インチ化を狙う場合は265/70R18を選べば外径差が数mmに収まり、スタッドレスの選択肢も広がります。
スタッドレスへの履き替え費用とホイールセットの考え方
冬タイヤの総額は、タイヤ代に作業工賃を加えた金額になります。タイヤとホイールが組み上がった状態を付け替える脱着作業は、SUVクラスで4本5,500〜6,600円前後が目安です。タイヤ単体を購入してホイールに組み替える場合は、18インチで4本12,000〜16,500円前後、20インチでは14,000〜19,000円前後まで上がり、バランス調整やゴムバルブ交換が別料金になることもあります。
ランクル250のように大径で重いタイヤは、この工賃差が毎年積み上がります。ホイールセットで持っていれば年2回の作業が脱着だけで済み、5年使えば組み替えとの差額は10万円以上になる計算です。ホイールを買い足す初期費用を1〜2年で回収できるため、雪国で毎年履き替えるなら冬用ホイールを用意する方が合理的です。
冬用ホイールを選ぶときは、塗装の質と耐食性を見てください。凍結防止剤が撒かれた路面を走るとアルミの腐食が進みやすく、塗装が弱い製品はリム周辺から白錆が出てきます。シーズン終わりに一度ホイールを外して裏側まで洗ってから保管する習慣をつけると、寿命が変わります。
スタッドレスの寿命はどこで判断するか
スタッドレスタイヤには、新品時の溝から50%摩耗した位置にプラットフォームという段差が設けられています。ここが露出した時点で冬用タイヤとしての性能は保証されません。夏タイヤのスリップサインが残り溝1.6mmで法的な限度を示すのに対し、プラットフォームはそれよりかなり手前で冬性能の限界を知らせる指標です。
溝が残っていても、ゴムの硬化で氷上性能は落ちていきます。サイドウォールに刻印された4桁の数字が製造週と製造年を示すため、購入時に確認しておくと使用可能なシーズン数の目安が立ちます。各メーカーが4年後も性能を維持するとうたっていますが、これは適切に保管した場合の話で、屋外に直射日光を受けたまま置いていた場合は同じようにはいきません。
2.4トン級の車重は摩耗にも効いてきます。同じ銘柄でも軽い車より減りが早く、シーズンごとの前後ローテーションを省くと片減りが進みます。方向性パターンの銘柄は左右の入れ替えができないため、前後の入れ替えだけで管理する前提で計画してください。
4WDでもスタッドレスが必要な理由と冬道での使い方
ランクル250はフルタイム4WDで、マルチテレインセレクトやダウンヒルアシストコントロールといった走破性を支える機構を備えています。ただしこれらはすべてタイヤの接地力を前提に働く機能で、発進や登坂で有利になる一方、止まる性能はタイヤが決めます。4WDだから夏タイヤでも大丈夫という考え方が危険なのは、加速性能と制動性能の伸びが一致しないためです。重い車ほど止まらないという物理は変えられません。
冬道での実際の運転では、車重と車高の両方を意識した操作が効きます。全長4,925mm、全幅1,980mmという寸法は、雪で道幅が狭くなった住宅街では想像以上に扱いづらくなります。除雪の雪壁で見通しが悪い交差点では、車体を少し出して確認する動きが必要になる場面が増えます。
下り坂では早めにエンジンブレーキを使い、フットブレーキに頼る局面を減らすと安定します。2.4トンの慣性がついてから止まろうとしても、ABSが作動して制動距離が伸びるだけです。大雪時には国土交通省が指定する区間でチェーン規制が実施される場合があり、この規制下ではスタッドレスタイヤだけでは通行できません。峠越えのルートを使うなら、車載しておく価値があります。
ランドクルーザー250のスタッドレスに関するよくある質問
オールテレーンタイヤやオールシーズンタイヤで代用できますか。スノーフレークマーク付きのオールテレーンタイヤは圧雪路までなら走行できますが、凍結路での制動力はスタッドレスに及びません。純正装着タイヤがオールテレーンだからといって冬用として使えるわけではないため、アイスバーンが出る地域ではスタッドレスを選んでください。
純正よりロードインデックスの低いタイヤを履いても大丈夫ですか。純正装着タイヤと同等以上を選ぶのが原則です。ランクル250は265/65R18で116Q XLと114Qが混在しており、エクストラロード規格から標準規格に変わると必要な空気圧の設定も変わります。数値だけで判断せず、装着時に車両ラベルと照らし合わせてください。
スペアタイヤも冬用にする必要はありますか。ランクル250は車両装着タイヤと同サイズのスペアタイヤを床下に備えています。夏タイヤのままでも走行はできますが、駆動輪に1本だけ夏タイヤが入る状態は左右のグリップ差を生みます。応急用と割り切り、装着した場合は速度を抑えて早めに正規のタイヤへ戻す運用が前提になります。
履き替えの時期はいつが目安ですか。気温が7度を下回ると夏タイヤのゴムは硬くなり始めます。初雪を待ってからでは予約が取れないため、11月中旬までに作業を終える計画を立てておくと安心です。装着直後は100km程度、急な操作を避けた慣らし走行をしてから雪道に入ると性能を引き出しやすくなります。
ランドクルーザー250は車重が重いので信頼性の高いスタッドレス選びが重要
ランドクルーザー250の車両重量は2,240kgから2,410kgと、ランドクルーザー300に匹敵する重さがあるため、今回紹介した信頼性の高いSUV専用スタッドレスから選ぶのがおすすめ。
特にブリザックは北海道・北東北の主要5都市で24年連続の装着率No.1をブリヂストンが公表しており、雪と氷が日常にある地域で選ばれ続けていることが信頼性の裏付けになっています。
SUV専用スタッドレスは乗用車用ほど頻繁にモデルチェンジせず、ここで紹介した4銘柄はいずれも現行モデルとして流通しています。乗用車用では2025年9月にブリザックWZ-1とアイスガード8、2026年8月にウインターマックス アイスプロとX-ICE SNOW+が登場していますが、いずれもサイズ展開の上限がランクル250の純正サイズに届かないため、この車ではSUV専用モデルから選ぶことになります。
どの銘柄を選ぶかの前に、自分のグレードのサイズと、そのサイズで何が選べるかを押さえておくのが失敗しない手順です。VXなら4銘柄から性能と価格で比較でき、GXとファーストエディションは選択肢が絞られるぶん、早めに在庫を確保する動き方が有効になります。