デリカD5のモデルチェンジ・特別仕様車などの情報
世界で唯一のオールラウンダーミニバンがコンセプトの三菱デリカD5がモデルチェンジ(マイナーチェンジ)で進化。
1968年から販売されている「デリカ」の車名を受け継ぐ歴史ある車です。ミニバンの先駆けとも言われるデリカは2007年に販売開始された現行車で5代目にあたるため、デリカD5という車名になっています。
2019年モデルチェンジはディーゼルモデルだけのマイナーチェンジで、車名も「デリカD5」のまま、2019年2月15日に発売した新型デリカD5の最新情報を紹介。
デリカD5モデルチェンジ予想 次期D5(D6)は日産エルグランドと兄弟車になる可能性も
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ジャパンモビリティショー2023でワールドプレミアしたD:X Conceptは未来のデリカをイメージしたコンセプトカーとして発表 -
三菱 D:X CONCEPT -
三菱 D:X CONCEPT -
三菱 D:X CONCEPT -
三菱 D:X CONCEPT -
三菱 D:X CONCEPT -
三菱 D:X CONCEPT
デリカD5が登場した2007年から2024年で17年が経ち、フルモデルチェンジの噂も出てきました。
次期デリカD5(D6)は日産のエルグランドの兄弟車として、アウトランダーやエクストレイルにも採用するCMF-Dプラットフォームで共有するという噂があり、現在のディーゼルエンジンから、こちらもアウトランダーと同一のプラグインハイブリッド(PHEV)システムにパワートレインを変更するという予想があります。
エルグランドが2024年頃から2025年頃にかけてフルモデルチェンジするという噂があり、兄弟車として登場するデリカD5は少し遅れて2025年頃にモデルチェンジする可能性が考えられます。2023年10月開催のジャパンモビリティショー2023でBEV版次期デリカD5のコンセプトモデルを発表。
また、デリカD5が6代目に突入することから、車名もデリカD6に変更されるのではないかとも言われています。
デリカD5に特別仕様車BLACK Edition(ブラックエディション)2024年11月7日設定
デリカD5に特別仕様車のBLACK Edition(ブラックエディション)を設定。
最上級グレードのPをベースにフロントグリルやポジションランプガーニッシュ、フォグランプベゼルやドアミラーカバーなどをブラックマイカで統一したモデルでデリカらしい精悍なイメージになる特別モデルに。
2023年デリカD5特別仕様車BLACK Edition(ブラックエディション)の装備
- フロントグリル(ブラックマイカ)
- ポジションランプガーニッシュ(ブラックマイカ)
- フォグランプベゼル(ブラックマイカ)
- ドアミラーカバー(ブラックマイカ)
- アウタードアハンドル(ブラックマイカ)
- 前後スキッドプレート(ブラックマイカ)
- アクセントパネルをバール杢
- ブラック本革シート(7人乗り)
販売価格は4,733,300円で、同時発売のブラックナット&エンブレムパッケージは62,480円で販売。
また、特別仕様車CHAMONIX(シャモニー)も継続販売され、2列目がベンチシートになった8人乗りモデルも追加設定されています。
デリカD5が2023年11月24日の一部改良で特別仕様車シャモニー追加
デリカD5に一部改良を実施、マルチアラウンドモニターと自動防眩ルームミラーが全車標準装備に。
また冬の特別仕様車シャモニーを設定、デリカD5のコンセプトカーSNOW SURVIVOR(スノー サバイバー)をイメージしたCHAMONIXパッケージ(179,190円)も設定しています。
2023年デリカD5特別仕様車シャモニーの装備
- CHAMONIX専用色 ホワイトダイヤモンド/ブラックマイカ
- CHAMONIX専用色 ブラックダイヤモンド/ブラックマイカ
- スエード調素材+合成皮革 撥水機能付 専用コンビネーションシート生地
- バール杢 木目調アクセントパネル/ドアトリム
- CHAMONIXエンブレム
- インパネ&ドアトリムステッチ
- 専用デカール サイド&テールゲート
- ブラックマイカ 専用フロントグリル&ポジションランプガーニッシュ
- ブラック塗装 専用アルミホイール
- チタニウムグレーメタリック フロント/リヤ スキッドプレート
- ブラックマイカ フォグランプベゼル
- ブラックマイカ ドアミラーカバー
- ブラックマイカ アウタードアハンドルなど
2023年一部改良後のデリカD5の販売価格は4,156,900円から4,622,200円。
デリカD5の特別仕様車シャモニーの販売価格は電動サイドステップ非装着車が4,557,300円、電動サイドステップ装着車が4,656,300円です。
デリカD:5の特別仕様車「JASPER」を2022年11月17日から発売
三菱自動車は洗練されたデザインとアウトドアユーザーにうれしい装備が充実したデリカD:5の特別仕様車である「JASPER」を2022年11月17日に発売しました。
デリカD:5特別仕様車「JASPER」は、機能が充実した「G-Power Package」をベースに、アウトドアユーザーに最適なインテリア・エクステリアに整えられたモデルで、フロントグリルやポジションランプガーニッシュをアイガーグレーメタリック塗装し、アルミホイールはダーククロームが施された引き締まったデザインのモデルに仕上がっています。
デリカD:5特別仕様車「JASPER」のインテリアの特徴はスエード調人工皮革「グランリュクス」にブラウンステッチがあしらわれ、シートの形状はボーダーキルティング形状で滑りにくい加工が施されています。
特別仕様車「JASPER」は、2020年にも登場している装備が充実しデザイン性も上がった特別仕様車で、今回は機能・装備が充実の「G-Power Package」(8人乗り)をベースとした高級感があるモデルです。
新しい特別仕様車のデリカD:5「JASPER」の車両価格は4,425,300円からで、アウトドアレジャーでの使い勝手が向上するオリジナルアクセサリーのオプションは135,740円(工賃込み)となっており、2022年11月17日から全国の販売店で発売を開始しています。
グレード | エンジン | 変速機 | 駆動方式 | 車両本体価格 |
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特別仕様車JASPER | 2.2L DOHC 16バルブ 4気筒 コモンレール式DI-D インタークーラー付 ターボチャージャー <クリーンディーゼル> | 8速 スポーツモードA/T | 4WD | 4,425,300円 |
新型デリカD5に特別仕様車「ジャスパー(JASPER)」を2020年4月16日設定 アウトドアやレジャーに最適な撥水シート
三菱の新型デリカD5にアウトドアなどに最適な特別仕様車「ジャスパー(JASPER)」を2020年4月16日設定、発売を開始しました。フロントグリルなどをアイガーグレーメタリック塗装に変更、アルミホールはダーククロムメッキ塗装するなど、特別な1台です。
ボディカラーは「エメラルドブラックパール/アイガーグレーメタリック」と「ウォームホワイトパール/アイガーグレーメタリック」と「アイガーグレーメタリック/ブラックマイカ」の3色を設定。
デリカD5の特別仕様車ジャスパーのシート生地にはグランリュクスという高級車にも採用しているスエード調人工皮革を採用、この生地は撥水機能を持つためアウトドアが好きな方や、小さな子どもがいる方にも嬉しい特別装備でしょう。
デリカD5 ジャスパーの販売価格は4,100,800円からで、その他にジャスパー専用のオプション装備として、専用マッドフラップやエンジンフードエンブレム、カーゴフェンスやフロアマットなどがセットになった「JASPER コンプリートパッケージ」が135,740円で販売しています。
グレード名 | 駆動方式 | 販売価格 |
---|---|---|
ジャスパー(JASPER) | 4WD | 4,100,800円~ |
デリカD5の新車装着タイヤはヨコハマタイヤの「ジオランダーSUV」と「ジオランダーG033」の2種類
新型デリカD5の新車装着タイヤはジオランダーです。
種類は2つあり、エントリーグレードのMには「ジオランダーG033 215/70R16 100H」を、G・Gパワーパッケージ・P(スタンダードタイプのデリカD5のみ設定するグレード)には「ジオランダーSUV 225/55R18 98H」を設定します。
ミニバンでありながらSUV顔負けの走破性を持つデリカD5に相応しい、逞しさを感じる新車装着タイヤです。
SUV向けのタイヤはホワイトレターが有名なBFグッドリッチなどがありますが、ヨコハマタイヤのジオランダーも評価の高いタイヤです。
新型デリカD5の累計受注台数が5,000台を突破という噂も
デリカD5の新型ディーゼルモデルの累計受注台数が5,000台を突破したという情報があります。新型デリカD5は発表の直前までD6にモデルチェンジするという噂がありましたが、D5のままディーゼルモデルのみビッグマイナーチェンジしています。
エクステリアは先代モデルより派手になり、トヨタのアルファードやヴェルファイアのような力強いフロントフェイスが特徴です。あまりの変貌ぶりに従来のデリカD5ファンからはあまり良い印象がない、という噂もありましたが実車を見た誰もが想像より良かった、という声が多かったようです。
これから試乗して購入を決める方や、従来モデルからファンの方の需要もあるため、まだまだ販売台数を伸ばすと考えます。
2019年2月15日に発売したデリカD5はフルモデルチェンジではなくビッグマイナーチェンジでPHEVのラインナップは無く新型ディーゼルエンジンを搭載 デリカD6は2021年以降か
デリカD5のフルモデルチェンジが2019年に行われる予定でしたが、今回はビッグマイナーチェンジになりました。発表までは様々な噂がありましたが、実際には縦型マルチLEDヘッドライトを搭載した大幅なフェイスリフトと内装の質感アップ、安全装備にeアシストを採用して尿素SCRシステム(アドブルー)や新開発の8速AT採用、油圧式ステアリングから電動パワーステアリングに変更したことなどです。
残念ながら予想されていたPHEVモデルの設定はなく、新開発の2.2Lクリーンディーゼルエンジンを搭載しています。新開発のエンジンは最高出力107kW(145PS)/3500rpm・最大トルク380Nm(387kgm)/2000rpmのスペックで、に旧型の最大トルクから20Nmアップしていることから大柄なデリカD5も軽やかに加速してくれるでしょう。
JC08モード燃費は13.6km/LでWLTCモード燃費12.6km/Lになり、従来のディーゼルエンジンからは0.6km/L燃費性能が向上しました。
ハンドルもこれまで以上に軽く、室内へのディーゼルエンジン音も静かになりました。今回のマイナーチェンジの内容は「ディーゼルモデルのみ適用」され、ガソリンモデルは旧型のデリカD5を引き続き併売します。
ビッグマイナーチェンジで進化したデリカD5はエクステリアが大きく変化することで煌びやかな外観になる反面、今までのD5のイメージとは違う印象を受けるユーザーもいるなか、現行のD5を狙っていた方には朗報なのではないでしょうか
新型デリカD5の販売時期ついて、当初は2018年11月1日から予約を開始して12月20日に発売されるという情報もありましたが、諸事情により予約は2018年11月21日から始まり発売は2019年2月15日になりました。
また、デリカがフルモデルチェンジしてD6になるのは2021年以降になると考えます。
新型デリカD5はスタンダードとアーバンギアの2種類がラインナップ
2019年2月15日に発売した新型デリカD5のビッグマイナーチェンジは、エクリプスクロスなどにも採用するダイナミックシールドをフェイスデザインにしています。三菱エンブレムと水平に並んでいるライトがポジションランプで、真ん中の縦型ライトがヘッドライトとハイビーム、バンパーにはウインカーと思われるオレンジ色のレンズ、そしてガーニッシュに囲まれたフォグランプが埋め込まれています。
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三菱 デリカD:5 AXCR2023 サポートカー -
三菱 デリカD:5 AXCR2023 サポートカー -
三菱 デリカD:5 AXCR2023 サポートカー -
三菱 デリカD:5 AXCR2023 サポートカー -
三菱 デリカD:5 AXCR2023 サポートカー -
三菱 デリカD:5 AXCR2023 サポートカー -
三菱 デリカD:5 AXCR2023 サポートカー
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三菱 デリカD:5 -
三菱 デリカD:5 -
三菱 デリカD:5 -
三菱 デリカD:5 -
三菱 デリカD:5 -
三菱 デリカD:5
センターコンソールには、専用の10.1インチナビが装着できるようにワイドパネルとなり、衝突被害軽減ブレーキ・車線逸脱警報システム・オートハイビームが設定されています。ディーゼルエンジンにはNOXを無害化する尿素システムを導入し、8速ATが採用されました。
新型 | 旧型 | |
---|---|---|
フェイスデザイン | ダイナミックシールド | プロテクションデザイン |
ヘッドライト | 縦型LEDランプ | HIDヘッドライト |
安全装備 | e-Assist(全車標準) | なし |
ディーゼル触媒 | 尿素システム | NOXトラップ触媒 |
トランスミッション | 8速AT | 6速AT |
フロントデザインは大きく変わり、リアデザインはバンパー形状やテールライトのデザイン変更が行われました。デリカD5にはいままで先進安全装備が搭載されていませんでしたが、マイナーチェンジ後では全車標準装備でe-Assistが搭載されます。 ほかにも、ディーゼルエンジンには尿素システムを搭載したり、トランスミッションが8速ATになったりと、中身にも手が加えられています。
新型デリカD5は最低地上高が従来の210mmから25mm低くなり185mmになりましたが、これは測定方法が変わったためで、従来通りの走破性を継承しています。
全長 | 4,800mm |
---|---|
全幅 | 1,795mm |
全高 | 1,875mm |
室内長 | 2,980mm |
室内幅 | 1,505mm |
室内高 | 1,310mm |
ホイールベース | 2,850mm |
最低地上高 | 185mm |
最小回転半径 | 5.6m |
車両重量 | 1,930kg |
総排気量 | 2.267L |
最大出力 | 107kW(145ps)/3,500rpm |
最大トルク | 380Nm(38.7kgm)/2,000rpm |
乗車定員 | 7~8名 |
JC08モード燃費 | 13.6km/L |
WLTCモード燃費 | 12.6km/L |
価格 | 3,913,800円~ |
またマイナーチェンジした新型モデルの他に、ガソリン仕様車は旧型モデル(現行モデル)を引き続き販売します。併売する旧型のガソリンモデルの名前が「デリカD5 ガソリン仕様」に名前が少し変化しました。
次期デリカD5スタンダードのボディカラーはモノトーン4色と2トーン4色の計8色、アーバンギアは3色設定
2019年にビッグマイナーチェンジした新型デリカD5のボディカラーはモノトーンカラー4色と2トーンカラー4色の計8色がラインナップしています。
現行デリカD5もモノトーン4色と2トーン4色なので数は変わらないですが、モノトーンカラーではアイガーグレーメタリックを廃止してダークグリーンのようなエメラルドブラックパールを追加、2トーンカラーではディープシーグリーンマイカ×アイガーグレーメタリックが廃止でエメラルドブラックパール×アイガーグレーメタリックが追加されています。
新たに追加されたグレードのアーバンギアにはモノトーンカラーのウォームホワイトパール・ブラックマイカ・アイガーグレーメタリックの3色が設定されています。
デリカD5スタンダードのモノトーンボディカラー
- ウォームホワイトパール(44,000円高)
- スターリングシルバーメタリック
- ブラックマイカ
- エメラルドブラックパール(44,000円高)
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ウォームホワイトパール -
スターリングシルバーメタリック -
ブラックマイカ -
エメラルドブラックパール(44,000円高)
デリカD5スタンダードの2トーンボディカラー
- ウォームホワイトパール×スターリングシルバーメタリック(44,000円高)
- スターリングシルバーメタリック×アイガーグレーメタリック
- アイガーグレーメタリック×ブラックマイカ
- エメラルドブラックパール×アイガーグレーメタリック(44,000円高)
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ウォームホワイトパール×スターリングシルバーメタリック(44,000円高) -
スターリングシルバーメタリック×アイガーグレーメタリック -
アイガーグレーメタリック×ブラックマイカ -
エメラルドブラックパール×アイガーグレーメタリック(44,000円高)
デリカD5アーバンギアのモノトーンボディカラー
- ウォームホワイトパール(44,000円高)
- ブラックマイカ
- アイガーグレーメタリック
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ウォームホワイトパール(44,000円高) -
ブラックマイカ -
アイガーグレーメタリック
新型デリカD5のインテリアはシームレスなインパネや美しいキルティングシートが魅力
ビックマイチェンを行った新型デリカD5のインテリアの特徴はシームレスなインパネラインと高級感のあるインパネ、そして美しい仕上げのキルティング加工シートです。
デリカD5の上級グレードは、アウトランダーPHEVへ2018年のマイナーチェンジで採用された立体的な本革キルティングシートを採用して、ドライバーも同乗者も大満足の質感を手に入れました。
走破性の高い唯一無二のミニバン×SUVというジャンルで戦ってきたデリカD5は、今までは豪華さや美しさから無縁の車でした。
しかし今回のビッグマイナーにより貴重な木目を再現したサバ杢をスタンダードモデルに、艶やかなブルーが印象的なバール杢のインパネをアーバンギアに追加、水平基調のインパネラインと調和のとれた美しいインパネになっています。
ドアトリムにもステッチを贅沢に使ったデザイン性の高いソフトパッドを配置して質感を高めています。
質感へのこだわりはシフトレバーやドライブセレクターにも表れています。シフトレバーは手触りの良い本革巻きで、削りだしの金属を使ったような重厚感のあるドライブセレクターも満足度が高いです。
新型デリカD5に搭載される標準装備はエントリーモデルでもマルチLEDヘッドライトや電動パーキングブレーキが搭載
マイナーチェンジ後の新型デリカD5では全車にマルチLEDヘッドライトが標準装備されているなど、たくさんの先進装備が最初からついています。エントリーモデルから最上級モデルまでの標準装備を購入前にチェックしておきましょう。
全グレードに標準で搭載されている装備
- 衝突被害軽減ブレーキシステム
- 車線逸脱警報システム
- レーダークルーズコントロールシステム
- オートマチックハイビーム
- LEDポジションランプ
- LEDフォグランプ
- ターンランプ付電動格納式リモコンドアミラー
- 電動パワーステアリング
- 本革巻ステアリングホイール
- 本革巻シフトレバー
- パドルシフト
- 左右独立温度コントロール式フルオートエアコン
- インパネ・ドアトリムアクセントパネル(サバ杢)
- スマートフォンボックス
- SRSカーテンエアバッグ
- 車速感応オートドアロック(衝撃感知ドアロック解除システム付き)
- オートストップ&ゴー(AS&G)
- オートライトコントロール
- 助手席側ワンタッチ電動スライドドア
新型デリカD5には、安全装備のe-Assistのほか本革巻きのステアリングとシフトレバー、左右独立式フルオートエアコンなど快適装備が揃っています。ほかにも家族を乗せるミニバンらしく、SRSカーテンエアバッグや車速感応オートドアロック、助手席側ワンタッチ電動スライドドアなど子育て世代にも嬉しい装備が満載です。
エントリーグレードのMには、215/70R16タイヤとアルミホイール・マルチLEDヘッドライト・電動パーキングブレーキとオートホールドが標準装備されています。さらに上級グレードのGにはインチアップされた225/55R18のタイヤとアルミホイール、運転席側のワンタッチ電動スライドドア・100VのAC電源にアクセサリーソケットが追加されます。
新型デリカD5のGグレード標準装備
- 225/55R18タイヤ・アルミホイール
- 運転席側ワンタッチ電動スライドドア
- 100V AC電源
- アクセサリーソケット(DC12V)
Gに電動装備を追加したG-Power Packageでは、すでに電動スライドドアは搭載されているため運転席パワーシートや助手席シートヒーター、エレクトリックテールゲートが追加されます。昔のデリカD5では電動スライドドアが装備されパワーシートがオプションでしたので、大きく使い勝手が増しました。
最上級グレードのPでは、サイドミラーやアウタードアハンドルがメッキになるなどエクステリアやインテリアの豪華さがアップしています。ルームミラーにはマルチアラウンドモニターが搭載され自動防眩ルームミラーとなるため、後続のヘッドライトが眩しくても気になりません。
新型デリカD5のPグレード標準装備
- ターンランプ付き電動格納式リモコンドアミラー(メッキ)
- アウタードアハンドル(メッキ)
- ルーフビームガーニッシュ(天井照明)
- マルチアラウンドモニター・自動防眩ルームミラー(マルチアラウンドモニター付き)
新型デリカD5に追加できるディーラーオプションを紹介 標準モデルを中心にしたラインナップで力強いSUV感を高める
新型デリカD5に装備できるディーラーオプションはパッケージオプションになっていて、A・B・C の3つに分かれています。AとBは標準モデルのデリカD5に、Cは標準モデルとアーバンギアに装着することができます。
新型デリカD5のディーラーオプション内容
- パッケージA:フロントアンダーガーニッシュ・リアアンダーガーニッシュ
- パッケージB:マッドフラップ(レッドorブラック)・サイドステップ
- パッケージC:エンジンフードエンブレム・テールゲートスポイラー
標準モデルのデリカD5に装着できるパッケージAのディーラーオプションは、フロントアンダーカバーガーニッシュとリアアンダーガーニッシュの2点で、フロントとリアのバンパーに厚みを持たせて力強い迫力を与えてくれます。
パッケージBでは新型デリカD5の標準モデルに装備することができ、「DELICA D:5」のロゴが入ったブラックまたはレッドのマッドフラップと、後部座席へ乗り降りしやすくなるサイドステップが装着できます。
パッケージCは標準モデルだけではなくアーバンギアにも装着することができ、エンジンフードに「DELICA」のエンブレムを装備し、リアビューに迫力がでるテールゲートスポイラーが搭載できます。
ビッグマイナーチェンジした新型デリカD5は安全運転支援システム「eアシスト(e-Assist)」を標準装備
衝突の被害を回避、軽減する安全運転支援システム「e-Assist」を標準装備します。
デリカD5の安全装備e-Assistの機能
- 衝突被害軽減ブレーキシステム(前方車両や歩行者検知
- 低車速域衝突被害軽減ブレーキシステム
- 車線逸脱警報システム
- レーダークルーズコントロールシステム
- 誤発進抑制機能
- 後側方両検知警報システム
- オートマチックハイビーム
これらの機能を搭載した安全パッケージです。他社ではトヨタのセーフィティセンスやスバルのアイサイトがありますが、これらの予防安全装備と同様に万が一の事故を未然に防ぎます。
デリカD5のスタンダードモデルの販売価格は4,156,900円からでアーバンギアは4,385,700円から
新型デリカD5のディーゼルモデルの価格帯を紹介します。三菱公式サイトから、新型になるのはディーゼルモデルのみと発表され2019年2月15日に発売しました。ビッグマイナーチェンジを行ったデリカD5のディーゼルモデルのグレード一覧と販売価格一覧です。
M | 4,156,900円~ |
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G | 4,258,100円~ |
G アーバンギア | 4,385,700円~ |
G パワーパッケージ | 4,494,600円~ |
G パワーパッケージ アーバンギア | 4,622,200円~ |
P | 4,601,300円~ |
大阪オートメッセ2019に特別カスタム仕様のデリカD5登場!
2月4日、2月9、10、11日に開催される大阪オートメッセ2019に、三菱自動車工業が特別カスタム仕様のデリカD5を出展しました。
2019年2月15日に新型デリカD5がされましたが、プロトタイプを大阪オートメッセ2019に3台参考出品するのもファンには楽しみです。標準タイプ、アーバンギア、純正用品提案車として、特別カスタム仕様が目玉になりました。
大阪オートメッセ2019特別仕様のサテンイエローメタリック×アイガーグレーメタリックカラーのほか、MONSTERのアルミホイールに、GEOLANDAR A/T G015の横浜ゴムのタイヤを組み合わせています。
暗い場所でも荷物の積み下ろしが楽なLEDワーキングランプを装着したキャリア、ブラックカラーで統一されたエンジンフードエンブレムやサイト・リアアンダーガードバー、ドアミラーと、スタイリッシュなボディに目がひかれることでしょう。
新型デリカD5の先行受注は1,000台前後 旧型デリカD5の駆け込み需要が影響か
予約受付中の新型デリカD5の受注数が2018年12月時点で1,000台前後になっているという情報が入りました。この数字は新型車の先行受注数としては多くない数字で、大きく変化した新型デリカD5を見て、旧型デリカD5の駆け込み需要が増したから、という見方が強いです。
新型デリカD5の実車を見て判断する方も多くいるため、今後受注数は伸びると予想しますが、新型デリカD5の納車待ちを最小限にしたい方にとってチャンスと言えるでしょう。
新型デリカD5発売前に確認されたスパイショットや噂など明らかになっていた事前情報
三菱のデリカD5は国内だけでなく海外のファンも多く、発売前には様々場所でスパイショットが撮影されていました。また発表直前までフルモデルチェンジでD6になるのか、それともマイナーチェンジになるのか、憶測が飛び交っていました。
2019年2月15日にビッグマイナーチェンジを行った新型デリカD5が発売される前に確認できた事前情報や噂をまとめました。
新型デリカD5が予約開始 2018年11月21日から始まり発売は2019年2月15日
2019年2月15日の販売開始を予定している新型デリカD5の予約が全国の系列販売会社で2018年11月21日に始まりました。
新型デリカD5はフロントマスクが煌びやかになり、トヨタのアルファードやヴェルファイアと比較してもひけを取らないほどラグジュアリー感が増しました。スパイショットやカタログ画像が流出していますが、遂に新型デリカD5が登場しました。
展示車を見た方の意見は「立体的でかっこいい」「品があるエクステリア」「想像よりかなり良かった」など評判が高いため実車の質感はまた少し違うのかもしれません。
新型デリカD5がいよいよ生産開始 公式サイトにも気になる情報が表示
2018年内のフルモデルチェンジが予想される新型デリカD5がいよいよ生産されるのではないかと噂されています。その理由は三菱の公式サイトにある「デリカD5 JASPERは生産スケジュールの都合により、カラー、メーカーオプションなどが、お客様のご希望に添えない場合がございます。詳しくは営業スタッフへお問い合わせください。」という表示です。
2018年9月13日に表示されたこの一文は次期デリカD5の生産が始まるため現行モデルの生産を終了することを示唆していると考えます。
2018年11月21には公式発表で先行サイトが公開され、同時に全国の販売店で新型デリカD5の予約受付が始まりました。
2019年2月15日にビッグマイナーチェンジ予定の新型デリカD5(D6)のスパイショット
2019年2月15日にビッグマイナーチェンジが発表される予定の新型デリカD5のスパイショットが撮影されました。車体は全体的にカモフラージュされていますが、ヘッドライトやフォグランプの位置を見る限り予想されるエクステリアに限りなく近い形になっているのが想像できます。
新型デリカD5は雪道でも走行テストを行っていて、そこでもスパイショットが撮影されています。
2017年にインドネシアで発売された新型エクスパンダーにも似ているエクステリアで、フルモデルチェンジ後の新型デリカD5の登場が楽しみです。
新型デリカD5(D6)は2019年2月15日発売する可能性が高い
2016年2月3日の決算発表資料によると2017年度にデリカD5の次期車投入(フルモデルチェンジ)の計画となっていますが、2019年2月までずれこむ予定となっています。2016年は燃費不正問題に揺れた三菱ですが、フランスのルノー、日産と3社連合を組み復活の兆しを見せています。
2017年9月15日には3社連合として初めて中間経営計画が発表され、新たに12車種のEVを投入する計画を発表しました。もしかすると2019年2月15日に発売予定の新型デリカD5(D6)にはサプライズとして今後PHEVモデルの追加も考えられます。(PHEVモデルの追加はありませんでした。)
2017年10月27日に開催された東京モーターショーでは新型デリカD5(D6)が初登場する噂がありましたが、公開されませんでした。
2019年2月15日の発売に向けて2018年秋から冬にかけて何らかの動きがあると考えられるため追加情報を手に入れ次第ご紹介していきます。
新型デリカD5(D6の)エクステリアはエクスパンダーに近くなる
新型デリカD5(D6)のエクステリアの詳細は発表されていませんが、インドネシアモーターショー2017で発表された新型ミニバン、エクスパンダーに似たエクステリアになるでしょう。
さらにエクスパンダーよりもボディサイズが大きいため、ダイナミックシールドを搭載することで、より迫力のあるフロントフェイスで登場します。
予想CGが公開されているのでご覧ください。
大きく表現されたダイナミックシールドと、その左右に配置されたフォグランプが目を惹きます。ミニバンとSUVを融合した新しい可能性を感じるエクステリアとなっています。
ヘッドライトは三眼となりLEDが採用されるでしょう。
飛び石などからボディを守るバンパーガードも取り付けられており、高い走破性を感じさせてくれます。
リヤはスッキリした印象となっています。ミニバンは箱型のボディ形状が多いですが新型デリカD5(D6)はフロントからサイド、サイドからリヤにかけて立体造形を採用しています。そのためボディサイズの割にシャープな見た目となっています。
テールランプは逆T字となっていて、これもエクスパンダーのような造りをしています。
新型デリカD5(D6)の新デザインとして採用される可能性の高いエクスパンダーのエクステリアも公開されているので紹介します。
エクスパンダーのヘッドライトは細く切りあがっていて鋭い印象があります。フロント中央の左右に配置されたライトが特徴的です。
フロント下部にはフォグランプが装備されているのが見て取れます。
テールランプは新型デリカD5(D6)と同様に逆T字となっています。リヤのもフロント同様のダイナミックシールドがデザインされていて、直線的なボディ造形マッチしています。
パワートレインは新型2.2Lクリーンディーゼルターボでガソリンモデルは旧型を継続販売
新型デリカD5(D6)はガソリンエンジンを積んだ旧型モデルを継続して販売して、マイナーチェンジする新型デリカD5にはMIVEC2.2Lクリーンディーゼルターボエンジンを搭載します。組み合わせるミッションは8速ATでシームレスで伸びやかな加速を楽しめるパワートレインになっています。
また、駆動方式も2WDモデルを廃止してS-AWC(4WD)モデルに一本化します。
PHEVが採用される場合はアウトランダーPHEVの2.0L 直列4気筒DOHCエンジンを流用して採用されることとなるでしょう。
新型デリカは現行モデルよりも運動性能がスペックアップすることになります。
e-Assistを搭載することにより車両価格は30万円ほど上昇すると予想
現在販売されている現行デリカD5は2,408,400円~4,298,400円の価格帯となっていますが、新型デリカD5(D6)は安全運転支援システムのe-Assistを標準装備することから、30万円ほど価格が上昇します。
そのため2,708,400円~4,598,400円の価格帯で販売されることが予想されます。
現行デリカD5のスペックをインドネシアで販売されているエクスパンダーと比較
新型デリカD5(D6)は現行モデルよりも小型化するという情報があります。
現行のデリカD5のクリーンディーゼルモデル、D-Premiumグレードのディサイズやスペック、そしてエクスパンダーのスペックを比較し紹介します。
デリカD5 | エクスパンダー | |
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全長 | 4,730mm | 4,475mm |
全幅 | 1,795mm | 1,750mm |
全高 | 1,870mm | 1,700mm |
室内長 | 2,915mm | – |
室内幅 | 1,505mm | – |
室内高 | 1,310mm | – |
ホイールベース | 2,850mm | – |
最低地上高 | 210mm | 205mm |
最小回転半径 | 5.6m | – |
車両重量 | 1,890kg | – |
総排気量 | 2.267L | – |
最大出力 | 109kW(148PS)/3500rpm | 120PS |
最大トルク | 360Nm(36.7kgm)/1500~2750rpm | 145Nm |
乗車定員 | 7~8名 | 7名 |
JC08モード燃費 | 13.0 | – |
ボディカラー | 全8色 | – |
価格 | 4,055,400円~ | – |
Delivery CarからネーミングされているデリカD5のモデルチェンジ遍歴
デリカD5は三菱が販売しているSUVでミニバン型の乗用車です。デリカスペーシアギアの後継車種で、プラットフォームが三菱・GSプラットフォームの小型車バンPMが採用されています。
デリカD5 CV1W/CV2W/CV4W/CV5W型(2007年~)
2007年1月、デリカD5の販売を開始しました。「M」を除く全車にパドルシフトが装備されています。大径のM&Sマークのタイヤを装着しています。5月、2WDモデルの「C2」と、エアログレードの「デリカD5 ローデスト」を発売。10月には「ローデスト」の4WDモデルを発売しました。12月には冬季特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を発売。
2008年5月、マイナーチェンジを実施しました。10月には前年同様、冬季特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を発売。12月のマイナーチェンジでは4WD車に寒冷地仕様を標準装備し、グレードの整理も行われました。
2009年2月、2WD車の特別仕様車「EXCEED Ⅱ」を発売。11月には4WD車のみ。12月には2WD車のみマイナーチェンジを実施し、燃費性能を向上しています。
2010年6月、マイナーチェンジで快適装備の充実が図られました。7月には特別仕様車「ROADEST Limited Edition」を発表。10月には第4期となる冬季特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を発売。12月のマイナーチェンジでは安全装備を強化しました。
2011年12月、マイナーチェンジと共に、第5期となる冬季特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を発表。
2012年7月、マイナーチェンジで燃費性能が向上。12月のマイナーチェンジでは、ミニバン初となる、4WD車へのクリーンディーゼルエンジン車を設定しました。「D-Power package」「D-Premium」が用意されています。
2014年1月、特別仕様車「ROYAL EXCEED」を、5月には特別仕様車「M-Limited」を発売しました。8月には一部改良も実施されています。12月、第6期モデルの冬季特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を発表。
2015年11月、一部改良と第7期となる冬季特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を発表。
2016年10月、第8期の冬季特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」と、特別仕様車「ROADEST ROYAL TOURING」を発表。
2017年4月、一部改良と共に特別仕様車「ACTIV GEAR」を発売。10月には第9期モデルの冬季特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」を発表。
2018年4月、フロントフェイスを変更した一部改良と共に特別仕様車「JASPER」を発表。
2019年2月、新型モデルの販売を開始しました。ディーゼルエンジンのみの設定で、グレードは上級グレードに相当する体系に絞られ、「M」「G」「G-Power Package」「P」と、「URBAN GEAR」には「G」「G-Power Package」が用意されました。外観はダイナミックシールドが採用されています。10月にはラグビーニュージーランド代表チーム公認の「ALL BLACKS Edition」を発表しました。同月、ガソリン車の生産を終了し、2WD車が廃止となりました。
2020年4月、第2期モデルの特別仕様車「JASPER」を発売。12月には一部改良を実施しました。
2021年12月の一部改良では新色を追加。
2022年11月、第3期モデルの特別仕様車「JASPER」を発売。
2023年11月、一部改良で安全装備の強化と、第10期モデルの冬季特別仕様車「CHAMONIX(シャモニー)」が発売されました。
デリカD5のモデル | 販売年表 |
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CV1W/CV2W/CV4W/CV5W型 | 2007年~ |
ミニバンとSUVが融合した新しい車が新型デリカD5(D6)
三菱のデリカは元祖アウトドアミニバンで、キャンプやスキーなど冒険が好きな家族に親しまれてきた車です。そのコンセプトは現在のデリカD5にも受け継がれていて、2019年2月15日にはフェイスリフトを行いダイナミックシールドで迫力のあるフロントになりましたが、骨格には環状型のリブボーンフレームを搭載しオフロードにも負けないガッチリとした車体を持っています。
当初は2018年10月頃と言われていたデリカD5のモデルチェンジが、2019年2月15日にディーゼルモデルのビッグマイナーチェンジとして発表されました。新しいデリカは従来のデリカ乗りやSUV好きな人々から受け入れられるのか注目です。