デリカD5のディーゼルモデルがビッグマイナーチェンジを行い新型に
デリカD5が2019年2月15日にビッグマイナーチェンジ。新型ディーゼルモデルは煌びやかなフロントマスクが印象的な押し出しの強いスタイルに進化しました。変更されたのはエクステリアだけでなくインテリアやパワートレインも一新されています。
今回のマイナーチェンジはディーゼルモデルのみに適用され、ガソリンモデルは従来のまま「デリカD5 ガソリン仕様」として併売しています。
デリカD5のフルモデルチェンジは当初2018年に行われる予定でしたが、フルモデルチェンジではなくビッグマイナーチェンジに変更になりました。
変更内容はフルモデルチェンジと言っても遜色ないほどの大きなものなので、デリカD5の進化が存分に感じられるでしょう。エクステリアやインテリア、発売日など最新のデリカD5のマイナーチェンジ情報は上記のリンクにも掲載しているため確認してください。
新型デリカD5の車両価格を2022年8月1日から引き上げ 全グレードで88,000円価格上昇
新型デリカD5が2022年8月1日から車両の本体価格を88,000円値上げ。
全てのグレードが該当しており、販売価格は4,001,800円から4,577,100円になりました。
今回はエクステリアやインテリアの変更、機能の追加などを伴うモデルチェンジや一部改良などはしません。
車両価格のみ変更する価格改定は、輸入車では定期的にあることですが、日本車では珍しいことです。
デリカD:5に新規ボディカラーを追加する一部改良を2021年に実施
デリカD:5の一部改良を2021年12月23日に実施。改良内容はボディカラーに高輝度塗装のホワイトダイヤモンド、ブラックダイヤモンド、力強さとダイナミックを表現するグラファイトグレーメタリックの3色を追加することです。
グランリュクスの撥水機能付きシートなどを装備する特別仕様車のジャスパーは、継続して販売することになりました。一部改良後の新型デリカD:5の販売価格は3,913,800円から4,489,100円になっています。
デリカD:5が一部改良で実用性を向上 エクステリアやインテリアの変更はなし
デリカD:5に雨滴感応オートワイパーなどを標準装備する一部改良を2020年12月10日に実施。ユーザービリティを向上して、より快適なドライビングを楽しめるようになりました。
2020年一部改良後の新型デリカD:5の変更点
- 雨量により自動でワイパー速度を変更する雨滴感応オートワイパーを標準装備
- MとJASPER以外のグレードにステアリングヒーターを標準採用(GとURBAN GEAR Gにメーカーオプション)
- オートライトコントロールを安全性に使えるように機能を向上
2020年の一部改良後の販売価格は、デリカD:5が3,913,800円から4,387,900円、デリカD:5 URBANGEARが4,142,600円から4,489,100円になっています。
グレード | 販売価格 |
---|---|
M | 3,913,800円~ |
G | 4,015,000円~ |
G パワーパッケージ | 4,251,500円~ |
P | 4,387,900円~ |
特別仕様車ジャスパー | 4,100,800円~ |
アーバンギア G | 4,142,600円~ |
アーバンギア G パワーパッケージ | 4,379,100円~ |
アーバンギア Pエディション | 4,489,100円~ |
デリカD:5のガソリン搭載モデルが2019年12月に生産終了
デリカD:5の直列4気筒2Lガソリンエンジン搭載車および2.4Lガソリンの4WD車が販売終了となりました。デリカD:5のガソリン車は2019年12月に生産を終了していますが、2020年3月時点では店舗で在庫のみの販売が続けられています。
デリカD:5の旧型ガソリン車は安価なグレードとして一定の需要はあるものの、ビッグマイナーチェンジされた4WDのクリーンディーゼル車と比べるとデザインも安全装備も古いことから、今後は人気の高いクリーンディーゼルの4WD車の販売に注力していくと考えられます。
デリカD:5が一部改良を実施 安全性能を強化し新グレードを設定
三菱デリカD:5が2019年11月21日に一部改良を実施しました。
今回の一部改良による大きな変更点のひとつが、予防安全技術「e-Assist」のアップグレード。従来の機能に加え、前進時の誤発進抑制機能をプラスし、デリカD5の全車がサポカーSワイドに該当するようになりました。
「G」「M」の2グレード以外には、助手席側のドアに電動サイドステップを標準装備とします。サイドステップはドアの開閉操作と連動して収納・展開され、乗降性の向上に貢献しています。
また、今回の改良に伴いデリカD:5 URBAN GEARに最上級グレードとして「P Edition」を設定。P Editionではe-Assistだけでなく、レーンチェンジアシスト機能付き後側方車両検知警報システムやマルチアラウンドモニター、自動防眩ルームミラー、後退時車両検知警報システムなどの安全装備を標準装備し、安全性能を大きく高めています。P Editionの価格は4,472,600円からとなります。
グレード | M | G | G-Power Package | P |
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エンジン | 2.2L DOHC16バルブ 4気筒コモンレール式DI-Dインタークーラー付ターボチャージャー | |||
トランスミッション | 8速スポーツモードA/T | |||
駆動方式 | 4WD | |||
車両本体価格 (税込) |
3,913,800円 | 4,015,000円 | 4,235,000円 | 4,371,400円 |
グレード | G | G-Power Package | P |
---|---|---|---|
エンジン | 2.2L DOHC16バルブ 4気筒コモンレール式DI-Dインタークーラー付ターボチャージャー | ||
トランスミッション | 8速スポーツモードA/T | ||
駆動方式 | 4WD | ||
車両本体価格 (税込) |
4,142,600円 | 4,362,600円 | 4,472,600円 |
デリカD:5に特別仕様車「ALL BLACKS Edition」が台数限定でラインナップ
デリカD:5の特別仕様車「ALL BLACKS Edition」が2019年10月31日に発売されました。ALL BLACKS Editionはラグビーニュージーランド代表チーム「ALL BLACKS」公認の300台限定モデルで、チームをイメージした内外装デザインで精悍な一台に仕上げています。また、ALL BLACKS Edition専用の特別感あふれるパッケージディーラーオプションも同時発売となりました。
三菱デリカD:5特別仕様車「ALL BLACKS Edition」のベース車には8人乗りのG-Power Packageを採用します。ボディカラーはブラックマイカ、内装もブラックです。車体色と同じブラックマイカのパーツを取り入れたクールなスタイリングです。
パッケージディーラーオプションにはシルバーファーン(シダの葉)のデカールやエンジンフードの車名エンブレム、黒のマッドフラップにテールゲートスポイラーなどが用意されています。
エンジン |
2.2L DOHC16バルブ 4気筒コモンレール式DI-Dインタークーラー付ターボチャージャー (クリーンディーゼル) |
---|---|
駆動方式 | 4WD |
車両本体価格 | 4,601,300円 |
専用パッケージディーラーオプション価格 | 111,672円 |
車両本体価格+専用パッケージディーラーオプション価格 | 4,712,972円 |
新型デリカD5が2019年2月15日に発売 押し出しの強いフロントマスクで迫力アップ
マイナーチェンジした新型デリカが2019年2月15日に発売されました。今回のマイナーチェンジはガソリンモデルには適用されず、ディーゼルモデルのみ進化しました。
内容はエクステリア・インテリア・パワートレインの一新で、特にエクステリアのフロントフェイスは従来デリカD5の印象を一変される大きな変化を感じます。
インテリアは水平基調の「Horizontal Axis」デザインを採用、サバ杢やバール杢を使ったラグジュアリーな空間になっています。今までのデリカD5は豪華な室内というよりもアクティブな印象が強かったですが、今回のマイナーチェンジでトヨタのアルファードやヴェルファイア、日産のエルグランドのような高級ミニバンに仕上がっています。
新型デリカD5のパワートレインは最高出力107kW(145PS)/3500rpmで最大トルクは380Nm(387kgm)/2000rpmを発揮する新開発の2.2Lディーゼルエンジンを採用、最大トルクは旧モデルより20Nm上昇しています。
また、燃費性能も旧モデルより0.6km/L改善、内部的にも劇的な進化を遂げました。
デリカD5が2018年4月25日にマイナーチェンジ(一部改良)
2017年10月26日に、冬の特別仕様車であるシャモニーが発売されたばかりの「デリカD5」ですが、2018年4月25日マイナーチェンジ(一部改良)が行われました。
そろそろフルモデルチェンジすると言われているデリカD5には、どのようなマイナーチェンジが行われるのでしょうか?デザインに変更はあるのか、追加される搭載装備があるのか紹介します。
デリカD5のマイナーチェンジでフロントバンパープロテクターを装備
2018年4月25日のマイナーチェンジではエクステリアデザインに手が加えられ、フロントバンパーに一体型のプロテクターを装備しました。
全体的なデザインは変わらず、デリカスペースギアから受け継いだワンボックスの形状はそのままに、現代風にアレンジされている洗練されたデザインはデリカD5発売の2007年から変わらなく続いています。
2017年10月26日には、最終型と見られるシャモニーが発売されていて、クリアタイプのリヤメッキガーニッシュ、サイドには10周年のサイドストライプデカールが装備されています。
また、2018年4月25日のマイナーチェンジで夏の特別仕様車である「ジャスパー」がラインナップに追加されました。冬の特別仕様車のシャモニーはほぼ毎年設定されていましたが、ジャスパーはデリカD5になり初めて設定されます。
搭載の噂があった安全装備「e-Assist」は搭載されず!フルモデルチェンジ後の次期デリカに期待
RVRには2017年10月5日のマイナーチェンジで、衝突被害軽減ブレーキシステム、車線逸脱警報、オートハイビームの3点で構成された安全装備の「e-Assist」が搭載されました。
この安全装備は、2017年11月の時点ではデリカD5に搭載されておらず、2018年4月25日のマイナーチェンジで搭載するとみられていましたが、今回は見送られました。「e-Assist」の装備は2018年末にフルモデルチェンジの噂がある次期デリカに搭載される見込みです。
フルモデルチェンジ後の次期デリカに搭載が期待されるe-Assistの機能
- 衝突被害軽減ブレーキシステム
- 車線逸脱警報
- オートハイビーム
アウトランダーやアウトランダーPHEVに搭載されている「レーダークルーズコントロール」や「誤発進抑制機能(前方・後方)」も合わせて次期型のデリカD6に搭載されると予想します。
デリカD5は2018年4月25日のマイナーチェンジに発売された特別仕様車ジャスパーが最終型に
2007年から販売を続けているデリカD5は、2017年のシャモニーで最終型になると考えられていましたが、2018年4月25日にマイナーチェンジにあわせて発売された特別仕様車のジャスパーが最終型になると予想します。
デリカD5年表
- 2007年1月31日 デリカD5が発売
- 2012年12月26日 ディーゼルエンジン搭載のビッグマイナーチェンジ
- 2018年4月25日 特別仕様車ジャスパーを設定し最終型へ
デリカD5にも、次期型でついに三菱の顔である「ダイナミックシールド」が装備され、3眼LEDヘッドライトが装備され、大型フォグランプが引き続き採用されると予想します。
デリカD5はディーゼルモデルのみがデザイン変更されガソリンモデルは既存モデルを継続販売
デリカD5の最終型シャモニーは既に発売済み、2018年4月25日に行われるマイナーチェンジ(一部改良)でフロントバンパープロテクターを追加し標準のデリカD5も最終型になり、夏の特別仕様車であるジャスパーが販売されました。
2019年2月にはディーゼルモデルがマイナーチェンジしてフェイスリフトしましたが、既存のデリカD5も継続販売しています。細いヘッドライトデザインが苦手な方は、既存のデリカD5選択することもできるのは嬉しいです。
オールホイールコントロールを搭載し、雪が積もっている山道も登っていけるデリカD5は、どこまでも連れて行ってくれる頼もしい車で、7人乗りのミニバンですので家族や仲間をみんな連れて走ることができるでしょう。