アクティブギアは三菱の特別仕様車 オレンジアクセントでデリカD5などの主力車種を中心に設定

三菱のアクティブギアは4種類ラインナップ！オレンジアクセントの特別仕様車

三菱自動車が販売していたアクティブギアシリーズは、オレンジアクセントが各所にちりばめられた特別仕様車で、デリカD5、アウトランダーやRVRなどSUVを中心に展開されていました。
そこで、アクティブギアが設定されていた5車種の搭載装備やボディカラー、スペックなどを紹介します。

デリカ D5 ACTIVE GEAR

デリカD5には2017年4月の一部改良で設定されたアクティブギアシリーズの第1弾モデルで、ディーゼルモデルがベースになっています。

ボディカラーは「ダイヤモンドブラックマイカ」「ウォームホワイトパール」のモノトーン2種と「アイガーグレーメタリック・ダイヤモンドブラックマイカ」の2トーンが1種の全部で3パターン用意されています。

オレンジアクセントはエクステリアやインテリアの様々なところにちりばめられ、フォグランプベゼルやサイドミラーなどに、インテリアでもエアコンベゼルやシフトノブリング、ドアスピーカートリムなどに装着されています。

デリカD5 アクティブギアに搭載されているエンジンは、クリーンディーゼルモデルに搭載されているエンジンで最高出力は148PS、最大トルクは360Nmです。

デリカD5アクティブギアに搭載されているエンジンは、パワフルなクリーンディーゼルエンジンで、1,500rpmの低回転域から360Nmのトルクを発生させます。ボディサイズは、全長4,730mm、全幅1,795mm、全高1,870mmの3ナンバーサイズです。

デリカD5は7人乗りのミニバンで、リアドアにはスライドドアを搭載していてセカンドシートはもちろんサードシートにもアクセスがしやすくなっています。価格帯は376万円から412万円で、フロントバンパープロテクターなどのコンプリートパッケージを装着したグレードと、標準仕様のグレード、7インチメモリーナビゲーション（MMCS）の有無で4種類設定されていて、駆動方式は全て4WDです。

アウトランダー ACTIVE GEAR

クロスオーバーSUVのアウトランダーには2017年7月からアクティブギアが設定されていて、デリカD5に続く第2弾のモデルです。

ボディカラーは「チタニウムグレーメタリック」、「ブラックマイカ」、「ホワイトパール」の3色で全てモノトーンに設定されています。

デリカD5 アクティブギアと同様にフォグランプやサイドドアガーニッシュ、サイドミラーなどにオレンジカラーが配色されていて、特別装備を追加するコンプリートパッケージでは「テールゲートスポイラー」、「アルミホイールデカール」、「フロアマット」の3種を追加します。

ベースグレードはガソリンモデルの「20G Safety Package」と「24G Safety Package」で、それにともなってエンジンも2.4Lと2.0Lの2種類がラインナップしています。駆動方式で搭載されるエンジンが違い、4WDは2.4L、2WDで2.0Lのエンジンが搭載されます。

ボディサイズは、全長4,695mm、全幅1,810mm、全高1,710mmの3ナンバーサイズ、乗員定員は7人で、3列シートを搭載しているのでファミリーカーとしても十分に使い勝手がいい1台です。

アウトランダーは全て横開きのヒンジドアで3列シートを採用しているのでファミリーユースにもピッタリな7人乗りを実現しています。価格帯は289万円から325万円になっていて、テールゲートスポイラーなどを搭載するコンプリートパッケージの有無や駆動方式の違いによって値段が変わります。

RVR ACTIVE GEAR

アウトランダーよりひと回り小さいサイズのクロスオーバーSUVであるRVRには2017年10月にアクティブギアが設定。デリカD5、アウトランダーに続く第3段目のモデルです。

ボディカラーは、「チタニウムグレーメタリック」、「ホワイトパール」、「ブラックマイカ」の3色で、全てモノトーンが設定されています。

RVR アクティブギアのコンプリートパッケージは「リヤアンダーガーニッシュ（オレンジ）」、「アルミホイールデカール」、「フロアマット（オレンジステッチ）」、「サイドデカール」、「大型テールゲートスポイラー（ブラック）」の5種類が用意されています。

搭載されているエンジンは1.8Lのガソリンエンジンで、2WDと4WDともに同じエンジンが搭載されます。最高出力は139PS、最大トルクは172Nmで、燃費は14.4km/L～15.4km/Lです。

アウトランダーよりひと回り排気量の小さいエンジンが搭載されていて、燃費はほぼ同じですが税金面で有利になっています。ボディサイズは全長4,365mm、全幅1,770mm、全高1,630mmの3ナンバーサイズで、乗員定員は5人乗りです。

アウトランダーと同様のヒンジドアですが、サードシートを装備していないので5人乗りになります。価格帯は245万円から287万円で、SDA（スマートフォン連携オーディオ）の有無と、コンプリートパッケージの有無、駆動方式の違いによって金額が変わります。

ekカスタム ACTIVE GEAR

軽自動車であるekカスタムにもアクティブギアが設定され、2017年12月から発売。軽自動車としては初、シリーズとしては第4段目のモデルで、「T Safety Package」をベースとして設定されています。

ボディカラーは「チタニウムグレーメタリック/ブラックマイカ」と「ホワイトパール/ブラックマイカ」のルーフで塗り分けられたツートンカラーが2パターン設定されていて、どちらもルーフ色はブラックマイカになります。

ekカスタム アクティブギアに設定されているコンプリートパッケージには、「アルミホイールデカール」と「フロアマット（オレンジステッチ）」の2種類が用意されています。搭載されているエンジンは、軽自動車ですので660ccのエンジンでターボを搭載しています。

ekカスタム アクティブギアに搭載されているエンジンは、直列3気筒のターボエンジンで最高出力は64PS、最大トルクは90Nmを発揮します。燃費は2WDで23.2km/L、4WDで21.8km/Lです。ボディサイズは全長3,395mm、全幅1,475mm、全高1,620mmの軽自動車サイズです。

ekカスタムは、フロント・リヤともに横開きのヒンジドアを採用している4人乗りの軽自動車です。価格帯は165万円から179万円で、コンプリートパッケージの有無・2WDと4WDの違いで値段が変わります。

アクティブギアの設定車種は今後も増えていくのか

オレンジアクセントのついた車体は街中で走っていても目立ちますし、冬の吹雪の中でも他の車や人からも認識されやすい色になっていて、安全にも寄与しています。

アウトドアなどで「いい道具」に使われるカラーであるオレンジは、アクティブギアと呼ばれる特別仕様車に相応しい色使いで、使う人のいい相棒になること間違いありません。