プリウスのマイナーチェンジ

プリウスのマイナーチェンジは大幅なデザイン変更でコネクティッドカーに進化

プリウスのマイナーチェンジが2018年12月17日に実施されコネクティッドカーになりました。エクステリアやインテリアも大きく変更され室内には11.6インチの大型ディスプレイを装備次世代トヨタセーフティセンスを搭載してより豪華な車へと進化します。

プリウスのマイナーチェンジは大幅なデザイン変更でコネクティッドカーに進化

プリウスが2018年12月17日にビッグマイナーチェンジ コネクティッド機能を追加して燃費は39.0km/L

トヨタが販売するハイブリッドカーのプリウスが、2017年11月に一部改良があり、2018年12月17日にマイナーチェンジを発表・販売を開始しました。2015年12月にフルモデルチェンジされ4代目と進化したプリウスは、一部改良とマイナーチェンジにより、どのように変化するのか?

2017年11月に行われた一部改良の内容と、2018年12月17日に行われたビッグマイナーチェンジのエクステリアやインテリア、搭載装備や発売日・価格帯を紹介します。

プリウスが2021年6月3日に一部改良でディスプレイオーディオ標準化して特別仕様車ブラックエディションを追加

プリウス特別仕様車ブラックエディションのエクステリアエクステリアにブラック加飾、インテリアにダーク基調加飾をプラスしたプリウスの特別仕様車ブラックエディション

プリウスの一部改良を2021年6月3日に行い、Eグレードを除くグレードに8インチディスプレイオーディオを標準化。AとAツーリングセレクションにはナノイーも標準装備して、より快適なドライブを楽しめるようになりました。
今回の一部改良ではエクステリアやインテリアの変更はありませんが、ボディカラーにブラキッシュアゲハガラスフレークを追加しました。

SツーリングセレクションとAツーリングセレクションをベースにした特別仕様車Black Edition(ブラックエディション)も一部改良と同時に追加。ブラック加飾のアルミホイールや、ダーク基調の加飾をしたセンタークラスターなどを特別装備しています。

プリウス特別仕様車ブラックエディションの装備

  • ブラック加飾17インチアルミホイール
  • ブラック加飾Bi-Beam LEDヘッドランプ
  • ダーク基調加飾センタークラスター
  • ダーク基調加飾インパネオーナメント
  • ダーク基調加飾サイドレジスターベゼル
  • アルミペダル
  • 特別色プレシャスブラックパールなど

プレイオーディオを標準化やナノイー標準化を実施した新型プリウスの販売価格は2,597,000円から3,640,000円。プリウスの特別仕様車ブラックエディションの販売価格は2,947,000円から3,414,000円です。

2021年一部改良後プリウスの販売価格一覧
グレード 駆動方式 販売価格
E 2WD(FF) 2,597,000円~
S 2WD(FF) 2,731,000円~
4WD(E-Four) 2,929,000円~
S ツーリングセレクション 2WD(FF) 2,902,000円~
4WD(E-Four) 3,100,000円~
A 2WD(FF) 3,004,000円~
4WD(E-Four) 3,202,000円~
A ツーリングセレクション 2WD(FF) 3,171,000円~
4WD(E-Four) 3,369,000円~
A プレミアム 2WD(FF) 3,331,000円~
4WD(E-Four) 3,529,000円~
A プレミアム ツーリングセレクション 2WD(FF) 3,442,000円~
4WD(E-Four) 3,640,000円~
特別仕様車 S セーフティプラス2 2WD(FF) 2,814,000円~
4WD(E-Four) 3,012,000円~
特別仕様車 S ツーリングセレクション
ブラックエディション
2WD(FF) 2,947,000円~
4WD(E-Four) 3,145,000円~
特別仕様車 A ツーリングセレクション
ブラックエディション
2WD(FF) 3,216,000円~
4WD(E-Four) 3,414,000円~

プリウスがプラスサポートなどの安全装備を強化する一部改良を実施 特別仕様車S Safety Plus2も追加

プリウス特別仕様車Sセーフティプラス22020年7月の一部改良で追加された特別仕様車Sセーフティプラス2は安全装備が充実したモデル

プリウスが安全装備のトヨタセーフティセンスを強化、またトヨタ車では初めてのプラスサポートを採用しています。
安全装備のトヨタセーフティセンスの強化では、夜間の歩行者と昼間の自転車に対応する最新版のプリクラッシュセーフティにアップデート。 駐車時などに障害物へ衝突するのを警告するインテリジェントクリアランスソナーを全車に標準装備しています。

そして近年急増している急発進が要因になっている事故などを抑制する、プラスサポートをトヨタで初めて採用、急なアクセル操作を制御して事故を防ぐサポートをします。高齢者の方や運転経験が浅い方などには嬉しい安全装備になっています。
災害時やアウトドア等に役立つAC100V・1500Wアクセサリーコンセントが標準装備になったのも嬉しいポイントです。

2020年7月1日の一部改良に併せてSグレードをベースにした特別仕様車S Safety Plus2(S セーフティプラス2)も追加されています。サイドミラーに後方車両を知らせるブラインドスポットモニターやバックカメラ、自動防眩インナーミラーなどを装備した安全快適装備が充実した特別仕様車です。

プリウス特別仕様車S Safety Plus2の特別装備

  • ブラインドスポットモニター
  • リヤクロストラフィックアラート
  • バックカメラ搭載ナビレディセット
  • LEDアクセサリーランプ
  • 雨滴感応式オートワイパー
  • ナノイーエアコン
  • 自動防眩インナーミラー
2020年一部改良後プリウスの販売価格一覧
グレード 駆動方式 販売価格
E 2WD(FF) 2,608,000円~
S 2WD(FF) 2,655,000円~
4WD(E-Four) 2,853,000円~
S ツーリングセレクション 2WD(FF) 2,826,000円~
4WD(E-Four) 3,024,000円~
A 2WD(FF) 2,910,000円~
4WD(E-Four) 3,108,000円~
A ツーリングセレクション 2WD(FF) 3,077,000円~
4WD(E-Four) 3,275,000円~
A プレミアム 2WD(FF) 3,248,000円~
4WD(E-Four) 3,446,000円~
A プレミアム ツーリングセレクション 2WD(FF) 3,359,000円~
4WD(E-Four) 3,557,000円~
特別仕様車 S セーフティプラス2 2WD(FF) 2,755,000円~
4WD(E-Four) 2,953,000円~

新型プリウスのエクステリアはバンパーやヘッドライトを見直して親しみやすいデザインに一新

新型プリウスのエクステリアマイナーチェンジ前はプリウスPHVのエクステリアに近いイメージになると予想されていたが、それよりもスッキリしたフロントフェイスになった

プリウスが2018年のマイナーチェンジでエクステリアを一新しました。先代プリウスは先進的なフロントマスクから好き嫌いが分かれ賛否両論あったのは事実です。マイチェン前にはプリウスPHVのフロントマスクになる、という噂もありましたが、実際にはオリジナリティのある親しみやすいエクステリアに変更されました。

新型プリウスのヘッドライトトヨタのキーンルックを採用したフロントマスク

涙のように見えたヘッドライトはトヨタのデザインアイコンの「キーンルック」を忠実に踏襲したシンプルなデザインに変更され、マイチェン前の個性的なフォグランプも縦のライン形状に変更されています。

新型プリウスのリヤコンビネーションランプマイチェン前のプリウスのデザインを変更してよりベーシックなデザインを採用

プリウスの特徴でもあった先進的で独特な形状のリヤコンビネーションランプもベーシックなデザインに変更されています。

近年のトヨタ車の中では、プリウスが最も「トヨタらしさ」を感じるデザインになっていると感じます。

新型プリウスのサイドビューグレードにより15インチと17インチの専用ホイールを用意

プリウス専用デザインのホイールは2種類を用意、Aプレミアム ツーリングセレクションなど上級グレードに装備する17インチホイールはブラックカラーで樹脂の部分はチタン調塗装を施した先進的なデザインに仕上げています。15インチホイールはツインスポーツのデザインを採用して、奥行のある立体感を表現しています。

新型プリウスのボディカラーは新色の「エモーショナルレッド2」を追加した9色を設定

新型プリウスはマイナーチェンジ前のモデルに設定されていた「エモーショナルレッド」を廃止して「エモーショナルレッド2」を追加した全9色のボディカラーを用意しています。

新型プリウスのボディカラー一覧

  • スーパーホワイト2
  • ホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高)
  • シルバーメタリック
  • スティールブロンドメタリック
  • グレーメタリック
  • アティチュードブラックマイカ
  • ブルーメタリック
  • エモーショナルレッド2(55,000円高)
  • サーモテクトライムグリーン(44,000円高)
  • スーパーホワイト2の新型プリウススーパーホワイト2
  • ホワイトパールクリスタルシャインの新型プリウスホワイトパールクリスタルシャイン(33,000円高)
  • シルバーメタリックの新型プリウスシルバーメタリック
  • スティールブロンドメタリックの新型プリウススティールブロンドメタリック
  • グレーメタリックの新型プリウスグレーメタリック
  • アティチュードブラックマイカの新型プリウスアティチュードブラックマイカ
  • ブルーメタリックの新型プリウスブルーメタリック
  • エモーショナルレッド2の新型プリウスエモーショナルレッド2(55,000円高)
  • サーモテクトライムグリーンの新型プリウスサーモテクトライムグリーン(44,000円高)

新型プリウスの人気ボディカラーはホワイト系のホワイトパールクリスタルシャインやブラック系のアティチュードブラックマイカですが、2018年のマイナーチェンジで加わったエモーショナルレッド2や爽やかなサーモテクトライムグリーンなども似合うでしょう。

新型プリウスのインテリアカラーはシックで高級感のあるブラックと明るく華やかなクールグレーの2色

新型プリウスの前席新型プリウスの前席 ブラックとクールグレーで車内の雰囲気がガラっと変わる

新型プリウスの後席インテリアカラーはシートだけではなくインパネやドアトリムも変更される

新型プリウスの内装はブラックとクールグレーの2色が用意されています。どのグレードもブラックのインテリアが標準設定ですが、ベースのEグレード以外は注文時に指定することで車内が明るいイメージになるクールグレーのインテリアを選ぶことができます。

シートステッチも「ミッドブルー」「グレー」「ターコイズ」から選ぶことができるのでお好みのインテリアを楽しむことができます。
最上級グレードのAプレミアムとAプレミアムツーリングセレクションにはオプションで本革シートを設定できるので高級感を求める方におすすめです。

また、ツーリングセレクションにはブラックの幾何学調ルーフフィルムをオプション設定していて、2トーンカラーを楽しむこともできます。幾何学調ルーフフィルムはオプション設定になり「ホワイトパールクリスタルシャイン×幾何学調ルーフフィルム」は75,600円、「エモーショナルレッド2×幾何学調ルーフフィルム」は97,200円、そのほかのボディカラーとの組み合わせは55,000円になっています。

11.6インチ大型ディスプレイを追加 内装パーツもホワイトからブラックに変更

新型プリウスの11.6インチ大型ディスプレイ見やすく操作性も良い11.6インチ大型ディスプレイ

インテリアの最大の変更点は11.6インチ大型ディスプレイを追加したことです。プリウスPHVにも搭載するディスプレイで、エンターテインメントやコネクティッド機能、空調や車両情報の確認などに活用できます。大画面なので運転に集中しながら操作することも容易です。

新型プリウスの置くだけ充電サイズが大きいスマートフォンにも対応した置くだけ充電

従来のプリウスでホワイトパーツを使っていたステアリング部分やコンソール部分は全てブラックパーツに置き換えられ質感が上昇しているのもマイナーチェンジのポイントです。
センターコンソールの置くだけ充電の大きさも大型スマートフォンに対応したのでより便利に使うことができます。

新型プリウスはエコドライブを楽しく表示してくれる嬉しい機能が魅力

新型プリウスのセンターメーター

ビッグマイナーチェンジを行った新型プリウスのセンターメーターにはエコドライブを楽しくするように多彩な表示表現が搭載されています。
プリウスのハイブリッドシステムインジケーターの見方は

  1. チャージエリア…回生エネルギーを使いバッテリーを充電している状態
  2. エコエリア…モーターとエンジンを効率良く使用している状態
  3. ハイブリッドエコエリア…ほとんどの状況をモーターで走行している状態
  4. パワーエリア…エンジンやモーターを使い力強く加速している状態
  5. エコアクセルガイド…範囲内でドライブすると環境に良いとされる指標

新型プリウスのエコドライブの表示

この他にもエコドライブをお金に換算して表示する「エコウォレット」や運転した日にちをカレンダーのように表示して平均燃費を計算する「エコダイアリー」など面白い機能が沢山あります。全てフルカラー表示なので見てて飽きず「エコドライブで新記録を目指そう!」という気持ちになる嬉しい機能です。

コネクティッド機能が強化!新型プリウスは車載DCMを全グレードに装備してカローラスポーツとクラウンに次ぐコネクティッドカーに

新型プリウスのコネクティッド機能プリウスと繋がるコネクティッド機能を搭載

2018年に登場した新型カローラスポーツと新型クラウンに初めて搭載され話題を集めたコネクティッド機能を搭載する「専用通信機DCM」が新型プリウスの全車に搭載されました。
これはドライバーと車を繋ぐ未来のかたちとしてトヨタが推進する機能で、24時間365日対応するオペレーターサービスやスマートフォンアプリのLINEを使いプリウスを友達にすることで車両の管理などが行える機能があります。

新型プリウスのコネクティッド機能

  • 24時間365日対応オペレーターサービス
  • LINEマイカーサービス
  • マイカーSecurity
  • ヘルプネット

例えば、オペレーターサービスで天気予報をナビに送信したり、LINEマイカーサービスで目的地を出発前に送信したりでき、マイカーセキュリティ(Security)ではハザードランプの消し忘れや窓の閉め忘れを知らせてくれます。
万が一事故が起きた場合はヘルプネットで警察や消防に連絡をすることも可能です。

LINEマイカーサービスが凄い!新型プリウスとお友達なって天気情報や目的地までの距離がわかる

新型プリウスのLINEマイカーサービスその日の天気や目的地までの距離を教えてくれるLINEマイカーサービス

新型プリウスに搭載されたコネクティッド機能の1つ「LINEマイカーサービス」はプリウスとお友達になることで、その日の天気を確認することや、出発前に自宅から目的地を設定できます。
また事前に目的地までの距離や所要時間なども確認できるので旅行などの予定を立てるときにとても便利な機能です。

LINEは世界中で2億人以上に使われてるSNSアプリで、日本国内でも7,600万人以上に使われています。
「コネクティッドカーって何?」という方も「面倒だから使いたくない」という方も使いやすい機能のため、新型プリウスを購入したときには是非LINEマイカーサービスに登録して車との一体感を楽しんでみましょう。

2018年12月17日プリウスのマイナーチェンジで行われる内容は内外装変更や安全装備の進化

新型プリウスのマイナーチェンジ後のエクステリアは「フロント・リアバンパーの形状変更」「ヘッドライト形状の変更」「テールランプデザインの変更」「ボディカラーに新色を追加」などが行われました。

新型プリウスのマイナーチェンジ内容

  • フロントバンパーの形状変更
  • リアバンパーの形状変更
  • ヘッドライトの形状変更
  • テールランプデザインの変更
  • ボディカラーに新色を追加
  • 電動パーキングブレーキを採用
  • 予防安全技術に次世代トヨタセーフティセンスを採用
  • ハイブリッドシステムの改良による燃費性能の強化(高効率リチウムイオンバッテリーを採用)
  • ボディカラーのエモーショナルレッドがエモーショナルレッド2へ変更
  • 内装パーツがホワイトからブラックへ変更
  • 11.6インチ大型ディスプレイ装備
  • コネクティッド機能の追加

新型ハリアーのシーケンシャルウインカー新型ハリアーのシーケンシャルウィンカー 新型プリウスにも搭載の噂があったが装備はされなかった

ヘッドライトの形状変更では、新型ハリアーに搭載された「3眼LEDヘッドライト」、ハリアーやアルファードやC-HRなど近年の新型車やマイナーチェンジで搭載されることが増えた「シーケンシャルウィンカー(流れるウインカー)」を装備すると考えられていましが、3眼ライトやシーケンシャルウィンカーの採用はありませんでした。

新型プリウスPHVのフロントビュー2代目プリウスPHVのエクステリア

フロントバンパー・リアバンパー・テールランプデザインが変更される噂があるので、4代目プリウスのマイナーチェンジ前よりもシンプルにまとめられたクセのないデザインに変更されました。

プリウスは2015年にフルモデルチェンジして、始めこそ販売台数は順調に推移していたものの近年ではアクアに先をこされるなど苦戦していました。2018年のマイナーチェンジで大幅改良が行われたためプリウス人気が再燃して納期が長くなっています。

販売予約はマイナーチェンジの約1か月前の2018年の2018年11月から12月に開始されています。マイナーチェンジする新型プリウスの購入を検討している方は早めにディーラーへお問合せすると良いでしょう。

マイナーチェンジ後の新型プリウスは昼間の歩行者も検知できる第二世代トヨタセーフティセンスを全グレードで標準装備

マイナーチェンジ後のプリウスには安全装備の「セーフティセンスP」が「トヨタセーフティセンス」に名前が変わり全車標準搭載されます。マイナーチェンジ前では、「Aプレミアム」「Aプレミアム ツーリングセレクション」「A」「Aツーリングセレクション」の4グレードに標準装備されていましたが、マイナーチェンジ後では「S」「S ツーリングセレクション」「E」のグレードにもメーカーオプションではなく標準装備されるようになります。

従来モデルのプリウスに装備されていたトヨタセーフティセンスPの内容

  • プリクラッシュセーフティシステム
  • レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付き)
  • レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
  • オートマチックハイビーム

新型プリウスに搭載されている「トヨタセーフティセンス」とは、ミリ波レーダーと単眼カメラを使った衝突回避支援パッケージで、「衝突回避支援自動ブレーキ」や「車線逸脱警報」「自動的にハイビームとロービームを切り替える機能」「速度・車間距離調整機能付きのクルーズコントロール」などがパッケージングされています。

2017年12月にマイナーチェンジを行った高級ミニバンのアルファードとヴェルファイアには、夜間の歩行者だけではなく、昼間の自転車にも対応する進化した第二世代のトヨタセーフティセンスが搭載されていて、この次世代安全装備がマイナーチェンジ後のプリウスにも搭載される可能性がありましたが、新型プリウスは夜間の歩行者や自転車を検知する機能はつきませんでした。

新型プリウスのトヨタセーフティセンスの内容

  • プリクラッシュセーフティ(昼間の歩行者に対応)
  • レーンディパーチャーアラート(ステアリング制御付き)
  • レーダークルーズコントロール(全車速追従機能付き)
  • オートマチックハイビーム

マイナーチェンジ前のプリウスでは、廉価グレードと標準グレードにはメーカーオプションで設定ができますが、マイナーチェンジ後の新型プリウスは全グレード標準装備され、より安全な車へと進化しています。

新型プリウスのマイナーチェンジ後の発売日は2018年12月17日・販売価格は2,518,560円からでJC08モード燃費は39.0km/L

サーキットを走る新型プリウス

トヨタ新型プリウスのマイナーチェンジは、2018年12月17日に行われました。2017年11月には一部改良を行い20周年特別仕様車の追加が行われたあと、ヘッドライトやフロント・リアバンパーの形状変更、トヨタセーフティセンスPの標準搭載などを行うマイナーチェンジを実施しています。

マイナーチェンジ後の価格帯は、FFモデルで2,518,560円~3,284,280円、4WDモデルで2,759,400円~3,478,680円になります。
現行モデルと比較すると全グレードを通し64,997円から104,073円の値上がりになっています。特徴は上位グレードになるにつれ値上がり幅が小さくなり、最上級グレードのみ値幅が大きくなっています。そのため狙い目モデルは、現行プリウスと新型プリウスの値幅が最も小さいAグレードがおすすめです。

マイナーチェンジ後プリウス価格帯
グレード FF(2WD) E-Four(4WD)
E 2,565,200円
S 2,612,500円 2,810,500円
S ツーリングセレクション 2,783,000円 2,981,000円
A 2,895,200円 3,093,200円
A ツーリングセレクション 3,062,400円 3,260,400円
A プレミアム 3,234,000円 3,432,000円
A プレミアム ツーリングセレクション 3,345,100円 3,543,100円

プリウス最大の特徴の燃費性能が2018年のマイナーチェンジにより、40.8km/LだったJC08モード燃費がマイナーチェンジ後は39.0km/Lになり1.8km/L低下しています。
これはマイナーチェンジにより最高燃費を持つベースのEグレードにも安全装備のトヨタセーフティセンスが標準装備され、車両重量が増えたことが原因になっています。もともと安全装備がついている上級グレードの燃費性能は変わらないので安心しましょう。

プリウス

新型プリウスの海外仕様のエクステリア・インテリア

北米仕様の新型プリウスのフロントビュー北米仕様では初めての4WDを設定した新型プリウス

北米仕様の新型プリウスのエクステリアエクステリアはプリウスPHVを踏襲したデザインに変更

新型プリウスが2018年11月28日にロサンゼルスモーターショーで初公開されました。エクステリアはプリウスPHVに寄せていて、従来の先進的なルックスから親しみやすいルックスに変化しました。
ボディカラーは新色の「スーパーソニック・レッド(エモーショナルレッド2)」と「エレクトリック・ストーム・ブルー」が加わり選ぶ楽しみも増えました。

北米仕様の新型プリウスのインテリアインテリアをシックなブラック基調に変更 センターには縦型の11.6インチ大型モニターを配置

インテリアもホワイト基調からブラック基調に変更され、質感が上がっています。プリウスPHVで採用された、センターに配置されたタブレット型の11.6インチ大型モニターで大きく使いやすいインフォテインメントシステムを提供しています。