マツダ・スクラムワゴンのホイールを社外アルミでカスタムしよう
マツダ・スクラムワゴンはスズキ・エブリイワゴン(DA17W)のOEM供給を受ける軽1BOXワゴンで、現行型は2015年3月にデビューしたDG17W系です。広い室内空間と乗用ワゴンらしい快適性が強みですが、純正14インチホイールは実用一辺倒のデザインで、足元の印象が地味になりやすい一台です。社外アルミ(アフターホイール)に履き替えるだけで、ボクシーなボディの印象は大きく変わります。
スクラムワゴン(DG17W)のホイールサイズ、PCD・インセットの選び方
| ホイールピッチ(P.C.D) | 100mm |
|---|---|
| ホール数 | 4H |
| リム径 | 12インチ〜16インチが多い |
| リム幅 | 4J/4.5J/5Jが多い |
| インセット | +42mm〜+50mm周辺が多い |
| 純正タイヤサイズ | 「155/70R13」「165/60R14」 |
| ハブ径 | 純正54mm前後/社外品は67mm前後が一般的 |
スクラムワゴンのDG17Wに適合する社外アルミは、PCD(ピーシーディー、ボルト穴の中心を結んだ円の直径)100mm、4穴、リム径は12〜16インチ、リム幅は4J〜5J、インセット(オフセット)は+42〜+50mmが流通の中心です。純正タイヤサイズはグレードによって155/70R13または165/60R14が設定されています。
サイズ表記の意味づけとして、+45というインセットは「ホイールの取り付け面がリム中心から外側に45mm寄っている」状態で、軽1BOXにとっては車検基準のはみ出し(10mm未満)に収まりやすい安全圏です。実際に履き替えた事例では、4.5J +43〜+46の範囲なら多くの社外アルミがフェンダー内に収まる傾向が出やすく、ノーマル車高でツライチを狙うほど攻めるのは現実的ではありません。
ハブ径については、社外アルミの多くが67mm前後の共通設計です。純正は54mm前後のため隙間が生じますが、市販のハブリング(センターリング)を使えばセンター出しと走行時の微振動を抑えられます。
社外アルミに替えると何が変わるのか、JWL規格と重量の見方
社外アルミの強みは見た目だけではありません。日本国内で乗用車用として流通するホイールには、国土交通省が定めるJWL(軽合金製ディスクホイール試験法)の刻印が必須で、貨物登録向けにはより厳しいJWL-Tの基準が求められます。スクラムワゴンは乗用4ナンバー(ワゴン)登録が基本のためJWL適合品で問題ありませんが、商用に近い使い方をするオーナーの場合はJWL-T対応品を選ぶと耐荷重面で安心です。
整備性の観点では、純正鉄チンと比べて1本あたり1〜2kg軽くなる社外アルミが多く、ばね下重量の軽減で発進・停止時のフィーリングがわずかに軽快になる傾向が出やすくなります。低燃費志向で選ぶなら、メーカーが「軽量設計」「ECOホイール」と謳う5kg/本前後のモデルが現実的な選択肢です。
レトロなボリューム感が個性的なホットスタッフ ララパーム カップ2
HOT STUFF LaLa Palm CUP2
| リム径 | 14inch |
|---|---|
| カラー | プラチナシルバー&リムポリッシュ パールホワイト&リムポリッシュ ピアノブラック |
| 値段 | 12,705円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ホットスタッフ[ホイールメーカー一覧] |
HOT STUFF LaLa Palm CUP2は、丸みを帯びた極太スポークが軽カスタムらしい個性を演出する鋳造1ピースアルミです。実際に目の前にすると、太いスポークの面取りとリムの曲面が一体になって、写真で受ける以上に立体感のある印象を受けます。プラチナシルバー&リムポリッシュは純正然とした上品なドレスアップに、ピアノブラックはボディを引き締めたい使い方に向きます。カスタム初心者でも色選びだけで雰囲気を変えやすく、ボディカラーを選ばないのもこのデザインの強みです。
立体スポークがリムオーバーするマッシブな鋳造アルミ マルカサービス MID ユーロスピード V25
マルカサービス MID Euro Speed V25
| リム径 | 13inch/14inch |
|---|---|
| カラー | メタリックグレー |
| 値段 | 8,121円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | マルカサービス[ホイールメーカー一覧] |
MID Euro Speed V25は、エッジを立てた立体スポークがリムエンドを越えてホイール全体を一回り大きく見せるデザインです。13インチ・14インチの両方が用意されており、純正155/70R13からのサイズ違いも選びやすいラインアップ。コストを抑えながら社外アルミらしい奥行きを出したい場合の、定番に近い選択肢です。メタリックグレー1色のみですが、白系・黒系どちらのスクラムワゴンにもなじみやすく、最初の1セットとして失敗が少ないモデルです。
ラウンド加工の楕円ホールが柔らかな印象のホットスタッフ ララパーム オーバル
HOT SUTFF LaLa Palm Oval
| リム径 | 14inch |
|---|---|
| カラー | パールホワイト セミグロスブラック&リムポリッシュ |
| 値段 | 12,705円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ホットスタッフ[ホイールメーカー一覧] |
HOT STUFF LaLa Palm Ovalは、楕円形のホールにラウンド加工を施した柔らかい表情のデザインが特徴です。間近で見ると、ホール周囲のエッジが落とされている分、光の当たり方で表情が変わり、写真で受ける印象よりも上品な仕上がりに見えます。パールホワイトはボディが黒・紺系のスクラムワゴンと合わせると差し色として機能し、セミグロスブラック&リムポリッシュは白系ボディの引き締め役として効きます。重量級1BOXのボクシーな印象を和らげたいときに刺さるデザインです。
ディープリムと極太スポークで存在感を出すインターミラノ AZスポーツ RC-10
INTER MILANO AZ sports RC-10
| リム径 | 14inch |
|---|---|
| カラー | ダークシルバー グロスブラック ブロンズ |
| 値段 | 6,490円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | インターミラノ[ホイールメーカー一覧] |
INTER MILANO AZ sports RC-10は、ディープリムと太めのスポークの組み合わせで足元のボリュームを稼ぐタイプのアルミです。3色設定があり、ダークシルバーは純正に近い穏やかな仕上がり、グロスブラックはVIP寄り、ブロンズはアウトドア・カジュアル系のドレスアップに向きます。価格を抑えたうえで純正鉄チンとの差をはっきり出したい、最初の1台目交換用として選ばれる傾向のあるシリーズです。
リムエンドまで届く極太スポークが力強いウェッズ ジョーカー スピリッツ
weds JOKER SPIRITS
| リム径 | 13inch/14inch |
|---|---|
| カラー | シルバー |
| 値段 | 6,740円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ウェッズ[ホイールメーカー一覧] |
weds JOKER SPIRITSは、リムエンドまでまっすぐ届く極太5スポークが面で見せるデザインで、シンプルながら凹凸感のある仕上がりです。13・14インチが揃い、4.5J +45/+50の両セッティングがあるため、純正タイヤサイズを変えずに「鉄チンからの置き換え」として履けるのが扱いやすいポイント。シルバー1色のみという潔さは、白・黒・パール系のボディどれにも収まりやすく、長く乗り続けるオーナーから一般的に支持されています。
ハートのホールがボクシーな足元をやわらかく見せるモンツァジャパン K・キューティ
MONZA JAPAN K・Quty
| リム径 | 14inch |
|---|---|
| カラー | パールホワイトポリッシュ ピンクポリッシュ |
| 値段 | 14,430円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | モンツァジャパン[ホイールメーカー一覧] |
MONZA JAPAN K・Qutyは、大小のハート形ホールを並べた個性派のデザインで、スクラムワゴンのボクシーな表情をかわいらしく崩したい場合に強い候補です。実際に触れてみると、ホール内側まで塗装が回り込んでいて作りは丁寧な印象。パールホワイトは清潔感、ピンクは振り切ったキュート系と性格がはっきり分かれます。万人受けはしませんが「人とは違う1台」を狙うオーナーには刺さりやすいデザインです。
波打つ「Wave Concave」が個性的なホットスタッフ G・スピード G-06
HOT STUFF G・SPEED G-06
| リム径 | 14inch |
|---|---|
| カラー | メタリックブラック |
| 値段 | 6,145円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ホットスタッフ[ホイールメーカー一覧] |
HOT STUFF G・SPEED G-06は、5×2スポークが波打つWave Concave形状で、平面的になりがちな小径アルミに動きを与えているのが特徴です。軽量設計と高い硬質化(耐久性)を両立し、1本約5kg前後と純正鉄チンより明確に軽い数値が公表されています。メタリックブラック1色のみで、純正色を選ばずに引き締め役として履けるバランスの良さが、コスパ重視で社外アルミを試したいオーナーから一般的に選ばれる理由です。
力強い1ピースアルミ ウェッズ ヴィセンテ-04CA・EV
weds VICENTE-04CA・EV
| リム径 | 13inch/14inch |
|---|---|
| カラー | SILVER BLACK&REDLINE |
| 値段 | 9,768円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | ウェッズ[ホイールメーカー一覧] |
weds VICENTE-04CA・EVは、もともとスズキ・エブリイ向けに設計された1ピースアルミで、OEM供給を受けるスクラムワゴンにもそのまま流用できます。13インチ・14インチが揃い、純正155/70R13・165/60R14のいずれにもサイズを合わせやすいのが実用上のメリット。SILVERは純正然と、BLACK&REDLINEはスポーティに振りたい場合に向きます。同形状でDG17W系の足元を整えたいときの定番候補です。
10本スポークで車種を選びにくいマルカサービス MID シュナイダー StaG
マルカサービス MID SCHNEIDER StaG
| リム径 | 14inch |
|---|---|
| カラー | メタリックグレー ストロングガンメタ |
| 値段 | 6,600円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | マルカサービス[ホイールメーカー一覧] |
MID SCHNEIDER StaGは、足長感のある10本スポークが特徴の鋳造1ピースアルミで、1本5kg前後の軽量設計が公表されています。メタリックグレーは純正風の落ち着いた表情、ストロングガンメタは黒寄りで足元を引き締めたい場合に有効です。シンプルなスポーク形状ゆえに飽きが来にくく、ブレーキダストが目立ちにくい色味も日常使いと相性が良いポイント。最初の社外アルミ選びで失敗したくないオーナーに支持されているモデルです。
センターパッケージで表情が変わるマルカサービス MID ガルシア シスコ
マルカサービス MID Garcia CISCO
| リム径 | 14inch |
|---|---|
| カラー | セミグロスブラックリムヴァーレイポリッシュ オールドイングリッシュホワイトヴァーレイポリッシュ メタリックグレーポリッシュ |
| 値段 | 19,800円程度/1本(2026年調べ) |
| 参考 | マルカサービス[ホイールメーカー一覧] |
MID Garcia CISCOは、6ホールのディッシュデザインに脱着式のセンターパッケージを組み合わせ、1本で2通りの表情を切り替えられるのが最大の個性です。装着時はクラシック寄りのギア感、外せばモダンなディッシュへと印象が変わります。今回紹介する中では価格帯が高めですが、デザインで選ばれることが多い1本で、白系のスクラムワゴンとオールドイングリッシュホワイトの組み合わせは、レトロ路線のカスタムと相性が良くなります。
インチアップ・スタッドレス・冬季使用ホイールの選び方
純正の13インチ・14インチをそのまま履き替えるだけでなく、15インチへのインチアップや、冬用に2セット目を組む選び方もスクラムワゴンでは現実的です。インチアップ時に意識したいのは外径です。純正155/70R13(外径約556mm)から15インチ化する場合、165/55R15あたりが外径差を抑えやすい組み合わせです。外径が大きく変わるとスピードメーター誤差や荷室床下のクリアランスに影響するため、タイヤ計算サイトで前後の外径差を3%以内に収めるのが目安です。
スタッドレス用に2セット目を組む場合は、純正サイズのまま14×4.5J +43〜+46で安価な鋳造アルミを選ぶ運用が無難です。融雪剤の影響を受けやすい地域では、塩害でクリア塗装が浮きやすいため、ピアノブラックや鏡面ポリッシュよりもガンメタ・ダークシルバーのソリッド塗装が長持ちしやすい傾向が出やすくなります。タイヤ空気圧は車両指定値(運転席ドア開口部のラベル)に従い、純正タイヤサイズと同一サイズの社外タイヤを履く前提で運用するのが基本です。
スクラムワゴンのホイール選びに必要な純正タイヤサイズとホイールサイズ
| スクラムワゴンのグレード | ホイールサイズ | タイヤサイズ | 型式 |
|---|---|---|---|
| PX TURBO | 13インチ×4.5J | 155/70R13 | 3BA-DG17W |
| PZ TURBO | 13インチ×4.5J | 155/70R13 | 3BA-DG17W |
| PZ TURBO SPECIAL | 14インチ×4.5J | 165/60R14 | 3BA-DG17W |
マツダのスクラムワゴンはカスタムしがいのある軽1BOXワゴン
スクラムワゴンはベーシックなPX TURBO、上位のPZ TURBO、装備が充実したPZ TURBO SPECIALの3グレード構成で、いずれもPCD100・4穴という社外アルミの選択肢が豊富な共通プラットフォームに乗っています。エブリイワゴンのOEMという出自から流用できるホイールも多く、デザイン・サイズ・価格帯どこから攻めても選択肢が見つかるのは大きな利点です。スポーティに振るか、レトロやキュート方向に振るか、ボディカラーとの相性で印象は大きく変わるため、まずは普段の使い方とボディカラーから絞り込んでみましょう。