ノートのグレードを比較!自分にピッタリのノートをチョイス
日産のコンパクトカーであるノートのグレードを比較します。ノートのグレードは、XやS、新しく出たC-GEARやモード・プレミアなど色々あってどれを選べばいいのか迷うものです。
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ノート オーテック -
ノート オーテック
そこで、各グレードの標準装備や特別装備、オプションで設定されているもの・されていないもの、価格帯などを比較して、自分にはどのノートが必要なのかチェックしてみましょう。
ノートの標準グレード
ノートの標準グレードには「S」「X」「メダリスト」「ブラックアロー」があります。それぞれの装備などグレードの特徴を紹介します。車両価格にも違いがあるので自分にはどの装備が必要なのか確認して、最良のグレード選びに役立ててください。
S
ノートの標準グレードである「S」は、エントリーグレードで価格帯も1番安く設定されています。とりあえず1番お金をかけずにノートに乗ってみたい、会社の車として経費をあまりかけたくないなどのニーズに応えてくれます。駆動方式はFFの2WDのみ、燃費は23.4km/L、価格帯は139万円からです。
Sグレードの主な標準装備
- UVカットグリーンガラス
- ハロゲンヘッドランプ
- リモートコントロールエントリーシステム
- マニュアルエアコン
- アイドリングストップ
- エマージェンシーブレーキ
- 車線逸脱警報
- 14インチスチールホイール
エントリーグレードの「S」は、リアガラス・バックガラスにグリーンガラスを使っていて、スモークがかかっているプライバシーガラスではありません。シート素材はトリコットを使用していて、エマージェンシーブレーキや車線逸脱警報が標準装備されています。
X/X FOUR
標準グレードのXは、Sグレードに快適装備を充実させたグレードで、フロントドアにスーパーUVカット断熱ガラス、リアやバックドアにプライバシーガラスが装備されています。駆動方式はXがFFの2WD、X FOURがモーターアシスト式の4WDが設定されていて、2WDの燃費は23.4km/L、4WDは18.2km/L、価格帯は150万からです。
X/X FOURグレードの主な標準装備
- ハロゲンヘッドランプ
- サイドターンランプ付き電動格納式ドアミラー
- マニュアルエアコン
- インテリジェントキー
- アイドリングストップ(Xのみ)
- エマージェンシーブレーキ
- 車線逸脱警報
- 14インチスチールホイール
Sグレードからの変更点は、リアガラスやバックドアにプライバシーガラスが装備された、SRSサイドエアバッグがメーカーオプション設定できるようになった、オーディオステアリングスイッチが設定できる、運転席シートリフターを装備したなど、快適装備が充実します。
また、X FOURグレードは、モーターアシストの4輪駆動になり、寒冷地仕様が標準装備になります。
X DIG-S
X DIG-Sは、XグレードをベースとしていてDIG-Sエンジンを搭載したグレードです。通常の直列3気筒1.2Lエンジンにスーパーチャージャーを搭載し、1.5Lの自然吸気エンジン並みのパワーがあります。駆動方式はFFの2WDのみで、燃費は26.2km/L、価格帯は174万円からです。
X DIG-Sの主な標準装備
- ハロゲンヘッドライト
- インテリジェントキー
- アイドリングストップ
- エマージェンシーブレーキ
- 車線逸脱警報
- 14インチスチールホイール
基本的に装備はXグレードと変わらず、エンジンがスーパーチャージャーを搭載したDIG-Sになります。
MEDALIST/MEDALIST X/MEDALIST X FOUR
上級グレードに設定されているのが「MEDALIST」で、X DIG-Sをベースにした「MEDALIST」、XとX FOURをベースにした「MEDALIST X」、「MEDALIST X FOUR」の3種類あります。
駆動方式はMEDALISTとMEDALIST XがFFの2WD、MEDALIST X FOURがモーターアシスト式の4WD、燃費はMEDALISTが26.2km/L、MEDALIST Xが23.4km/L、MEDALIST X FOURが18.2km/Lです。価格帯はMEDALIST Xの163万円からです。
MEDALISTの主な標準装備
- LEDヘッドランプ(MEDALISTのみ)
- 本革巻きステアリング
- 助手席シートバックポケット
- ジャカード織物・合皮コンビシート
- フロントメッキバンパー
- MEDALISTエンブレム
- 15インチアルミホイール(MEDALISTのみ)
- アイドリングストップ(MEDALIST、MEDALIST Xのみ)
- ヒルスタートアシスト(MEDALIST、MEDALIST Xのみ)
- ヒーター付きドアミラー
MEDALISTグレードのみ、LEDヘッドランプと15インチアルミホイールが標準装備になります。ほかには本革巻きステアリング、ジャカード織物と合皮のコンビシート、MEDALISTグレードを表すフロントメッキバンパー、ヒーター付きドアミラーを搭載しています。
4WDのFOURグレードでは、アイドリングストップとヒルスタートアシストが搭載されませんが、PTC素子ヒーター、リヤヒーターダクト、高濃度不凍液の寒冷地仕様が標準装備になります。
ブラックアロー
ブラックアローは、Sを除くグレードに設定されている仕様で、内装のフィニッシャーがピアノブラック調、ダークシルバー調、カラードドアミラーがブラックに、ルーフもブラックのツートンカラーになります。
ブラックアローが設定されているグレード
- X
- X DIG-S
- X FOUR
- MEDALIST
- MEDALIST X
- MEDALIST X FOUR
- e-power X
- e-power MEDALIST
特別装備を除く標準装備、エンジン種別や燃費は、XやMEDALISTなどそれぞれのグレードに準じます。価格帯は、X ブラックアローの161万円からです。
スマートセーフティエディション
スマートセーフティエディションは、X FOUR、MEDALIST X FOURの4WDグレードに設定されている仕様で、スマートセーフティエディションのブラックアローグレードも用意されています。価格帯はX FOUR スマートセーフティエディションの183万円からです。
スマートセーフティエディションの特別装備
- インテリジェントアラウンドビューモニター
- インテリジェントルームミラー
- 踏み間違い衝突防止アシスト
- フロント・バックソナー
他のグレードではメーカーオプションに設定されている「インテリジェントアラウンドビューモニター」や「インテリジェントルームミラー」、「踏み間違い衝突防止アシスト」、「フロント・バックソナー」が標準装備になっています。
踏み間違い衝突防止アシストは、前後のソナーで障害物を検知してアクセルペダルとブレーキペダルを間違えて踏み込んだ際や、ブレーキ操作が遅れた際に音と表示で警告してくれ、エンジン出力の抑制やブレーキ制御で暴走や衝突防止をアシストします。
ノートの特別仕様車
ノートには豊富な標準グレードがありますが、特別仕様車も豊富で「C-GEAR」「モード・プレミア」「e-power」「NISMO」があります。中でも人気なのがガソリンは発電のみに使いモーターだけで走行するe-powerです。
C-GEAR
ノートC-GEARは、2017年10月30日から発売されたクロスオーバーSUVルックのノートで、ルーフモールやダークメタリックのバンパー、ホイールアーチなどを特別装備しています。
パワートレインは、ガソリンとe-powerの2種類が用意されていて、ガソリン車では2WDと4WDが用意されています。燃費はX、X FOUR、e-powerと同じく、価格帯は177万円からです。
C-GEARの特別装備
- ダーククロムフロントグリル
- ダークメタリックフロントスタイリングガード
- フォグランプフィニッシャー
- ルーフモール
- ダークメタリックサイドスタイリングガード
- ダークメタリックリアスタイリングガード
- ダークメタリックホイールアーチガーニッシュ
- グロスブラック15インチアルミ
- 専用シートクロス(ブラック・カーキ)
e-powerグレードに設定されているメーカーオプションの「チューニングパッケージ」を追加すると、アルミホイールは16インチになり、専用チューニングサスペンションやパワーステアリング、ボディ補強にファインレスポンスVCMが搭載されます。
モード・プレミア
オーテックが手がける「モード・プレミア」は、2016年11月のマイナーチェンジで設定されたグレードで、「ライダー」と「アクシス」を統合して、モード・プレミアが設定されました。
ベースグレードは「X」で、2WDの「e-power X」、ガソリン車の「X」、「X DIG-S」、4WDの「X FOUR」の4種類に設定されています。燃費はベースグレードに準じ、価格はX モード・プレミアの169万円からです。
モード・プレミアの特別装備
- 専用フロントグリル
- 専用フロントバンパー
- フォグランプ
- サイドターンランプ付き電動ドアミラー
- 専用リアバンパーフィニッシャー
- 専用エンブレム
- 専用15インチアルミホイール
ヘッドライトはハロゲンが標準装備で、メーカーオプションにLEDが設定されています。全車オートエアコンを装備し、吹き出し口にはピアノブラック調加飾、モード・プレミア専用の本革巻き3スポークステアリングが装備されています。
ノート e-powerグレード
ノート e-powerグレードは、2016年11月に追加されたグレードで、電気自動車のリーフのパワートレインを使い、エンジンを回して発電するレンジエクステンダーEVです。グレードは、「e-power S」、「e-power X」、「e-power MEDALIST」のベースが3種類、XとMEDALISTにはブラックアローが設定されています。
駆動方式はFFの2WDのみ、燃費は34.0km/Lから37.2km/L、価格帯は190万円からです。
e-power SはノートSを、e-power XはノートX、e-power MEDALISTは、ノート MEDALISTをベースにしていて、標準装備などは各グレードに準じます。
e-powerだけの標準装備
- e-power専用ファインビジョンメーター
- 専用フロントブルーグリル
- e-powerエンブレム
- 車両接近通報装置
- クルーズコントロール(X ブラックアロー、MEDALISTのみ)
- 車線逸脱防止支援システム(X ブラックアロー、MEDALISTのみ)
e-power Sでは15インチスチールホイール、e-power Xでは14インチスチールホイール、e-power MEDALISTでは、15インチアルミホイールが標準装備されています。
ノート NISMOグレード
ノートの走りのパフォーマンスを高めたNISMOグレードでは、通常グレードの「NISMO」、パワートレインにEVを使用した「e-power NISMO」、ハイパフォーマンスモデルの「NISMO S」の3種類がラインナップしています。
駆動方式は全てFFの2WD、燃費は23.4km/L、価格帯は210万円からです。NISMO Sグレードには、1.6Lのエンジンと5速マニュアルトランスミッションが装備されています。
NISMOグレード共通装備
- 専用フロントグリル
- 専用リアバンパー(リアフォグ付き)
- 専用ルーフスポイラー
- 専用サイドシルプロテクター
- シャークフィンアンテナ
- 専用LEDデイライト
- 専用本革・アルカンターラ巻きステアリング
NISMOグレードには、専用のエアロやアンテナ、ステアリングが用意されています。e-powerグレードでは、85φのテールエンド、専用サスペンションやコンピューター、強化スタビライザー、車速感応式パワステ、スエード調スポーツシートなどが装備されています。
ノートのグレードは上質な空間や先進のEVなど揃っている
2代目の日産ノートには、標準的なコンパクトカーサイズですが、標準グレードと上級グレードの他にも、レンジエクステンダーEVを搭載した先進的な「e-power」、上質な空間の「モード・プレミア」、SUVルックな「C-GEAR」
ぜひ自分にピッタリのノートがないかチェックし、検討してみてください。