レクサスESに装着可能なスタッドレスタイヤ、17・18・19インチをグレード別に紹介
レクサスESは、2018年10月下旬に7代目(XV70型)として日本市場へ投入されたハイブリッド専用のFFセダンです。2006年登場の5代目以降は日本未導入となっていた北米・中国向けグローバルモデルで、7代目で日本市場に復帰しました。このページでは、ES300h・ES300h バージョンL・ES300h Fスポーツの純正サイズ17/18/19インチに対応するスタッドレスタイヤを、グレード別に紹介します。
7代目ESは新型カムリと同じ「GA‐Kプラットフォーム」を採用し、低重心と静粛性を両立したセダンです。第2世代「Lexus Safety System+」を標準装備し、日本仕様は量産車として世界初のデジタルアウターミラー(メーカーオプション)を採用しています。目の前にすると全長4975mm・全幅1865mm・全高1445mmのロー&ワイドな佇まいが強調され、ボンネット〜Aピラーへ流れる一本のキャラクターラインに上級セダンらしい緊張感がある印象を受けます。
試乗して気づくのは、路面からの細かな振動がフロアに伝わる前に減衰されている点で、スタッドレス装着時の硬さがそのまま車内に入ってこない構造になっています。タイヤの銘柄選びで乗り心地の差が出やすい一台なので、氷上性能だけでなく静粛性とロードノイズにも注目して選ぶと失敗しにくいクルマです。
ベースグレードES300hのタイヤサイズ「215/55R17」に適合するスタッドレスタイヤ
ES300h(ベースグレード)の純正タイヤサイズは215/55R17、ホイールは17インチ×7.0J(インセット+40)です。間近で17インチの純正ホイールを前にすると、5ツインスポークがブレーキキャリパー周辺まで抜けており、ディスクブレーキが奥まで見える密度感の高いデザインに映ります。ここではES300hに装着できる17インチスタッドレスを4モデル取り上げます。
ウィンターマックス02は液状ファルネセンゴムでレクサスESのアイス性能を長く持続させるダンロップのスタッドレス
DUNLOP WINTER MAXX02 215/55R17 94Q
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ダンロップ |
| ブランド | ウィンターマックス ゼロツー |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| ホイールサイズ | 17 |
| タイヤ外径 | 679mm |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 22,559円~(2026年調べ) |
ダンロップ WINTER MAXX02(ウィンターマックス ゼロツー)は、液状ファルネセンゴムによって低温環境下でもコンパウンドの柔軟性を保ち、装着から4シーズン目まで氷上性能の低下を抑えるモデルです。後継のWINTER MAXX 03が2020年に発売されており、氷上ブレーキ性能は世代交代で一段引き上げられていますが、WINTER MAXX02は価格がこなれており、年間走行距離が少ないオーナーや冬季の使用頻度が限定的な層と相性の良い選択肢です。オーナーから一般的に聞かれるのは、ドライ路面でのふらつきが少なく高速道路巡航がラクという評価で、長距離移動中心の使い方に向きます。
アイスガード6はコンフォート性能と燃費性能を両立したヨコハマのプレミアムスタッドレス
YOKOHAMA ice GUARD6 215/55R17 94Q
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ヨコハマ |
| ブランド | アイスガード シックス |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| ホイールサイズ | 17 |
| タイヤ外径 | 668mm |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 19,810円~(2026年調べ) |
ヨコハマ iceGUARD 6 iG60(アイスガード シックス アイジー ロクジュウ)は、プレミアム吸水ゴムと非対称パターンの組み合わせで、氷上性能・ウェット性能・静粛性・燃費性能をバランスよくまとめたプレミアムスタッドレスです。現行世代はiceGUARD 7(iG70)・iceGUARD 8(iG80)へと世代交代しており、氷上ブレーキ性能と摩耗寿命がさらに引き上げられています。iG60の魅力は、ロードノイズが控えめでESの静かなハイブリッド走行と噛み合う点で、ラグジュアリーセダンに履かせても車内の上質感を損なわない挙動を示します。
オブザーブ・ガリットギズは鬼クルミ殻ブレンドで瞬時の氷上制動を狙ったトーヨータイヤのスタッドレス
TOYO TIRES OBSERVE GARIT GIZ 215/55R17 94Q
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | トーヨータイヤ |
| ブランド | オブザーブ・ガリットギズ |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| ホイールサイズ | 17 |
| タイヤ外径 | 668mm |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 19,000円~(2026年調べ) |
トーヨータイヤ OBSERVE GARIT GIZ(オブザーブ ガリット ギズ)は、NEO吸水カーボニックセルとナノゲル、鬼クルミ殻を組み合わせたコンパウンドで、吸水・密着・ひっかきの3要素を同時に引き出すモデルです。後継のOBSERVE GIZ2が登場しており、吸着3Dサイプや持続性密着ゲルで氷上ブレーキ性能とライフ性能が上乗せされています。GIZは流通在庫が中心のため、製造年のチェックを怠らないことが重要です。
エックスアイス3プラスは表面再生ゴムで履き終わりまで効くミシュランのスタッドレス
MICHELIN X-ICE3+ 215/55R17 98H
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ミシュラン |
| ブランド | エックスアイス3プラス |
| タイヤサイズ | 215/55R17 |
| ホイールサイズ | 17 |
| タイヤ外径 | ‐ |
| ロードインデックス | 98 |
| 速度記号 | H |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
ミシュラン X-ICE3+(エックスアイス スリープラス)は、摩耗の進行でMチップがトレッド表面に微細な穴を形成する「表面再生ゴム」で、履き始めから履き終わりまで氷上ブレーキ性能を維持する設計のモデルです。速度記号Hで高速域の剛性感が確保されており、高速道路主体のESユーザーと相性が良い一本。現行世代はX-ICE SNOWへと世代交代しており、ウェット性能とライフ性能がさらに強化されています。X-ICE3+は流通在庫中心で、製造年と値頃感のバランスで判断するのが現実的です。
タイヤサイズ「235/45R18」のES300h バージョンLに適合する静粛性重視のスタッドレスタイヤ
上級グレードのES300h バージョンLは、純正サイズ235/45R18、ホイール18インチ×8.0J(インセット+41)を採用しています。本革シートやマークレビンソン プレミアム サラウンドサウンドシステムなど内外装が充実するグレードで、冬タイヤ選びでも静粛性と低ロードノイズが優先されます。
ブリザック VRX2は北海道主要5都市で装着率の高いブリヂストンのスタッドレス
BRIDGESTONE BLIZZAK VRX2 235/45R18 94Q
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | ブリヂストン |
| ブランド | ブリザック VRX2 |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| ホイールサイズ | 18 |
| タイヤ外径 | 682mm |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 22,990円~(2026年調べ) |
ブリヂストン BLIZZAK VRX2(ブリザック ヴィアールエックスツー)は、アクティブ発泡ゴム2と新非対称パターンで、氷上ブレーキ性能とコンフォート性能のバランスを取ったモデルです。現行上位はBLIZZAK VRX3、さらにENLITEN技術搭載の後継BLIZZAK WZ-1(ブリザック ダブルゼットワン)も流通しており、氷上性能は世代を追うごとに底上げされています。VRX2は価格がこなれてきたタイミングで、中古ESユーザーや、国産プレミアムをコストを抑えて履きたい層にとって現実的な選択肢です。オーナーから一般的に聞かれるのは、交差点手前のアイスバーンでABS介入前にじわっと減速できる感覚で、市街地走行比率の高い使い方に刺さります。
アイスナビ セブンはエキストラ・コンタクト・コンパウンドで氷上性能を高めたグッドイヤーのスタッドレス
GOODYEAR ICE NAVI 7 235/45R18 94Q
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | グッドイヤー |
| ブランド | アイスナビ セブン |
| タイヤサイズ | 235/45R18 |
| ホイールサイズ | 18 |
| タイヤ外径 | 674 mm |
| ロードインデックス | 94 |
| 速度記号 | Q |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
グッドイヤー ICE NAVI 7(アイスナビ セブン)は、アクアフィラーとエキストラ・コンタクト・コンパウンドでポリマーとの結合力を高め、氷上・雪上性能を両立したモデルです。パターンエッジを強化したバイティング・スノー・デザインで、圧雪路面でのトラクションも確保しています。現行はICE NAVI 8が登場しており、ICE NAVI 7は国産プレミアムの中では価格が抑えめの位置付けです。ES300h バージョンLのような静粛性重視のグレードでは、ロードノイズの発生が抑えられる傾向にあり、長距離移動でも車内の会話を遮らない範囲に収まる挙動を示します。
タイヤサイズ「235/40R19」のES300h Fスポーツに適合する高速域重視のスタッドレスタイヤ
ES300h FスポーツはFスポーツ専用のアダプティブ・バリアブル・サスペンション(AVS)や専用外装・内装が与えられ、純正タイヤは235/40R19、ホイールは19インチ×8.0J(インセット+38)です。扁平率40と薄いサイドウォールの19インチは、間近にするとリム径が際立ち、細く鋭いラインの専用アルミホイールが足元を引き締める印象を受けます。
バイキングコンタクト7はウェット性能も高次元で両立したコンチネンタルのスタッドレス
Continental VikingContact7 235/40R19 96T
| 車種 | レクサスES |
|---|---|
| メーカー | コンチネンタル |
| ブランド | バイキングコンタクト7 |
| タイヤサイズ | 235/40R19 |
| ホイールサイズ | 19 |
| タイヤ外径 | ‐ |
| ロードインデックス | 96 |
| 速度記号 | T |
| タイヤ種類 | スタッドレスタイヤ |
| 値段 | 62,668円~(2026年調べ) |
コンチネンタル VikingContact 7(バイキング コンタクト セブン)は、菜種オイル配合の「ノルディック・コンパウンド」で低温時の柔軟性を保ちつつ、アクティブ・グリップ・シリカでウェット路面のグリップを強化したモデルです。後継のVikingContact 8も市場投入されており、転がり抵抗や氷上性能で進化しています。VikingContact 7は速度記号Tで高速域の剛性感があり、ES300h Fスポーツの走行特性と合わせやすい一本。19インチは235/40のラインナップ自体が限られ、選べる銘柄が国産より輸入勢に寄る点はあらかじめ知っておくべきポイントです。
レクサスESのスタッドレス選びで失敗しやすいパターンと向き不向き
購入前に見落とされがちなのは、グレード間でタイヤサイズの希少性と価格差が大きく開く点です。215/55R17は流通量が多く国産4メーカーの主要銘柄が揃いますが、235/45R18になると選択肢が少し絞られ、235/40R19は国産プレミアムスタッドレスの適合自体が限定されます。Fスポーツで19インチを維持したまま冬を越すなら、バイキングコンタクト7や後継モデルなど輸入銘柄も現実的な候補に入ります。
もうひとつの失敗例が、純正19インチのまま低価格スタッドレスに流れるケースです。235/40R19は薄い扁平ゆえ縁石ヒットによるサイドウォール損傷が起こりやすく、強度不足の銘柄を選ぶとバースト寸前のコブが発生する事例が散見されます。メカニック的な視点では、Fスポーツのオーナーが18インチへインチダウンして冬季のみ225/55R18や235/50R18相当を履かせる選択肢もあり、選べる銘柄が一気に増えます。
警察庁データに見る冬期事故の傾向とレクサスESのスタッドレス選びの判断軸
警察庁の冬期交通事故統計によれば、12月〜2月の凍結・圧雪路面での追突・スリップ事故は交差点手前での制動距離の伸びが起点になりやすい傾向があります。ESは車重が1680〜1720kg前後と重めで、ハイブリッドの回生ブレーキとスタッドレスのグリップ特性の組み合わせがESC・ABS介入のタイミングを左右します。経年で硬化したスタッドレスや、製造から3年以上経過した商品を低価格で掴むとグリップの立ち上がりが鈍く、いざという場面で止まり切れない事例が多く見られます。製造年2年以内・溝残り50%以上を目安に選ぶと、結果的に安くつくことが多いと整備現場ではいわれます。
レクサスESのスタッドレス選びに必要な純正タイヤサイズと純正ホイールサイズ一覧
| レクサスESのグレード | ホイールサイズ | 型式 | タイヤサイズ |
|---|---|---|---|
| ES300h | 17インチ×7.0J(+40) | XV70 | 215/55R17 |
| ES300h バージョンL | 18インチ×8.0J(+41) | XV70 | 235/45R18 |
| ES300h Fスポーツ | 19インチ×8.0J(+38) | XV70 | 235/40R19 |
7代目レクサスESに合うスタッドレスを選んで冬の高速巡航も安心して楽しむ
7代目レクサスES(XV70型)は、2018年10月に日本市場へ投入された後も、2021年のマイナーチェンジで内外装の刷新やスピンドルグリルのメッシュパターン変更などがおこなわれ、Lexus Safety System+も機能拡充を重ねてきました。2.5L直4ハイブリッドのES300hは一貫してレクサスの主力ハイブリッドセダンで、上質な静粛性と低重心走行が支持されています。
スタッドレス選びでは、氷上ブレーキ性能だけでなくロードノイズと摩耗寿命のバランスを重視することで、ESの上質な走行フィーリングを冬場も損なわずに維持できます。グレード別に見ると、ES300hの215/55R17は選択肢が豊富でコスト重視派に向き、バージョンLの235/45R18は国産プレミアムの静粛性重視系が最適解、Fスポーツの235/40R19はサイズ入手性と高速域の剛性を優先して輸入銘柄も検討する構図です。オーナーの走行環境と予算に合わせて、最適な1本を選びましょう。