スズキ・クロスビーの内装はアクティブユーザーの冒険心を刺激
スズキのクロスビーは、2017年12月25日に発売されました。同年10月に行われた第45回東京モーターショーに原型モデルが出展されたクロスビーは、エクステリアがハスラーと似ていた為に、車名が決まるまでは「ハスラーワイド」と表現されていました。
クロスビーは、SUVのダイナミックな走りの魅力にワゴンの室内空間の広さが加わるクロスオーバーです。そんなクロスビーの内装では、アウトドア大好きのアクティブユーザーの冒険心を刺激する室内装備、子育てママが喜ぶ収納スペースがたっぷりあります。ここでは、その他の内装の特徴についても詳しく紹介していきます!
クロスビーに特別専用色「スターシルバーエディション」が新設定!新色の内装はアイボリーカラーで統一
2019年7月3日、スズキ・クロスビーが上級グレードのHYBRID MZに「スターシルバーエディション」を新設定しました。ドアミラー・サイドカラーパネル・ルーフの3か所にシルバーカラーを取り入れたシックなデザインです。
ボディカラーはクラレットレッドメタリック・スピーディーブルーメタリック・スーパーブラックパールの3色で、価格は2WD車で2,046,600円、4WD車で2,189,160円となっています。
クロスビーのスターシルバーエディションの内装にはシルバーのアクセントカラーにマッチするようアイボリーを設定。やんちゃなイメージのクロスビーに上質な雰囲気がプラスされています。
クロスビーのインテリアはリビングのようなくつろぎ空間
クロスビーのインテリアは、シートの座り心地やヘッドレストの安心感、リラックスできるインテリアカラーなどを組み合わせることで、リビングにいるような安心感を与えます。
クロスビーのシート表面の凹凸構造には、吸着力を高める効果があり、座る人に心地良さを与えます。インストルメントパネルなどに配色されるベージュホワイトのカラーリングには、リラックス効果があります。
クロスビーの運転席は、ドライバーに運転のしやすい最適なドライピングポジションを体感してもらうために、ヒップポイントを高く設定することで、運転するのに望ましいクリアなアイポイントを実現させます。
運転するのにストレスのないリラックスした座り心地は、シートリフターの調整・シートをスライドする事でもたらされます。
クロスビーは、運転席と助手席の座面にシートヒーターを標準装備します。シートヒーターは、寒い季節のドライブシーンで体をポカポカと温めてくれる嬉しい機能です。
グレード「HYBRID MZ」では、シート表面に撥水加工を施します。アウトドアシーンでよくある、天候が急変して衣服や荷物が雨で濡れてしまったまま車内に乗車したり、子供がジュースをこぼしても、クロスビーではタオルでサッと拭きとれば、簡単に水分を取り除くことができます。
シートのカラーアクセントは3色
クロスビーは、シートのカラーアクセントとして「イエロー」「オレンジ」「アイボリー」の3色をラインナップとしています。クロスビーのシートは、ボディカラーとカラーコーディネートすることでオシャレ度をアップさせます。
マルチインフォメーションディスプレイにはクロスビーのアイコンが表示
クロスビーが採用する3.5インチ大型マルチインフォメーションディスプレイは、光が反射するとクロスビーのアイコンがディスプレイに表示されるのが特徴的です。ディスプレイにクロスビーのアイコンが表示される視覚効果で、ドライバーの冒険心は刺激されます。
ディスプレイには、時刻や気温の他、スズキの安全支援システムの一つである後方誤発進抑制機能が正常に作動しているのか、走行モードが「SPORT」「SNOW」どのタイプであるのか、低燃費につながる運転を行っていれば数値が上がるエコスコアが表示されます。
クロスビーは路面状況に適した走りをスイッチ操作で体感できる4WDシステムを搭載
クロスビーの4WD車では、簡単スイッチ操作で急な坂道を走行するのに適したスポーツモード、雪道を走行する際にタイヤの空回りを抑えて、ストレスのない走りを実現するスノーモードなどに切り換えることが出来ます。
クロスビーのシートアレンジは4タイプ
クロスビーのシートアレンジには4タイプがあり、ドライブシーンに合わせて、簡単にチェンジすることが出来ます。キャンプに出かける際には、リヤシートを倒すことでキャンプ用品をたっぷりと収納できるスペースが確保されます。
インテリアショップでサイズのある家具を購入した時には、助手席のシートを倒すことで車内に積む事が可能となります。仲間とドライブを楽しみたい時には、シートアレンジは加えないそのままモードがお勧めです。
クロスビーはベビーカーを立てたまま載せられるラゲッジスペースが魅力的
クロスビーは、キャンプやスノーボードなどの運転シーンに合わせて、リヤシートを前方にスライドさせることで、荷物を積載するのに必要なラゲッジスペースを確保する事ができます。
クロスビーで休日に趣味のゴルフを楽しみたい方は、後席をスライドさせれば、シートを倒すことなくゴルフバッグを収納できます。
クロスビーは、ラゲッジボードを外すことで荷室高がアップします。スペースにベビーカーを立てたまま積む事が出来るので、子育てママに優しい車です。
HYBRID MZでは、アウトドアグッズなどを収納する際に最も汚れやすいラゲッジフロアとリヤシート背面に、汚れが付着しにくく拭き取りやすい素材を採用します。
防汚タイプのラゲッジフロアやリヤシートには、キャンプやスノーボードなどで濡れてしまったアイテムも気にする事なく載せることが出来ます。
クロスビーの室内は収納スペースがいっぱい
クロスビーはコンパクトなボディに沢山の使いやすい収納を備えています。スズキらしくドライバーや搭乗者視点で作られた細やかで機能的な収納機能を紹介します。
インパネドリングホルダー
運転席と助手席の前方に設置されるインパネドリンクホルダーは、ペットボトル飲料だけではなくて、紙パック容器の飲料を置いておくのに便利です。
インパネトレー
インパネトレーは、ボックスティッシュを見栄えよく収納できるスペースです。小さな子供がいると、車内でもティッシュを利用するシーンが増えていきます。
インパネセンタートレー
インパネセンタートレーに、別売りのUSBソケットを追加設定することで、スマホを充電しながら収納する事ができます。
運転席アンダートレイ
運転席アンダートレイには、眼鏡ケースや日差しがまぶしくなる季節に利用頻度が増すサングラスをかさばらずに収納する事が可能です。
フロントドアアッパーポケット
フロントドアアッパーポケットには、助手席に座る人のスマホを機能的に収納できます。フロントドアアッパーポケットは、スマホの画面ではなくて、移動中に移ろいゆく景色の瞬間を眺めたい衝動に駆り立てられた際に便利な収納スペースです。
グローブボックス
グローブボックスは、ボックスティッシュのスペア、車の取扱説明書や車検証といった必要時に備えて車内に保管しておきたいものを収納するのに便利です。
フロントドアポケット
ペットボトルホルダーも設置されるフロントドアポケットには、タンブラーやマイボトル、旅行先のパンフレットなどをキレイに収納する事ができます。
リヤドアポケット
リヤドアポケットの外枠にはメッシュ加工が施されているため、夏には利用頻度が高まるビーチサンダルも気にする事なく収納することが出来ます。
助手席シートアンダーボックス
助手席シートアンダーボックスは、クライミングシューズなどアウトドアシーンに合わせたアイテムを収納するのに役立つスペースです。
助手席シートバックポケット
HYBRID MZに標準装備される助手席シートバックポケットは、タブレットや雑誌など車の中で過ごす時間を充実させるアイテムを収納するのに適しています。
パーソナルテーブル
HYBRID MZに標準装備されるパーソナルテーブルには、ボトルホルダーが設置され、車内で軽食を楽しむためのサポートをしてくれます。パーソナルテーブルは折り畳み式で、使わない時にはコンパクトに格納する事ができます。
マルチインフォメーションディスプレイではアイドリングストップも調整
クロスビーが採用するマルチインフォメーションディスプレイでは、室内を心地良い状態にセッティングするだけではなく、アイドリングストップするタイミングを調整する事も可能です。
アイドリングストップをしている状態からエンジンを再始動するタイミングは、燃費を優先させるか、快適性を優先させるかなど3つのモードからセレクトする事ができます。
クロスビーの内装には子育てママをサポートする工夫がいっぱい
クロスビーの内装には、リヤドアポケットにメッシュ加工を施すなどアクティブユーザーの満足度を高めるための工夫が満載です。クロスビーは、アウトドアユーザーに特化した車と思われがちですが、実は子育てママをサポートする機能も充実している車です。
室内空間の落ち着いたカラーリングや、シートの撥水加工は子育てママにも魅力的です。パーソナルテーブルは、子どもに食事を与える際にも便利で、ベビーカーを立てたまま積む事ができるラゲッジスペースは、子育てシーンをサポートします。様々な機能が充実するクロスビーは、子育てママにとっても魅力的な車です!