シエンタのマイナーチェンジ

シエンタがマイナーチェンジでオートライト追加 安全装備が揃ったセーフティエディション2も

シエンタのマイナーチェンジ情報をまとめ。2021年6に行われたシエンタの一部改良はオートライトを標準化して特別仕様車を追加。以前の改良で5人乗りを追加し、安全装備の標準装備化やLEDヘッドライトを標準装備、快適性が増すシエンタの改良情報。

シエンタがマイナーチェンジでオートライト追加 安全装備が揃ったセーフティエディション2も

2017年8月に行われたシエンタのマイナーチェンジ内容

トヨタが販売する6~7人乗りのミニバン、シエンタが2017年8月1日にマイナーチェンジを行いました。そこで、変更される装備や追加される装備、ボディカラー、価格帯などを紹介します。

2015年7月に2代目が販売されたシエンタは、様々な使い方ができるスライドドアを採用したミニバンとして人気で、日本だけではなく香港・マカオ・インドネシア・台湾などでも販売しているグローバルカーです。

日本仕様は、2代目で全長が少し伸びましたが、全幅と全高は変わらず5ナンバーサイズを維持しています。8月1日に実施すると見られているシエンタのマイナーチェンジには、どのような内容が盛り込まれているのか、確認しておいてください。

Gグレードに特別仕様車Cueroが追加

シエンタCueroの内装ハイブリッドGの上級ファブリック

Gグレード追加される特別仕様車「G Cuero」は、上級ファブリックのシートから合皮と上級ファブリックのコンビシートになりました。

シエンタ特別仕様車「G Cuero」のコクピット新たに追加された特別仕様車「G Cuero」のコクピット

合皮といえど、最新の素材では本革にも負けない質感と耐久性を持ち、身体が触れる部分にはファブリック素材を使っているので、夏は涼しく冬は暖かい実用的なシートといえます。

シエンタの特別仕様車G Cueroのコンビシートファブリック×合皮のコンビシート

また、シートステッチ、ステアリングステッチ、本革巻きシフトノブステッチには、オレンジ色の糸が使われていて、ポップな印象を受けます。安全装備の「トヨタセーフティセンスC」は、全グレードメーカーオプションに設定されていますが、特別仕様車のG Cueroには、標準装備になりました。プリクラッシュセーフティシステムやレーンディパーチャーアラートなど3つの安全装備が備わっているので、家族旅行などのロングドライブにも安心して出かけられます。

シエンタのLED Bi-beamヘッドランプ

シエンタのハロゲンフォグランプ、LEDリヤコンビネーションランプ

他には、メーカーオプションに設定されている「LEDランプパッケージ」も標準装備され、ハロゲンランプからLEDランプに変わるだけでも視界が広がり夜間の運転もしやすくなります。

全14色のボディカラーがラインナップして新色も追加

シエンタのボディカラーは、モノトーンカラーとフレックスカラーを合わせた全14色の設定で、特別仕様車のG Cueroでは、「ホワイトパールクリスタルシャイン」「シルバーメタリック」「ブラックマイカ」「ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン」の他に新色の「クールボルドーガラスフレーク」が追加され全5色設定になっています。

クールボルドーガラスフレークのシエンタクールボルドーガラスフレーク(G Cuero専用色)

  • エアーイエローのシエンタエアーイエロー
  • グリーンマイカメタリックのシエンタグリーンマイカメタリック
  • レッドマイカメタリックのシエンタレッドマイカメタリック
  • ブルーメタリックのシエンタブルーメタリック
  • ホワイトパールクリスタルシャインのシエンタホワイトパールクリスタルシャイン
  • シルバーメタリックのシエンタシルバーメタリック
  • ブラックマイカのシエンタブラックマイカ
  • ヴィンテージブラウンパールクリスタルシャインのシエンタヴィンテージブラウンパールクリスタルシャイン
  • スーパーホワイト2のシエンタスーパーホワイト2(車いす仕様車のみ)
  • ブラックマイカ×ブルーメタリックのシエンタブラックマイカ×ブルーメタリック
  • ホワイトパールクリスタルシャイン×ブラウンパールのシエンタホワイトパールクリスタルシャイン×ブラウンパール
  • エアーイエロー×ブルーメタリックのシエンタエアーイエロー×ブルーメタリック
  • グリーンマイカメタリック×ブラウンパールのシエンタグリーンマイカメタリック×ブラウンパール
  • シルバーメタリック×ブルーメタリックのシエンタシルバーメタリック×ブルーメタリック

2017年マイナーチェンジ後シエンタの価格帯は1,689,709円から

シエンタの価格帯は168万~232万円で、特別仕様車のG Cueroの価格は211万、ハイブリッド仕様車は246万円からになりました。

2017年マイナーチェンジ後のシエンタ販売価格表
HYBRID G Cuero(7人乗り) 2,465,855円~
G Cuero(6・7人乗り) 2,116,327円~
HYBRID G(6・7人乗り) 2,329,855円~
HYBRID X(7人乗り) 2,226,763円~
G(5・6・7人乗り) 1,980,327円~
X(5・6・7人乗り) 1,816,363円~
X“Vパッケージ”(6・7人乗り) 1,689,709円~

2017年にマイナーチェンジが行われたシエンタの燃費は27.2km/L

田舎道を走るシエンタ

シエンタの燃費は、ハイブリッドG・Xグレードで27.2km/Lと、ライバル車であるホンダのフリードハイブリッドと同じ燃費です。エンジンなどに改良を加えて燃費は0.8km/Lアップの28.0km/Lになると予想されていましたが、現行と変わらない27.2km/Lになっています。

実燃費では現行のシエンタと変わりない数値ですが、ライバル車との比較によりシエンタのほうが燃費もいいと思ってもらえるので、販売台数増加にもつながると思います。

シエンタは安全装備が更新されより安心して走ることができるファミリーカーへ進化

シエンタ

2018年9月11日のマイナーチェンジでは、トヨタセーフティセンスのアップデート・クールボルドーガラスフレークを標準車でも選択できる・フロントフェイスのリフトアップなどが行われました。

2017年8月1日のマイナーチェンジではGグレードをベースとした「G Cuero」が追加され、合皮と上級ファブリックのコンビシートが採用、新色の「クールボルドーガラスフレーク」が追加されました。
燃費の向上などはありませんでしたが、ライバル車のフリードに負けず劣らずの27.2km/Lを記録しているので、ミニバンの中では燃費1位を守っています。1回の給油で長く走れることは家族でレジャーへ出かける人には嬉しいポイントですし、今後の進化に期待したい1台です。