カローラスポーツのモデルチェンジ

カローラスポーツがモデルチェンジで第5世代THS2に変更・フロントフェイスも刷新

カローラスポーツはクラウンと並ぶトヨタでは初代となるコネクティッドカーです。2018年6月26日に発表・発売された新型カローラスポーツのエクステリアやインテリア、車両価格や燃費、注目の車載通信機DCMやLINEマイカーアカウントなどのコネクティッド機能を紹介します。

カローラスポーツがモデルチェンジで第5世代THS2に変更・フロントフェイスも刷新

新型カローラスポーツは第2世代Toyota Safety Senseを搭載

新型カローラスポーツは、北米市場に投入されるカローラとしては初めて、第2世代型予防安全パッケージ「Toyota Safety Sense」を標準搭載します。

第2世代型予防安全パッケージの特徴は、歩行者検知機能は昼間だけではなく夜間も発動されること、昼間においては自転車検知機能システムが作動することです。

第2世代で新たにパッケージングされる安全システムは、レーダークルーズコントロール発動時に車線維持に必要となる運転操作をアシストする「レーントレーシングアシスト(LTA)」、車載カメラの映像を介して認識された、道路標識を見落とさないようにディスプレイに表示する「ロードサインアシスト(RSA)」です。

第2世代では、衝突回避支援あるいは被害を軽減できる「プリクラッシュセーフティシステム」、先行車を追従する「レーダークルーズコントロール」の性能面もアップさせます。
新型カローラスポーツは、第2世代型予防安全パッケージを標準装備して、安全性を飛躍させます。

カローラスポーツのグレードは3種類!おすすめは中間グレードのGとなるか

トヨタから2018年夏の販売が予定されているカローラスポーツには、3つのグレードが設定されていて最上級グレードのGZ・中間グレードのG・標準グレードのGXがあります。

GZには18インチタイヤとホイールが装備され、Gグレードには16インチタイヤとホイールが装備されています。そのほかにもエクステリアの違いなどがあり、GZとGグレードでは正面からの見た目やリアビューの違いがあります。さっそく、カローラスポーツのグレードの違いや価格帯をチェックしていきましょう。

カローラスポーツのGZグレードは最上級で18インチタイヤを装備してリアマフラーガーニッシュも搭載したカッコいいグレード

カローラスポーツXSEのエクステリア画像は北米仕様のカローラスポーツXSE

カローラスポーツのGZグレードは北米仕様のカローラスポーツに近いイメージで、日本仕様ではフロントのエンブレムはトヨタマークではなくカローラのマークに変わっています。フロントグリル周りにはメッキガーニッシュが施され、内側にはフロントフォグランプも装備されています。

カローラスポーツXSEのサイドビュー軽やかさを感じる流線形のスタイル

GZグレードのサイドイメージはホットハッチらしい流線形を描いていて5つのブロックに分かれたデザインの18インチアルミホイールを装着しています。タイヤサイズは「225/40R18」の低偏平タイヤでスポーティな印象を与えてくれます。

カローラスポーツXSEのリヤビュー日本仕様では「カローラスポーツ」か「ハイブリッド」のエンブレムに変更されると考えられる

また、日本仕様ではサイドウィンドウ上部にメッキモールが装着されるともいわれていて、リアビューではバンパー横に細長くリフレクターが取りつけられていて、ナンバー下にはマフラーフィニッシャー風のガーニッシュが取りつけられていて、とてもスポーティな見た目です。北米仕様では「XSE」などのグレードのエンブレムが貼り付けられていますが、日本仕様では車名エンブレムやハイブリッドエンブレムのみになると考えられます。

カローラスポーツ・GZグレードの価格帯
FF・6MT 2,386,800円
FF・CVT 2,419,200円
4WD・CVT 2,613,600円
FF・CVT(ハイブリッド) 2,689,200円

6速マニュアルを搭載したグレードはFFの2WDのみで、CVTのオートマ車は2WDと4WDが設定されていて、価格差は226,800円になっています。ハイブリッドモデルは2WDのみで価格は268万円となり最も高い設定になっています。

カローラスポーツのGグレードは中間グレードで16インチタイヤを装備しヘッドライトのデザインが異なる

北米仕様のカローラスポーツSE北米仕様のカローラスポーツSEが中間グレードのイメージに近い

カローラスポーツの中間グレードであるGは、グリル開口部周りのメッキガーニッシュやフォグランプが装備されておらず、とてもシンプルな仕上がりになっています。日本仕様のヘッドライトはGZグレードと違いプロジェクタータイプではなくなっていて、リフレクタータイプのLEDヘッドライトになっています。

ホイールも16インチのアルミホイールになりシルバーの5本スポークデザインになっていて、シンプルなデザインです。装着しているタイヤは「205/55R16」で、偏平率も標準的なものですので乗り心地もよくなっていると考えられます。

日本仕様のカローラスポーツのリヤビュー日本仕様では一体感のあるカラードバンパーを採用

北米仕様ではマフラーフィニッシャー風ガーニッシュが装着されていますが、日本仕様ではメッキ部分が省略されていてカラードバンパーになっています。エンブレムもターボモデルでは「カローラ」の車名エンブレムのみですのでとてもスッキリした見た目です。

Gグレードは全体的にGZグレードで装着されていたメッキパーツなどを省いたシンプルな構成になっていて、タイヤも16インチの55パーセント偏平率のタイヤを装着しているのでコストパフォーマンスもよくなっています。カローラスポーツでも燃費や乗り心地を重視し、ある程度の快適装備が欲しい人にピッタリのグレードです。

カローラスポーツ・Gグレードの価格帯
FF・6MT 2,224,800円
FF・CVT 2,257,200円
4WD・CVT 2,451,600円
FF・CVT(ハイブリッド) 2,527,200円

Gグレードの価格帯はターボ車が222万円から245万円、ハイブリッドモデルは252万円となっています。Gグレードでもターボ車の価格差は226,800円になっていることがわかります。

カローラスポーツのGXグレードは最小限の装備で営業車向けのグレードか

カローラスポーツの標準グレードであるGXでは、Gのエクステリアに15インチスチールホイールやマニュアルエアコンなど、営業車や最も良いコストパフォーマンスを求めるかたにおすすめしたいグレードです。Gグレードとエクステリアはほぼ変わらないと考えられますが、ウィンドウ上部のメッキパーツは省略されるなど飾らない魅力があるグレードです。

プッシュスタートシステムやフルオートエアコンなど快適性は増しましたが、エンジンをかける時はボタンを押すだけで味気ない、やっぱりカギをグリッと回してエンジンをかけたい、エアコンはツマミを回して調整したいなどの、オーナーの好みを叶えてくれるグレードです。

カローラスポーツ・GXグレードの価格帯
FF・6MT 2,106,000円
FF・CVT 2,138,400円
4WD・CVT 2,332,800円
FF・CVT(ハイブリッド) 2,419,200円

カローラスポーツのグレード選びは中間グレードのGがおすすめ

カローラスポーツのグレード選びは、手頃な価格帯でありながら快適装備などが充実している中間グレードのGがおすすめです。LEDヘッドライトなどの装備がつき4WDモデルでも245万円の価格帯を実現しています。

最上級グレードのGZではタイヤが18インチの40パーセント偏平になり新品タイヤ交換のコストも高くなりますし、ハイブリッドモデルでは車両価格だけで268万円になります。オプションをつけると300万円を超えると考えられ、少し高額なイメージになります。

「カローラ」と聞くと年配の人が乗るイメージがあり、若返りをはかるためにもスポーティなカローラスポーツは20代男性をターゲットに作られていると考えられます。新車で購入するときは、後悔しないようぜひとも慎重にグレードやオプションを選んでください。

カローラスポーツの純正エアロパーツであるモデリスタやTRDも用意

カローラスポーツのエアロパーツ新型カローラスポーツを個性的にするかっこいいエアロパーツ

カローラスポーツ モデリスタのパーツ構成

  • モデリスタエアロキット
  • ヘッドライトガーニッシュ
  • サイドドアガーニッシュ
  • ドアハンドルガーニッシュ
  • バックドアガーニッシュ
  • バックドアエアロプレート
  • LEDライセンスランプ

カローラスポーツ TRDのパーツ構成

  • TRDエアロパーツセット
  • リヤルーフスポイラー

トヨタの純正パーツメーカーであるモデリスタやTRDからもカローラスポーツ用のエアロパーツが同日に販売されました。標準バンパーでも押しの強いスタイリングですが、モデリスタはスポーティさに上品さを加えたスタイリングに、TRDではさらにスポーティな見た目にできます。

2018年6月26日に世界で最も売れている車カローラに新型ハッチバックのカローラスポーツが登場

カローラスポーツ

カローラは世界で最も売れている「グローバルベストセラーカー」です。カローラは、1966年に発売をスタートしてから50年以上も進化を続け、世界累計販売台数は4,500万台を超える車です。セダン・ワゴン・ハッチバックのカローラはシリーズ合計の世界年間販売台数は120万台を超えます。

そんなカローラに、さらなる販売台数アップを期待させる新型モデルが加わります。日本市場に投入されるモデルでは、ボディサイズ等で変更が行われるのかについて注目が集まります。また、車の名称が各メディアで取り上げられているように「カローラスポーツ」に決定され発売されることになりました。

新型エンジンなどを搭載し、第2世代予防安全パッケージを標準装備するカローラスポーツは、ユーザーの購買意欲を大いに刺激する車です。2018年6月26日、そんな魅力を持った世界の大衆車カローラに新型モデルが登場します。