スバル・ヴィジヴ パフォーマンス

ヴィジヴ パフォーマンス~東京モーターショー2017で世界初公開

スバルのコンセプトカー「ヴィジヴ パフォーマンス」は、2017年10月27日~11月5日まで開催される東京モーターショーで世界初公開されます。プレスリリースで公開されたティーザー画像から読み解けるエクステリアの魅力や、ヴィジヴのネーミングの由来なども紹介します。

ヴィジヴ パフォーマンス~東京モーターショー2017で世界初公開

ヴィジヴ パフォーマンスが2017東京モーターショーで世界初公開

スバルは、2017年10月27日~11月5日まで開催される東京モーターショー2017で「SUBARU VIZIV PERFORMANCE CONCEPT(ヴィジヴ パフォーマンス)」を世界初公開します。

2017年4月に富士重工業からスバルへと社名を変えてから、初めて迎える東京モーターショーの今回のテーマは「New SUBARU STORY~モノをつくる会社から、笑顔をつくる会社へ~」です。スバルブースには、ヴィジヴ パフォーマンス以外にも、S208やIMPREZA FUTURE SPORT CONCEPTなどのコンセプトカーも出展されます。

今回は、2017年9月25日に公開されたヴィジヴ パフォーマンスのティーザー画像からエクステリアの特徴を読み解くとともに、ヴィジヴのネーミングの由来やどのような機能性を持つ車なのかについて掘り下げます。

ヴィジヴ パフォーマンスコンセプトのエクステリア

東京モーターショー2017で公開されるスバルのヴィジヴ パフォーマンスコンセプト

2017年9月25日に、スバルは東京ビッグサイトにて開催される東京モーターショーに出展する車の概要の公式発表を行いました。「SUBRA BRZ STI Sport」「レガシィ アウトバック Limited Smart Edition」
「SUBARU XV FUN ADVENTURE CONCEPT」などの車画像が居並ぶ中、一際目立っているのはヴィジヴ パフォーマンスです。

全体像をオブラートに包み込む事で想像力をかきたてるティーザー画像の手法を取っているという理由もありますが、スバル共通のデザインフィロソフィーである「DYNAMIC×SOLID」のコンセプトがブリスターフェンダーの躍動感から伝わってきます。

ヴィジヴ パフォーマンスはスポーツセダンタイプの車です。その個性を発揮するために、空気抗力のさらなる低減が予想される滑らかな曲線を描くボディラインは印象的です。

フロント部分では、ブリスターフェンダーの膨らみを活かすためにヘッドライトはワイドタイプのパーツを使用します。フロントグリルのエッジ部分が光輝いているのが印象的で、ドアミラーのデザインは特徴的です。

ティーザー画像なのでその全貌はベールに包まれていますが、どんな車なのだろうと想像する楽しみがあります。

ヴィジヴ パフォーマンスは運転を楽しみたくなる車

ヴィジヴ パフォーマンスコンセプトのサイドビュー

ヴィジヴはVision for Innovation(革新のための未来像)という英語をルーツとする造語です。ヴィジヴと名が付けられているコンセプトカーは、ヴィジヴ パフォーマンスが初めてではありません。

スバルがヴィジヴというネーミングのコンセプトカーを初めて出展したのは、2013年に開催されたジュネーブモーターショーです。それ以降、スバルは世界的認知度が高いモーターショーに合わせて、スタイルとテーマを変えたヴィジヴと名のつくコンセプトカーを出展してきました。

東京モーターショー2017に出展されるヴィジヴ パフォーマンスは、SUBARU独自の運転支援システム・アイサイトを中心にすえ更に進化した運転支援技術を搭載、運転を積極的に楽しみたくなるような車の将来像を提示します。

ヴィジヴ パフォーマンスは自動運転化時代でも走る喜びを与えてくれる車

VIZIV

東京モーターショー2017でスバルブースの目玉となるのは、ヴィジヴ パフォーマンスといっても過言はありません。ヴィジヴの車名を意味する「革新のための未来像」は、自動運転化が進んで人に変わって人工知能(AI)が車を運転するのがあたりまえとなる時代に向けて、深い意味合いを持つ言葉です。

車を運転する喜び・楽しみをユーザーに体感してもらう事をコンセプトに掲げ車の開発を進めているスバルにとっては、自動運転化時代の到来は決して手放しで喜べません。

スバルはユーザーに車を運転する楽しみを実感してもらうために、水平対向エンジンにこだわり続けています。そんなスバルだからこそ、自動運転化時代が到来してAIが車を運転するような時代となっても、人が車を運転する事の楽しみを与えてくれるはずです。