新型ヴェルファイアのマイナーチェンジ情報

新型ヴェルファイアはマイナーチェンジでセーフティセンスPを搭載

ヴェルファイアのマイナーチェンジが2017年の10月頃に行われます。新型モデルには、レーダークルーズコントロールなどがパッケージングされたトヨタセーフティセンスPが搭載され安全性が大幅に強化されます。マイナーチェンジ後の販売価格、インテリアやエクステリアの変化についての予想を行いました。

新型ヴェルファイアはマイナーチェンジでセーフティセンスPを搭載

新型ヴェルファイアが2017年10月マイナーチェンジ

ヴェルファイアのマイナーチェンジ車が、2017年10月に開催される東京モーターショーにて披露される見通しです。2015年のフルモデルチェンジが行われてから、初のマイナーチェンジとなる今回の改良点のアピールポイントは、先進の安全システムであるトヨタセーフティセンスPの導入です。

トヨタは2017年にリリースしたモデルチェンジ車に対しては積極的に先進の安全支援システムを取り入れています。

ヴェルファイアはアルファードの兄弟車

ヴェルファイアのエクステリア

ヴェルファイアは、トヨタが製造・販売を行うLLクラスのミニバンです。ヴェルファイアはラグジュアリータイプのミニバンであるアルファードの兄弟車です。

初代ヴェルファイアは、アルファードのフルモデルチェンジを機に、ネッツ店から販売されていたアルファードVの後継車種として2008年5月に販売を開始しました。

上品で洗練された雰囲気が特徴であるアルファードとの差別化を図るため、ヴェルファイアではエクステリアで「アグレッシブ」「力強さ」「若々しさ」を表現しました。

2011年の9月に行われたマイナーチェンジでは、エンジン音や振動数を最小限に抑制させ優れた静粛性を実現したエンジンと、E-Four:電気式4輪駆動を組み合わせたハイブリッドカーである「ハイブリッドX」「ハイブリッドV」などの車種を登場させました。

2015年の1月に兄弟車のアルファードとともにフルモデルチェンジが行われた2代目モデルでは、フロント部分には、上下2段のヘッドランプの特徴を際立出せる縦幅の広いメッキ加工を施しているグリルを採用するなどして、エクステリアの魅力を高めました。

トヨタのセーフティセンスPを搭載することで安全性能が大幅に強化

今回のヴェルファイアのマイナーチェンジの目玉は、先進の衝突回避支援パッケージであるトヨタセーフティセンスPを搭載して安全性を大幅に強化する事です。

トヨタセーフティセンスPのレーダー

トヨタセーフティセンスPでは、ミリ波レーダーと単眼カメラを用いてドライバーの死角となりうる場所の安全確認を行って、警戒音を発したり・自動でブレーキを発動させたりするなどのシステムを備えます。

ミリ波レーダーは遠くにいる車の状況を調べるのに有効で、雨や霧などの天候不順の影響を受けにくいのが特徴です。一方の単眼カメラは対象物の認識に有効で、車だけではなく白線、対向車のランプ歩行者の識別にも機能性を発揮します。異なるタイプの2種類のセンサーを使用することで、トヨタセーフティセンスPでは信頼のおける安全システムを構築する事が可能となります。

トヨタセーフティセンスPには、以下の衝突支援システムがパッケージングされています。

プリクラッシュセーフティシステム

先行者や歩行者との衝突の可能性があれば、警戒音を鳴らすまたはディスプレイ上で危険を知らせる。あるいは、自動的にブレーキを発動させて衝突の回避や衝突の被害を最小限にさせる。

レーンディパーチャーアラート

トヨタのレーンディパーチャーアラート

ドライバーがウインカー操作を行わっていないにもかかわらず、走行車線からはみ出してしまった場合に危険性をブザーやディスプレイ表示で知らせる。車線を維持できるようにステアリング操作を行う場合もある。

オートマチックハイビーム

トヨタのオートマチックハイビーム

単眼カメラで周囲の状況や対向車がヘッドライトを付けているのかを確認する。ハイビームでの走行が可能であると判断すればハイビームのままで走行、ハイビームの点灯が先行車や対向車の走行に迷惑がかかると判断すれば自動的にロービームに切り換える。

レーダークルーズコントロール

車を一定速度のまま運転するのに役立つ機能である。先行車との車間距離を維持するのをサポートしてくれるシステムでもある。

マイナーチェンジ車はハリアーのシーケンシャルターンランプを装備

マイナーチェンジ前のヴェルファイアのエクステリア

※現行モデルのエクステリアです

今回のマイナーチェンジでは大幅なエクステリアのチェンジは見られないと予想します。2015年1月に行われたフルモデルチェンジから、それほど時間も経過していませんし、現モデルのエクステリアには好意的な意見が多いからです。

エクステリアの変化であり得るとしたら、フロントグリルを新たなデザインにする・グリルの塗装面の光沢感をアップさせることです。

その他には、ハリアーなどで採用している外側へ流れるようにLEDランプが次々と点滅していくウインカーとしても優れているLEDシーケンシャルターンランプ導入の可能性もあります。

新型ハリアーのヘッドライト

またスマートキーを持つオーナーが車に近づくと、ドアミラーの下に光を照らして車名のロゴを表示されるハリアーで好評の「ウェルカムランプ」をヴェルファイアでも装備するとの噂もあります。

新型ハリアーのウェルカムランプ

ヴェルファイアのマイナーチェンジ後のインテリア

現行ヴェルファイアの内装

※現行モデルのインテリア

ミニバンといえば「ファミリーカー」・「大衆車」としてのイメージが先行しがちです。しかし、ラグジュアリータイプのミニバンであるヴェルファイアのインテリアは、現行モデルでも十分に室内装備が整っていて・上質で格調の高いラグジュアリーな空間です

ヴェルファイアの内装はレクサスに引けを取らない豪華な装いで、VIPな方々が利用するミニバンとしても有名です。マイナーチェンジによってアルファードの魅力である、助手席スーパーロングスライドシートなどの室内装備の機能性がさらに増すと予想します。

ヴェルファイアには、エスティマで採用されている電動床下格納付サードシートを搭載する可能性もあります。3列目シートをボタン操作で簡単に床下に収納できて、乗車人数が多い時には3列目も簡単に利用できれば、ヴェルファイアの車としての魅力が高まります。

ハリアーに搭載された2.0Lターボエンジンを搭載か!

ヴェルファイアには、2017年のモデルチェンジを機にハリアーに導入された2.0Lターボエンジンの搭載が噂されます。

ハリアーのターボ車のエンジンスペック
型式 8AR-FTS
総排気量 1.998(L)
使用燃料 プレミアムガソリン
最高出力 170/5,200~5,600(kW/ rpm)
最大トルク 350/1,650~4,000(kW/ rpm)
燃料供給装置 EFI(電子制御式燃料噴射装置)

ただ、オリンピックイヤーの2020年に噂される次回のフルモデルチェンジまではエンジン性能のグレードアップは待たせるという戦略もあります。

ハイブッドモデルのシステムには、新型カムリに搭載されている新開発の2.5L直列4気筒ハイブリッド用ダイナミックフォースエンジン+THS2が導入される見込みが高いです。ダイナミックフォースエンジンは、TNGA(Toyota New Global Architecture)のもとで開発された優れた走行安定性と高い環境性能を実現したパワートレーンです

マイナーチェンジ後ヴェルファイアの販売価格は現行モデルに15万円ほどプラスか

マイナーチェンジ後のヴェルファイアの販売価格は、現行モデルに15万円ほどプラスされると予想します。その根拠は、先進の安全支援パッケージであるトヨタセーフティセンスPが搭載されればそのくらいの価格の上昇が見込まれるからです。

もしも、今回のマイナーチェンジで2.0Lターボエンジンが搭載されれば、販売価格の更なるアップは確実です。

グレード メーカー希望小売価格
HYBRID Executive Lounge 7,036,691円
Executive Lounge [3.5L] 6,522,218円~
HYBRID ZR“G EDITION” 5,501,127円
HYBRID ZR 4,860,000円~
HYBRID V“L EDITION” 5,356,800円
HYBRID V 4,775,563円
HYBRID X 4,113,818円~
ZA“G EDITION”[3.5L] 4,585,091円
Z“G EDITION”[2.5L] 4,173,709円
ZA[3.5L] 4,145,237円~
Z“A EDITION”[2.5L] 3,754,473円~
Z[2.5L] 3,537,491円~
VL[3.5L] 4,349,000円~
V[2.5L] 3,953,782円~
X[2.5L] 3,197,782円~

ヴェルファイアのライバルはホンダのフリードや日産のセレナ

下記の表は2017年3月の国内のミニバンの新車販売台数の売上トップ5を示しています。1位のホンダ・フリード・2位の日産セレナを、ヴェルファイアと比較すれば車体のサイズやラグジュアリーモデルのミニバンではないため、直接的なライバル関係とは言えないかもしれません。

しかし、フリードもセレナも2017年の3月においてはヴェルファイアの倍近くを販売しているため、ミニバン市場で熾烈なシェア争いを繰り広げているライバル車として捉えても差支えがありません。

2017年3月ミニバン新車販売台数トップ5
順位・車名 月間販売台数
1位 ホンダ・フリード 14,799台
2位 日産・セレナ 14,577台
3位 トヨタ・シエンタ 13,336台
4位 トヨタ・ヴォクシー 10,831台
5位 トヨタ・ヴェルファイア 6,538台

ヴェルファイアのライバルであるホンダ・フリード

※ホンダ・フリードのイメージ画像です

ヴェルファイアのライバルである日産セレナ

※日産・セレナのイメージ画像です

ヴェルファイア・アルファード連合で「フリード」や「セレナ」の販売台数を超える事ができるか!

ヴェルファイアのマイナーチェンジは2017年の10月頃に行われます。時期を合わせて兄弟車であるアルファードのマイナーチェンジ車も販売されます。現状では、ヴェルファイアの販売台数とアルファードの販売台数を合計してもフリードやセレナの販売台数以下です。ラグジュアリータイプのミニバンであるため仕方がない側面もありますが、今回行わるマイナーチェンジでヴェルファイアの販売台数とアルファードの販売台数の合計がフリードやセレナの販売台数を超える事ができるのかに注目が集まります。