T-Rocは2018年に日本で発売

新型T-Rocの日本での発売は2018年~内外装の魅力などを徹底紹介

T-RocはVWブランドでは、初のラインナップとなるコンパクトSUVです。2018年中に日本で発売される同車はツートンカラーやフロントグリルが印象的で、ディスプレイの視認性が高いなどシステム面が充実したインテリア、オールイン・セーフティの考えのものと安全性が充実した車の特徴をさらに掘り下げます。

新型T-Rocの日本での発売は2018年~内外装の魅力などを徹底紹介

フォルクスワーゲン初のコンパクトSUV「T-Roc」が2017年11月に欧州で先行発売

ヨーロッパ最大の自動車グループであるVW(フォルクスワーゲン)は、2017年11月にコンパクトSUV「T-Roc」をヨーロッパ諸国で先行発売しました。

同車は、2014年のジュネーブモーターショーで発表された「T-Rocコンセプト」の市販モデルとなります。T-Rocはゴルフをベース車両とし、グループ企業であるアウディQ2と同じ新世代モジュラープラットフォームである「MQB」で開発が行われます。

T-Rocの車名は、フォルクスワーゲン・ブランドのSUV「トゥアレグ」「ティグアン」「テラモン」の頭文字であるTをVWシリーズのSUVとして統一感を与えるために採用し、Rocは英語のRockからとっています。そんなT-Rocは従来のSUVのイメージにとらわれない車を目指します。

2018年内に日本での発売が予定される「T-Roc」のエクステリアやインテリアの魅力、充実した安全性能などについても特徴を紹介します!

T-Rocのエクステリア

新型T-Rocのエクステリア

T-Rocでは、VWブランドのSUVでは初めてツートンカラーを採用します。フロント及びサイドボディのカラーとルーフ部とのカラーの違いは、街中でスタイリッシュに輝く個性をもたらします。

ルーフ部だけではなくAピラーとドアミラーの上部にもツートンカラーを施すことが可能となるので、トータルデザインに深みが増していきます。

フロントグリルは上部と下部を、クローム加飾を施したパーツで仕切り上部は水平基調の構造、下部はハニカム構造のデザインを採用したことで、多面的な魅力が備わりました。

バンパーの左右にはデイタイムランニングランプなど特徴的なフロントグリルと協調し合うデザインを取り入れます。

新型T-Rocのサイドビュー

各ピラーの上部にはメタル調パーツを設置することで、ルーフが一層引き立てられます。ホイールの立体構造とサイドボディの凹凸面のデザインの相乗効果により、車体の躍動感はスケールアップしています。

新型T-Rocのリヤビュー

リヤのデザインは、SUVにありがちな単調性はなく、テールランプやブレーキランプといった構成するパーツの一つ一つが洗練されています。

ラゲッジルームは445Lのスペースを確保、リヤシートにアレンジを加えれば1,290L近くもの荷物を積むことが可能となる積載能力は、コンパクトSUVでは最大クラスです。

T-Rocのインテリア

新型T-Rocの内装

T-Rocの室内空間で目立つのは、やはりボディカラーと色調を合わせたインパネ周辺やセンターコンソールを彩る色鮮やかなブルーカラーです。

T-Rocではシステム面も充実し、新型ゴルフと同じくデジタルメーターやワイドサイズ液晶パネルが自慢のインフォテインメントシステム導入し、デジタル世代の若い層の購買意欲を刺激します。

インフォテインメントシステムはActive Info Display(アクティブインフォディスプレイ)と連携させることで、車とコミュニケーションをしているような臨場感のある対話型コックピットを体感する事ができます。

また、ネット環境を利用してフォルクスワーゲンカーネットとつながることで、多種多様なオンラインサービスを受けることができます。

新型T-Rocの後席

シートのセンター部には抜群の差し色となるブルーカラーがステッチ加工されています。シートのクッション性はアクティブユーザーの期待に応えています。

T-Rocのボディサイズやパワートレインを紹介

T-Rocのボディサイズや、ガソリンエンジン搭載モデルやディーゼルエンジン搭載モデルのパワートレインを紹介します。

ボディサイズ
全長 4,234mm
全幅 1,819 mm
全高 1,573 mm
ホイールベース 2,603 mm
ガソリンエンジン
1.0 TSI 1.5 TSI
エンジン 直列3気筒DOHCターボ 直列4気筒DOHCターボ
排気量 1.0L 1.5L
最高出力 85kW/5,000~5,500rpm 110kW/ 5000~6000rpm
最大トルク 200Nm/2000~3,500rpm 250Nm/1500~3500rpm
トランスミッション 7速DSG 7速DSG
駆動方式 FF 4WD
使用燃料 ハイオク ハイオク
ディーゼルエンジン
1.6 TDI GTD
エンジン 直列4気筒ディーゼルターボ 直列4気筒ディーゼルターボ
排気量 1.6L 2.0L
最高出力 85kW/3,250~4,000rpm 135kW/ 5000~6000rpm
最大トルク 250Nm/1,500~3,200rpm 380Nm/1,750~3,250rpm
トランスミッション 7速DSG 7速DSG
駆動方式 FF 4WD
使用燃料 軽油 軽油

T-Rocもオールイン・セーフティの考えもと安全面が充実

フォルクスワーゲンは、自社の車の安全性を高めるためにオールイン・セーフティをコンセプトに掲げています。

オールイン・セーフティの考えを実現するために、「予防安全」「衝突安全」「二次被害防止」につながる安全システムである衝突回避ブレーキ・レーンキープアシスト・アダプティブクルーズコントロールなどを装備させます。

T-Rocではそれらの安全システムに加えて、オプション設定でブレーキ機能付きパークアシストやリアビューリバーシングカメラ等を追加することができ、安全性をさらに高めることができます。

アウトドアを楽しむことが多いSUVユーザーにとって、安全性が充実しているT-Rocは魅力的な一台です。

T-Rocの日本での販売価格は300万円をきると予想

T-Rocが先行販売されたヨーロッパでの販売価格はおよそ2万ユーロです。1ユーロ130円で計算すれば日本円では260万円となります。

2018年中にはラインナップされるT-Rocの日本での販売価格は300万円をきると予想します。VWブランドのミドルクラスSUV「ティグアン」は360万円からなので価格面での差別化をはかるため、同一のプラットフォームで製造されたVWグループのアウディ「Q2」のベーシックタイプは、日本での販売価格が300万円をきっていることが予想の根拠です。

日本では、トヨタのC-HRやホンダのヴェゼルといったコンパクトSUV市場には強力なライバル車が多いため、価格インパクトを与える必要があります。

T-Rocのスポーツグレード「R-Line」は人気グレードとなる

新型T-Rocのフロントビュー

2017年9月に行われたフランクフルトモーターショーでは、T-Rocのスポーツグレード「R-Line」が世界初披露されました。

T-Rocをベースとしながらも、ステアリングやペダル等をスポーツ仕様にしてスポーティーな魅力を高めるなどする「R-Line」には、アクティブユーザーの購買意欲を刺激できるため魅力が備わっているため、人気グレードとなる可能性を十分に秘めています。

T-Rocの発売により世界のSUV市場はさらに拡大する

2016年に世界で販売された新車は8,400万台ほどです。車のタイプ別に分けるとSUVはその3割を占め2,400万台をこえる販売台数を誇ります。

世界的で拡大するSUV市場を見据えて、これまで消極的であったロールスロイスやランボルギーニもSUVをラインナップします。

SUVの中でも、人気が高いのは各自動車メーカーが力を入れるコンパクトSUVです。2016年に世界で最も売れたSUVは、ベンツのコンパクトタイプのGLAであったことはその事実を裏付けます。

2017年11月にヨーロッパ各国で先行販売され、2018年に日本を始め販売する国々を増やしていく「T-Roc」は、GLAを脅かす存在となりうる魅力的な車です。

優れた機敏性・ツートンカラーの街中に映えるデザイン・スポーツグレード「R-Line」などT-Rocは勾配意欲を刺激する要素が満載の車です。そんなT-Rocが発売されることでSUV市場はさらに拡大していきます!