スペーシアがフルモデルチェンジ

スズキ スペーシアが2018年1月にフルモデルチェンジ

スズキ スペーシアが2018年1月にフルモデルチェンジされます。軽ハイトワゴンの市場でライバル関係にあるホンダのN-BOXやダイハツのタントに販売台数において先行を許す現状を打破するため、改良された内外装やさらに充実した安全性や燃費、車両重量等のスペックや販売価格について予想も交えて紹介。

スズキ スペーシアが2018年1月にフルモデルチェンジ

スズキ スペーシアが2018年1月にフルモデルチェンジ

スズキの軽ハイトワゴンのスペーシアが2018年1月頃にフルモデルチェンジされます。現行モデルでも、ライバル車であるホンダ・N-BOXやダイハツ・タントよりも低燃費を実現し、高い安全性を誇っているのに、販売台数が低調気味のスペーシアはフルモデルチェンジで巻き返しを狙います。

普通車からの乗り換えユーザーも多い軽ハイトワゴンの中でも顧客満足度の高いスペーシアの新型モデルのエクステリアやインテリアの特徴、販売価格や車両重量等のスペックを予想も交えて紹介します!

スズキ スペーシアはこんな車

スズキのスペーシアは、2013年3月にパレットの後継モデルとしてデビューしました。スペーシアはパレットからCVTトランスミッションや両側スライドドアを受け継ぎ、軽ハイトワゴンではクラストップレベルの低燃費32.0km/Lをクリア、ステレオカメラ方式のデュアルカメラブレーキサポートを搭載し高い安全性を誇る車です。

2013年には日本カー・オブ・ザ・イヤーの「スモールモビリティ部門賞」を受賞するなどして高い評価を受けました。派生モデルにはスペーシア・カスタム、スペーシア・カスタムZといった個性的なラインナップが揃います。

ここ数年は、ライバル車であるホンダ・N-BOXやダイハツ・タントの勢いに押される形となっています。フルモデルチェンジをきっかけとして、かつての勢いを取り戻せるのかに注目が集まります。

新型スペーシアのエクステリア

東京モーターショーに2017に「スペーシア コンセプト」と「スペーシア カスタム コンセプト」が出展されました。どちらの車両も新型スペ―シアとは関連性が深いコンセプトカーです。

スペーシア コンセプトのエクステリア

※スペーシア コンセプト

スペーシア コンセプトは「わくわく」「楽しさ」を詰め込んだ新スタイルの軽ハイトワゴンを目指します。内外装はスーツケースを意識してデザインされました!

そのため、ルーフに設置されたアクセサリーがスーツケースの持ち手のようでオシャレで特徴的です。フロントマスクは角丸基調で、ヘッドライトがワイドサイズであるため全体的な可愛らしさが引き立っています。

室内スペースは低床フロアで広く、後席は両側ともにスライドドアを採用します。

スペーシア カスタム コンセプトのエクステリア

※スペーシア カスタム コンセプト

スペーシア カスタム コンセプトのフロントグリルはトヨタのアルファードのような大型フロントメッキグリルを採用します。

アイライン調のポジションランプとヘッドライトがフロントグリルと組み合わされる事で、フロントマスクに威厳と存在感がうまれます。パンパー下にLEDで装飾させることでラグジュアリー感が付け加わっています。

新型スペーシアのインテリア

スペーシア コンセプトの内装

※スペーシア コンセプトのインテリア

新型スペーシアのインテリアは、コンセプトカーと比較して大きな変更点はないと思われます。

ボディカラーと合わせたダッシュボードのカラーリングは室内に清潔感をもたらします。シートのデニムカラーとの組み合わせは抜群で、ステッチにもこだわりを持つデザインによってオシャレ度がアップします。

現行モデルでは、全車にシートヒーターやリヤヒーターダクト等の暖房設備が整っていて、寒い日でもドライブを楽しむ事が出来ます。新型スペーシアでは、そんな魅力的な暖房設備がグレードアップします。

スペーシア カスタム コンセプトの内装

※スペーシア カスタム コンセプトのインテリア

カスタムモデルのインテリアは、男性受け抜群のシックなブラックカラーを基調としたデザインが、シートやダッシュボード等の各パーツに施されていて統一感があります

ロールサンシェードやプレミアムUV・IRカットガラスを備える事で、日差しが強い日であってもドライブに出かけられる機能性は、アクティブユーザーにとって大いに魅力的です。

現行モデルの新車販売台数をライバル車と比較

スペーシアは、2013年に発売された軽ハイトワゴンです。同市場には、ホンダ・N-BOXやダイハツ・タントといった強力なライバルがいます。ここ数年の新車販売台数は、ライバルに遠く及んでいないのが現状です。

スペーシアは高い燃費性能や魅力的な室内スペース、軽では初となるステレオカメラを利用した衝突軽減システム「デュアルカメラブレーキサポート」といった比較優位性がありますが、タントの「ミラクルドア」やN-BOXの助手席スーパースライドシート・シートアレンジ等と比較すれば、優位性の知名度は低く販売台数的には、ライバルに先行を許すかたちとなっています。

2015年度新車販売台数 2016年度新車販売台数
ホンダ N-BOX 184,920台 192,369台
ダイハツ タント 157,756台 148,727台
スズキ スペーシア 79,375台 92,711台

アクティブドライビングディスプレイを装備することで安全性が高まる

新型スペーシアの予防安全システム

現行スペーシアは、軽自動車では初となる2つのステレオカメラを使用した衝突被害軽減システム・デュアルカメラブレーキサポートを搭載、軽量化と安全性を同時にクリアした軽量衝撃吸収ボディー「テクト」を採用するなど高い安全性を誇ります。

デュアルカメラブレーキサポートによって、前方衝突警報機能が(5km/h~100km/h)の作動域内で発動、車両や歩行者を検知し衝突の可能性があればブザー音とメーター内でシグナルを発し、衝突の危険性が高いと判断されれば自動ブレーキを効かせるなどの安全システムを構築する事が可能となります。

新型スペーシアでは、6代目ワゴンRで軽自動車としては初めて採用したアクティブドライビングディスプレイの採用が濃厚です。

アクティブドライビングディスプレイを導入することで、他に搭載されるシステムとの相互作用により安全性はさらに高まります

新型スペーシアの開発は「HEARTECT」で行われる

新型スペーシアの開発は、アルトに採用されたスズキの新プラットフォーム・「HEARTECT(ハーテクト)」を採用します。ハーテクトを採用することで軽量化・高剛性化・室内スペースの拡充が実現されます。

ハーテクトで開発が行われたアルト(ワゴンR)では、車両重量を60kgも軽量化する事に成功しました。スペーシアにおいても同様の軽量化が期待されます。仮に60kgもの軽量化がされると仮定すれば、新型スペーシアの車両重量は800kgをきってきます。

ライバル車と車両重量を比較すれば、現行モデルにおいても優位性があります。フルモデルチェンジで誕生する新型スペーシアでは、車両重量の面でさらに優位性が増します。

車両重量の変化は燃費に直結するため、2代目スペーシアでは現行モデルよりも確実に低燃費が見込まれます。

車両重量
ホンダ N-BOX 890kg
ダイハツ タント 920kg
スズキ スペーシア 850kg

※グレードの中で最軽量の車両重量を表示

新型スペーシアでは「Sエネチャージ」がパワーアップ

新型スペーシアのSエネチャージ

現行モデルのスペーシアにも搭載されているスズキのマイルドハイブリッドシステムである「Sエネチャージ」は、新型スペーシアではパワーアップします。

新型リチウムイオンバッテリーとISG(モーター機能付発電機)を組み合わせる事で、モーター出力がアップします。発進~加速・エンジンを再始動させる際・減速時などのドライブシーンでモーターがアシストして、エンジンの負担を減らして燃費を高める技術は、新型スペーシアでは進化します

新型スペーシアでは、スズキのワゴンRが達成しているクラストップレベルの33.4km/Lを超える事が出来るのかに注目が集まります。

燃費性能
ホンダ N-BOX 27.0km/L
ダイハツ タント 28.0km/L
スズキ スペーシア 32.0km/L

※各グレードの中で最も優れた燃費性能を実現している数値を表示

新型スペーシアの予想スペック

フルモデルチェンジによって誕生する新型スペーシアのボディサイズや車両重量、燃費予想も交えて紹介します。2代目スペーシアの商品力をアピールするために車両重量は800kgをきり、燃費はワゴンRの33.4km/Lよりも低燃費を実現すると予想します。

新型スペーシアの予想スペック
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,790mm
ホイールベース 2,460mm
車両重量 790kg
JC08モード燃費 33.7km/L
エンジン 直列3気筒DOHC12バルブ吸排気VVT
トランスミッション インパネシフトCVT
駆動方式 FF、4WD

新型スペーシアの販売価格は現行モデルにプラス10万円となると予想

現行スペーシアのエクステリア

※現行スペーシア

新型スペーシアの販売価格は現行モデルの価格に10万円を加算した金額になると予想します。アクティブドライビングディスプレイを採用し、Sエネチャージのパワーアップ版を搭載するなど価格をアップさせる諸要因はありますが、スズキの新プラットフォーム「HEARTECT」での開発が見込まれるため価格の上昇を抑える事が可能です!

現行モデルの価格帯は、グレードGの2WDが127万円~グレードXの4WDが157万円です。安全性を高めるためにデュアルカメラブレーキサポートを搭載すれば、価格帯は変わってきて156万円~168万円の範囲となります。

新型スペーシアの販売価格は、それら価格帯に10万円を加算した額になると見込まれます。

新型スペーシアがフルモデルチェンジに軽ハイトワゴン市場は活性化

東京モーターショー2017に市販モデルのコンセプトカーが出展され、いよいよ現実味を帯びてきた新型スペーシアの発売時期は、2018年1月頃と予想します。

東京モーターショーに出展したインパクトが冷めやらぬ早い時期に、新型スペーシアを市場に投入した方がインパクトは高いです。2017年中に先行予約が開始されると思われます。

現行モデルは、販売台数においてはライバル車に苦戦を強いられているのが現状です。新型スペーシアでは、エクステリアの魅力が増し、安全性能がアップし燃費面ではクラス最高レベルの達成が濃厚なので、巻き返しの可能性は十分にあります。

SUV市場と並んで、勢いのある軽ハイトワゴン市場は、新型スペーシアの登場によってますます活性化します!