スマートアシストを搭載できる車種

スマートアシストでダイハツの軽自動車の安全性は強化できる

スマートアシストは、ダイハツが自車の安全性の強化を目指して開発した衝突回避支援システムです。軽自動車に初めて搭載された安全サポートシステムの進化の歴史、タントなどの搭載可能な車種、最新モデルであるスマートアシスト3にパッケージングされるオートハイビームなどの安全機能を紹介。

スマートアシストでダイハツの軽自動車の安全性は強化できる

軽自動車の安全性を強化するスマートアシストの技術力を徹底解説

ダイハツは2017年12月6日のプレスリリースで、スマートアシストを搭載した車の累計販売台数が150万台を超えたことを発表しました。

ダイハツの衝突回避支援技術であるスマートアシストは、軽自動車に初めて搭載された先進の安全システムとして有名です。ダイハツの搭載可能車種では、9割近くのドライバーがスマートアシストを装備します。

そんな、スマートアシストの歴史をたどるとともに、搭載可能な車種、パッケージングされる衝突回避支援ブレーキや車線逸脱警報機能などの技術力を紹介します。

また、ダイハツがスマートアシストの技術力を体感してもらうために全国の販売店と共同で行う「みんなの安全・安心プロジェクト」についても取り上げます。

スマートアシストとは軽自動車の安全性を強化したパイオニア

ミライースのスマアシ3

スマートアシストは2012年12月にマイナーチェンジが行われたムーヴに初めて搭載されました。
同時期には普通自動車では先進の衝突回避支援技術を搭載する車が増え始めていました。軽自動車を主力車種とするダイハツは、自車の安全性を高めて商品力を強化するためにスマートアシストの開発に着手しました。

2012年12月、軽自動車に初めて搭載された衝突回避支援技術である「スマーアシスト」は、レーザーレーダーで先行車と衝突の恐れがあると感知すれば衝突回避支援ブレーキが発動する安全システムでした。

2015年4月にはレーザーレーダーに単眼カメラが組み合わさる検知システムを採用し、車線逸脱警報機能もパッケージングされたスマートアシスト2へと進化します。

2016年11月には、ステレオカメラを搭載することで歩行者との接触の恐れがあれば、自動ブレーキを発動できるスマートアシスト3へとグレードアップされました。

スマートアシストは商用車にも搭載されます

道路を走るハイゼットカーゴ

スマートアシストはダイハツの軽自動車9車種、小型乗用車2車種合わせて計11車種に搭載されます。
安全性の強化は車のセールスに直結するため、ダイハツに限らず各自動車メーカーは、同様の安全機能を備えます。

ダイハツは、従来は乗用車を中心に搭載していたスマートアシストを、2017年11月のマイナーチェンジを機にハイゼットカーゴなどの商用にも採用しました。

車のタイプ 車の用途 車名
軽自動車
(9種類)
乗用車
(7種類)
ムーヴ
ミラ イース
タント
ウェイク
キャスト
ムーヴ キャンパス
アトレーワゴン
商用車
(2種類)
ハイゼット キャディー
ハイゼット カーゴ
小型車
(2種類)
乗用車
(2種類)
ブーン
トール

※2017年11月30日時点でのダイハツ調べ
※OEM車両は除かれています

スマートアシスト3がパッケージングする安全機能とその作動車速域

海岸沿いにとまるムーヴ

ダイハツの先進衝突回避支援システム「スマートアシスト3」は、2016年11月のマイナーチェンジで誕生した新型タントに初めて搭載されました。

スマートアシスト3では、ステレオカメラを搭載したことで作動車速域(安全システムが機能できる車の速度)が広がり、衝突回避支援ブレーキ機能は歩行者にも対応し、オートハイビームが初めて導入されました。

ここでは、スマートアシスト3がパッケージングする安全機能を詳しく解説するとともに、各安全機能が作動できる車の速度についても紹介します。

衝突回避支援ブレーキ

走行中に各種センサーで先行車との距離を測定し、衝突の危険性が高いと警戒音及びモニター上で注意喚起を行います。危険レベルが基準値を超えると自動ブレーキ機能が発動されます。

誤発進抑制制御機能

誤発進抑制制御機能によって、ギアの入れ間違い・アクセルとブレーキの踏み間違いにより起こり得る事故は防がれます。

周囲に障害物があるにも関わらず、急加速や急発進の運転動作が行われた場合に、その的確性をシステム側が判断し問題があれば、ブザー音などでの警戒あるいは8秒間のエンジン出力が制御されます。

先行車発進お知らせ機能

信号待ちをしている時など前の車が発進したのに、気が付かないで数秒間運転動作を行わないと発動する安全システムです。自車の発進を促すため警戒音やモニター上で注意喚起を行います。

車線逸脱警報機能

ウィンカーで車線変更の意思を示していないにも関わらず、走行車線をはみ出す恐れがある場合に発動されます。警戒音を発するあるいは逸脱回避のためにハンドリングをサポートします。

オートハイビーム

対向車のヘッドランプや進行方向の明るさを各種センターで検知し、ハイビームでの走行が可能かどうかを判断します。ハイビームでの走行を続けることが適切ではないと判断すれば、自動的にロービームに切り替わります。

各安全機能の作動車速域

ハイゼットカーゴのスマアシ3

スマートアシスト3にパッケージングされる衝突回避支援ブレーキなどの安全機能が作動できる車の速度を紹介します。スマートアシスト3では、ステレオカメラ等を設置した効果で前モデルよりも作動車速域が広がりました

機能 作動対象 作動車速域
衝突回避支援ブレーキ機能 対車両 約4~80km/h
衝突回避:速度差約4~30km/h
被害軽減:速度差約30~80km/h
対歩行者 約4~50km/h
衝突回避:速度差約4~30km/h
被害軽減:速度差約30~80km/h
被害軽減ブレーキ 対車両 約30~80km/h
(速度差約30~80km/h)
対歩行者 約30~50km/h
(速度差約30~50km/h)
衝突警報機能 対車両 約4~100km/h
(速度差約4~50km/h)
対歩行者 約4~50km/h
(速度差約4~50km/h)
誤発進抑制制御機能 前方 約0~10 km/h
後方 約0~10 km/h
車線逸脱警報機能 約60km/h以上
オートハイビーム 約25km/h以上
先行車発進お知らせ機能

※車種によっては、作動車速域が異なります。

「みんなの安全安心プロジェクト」を実現するにはスマートアシストが必要

ダイハツが打ち出した、誰もが安心してクルマと暮らしていける社会を目指す「みんなの安全安心プロジェクト」にとって、スマートアシストは欠かすことのできない技術力です。

同プロジェクトが掲げる予防安全機能が「あたりまえ」になる未来を実現するためには、普通車だけでなく軽自動車でも先進の予防安全機能の充実が求められます。ダイハツは、主力車種である軽自動車の安全性を高めるためにスマートアシストを開発しました。

ダイハツは、スマートアシストの技術力を体感してもらうため「みんなの安全・安心プロジェクト」を全国の販売店と共同で行い、スマートアシストのさらなる普及を目指します。

みんなの安全安心プロジェクトの認知度を高めるために製作された、俳優の高橋一生さんがドライビングスクールの優男教官や俺様教官を演じるWEB動画は早くも話題です。

また、高橋一生さんがスマートアシスト3の予防安全性能の一つである「衝突回避支援ブレーキ」を体感するWEB動画からもスマアシの安全性能の凄みを確認する事ができます。

スマートアシストが進化することで軽自動車の安全性が高まる

スマートアシストが登場したことで、軽自動車の安全性は飛躍しました。

運転中には事故を起こさないように安全運転には徹しますが、急に体調が悪くなってしまう事も起こり得ます。自分では注意しているつもりでも、人間の感覚器には能力の限界やエラーがあるため運転中には死角が発生してしまいます。

運転中に冷や汗をかくシーンはスマートアシストを搭載することで激減します。スマートアシストは万が一の際には、危険度に応じて警戒音を発する・モニターに表示する、あるいは自動ブレーキを発動させて、安全を積極的にサポートします。

事故のない社会を目指してスマートアシストはこれからも進化を続けます。そんな進化したスマートアシストを搭載したダイハツの車の安全性はさらに飛躍します!