軽自動車の安全性を比較

軽自動車の安全性をランキング形式で発表

軽自動車の安全性をランキング形式で紹介していきます。「先進の安全支援システムの機能性」・「衝突時の衝撃吸収力のレベル」・「車の操作性」などを判断基準として順位をつけました。ダイハツのウェイクや日産のルークスがランクインしています。

軽自動車の安全性をランキング形式で発表

軽自動車の安全性ランキングを発表!

軽自動車はボディサイズが小さく車両重量は大型車と比較すれば軽いので、軽と大型車が同じスピードで衝突してしまうとダメージが大きいのは、軽の方です。そのため、軽自動車の購入をためらう方がいるのは事実です。

そういったネガティブなイメージを克服するために、各自動車メーカーは軽自動車の安全性を強化しています。どういう風に安全性を強化しているのかというと次のような内容となります。

  • 先進の安全支援システムを導入する
  • ボディの剛体化・衝撃吸収力を高める
  • エアバックの機能性を高める
  • 車の操作性を高める

今回は、以上の項目を判断材料として軽自動車の安全性をランキング形式で発表します!

7位 ダイハツ ウェイク

ダイハツ ウェイクのエクステリア

ダイハツのウェイクはキャンプなどのレジャー目的にも対応できるように開発が進められた軽トールワゴンです。キャッチコピーである「ドデカク使おう。」は衝撃的でした。軽なのにゴルフバックなどのロングサイズのアイテムを、リアシートを畳まずに収納できる事でも評判です。

ウェイクのTAF

ウェイクではTAF(Total Advanced Function):総合的に衝突安全機能を進化させたボディを実現するとため、「前面衝突実験」・「オフセット衝突実験」・「後面衝突実験」を幾度も繰り返しました。その結果、衝突時のダメージをより軽減できるベターな骨格構造を実現する事ができました。

車のフロント部分には万が一の対人事故を想定してフェンダーやフードなどの各部に衝撃緩和装置や力を吸収できるスペースを設けています。それらの技術によって、歩行者の被害を最小限にとどめる事が可能となりました。

D SA 2
全長 3,395mm
全幅 1,475 mm
全高 1,835 mm
ホイールベース 2,455 mm
最小回転半径 4.4m
燃費 25.4km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
乗車定員 4名
車両重量 990kg
エンジン 水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
総排気量 658cc
駆動方式 2WD
メーカー希望小売価格 1,414,800円

6位 スズキ ハスラー

ハスラーのエクステリア

ハスラーはアウトドアやスポーツを趣味としているアクティブ女子に大人気のクロスオーバーSUVです。従来のSUVのイメージにはなかった、カラフルなカラーと街乗りでも映えるデザインが評判を呼びました。

ハスラーのデュアルカメラブレーキサポート

2つのカメラで人と車を識別して衝突の危険性があればブレーキが自動的にかかる「デュアルカメラブレーキサポート」は、車載カメラをワイパー作動域に設置しているため雨天・降雪の影響を受ける事はありません。

衝撃を吸収する構造のハスラー

ハスラーのボディは、歩行者の安全も意識して開発されました。衝突時に車の中で守られている人と守られていない歩行者では、歩行者の方が被害は大きいです。ハスラーでは歩行者に加わる衝撃を吸収する車の構造をしています。

X
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,665mm
ホイールベース 2,425mm
最小回転半径 4.6m
燃費 30.4km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
乗車定員 4名
車両重量 850kg
エンジン
総排気量 658cc
駆動方式 4WD
メーカー希望小売価格 1,587,600円

5位 スズキ スペーシア

スペーシアのエクステリア

スズキのスペーシアは、パレットの後継車として2013年に発売されました。パレットで好評だった両側スライドドアや副変速機構付CVTは引き継いで、室内空間のサイズの変更や車体の軽量化、低燃費性をスペーシアでは実現しました。

スペーシアのデュアルカメラブレーキサポート

スペーシアは軽自動車として初めて、人も車も認識して反応できる衝突被害軽減ブレーキである「デュアルカメラブレーキサポート」を搭載しました。デュアルカメラは2つのカメラを設置することで、対象物を立体的に鮮明に捉えて識別する事が可能としています。

X
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,735mm
ホイールベース 2,425mm
最小回転半径 4.4m
燃費 32.0km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
乗車定員 4名
車両重量 850kg
エンジン 水冷4サイクル直列3気筒
総排気量 658cc
駆動方式 2WD
メーカー希望小売価格 1,458,000円~

4位 ホンダ N-WGN

N-WGNのエクステリア

ホンダのNシリーズの中でも2013年に発売された「N-WGN」は、男性からの支持率が高い車です。2014年には日本カーオブ・ザ・イヤーのスモールモビリティ部門賞を受賞するなど、数々の賞レースで高い評価を受けました。

N-WGNは国交省と独立行政法人である自動車事故対策機構が連携して行った車の新・安全性能総合評価において、軽自動車として初めて最高評価であるファイブスター賞を受賞しました。衝突時に加わる力をホンダ独自の衝突安全技術である「G-CON」を採用することで分散・吸収している事などが最高評価の理由です。

N-WGNのコクピット

N-WGNでは電動パワーステアリングに高度な制御システムを導入し、車の運転のしやすさを追求しています。運転がしやすいことは、安全性に直結します。

N-WGNのエアバッグ

エアバックは前席と後席の全ての席に、大小様々なサイズと形状のタイプのものが6つ備え付けられています。

G ターボパッケージ
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,675mm
ホイールベース 2,520mm
最小回転半径 4.7m
燃費 24.2km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
乗車定員 4名
車両重量 890kg
エンジン 水冷直列3気筒横置
総排気量 658cc
駆動方式 4WD
メーカー希望小売価格 1,450,000円

3位 ホンダ N-BOX

N-BOXのエクステリア

N-BOXはF1に携わった経験のあるメンバーが開発スタッフに加わった事でも話題を集めました。2011年に初代モデルが販売されてからは、ホンダの四輪車の中では最も早く累計販売台数100万台を達成した車です。

N-BOXは国交省と独立行政法人・自動車事故対策機構が共同で行った平成27年度の自動車の予防安全性能の評価試験において、最高ランクの「ASV+」を獲得しました。

渋滞中などちょっとした気の緩みで前にいる車とぶつかりそうになった場合に、衝突を回避するために自動的にブレーキが作動するシティブレーキアクティブシステム、ハザードランプで注意のサインを送って後ろの車との衝突事故を減らせる事ができるエマージェンシーストップシグナルなどの予防安全システムが高い評価を受けた要因です。

ホールド感のあるN-BOXのシート

N-BOXはすべての席にエアバックを配備、車の事故が起こった際には怪我をするケースが多い首への負担を軽減してくれる頸部衝突緩和フロントシートを運転手席と助手席に採用しています。またシートベルトは衝撃を感知すると、ホールド力を高めて体に加わる可能性のあるダメージを軽減してくれる機能を有しています。

チャイルドシートを装着したN-BOX

汎用型のISOFIXチャイルドシートなら簡単により強く装置させる事ができる固定金具を標準装備しています。大人よりも高い安全性が必要な小さいお子さんをしっかりとガードする事ができる嬉しい機能です。

G
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,780mm
ホイールベース 2,520mm
最小回転半径 4.5m
燃費 25.6km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
乗車定員 4名
車両重量 950kg
エンジン 水冷直列3気筒横置
総排気量 658cc
駆動方式 FF
メーカー希望小売価格 1,270,000円

2位 日産デイズ ルークス

デイズ ルークスのエクステリア

デイズルークスは日産と三菱との合弁会社であるNMKVが開発を行ったワゴンタイプの軽自動車です。デイズルークスは、デイズシリーズの第二弾モデルとして登場しました。

デイズと比較すると、ルークスはエクステリアにおいてはツートンカラーを採用しカラフル感が出ています。また、力強い走りを実現する高性能エンジンである3B20インタークーラーターボエンジンを搭載する車種もラインナップさせています。

デイズ ルークスの安全システム

ルークスには、先進の安全装備であるアラウンドビューモニターやエマージェンシーブレーキ、ハイビームアシスト機能が搭載されています。インテリジェント軽とも呼ばれているデイズには、事故を未然に防ぐために高度な情報処理を行ってくれるコンピューターが内蔵されています。

セーフティシールドに守られるデイズ ルークス

デイズは「クルマが人を守る」というセーフティシールドの考え方を採用しています。そのため、運転している時や衝突してしまった時など各状況に応じてバリア機能が働くように車を開発しています。

デイズ ルークス ハイウェイスター X
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,775mm
ホイールベース 2,430mm
最小回転半径 4.4m
燃費 22.0km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
乗車定員 4名
車両重量 1,070kg
エンジン DOHC水冷直列3気筒
総排気量 659cc
駆動方式 2WD
メーカー希望小売価格 1,628,640円

1位 ダイハツ タント

ダイハツ タントのエクステリア

タントは初代モデルが2003年に発売された軽トールワゴンで、発売当初は軽自動車の中では最も長いホイールベースが特徴でした。2007年に2代目が登場し、2013年にフルモデルチェンジが行われ3代目モデルが登場しました。モデルチェンジが行われる度に、安全性が強化されています。

ダイハツ タントの構造

タントと言えば、乗り降りが便利で子ども達が大好きなミラクルオープンドアが人気です。そのドアシステムを実現するために、ドアに通常の鋼板の3倍以上の強度を誇る素材で作ったピラーを内蔵しています。その効果で車体側面の剛性が増しています。

ダイハツ タントのエアバッグ

タントは「SOFI(ソフィ):乗っている人にやさしく、より安全なインテリアを届けたい!」というコンセプトを実現するために、車内には多数のエアバックを完備しています。

タントにはダイハツの先進安全装備であるスマートアシスト3がパッケージングされています。

L SA 3
全長 3,395mm
全幅 1,475mm
全高 1,750mm
ホイールベース 2,455mm
最小回転半径 4.4m
燃費 28.0km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
乗車定員 4名
車両重量 920kg
エンジン 水冷直列3気筒12バルブDOHC横置
総排気量 658cc
駆動方式 2WD
メーカー希望小売価格 1,285,200円

ランキング上位の車に乗っていても安全運転には気をつけましょう

軽自動車の中で安全性が高い車に乗っているからと油断してしまうのは禁物です。

各自動車メーカーがこぞって導入している先進の安全支援技術は、確かに優れていますが今の技術力ではすべての事故を防ぐことができません。

いざって時には自動的にブレーキをかけてくれるので大丈夫だという甘えは事故につながってしまいます。運転中の安全性をさらに高めるには「わき見みをしない」「スマホをいじらない」などの危険につながる行為をしない事が大切です。