パジェロの維持費は42~48万円

パジェロの維持費は年間いくら?ディーゼルの方がお買い得になる

パジェロの維持費は年間でおよそいくらくらいかかるのでしょうか?月極駐車場代12万円を含むとガソリンモデルは48万円、ディーゼルモデルは42万円になります。任意保険は人によって金額がかわりますので、見積もりをとっておくことが大切です。

パジェロの維持費は年間いくら?ディーゼルの方がお買い得になる

パジェロの維持費は年間いくら?ディーゼルとガソリンで比較

道路を走るパジェロ

三菱のフラグシップSUVであるパジェロは、過酷なレースである「パリダカ」で何回も総合優勝するなどの実力を持っている本格クロスカントリーです。2018年1月の時点では、トルクフルなクリーンディーゼルエンジンと、V型6気筒のガソリンエンジンが搭載されています。

クリーンディーゼルとガソリンエンジンは、年間の維持費がどのくらいかかるのでしょうか?どちらのエンジンのモデルを買うか迷っているなどのかたのため、2種類のパジェロの維持費を計算しました。

毎年かかってくる自動車税、2年に1回来る車検、毎月払う駐車場代や燃料代、定期的にかかるメンテナンス代など、パジェロの維持費は多岐に渡ります。それでは、ディーゼルとガソリンのパジェロの年間維持費をチェックしていきましょう。

パジェロのスペック

パジェロのサイドビュー

三菱のパジェロは、1982年から販売されているフラッグシップSUVで、モデルチェンジを繰り返し2006年モデルでは4代目へと進化しています。ボディタイプは2種類あって3ドアモデルのショートと、5ドアモデルのロングがラインナップしています。

パジェロのボディサイズ
ロング ショート
全長 4,900mm 4,385mm
全幅 1,875mm 1,875mm
全高 1,870mm 1,850mm
ホイールベース 2,780mm 2,545mm
最低地上高 225mm 225mm
室内長 2,535mm 1,830mm
室内幅 1,525mm 1,525mm
室内高 1,235mm 1,225mm
車両重量 2,130kg 1,960kg
乗員定員 7人 5人

搭載しているエンジンは、3.2Lのクリーンディーゼルエンジンと3.0Lのガソリンエンジンの2種類で、ディーゼルエンジンのほうは出力・トルクともにガソリンエンジンよりもいい値が出ています。

パジェロの搭載エンジン
ディーゼル ガソリン
型式 4M41 6G72
種類 直列4気筒 V型6気筒
排気量 3,200cc 2,972cc
最高出力 140KW/3,500rpm 131KW/5,250rpm
最大トルク 441Nm/2,000rpm 261Nm/4,000rpm
使用燃料 軽油 レギュラー
タンク容量 88リットル 69リットル
燃費 10.0km/L 8.0km/L

パジェロの価格帯はショートモデルのガソリンエンジンで292万円から、ロングのディーゼルエンジン最上級グレードで495万円になっています。同じグレードでもクリーンディーゼルエンジンのほうは45万円ほど車両価格が高くなっています。

パジェロの価格帯
ディーゼル ガソリン
VR-1 2,926,800円
VR-2 4,001,400円
GR 3,751,920円 3,277,800円
EXCEED 4,282,200円 3,839,400円
SUPER EXCEED 4,951,800円

VR-1とVR-2はショートモデル、それ以外のGRなどはロングモデルになっています。

ディーゼルはおよそ42.8万円、ガソリンはおよそ48.3万円がかかる

荒地を走るパジェロのリア

パジェロのディーゼルモデルは428,000円、ガソリンモデルは483,440円かかる計算になりました。差額は55,440円で、それぞれEXCEEDグレードを購入した場合はディーゼルモデルのほうが車両価格で442,800円高くなりますので、8年ほどで差額が埋まることになります。

年間1万キロ以上走る状況で8年以上乗るとディーゼルモデルのほうがお買い得になります。2018年1月の時点ではクリーンディーゼルモデルにエコカー減税が適用され、自動車取得税や重量税が免税になるので、もっと早く差額を回収できます。

ディーゼル ガソリン
グレード EXCEED EXCEED
自動車税 58,000円 51,000円
燃料代 125,000円 187,440円
駐車場代 120,000円 120,000円
車検代 45,000円 45,000円
メンテナンス代 80,000円 80,000円
合計 428,000円 483,440円

自動車税:51,000円~58,000円

自動車税とは毎年5月末までに支払う必要がある税金で、排気量によって税額が決められています。5月末までに納めないと延滞金が上乗せされるので、自動車税のハガキが来たらすぐさま支払うようにすると忘れなくて済みます。コンビニや銀行、郵便局のほかにも、クレジットカードで支払える地域もあります。

パジェロの自動車税は、クリーンディーゼルエンジンの排気量が3.2Lで58,000円、ガソリンエンジンの排気量が2,972ccで51,000円の、ガソリンエンジンのほうが年間7,000円安くなる結果になりました。

車の分類 総排気量 税額
自家用車 1L以下 29,500円
1L超~1.5L以下 34,500円
1.5L超~2.0L以下 39,500円
2.0L超~2.5L以下 45,000円
2.5L超~3.0L以下 51,000円
3.0L超~3.5L以下 58,000円
3.5L超~4.0L以下 66,500円
4.0L超~4.5L以下 76,500円
4.5L超~6.0L以下 88,000円
6.0L超~ 111,000円

燃料代:125,000円~187,440円

ガソリンスタンドのポンプ

1年間にかかる燃料代は、年間走行距離・車の燃費・燃料の価格の3項目があればおおよその値段が計算できます。ここでは、年間の平均走行距離である1万キロを目安に算出していきます。

ディーゼルモデルのカタログ燃費は10.0km/Lですが、一般的に実燃費はカタログ燃費の8割と言われているので8km/Lとし10,000km÷8.0㎞/Lで、年間に使用する燃料量は1,250リットルとなります。軽油の平均価格である100円をかけると年間の燃料代125,000円と算出されました。

パジェロ ディーゼルの年間燃料代

10,000km÷8.0㎞/L=1,250リットル
(1,250リットル×100円=125,000円)

ガソリンモデルのカタログ燃費は8.0㎞/Lで実燃費は6.4km/L、年間走行距離の10,000kmを6.4km/Lで割ると1,562リットル、レギュラーガソリンの平均価格120円をかけると年間の燃料代は、187,440円になります。

パジェロ ガソリンの年間燃料代

10,000÷6.4km/L=1,562リットル
(1,562リットル×120円=187,440円)

ディーゼルとガソリンの年間燃料代の差は62,440円で、燃料代ではディーゼルエンジンのほうが安く済むことが分かります。ディーゼルモデルでは同じグレードのガソリンモデルに比べて45万円ほど高いので、7年ほど乗ると差がなくなる結果になりました。

駐車場代:120,000円

駐車場代は自宅に駐車スペースがない時に必要になるお金で、地域や設備によって価格が変わります。一般的な月極駐車場の平均価格は10,000円です。1ヶ月ごとに払う必要があるので年間では12回の120,000円かかります。

  • 全国平均の相場:10,000円
  • 東京(23区)の相場:30,000円
  • 大阪市の相場:25,000円
  • 横浜市の相場:17,000円
  • 名古屋市の相場:11,000円
  • 福岡市の相場:11,000円
  • 札幌市の相場:10,000円

ショートモデルは全長4.38mですが、ロングモデルは全長4.9mあります。狭いところだと停める時に何回も切り返す、後ろギリギリまで下げても駐車枠からはみ出したりと苦労することもあるので、駐車枠の広いところを選ぶといいでしょう。

車検代:45,000円

車検の請求書

車検代は2年に1回かかってくる維持費で、車検と自賠責保険が切れたまま公道を走行すると違反となり違反点数12点・免許停止90日(2018年1月時点)となりますので十分に注意が必要です。

車検代の内訳は「法定費用」と「整備代」が必要で、車検をあげるだけなら法定費用のみ必要になります。法定費用は「重量税」、「自賠責保険」、「印紙代」の3点からなり、重量税は車両重量によって価格が決まっています。

パジェロの重量税区分は、2.5t未満の41,000円で、ショートのガソリンモデルに限り1,960kgですので2.0t未満の32,800円になります。

パジェロの法定費用(24ヶ月)
重量税 32,800円~41,000円
自賠責保険 25,830円
印紙代 1,800円
合計金額 60,430円~68,630円

ショートのガソリンモデルは60,430円、それ以外の2.5t未満のモデルは68,630円になり、1年の12ヶ月単位では、35,000円ほど車検費用に貯めておく必要があります。さらに、整備代・車検代行料などを加算すると2万円アップの1年単位では、45,000円ほどになります。

クリーンディーゼルモデルでは、エコカー減税により免税になるので新車購入時や、最初の継続車検(新車から3年目)では自動車重量税が0円になることがポイントですが、2018年1月時点での情報で今後クリーンディーゼルモデルの免税が継続されるかどうかが鍵となります。

メンテナンス代:80,000~95,000円

車のタイヤ交換

パジェロの維持費にかかるメンテナンス代は、「オイル交換」や「タイヤ交換」があります。エンジンオイルは使っていくうちに汚れてきて、定期的に交換しなければ車の調子が悪くなる原因になりますし、タイヤも走行しているうちにすり減っていきスリップしやすくなります。

オイル交換は半年に1回の年に2回、タイヤ交換は3年に1回のサイクルで行うパターンでメンテナンス代を算出していきます。

パジェロのオイル交換に必要なオイルは、DL-1と呼ばれる専用オイルで、車高の高いパジェロなら自分で交換しやすいですが、不安が残る人はディーラーやカー用品店に頼むといいでしょう。オイル交換代は1万円ほどになり、年2回で2万円かかります。

パジェロに標準装備されているタイヤサイズは、最上級グレードのSUPER EXCEED、GR-2で「265/60R18」、その他のグレードでは「265/65R17」のタイヤを装着しています。タイヤブランドはブリヂストンを夏・冬どちらも履いた時の値段をそれぞれ計算していきます。

パジェロの18インチタイヤの値段
(2018年1月時点)
夏タイヤ 104,000円(デューラーA/T)
冬タイヤ 95,600円(ブリザック DM-V2)
合計金額 199,600円

18インチタイヤの合計価格は20万円になりました。これはタイヤだけの価格ですので、組み替え費用などを入れると22万円の、1年では75,000円を貯めれば間に合う計算になります。

パジェロの17インチタイヤの値段
(2018年1月時点)
夏タイヤ 77,560円(デューラーH/L)
冬タイヤ 78,188円(ブリザック DM-V2)
合計金額 155,748円

17インチタイヤの合計価格は16万円になりました。組み替え費用などを加えて18万円で、1年間では6万円を貯めれば間に合う計算になります。オイル交換やタイヤ交換などのメンテナンスにかかる費用は、18インチタイヤで95,000円、17インチタイヤでは8万円という結果になりました。

パジェロの年間維持費は高いが、オンにもオフにも使える車

パジェロは燃費が10.0km/Lほどと、よく走るハイブリッドSUVに比べて半分ほどの燃費ですが、ラダーフレームを装備した頑丈なボディにより、起伏の激しい場所も走破できます。

降雪地帯の冬道では道路がデコボコになって常にガタガタ揺れながら走る場面などもあるので、モノコックボディよりも衝撃に強いビルトイン・ラダーフレームのパジェロは長持ちしやすくなります。5年ほどで手放すなら車両価格の安いガソリンモデルもありますが、8年以上乗るなら断然ディーゼルモデルのほうがお得に乗れます。

もうすぐフルモデルチェンジすると噂されているパジェロは、次のモデルもラダーフレームを採用しているのか、オフロード性能はどうなるのか気になるところですが、2006年から発売している4代目パジェロも成熟したモデルで性能は十二分にメーカーやユーザーによって確かめられています。

年間で約42万円~48万円ほど維持費がかかるパジェロですが、乗っている時の安心感は最高級のものを手にすることが可能です。