トヨタ新型ノアの年間維持費

新型ノアの年間維持費の具体的金額と内訳

新型ノアの年間維持費を解説します。ファミリーカーとして絶大な人気を誇るトヨタのミニバン3兄弟の中でも大人の雰囲気を持つノアの維持費はいったいいくらかかるのでしょうか。車検代や燃料代や車税など、購入を検討している方の参考になる維持費について具体的に調査しました。

新型ノアの年間維持費の具体的金額と内訳

ファミリーミニバン新型ノアの年間維持費と内訳

トヨタから発売される新型ミニバンであるノアの年間維持費を紹介します。2017年7月3日にマイナーチェンジを果たしたノアは上質なインテリアと迫力あるエクステリアに進化しました。
ファミリーカーとして人気のあるノアは、新型ノアに生まれ変わり維持費はどの程度かかるのでしょうか。
税金や燃料代や車検代など気になる新型ノアの維持費を紹介します。

専用エアロを装備したHYBRID Siハイブリッド仕様車がモデルケース

新型ノアのSiグレード

新型ノアにはガソリンモデルとハイブリッドモデルの両方にX、G、Siのグレードがあります。その中でSiグレードは専用のエアロが装備されているグレードとなります。
インパクトのあるSiグレードは新型ノアの人気グレードとなることは間違いないでしょう。その中でも燃費性能が高いハイブリッド仕様車を今回のモデルケースとしました。
ガソリン仕様車とハイブリッド仕様車で迷っている方も参考にしてください、

全長 4,710mm
全幅 1,735mm
全高 1,825mm
ホイールベース 1,825mm
最小回転半径 5.5m
燃費 23.8km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン
乗車定員 7名
車両重量 1,620kg
エンジン 2ZR-FXE
総排気量 1.797L
メーカー希望小売価格 3,269,160円~

新型ノアの維持費の合計は252,018円

エアロを装備した新型ノア

7人~8人乗りのミニバンとしてスタンダードなノアは、一般的な年間維持費となっています。
トヨタの優秀なハイブリッドシステムが搭載されているのでJC08モード燃費は23.8km/Lとなり、車重を考慮するととても優秀な数字です。

近年流行しているSUVでは18インチタイヤが採用されていますが、ミニバンのノアには16インチタイヤが採用されているため、諸経費の部分も思いのほか少額になっているのが特徴です。

自動車税 39,500円
燃料代 75,000円
駐車場代 0円
車検代 49,685円
任意保険料 68,500円
諸経費 19,333円
合計金額 252,018円

自動車税39,500円の内訳

毎年5月末までに国へ支払う自動車税は車の総排気量によって税額が変わるので、3ナンバーだから高い、5ナンバーだから安いということはありません。
新型ノアの総排気量は1.797Lなので1.5L超~2.0L以下に該当し、税額は39,500円となります。

新車購入する場合、HYBRID Siグレードはグリーン化特例に該当し、翌年度の自動車税が約29,500円減税され、約10,000円の納税額となります。
減税は翌年のみ適用されるので、翌年以降は総排気量に該当する39,500円の税額となるので注意しまよう。

車の分類 総排気量 税額
自家用車 1L以下 29,500円
1L超~1.5L以下 34,500円
1.5L超~2.0L以下 39,500円
2.0L超~2.5L以下 45,000円
2.5L超~3.0L以下 51,000円
3.0L超~3.5L以下 58,000円
3.5L超~4.0L以下 66,500円
4.0L超~4.5L以下 76,500円
4.5L超~6.0L以下 88,000円
6.0L超~ 111,000円

燃料代75,000の内訳

24時間営業のガソリンスタンド

新型ノアのHYBRID Siグレードの燃料は無鉛レギュラーガソリンです。ハイブリッドモデルだけありJC08モード燃費も23.8km/Lとミニバンとしては驚異的な燃費性能を持っています。
ガソリン代は120円/L、ノアは家族を乗せるファミリーカーとして人気が高いので年間走行距離は16,000kmとします。

年間走行距離の目安

通勤・通学(往復30km×120日×=3,600km)
週2度のお買い物(往復30km×104週=3,120km)
月2度のレジャー(往復400km×24回=9,600km)
・3,600km+3,120km+9,600km=16,320km

HYBRID Siグレードのノアが16,000km走行するのに必用なガソリン使用量は約672Lとなります。

625L×レギュラーガソリンの単価120円/L=75,000円

ノアの走行に必要な1年間の燃料代は75,000円となります。国土交通省が発表している年間走行距離の平均は10,575kmとなっていますが、ファミリーカーとして使われることが多いノアはそれよりも走行距離が延びる可能性があります。
年間走行距離が延びれば伸びるほどハイブリッドの燃費性能が実感できます。

駐車場代0円の内訳

ノアをファミリーカーとして使う場合を想定しました。
家族で住む場合はアパートやマンションではなく一戸建ての借家に住んでいる方が多いです。借家の場合は駐車場付き物件が多いので、今回のモデルケースでは駐車場料金はゼロで算出します。

維持費で大部分を占める駐車場代はお住まいの地域や、屋内や屋外、管理人在中など駐車スペースの環境により大きく変わります。
駐車場を別途借りる場合は予算をしっかり組み家族で話し合いましょう。

車検代49,685円の内訳

車検の点検項目に印をつける整備士

ノアの車検代は一般的な普通車と同様の金額がかかります。
車検を通すために必ずかかるお金の法定費用は

  • 重量税 32,800円
  • 自賠責保険24ヶ月 25,830円
  • 印紙代 1,100円

この3つを合わせると59,730円となります。この法定費用以外の整備代や消耗品の部品代は車検を受ける工場やディーラーにより違いがあります。
当然車両の状況により交換する部品も増えるため、どこまで整備するのかしっかり話し合う必要があります。今回は一般的な必要最低限の料金でシミュレーションします。

  • 車検代行料・整備料 30,000円
  • オイル交換・エレメント交換(オイルフィルター)の部品代と工賃 10,000円

法定費用59,730円+整備料・代行料30,000円+消耗品・部品代10,000円=車検代99,730円÷2(2年に一度のため)=49,685円となります。

●重量税
車両重量 重量税
~500kg以下 8,200円
~1,000kg以下 16,400円
~1,500kg以下 24,600円
~2,000kg以下 32,800円
~2,500kg以下 41,000円
~3,000kg以下 49,200円

※車を登録してから、13年、18年が経過すると、重量税が加算されます。
※エコカー減免制度が適用される車であれば、税額が免除、及び一定割合減免されます。

●自賠責保険料(離島・沖縄を除く)
車種 保険期間 金額
普通自動車 37ヵ月 36,780円
36ヵ月 35,950円
25ヵ月 26,680円
24ヵ月 25,830円
13ヵ月 16,380円
12ヵ月 15,520円
1ヵ月 5,870円

※新車を購入した場合は、自賠責保険は37ヶ月加入となります。

任意保険料68,500円の内訳

新車では初回は3年目、次回からは2年毎に車検を受けることになります。その時に入る自賠責保険は法律により必ず加入する必要があります。この自賠責保険とは別に殆どのドライバーが加入することになるのが任意保険です。
任意保険は自賠責保険では足りない部分を補てんしたり、自損事故でも使える車両保険も組み合わせることができます。

今回はファミリーで使う事を前提として30代の夫婦で「年間16,000km走行」、運転者は「配偶者限定」、30代の平均等級である「14等級」、対物対人は「無制限」、車両保険を「つける」場合としてシミュレーションします。

この条件の任意保険料は年間で68,500円(月5,900円)となります。
万が一事故を起こしても自分で修理できる方は車両保険に入らないケースもあります。その場合は年間29,700円(月々2600円)の金額となります。

諸経費19,333円の内訳

車の維持費にはタイヤ代やエンジンオイル代など諸経費も含まれます。
エンジンオイルは5,000km毎の交換が推奨されているため半年に1度交換します。エンジンオイルは5,000と工賃1,000円を合わせて6,000円です。
ノアのホイールサイズは16インチなので、タイヤも16インチのものを3年毎に交換します。1本10,000円で4本購入すると40,000円となり3年で割ると約13,333円となります。

エンジンオイル代6,000+1年間にかかるタイヤ代13,333円を足した19,333円が年間諸経費となります。

ハイブリッドモデルとガソリンモデルの価格差を埋めるには約16年かかる

Siグレードとその他のグレードの新型ノア

車両本体価格ではハイブリッドモデルのHYBRID Siが3,269,160円、とガソリンモデルのSiでは2,745,360円となり価格差は523,800円となります。

新車でノアを購入する場合はエコカー減税やグリーン化特例が適用され、ハイブリッド仕様車はエコカー減税100%とグリーン化特例で翌年の自動車税が29,500円減税され減税額は約141,200円となります。対してガソリン仕様車はエコカー減税のみの適用で減税率も20%~25%となり減税額は約21,300円となります。
上記を踏まえた最終的な価格差は403,900円となります。

レギュラーガソリンが120円で年間10,000km走ると仮定すると、JC08モード燃費が16.0km/Lのガソリンモデルの場合は年間75,000円、ハイブリッドモデルの場合は年間50,400円となり価格差は24,600円となります。

ハイブリッドモデルのHYBRID SiとガソリンモデルのSiの価格差403,900円をガソリン代で補てんするためには約16年かかる計算になります。この年数は走行距離が長くなるほど縮まり、年間20,000km走る方であれば半分の8年で、年間30,000km走る方であれば6年で元をとることができます。
ハイブリッドモデルとガソリンモデルの選び方は「使い方」を考慮して選択すると失敗はありません。

新型ノアの維持費はリーズナブル

新型ノアは乗車人数が多くボディサイズも大きいため、維持費も相応にかかるのではないかと不安になっていた方もいると思います。
しかし算出された金額は252,018円と非常にリーズナブルなものでした。
モデルケースとしたハイブリッドモデルは車両価格から考えると長い期間乗るためのグレードと思って間違いありません。
年間維持費と相談しつつ新型ノアの購入計画を練りましょう