BMW X7のモデルチェンジ

BMW X7がモデルチェンジ 最上級ラグジュアリーの価格・販売時期・スペックを紹介

BMW X7の発表は2018年10月17日に行われました。価格帯はX5よりも上でエントリーグレードでは950万前後、ハイブリッドモデルでは1,300万円になると考えられます。さっそく最上級ラグジュアリーSUVのBMW X7のエクステリアや搭載エンジンをチェックしておきましょう。

BMW X7がモデルチェンジ 最上級ラグジュアリーの価格・販売時期・スペックを紹介

BMW X7はフラグシップSUV!2018年10月17日に発表

BMWのSUVラインナップである「X」シリーズから、いままでの最上位モデルX5の上位モデルの「X7」が2018年11月に行われるロサンゼルスモーターショーで世界初公開(ワールドプレミア)されました。

3列シートの7人乗りクロスオーバーSUVで、ボディサイズは全長5メートルを超し3列目に乗る人も広々とした空間が広がり、搭載エンジンもパワーアップしV型12気筒の6.0Lエンジンが装備されています。さっそくBMW X7のエクステリアや搭載エンジン、発売日や価格帯を紹介します。

BMW X7が2022年11月15日の一部改良で一部道路ハンズオフシステムを追加

ハンズオフ機能を追加した2022年一部改良後のBMW X7キドニーグリルを大型化して存在感を増した新型BMW X7

BMWのフラッグシップSUVのX7が2022年11月15日に一部改良を実施。
象徴的なフロントのキドニーグリルを大型化するラグジュアリーフェイスを採用することで、X7の存在感が一段と増しました。注目はBMWの日本国内モデルで初めて搭載する一部道路で操作可能なハンズオフシステムです。

  • BMW X7BMW X7
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  • BMW X7BMW X7
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インテリアでは拡張現実(AR)技術を搭載するナビゲーションシステムや、パーキングマニューバアシストで事前登録した場所へ自動で駐車する、パーキングサポートプロフェッショナル機能を標準装備。

ドライバー側へ湾曲させたカーブドディスプレイは12.3インチのメーターパネルと、14.9インチのコントロールディスプレイで構成。
運転席周りの空間を広くするため、トランスミッションのシフトレバーを廃止しています。

2022年一部改良後のBMW X7の販売価格はX7 xDrive40d Excellenceが13,390,000円、X7 xDrive40d M Sportが13,860,000円、最上位グレードのX7 M60i xDriveが16,980,000円です。

BMW X7のオンライン販売限定車Edition in Frozen Black Metallic(エディションイン フローズンブラックメタリック)を発売

オンライン限定40台のBMW X7のエクステリアBMWオンンライン限定40台の特別限定車エディションイン フローズンブラックメタリック

BMW X7に漆黒のエクステリアが特徴的な、限定車エディションイン フローズンブラックメタリックをオンライン限定で40台販売します。
BMW X7の限定車はホイールやブレーキキャリパーなど全ての部品がブラックになっていおり、インテリアもブラック基調で統一されているのが特徴のモデルです。

BMWオンライン限定販売というのも話題性があるため注目されています。
BMW X7エディションイン フローズンブラックメタリックの販売価格は14,660,000円で、2021年10月28日の午前11時から販売開始です。

BMW X7ベースの高性能モデル「XB7」の開発車両をスクープ!

アルピナがBMW X7をベース車両とするハイパフォーマンスモデル「XB7」を開発しているとの情報が入りました。また、その開発車両の目撃情報も。

厚いカモフラージュがされていますが、アグレッシブでスタイリッシュなボディデザインが見て取れます。車内にはスポーティーなステアリングホイールや本革シート等の豪華な装備が用意されるでしょう。XB7のパワートレインで予想されるのは、最高出力600ps、最大トルク800Nmを発生させる4.4L V型8気筒ツインターボガソリンエンジンです。

BMWが全車右ハンドル仕様で3列シートの最上級SAV新型「X7」を発売!

BMW新型「X7」BMWから最上級SAV新型「X7」誕生

BMWは2019年6月24日、最上級ラグジュアリーSAV(スポーツ・アクティビティ・ビーグル)の新型「X7」を発売しました。3列仕様となっており、6人乗りと7人乗りの2つのタイプが用意されました。全グレードが右ハンドル仕様で、納車は8月以降になります。

ボディサイズは全長5,165mm、全幅2,000mm、全高1,835mm、ホイールベース3,105mmで3列シート仕様。狭くなりがちな3列目シートでも、ゆったりと快適に過ごせる室内空間になっています。

パワートレインは3.0L直列6気筒DOHCディーゼルエンジンで、最高出力265ps、最大トルク620Nmを発揮するタイプと、4.4L V型8気筒ツインパワーターボエンジンで、最高出力530ps、最大トルク750Nmを発揮するタイプの2種類を設定しています。トランスミッションはグレードにより、8速AT、もしくは8速スポーツATとなっています。

BMW新型「X7」BMW新型「X7」は足まわりが最上級SAVにふさわしい機能がそろっている

足まわりに採用されている技術では、センサーが各ホイールに設置されており、路面状況を感知することで、車高を必要に応じて40mm上下に自動調整する「四輪アダプディブ・エア・サスペンション」を搭載。また、進行方向の路面状況をカメラでチェックし、エアサスペンションだけではなく、ダンパー調整やロール回避などを適切な状態にすうr「エグゼクティブ・ドライブ・プロ」も採用され、最上級のSAVにふさわしい走りを実現します。

BMW新型「X7」BMW新型「X7」誕の先進運転支援システム

先進運転支援システムでは、高速道路での渋滞時にドライバーの負担を軽減する「ハンズ・オフ機能付渋滞運転支援システム」や、低速走行時に走行軌跡を直近50m記憶し、狭い道路で対向車があり、後退する必要がある場面で、走行してきた道路を自動で後退できる「リバース・アシスト」、BMW車へは初搭載となる「トラフィック・サイン・アシスト」など、ドライバーの負担やストレスが最小限に抑えられる機能が搭載されています。
「OK!BMW」の声かけでシステムが起動する「BMWインテリジェント・パーソナル・アシスタント」も採用されており、声だけで車の操作や情報へのアクセスができるようになっています。

BMW新型「X7」BMW新型「X7」誕の高級感あふれるに「BMW Individualメリノ・レザー」

インテリアでは、スタンダードモデル以外の全グレードのシート表皮に「BMW Individualメリノ・レザー」が標準装備となっていて、セカンドシートには6人乗り仕様ではキャプテンシートを、7人乗りではベンチシートの2種類のラインナップがあります。また、透明度の高いクリスタルをシフトセレクターやスタート・ストップボタンに採用するなど、高級感が随所にあふれる1台になっています。

新型BMW X7のエクステリアは大型化したキドニーグリルが特徴

BMW X7の堂々としたエクステリア

新型BMW X7のエクステリアは、BMWの象徴ともいえる2つに分かれたキドニーグリルが従来のモデルよりも大型化しているポイントに目がいきます。ボディサイズもX5よりひと回り大きい印象を受け、3列目シートの空間も大人が座っても窮屈ではないように思えます。

BMW X7のサイドビュー

サイドビューから見るとスポークの多い大型ホイールを装着していて、BMW X5では18~20インチホイールを装着していることを考えるとX7では20~22インチのホイールが装着されると予想します。

BMW X7の斜め後ろのエクステリア

別の角度から見ると、ルーフレールも装着されていることが分かります。サイドからリヤバンパーまで配置されたメッキパーツは高級感のあるデザインで、ドアハンドルもパネルに一体化しているように見えます。

BMW X7のリアビュー

リアビューは、ボディの幅にわたって設計されたテールランプが印象的で、ダーク加飾がされています。サイドにもあった加飾がリヤにも施されていて一体感があります。

BMW X7のプラットフォーム

プラットフォームには、FRプラットフォームである「CLARプラットフォーム」が採用されると見られていて、カーボンファイバー強化樹脂を使った軽量なプラットフォームになります。

新型BMW X7の搭載エンジンはガソリンエンジン3種類とハイブリッドを用意

BMW X7に搭載されるエンジン

新型BMW X7に搭載されると見られているエンジンは、「3.0L直列6気筒ターボエンジン」、「3.0L直列6気筒ディーゼルエンジン」、「4.4LのV型8気筒ツインターボエンジン」のガソリンエンジンが3種類、ハイブリッドモデルでは「2.0L直列4気筒ツインターボエンジン+モーター」のハイブリッドシステムが搭載されると見られています。

この内、日本で導入されると予想されるエンジンは、「3.0L直列6気筒ターボエンジン」、「4.4LのV型8気筒ツインターボエンジン」、「2.0Lのハイブリッドエンジン」の3種類だと予想します。

3.0L直列6気筒ターボエンジン諸元
種類 直列6気筒ターボ
排気量 3.0L
最高出力 325PS/5,500rpm
最大トルク 450Nm/1,380-5,000rpm
4.4L V型8気筒ツインターボエンジン諸元
種類 V型8気筒ツインターボ
排気量 4.4L
最高出力 462PS/5,500rpm
最大トルク 650Nm/2,000-4,500rpm
2.0L直列4気筒ハイブリッドエンジン諸元
種類 直列4気筒ツインターボ
排気量 2.0L
エンジン最高出力 245PS/5,000-6,500rpm
エンジン最大トルク 350Nm/1,250-4,800rpm
モーター最高出力 113PS/3,170rpm
モーター最大トルク 250Nm

また、上記エンジンのほかにはハイグレードモデルにロールスロイスのSUVである「カリナン」にも搭載される予定の6,000ccのV型12気筒エンジンが搭載されると噂されていて、最高出力は544PSを発揮します。

新型BMW X7の日本発売日は2019年冬で価格帯は1,000万円以上からスタート

幹線道路を走るBMW X7

BMWのラグジュアリーSUVであるX7は、2018年10月17日に発表されました。日本導入は2019年冬になると考えます。気になる価格帯は、下位モデルとなるX5の値段が896万円からですので、少なくとも1,000万円以上の価格帯からスタートになると考えられます。

2.0L直列4気筒ハイブリッドエンジン諸元
直列6気筒エンジン搭載モデル 1,000万
V型8気筒エンジン搭載モデル 1,100万
ハイブリッドエンジン搭載モデル 1,300万

新型BMW X7のライバル車は、「メルセデス・ベンツのGLS」、「キャデラックのエスカレード」になると考えられます。

BMW X7のライバルであるメルセデス・ベンツGLSメルセデス・ベンツ/GLS

メルセデス・ベンツGLS諸元
モデル 350d
全長 5,130mm
全幅 1,935mm
全高 1,850mm
ホイールベース 3,075mm
エンジン V型6気筒ディーゼルターボ
最高出力 258PS/3,400rpm
最大トルク 620Nm/1,600-2,400rpm
価格 10,700,000円

BMW X7のライバルであるキャデラック エスカレードキャデラック/エスカレード

キャデラック・エスカレード諸元
モデル プレミアム
全長 5,195mm
全幅 2,065mm
全高 1,910mm
ホイールベース 2,950mm
エンジン V型8気筒OHV
排気量 6,153cc
最高出力 426PS/5,600rpm
最大トルク 623Nm/4,100rpm
価格 11,666,667円

フルサイズSUVのBMW・X7のモデルチェンジ遍歴

X7はドイツのBMWが販売するフルサイズSUVで、BMWでは最大サイズのSUVになります。縦長に大型化したキドニーグリルが特徴的です。

BMW・X7 G07/2019年~

2019年6月、日本市場向けにディーゼルエンジンの「xDrive35d」と、ガソリンエンジンの「M50i」が導入されました。
2022年11月に大幅改良を実施。48Vマイルドハイブリッドとパドルシフトを全車に搭載しました。

BMW・X7のモデルチェンジ遍歴
BMW・X7のモデル 販売年表
G07 2019年~

BMW X7はラグジュアリーなSUVファミリーカー

BMW X7

新しくXシリーズにラインナップする最上位モデルのX7は、3列シートの7人乗りモデルでX5よりもひと回り大きなボディサイズになるので3列目に大人が乗っても窮屈な思いをすることなく過ごすことができます。ワールドプレミアは2018年11月に行われるロサンゼルスモーターショーで、価格帯はX5よりも上の1,000万から1,300万円になるでしょう。

搭載されるエンジンはベースグレードが直列6気筒ターボエンジン、上位グレードにはV型8気筒ツインターボエンジンや直列4気筒ツインターボ+モーターのハイブリッドエンジンがラインナップしています。ハイパフォーマンスモデルには、ロールスロイス・カリナンにも搭載されると見られているV型12気筒エンジンがあります。

ライバル車はメルセデス・ベンツ・GLS、キャデラック・エスカレードが存在し、どの車もSUVクラスのフラッグシップモデルに君臨している車種です。BMWのラインナップに新たに加わる新型X7の発売が待ち遠しい。