新型ミライースのモデルチェンジ情報

ダイハツ新型ミライースが2017年5月のフルモデルチェンジで35.2km/Lを実現

ダイハツの新型ミライースがフルモデルチェンジし2017年5月9日に登場しました。注目の燃費性能やダイハツの安全システム「スマートアシスト3」について解説、その他エクステリアやインテリアの変更点なども紹介します。軽自動車屈指のコストパフォーマンスを持つ新型ミライースをチェックしましょう。

ダイハツ新型ミライースが2017年5月のフルモデルチェンジで35.2km/Lを実現

新型ミライースへフルモデルチェンジをして安全装備と燃費が進化

自動車に低燃費やエコが求められ始めた2011年9月に電気自動車(EV車)、ハイブリッド車(HV車)に続く第3のエコカーとして誕生したミライースは30km/Lの驚異的な燃費性能を武器に軽自動車市場で大ヒットした車種です。

その後2013年のマイナーチェンジを経て、2017年5月9日に6年ぶりのフルモデルチェンジを果たしました。ダイハツが発表した販売後1ヶ月の累計受注台数は、月販目標9,000台に対して約2倍にあたる20,000台にのぼるとされ爆発的な人気となりました。

大きく向上した燃費性能の変化、エクステリアや内装の変化、新しく搭載された安全装備スマートアシスト3など新型ミライースの特徴や変更点などを詳しく紹介します。

新型ミライースは立体的なエクステリアに進化

新型ミライースのフロントビュー

フルモデルチェンジ前のミライースは全体的に丸い印象が強く出ていましたが、新型ミライースのエクステリアは上下2段になっているフロントマスク、ボディ下部の引き締まった造形、サイドドアのシェイプなど車体全体が立体的に進化しました。

新型ミライースのリヤビュー

高い空力性と、軽量高剛性のDモノコック構造を採用したボディなど燃費と安全性を考え工夫されています。フルモデルチェンジで採用されると噂になっていたダイハツの新たなプラットフォームDNGA(Daihatsu New Global Architecture)の採用は見送られました。

新型ミライースのボディカラーは全部で9種類

フルモデルチェンジを果たした新型ミライースは全9種類のカラフルなカラーが用意されています。年代や性別を問わないホワイト・シルバー系の色や個性的なイエローなどの原色系カラーも選択できます

スカイブルーメタリック

スカイブルーメタリックの新型ミライース

レモンスカッシュクリスタルメタリック

レモンスカッシュクリスタルメタリックの新型ミライース

マゼンタベリーマイカメタリック

マゼンタベリーマイカメタリックの新型ミライース

スプラシュブルーメタリック

スプラシュブルーメタリックの新型ミライース

プラムブラウンクリスタルマイカ

プラムブラウンクリスタルマイカの新型ミライース

ブラックマイカメタリック

ブラックマイカメタリックの新型ミライース

パールホワイト3

パールホワイト3の新型ミライース

ブライトシルバーメタリック

ブライトシルバーメタリックの新型ミライース

ホワイト

ホワイトの新型ミライース

使いやすく快適な室内空間

新型ミライースのコクピット

新型ミライースはドライバーの運転しやすさを最優先に考え設計されています。誰が運転しても使いやすいよう、シンプルで分かりやすいようスイッチ類が設置されています。

新型ミライースの室内空間

また室内に十分なゆとりがあるのもミライースの特徴です。
室内長2025mm、室内高1240mm、前後乗員距離910mmの室内はドライバーへ十分な視認性、同乗者には快適な居住性を提供します。

新型ミライースの収納

インパネのトレイやドリンクホルダーやドアポケットの収納なども用意されているので、荷物が多くなるロングドライブでもストレスがありません。

歩行者も検知できるスマートアシスト3を装備

新型ミライースの全てのSA3グレードへダイハツの最新の安全予防システム「スマートアシスト3」が装備されます。スマートアシスト3は5つの安全予防システムを搭載しています。

1.衝突警報・衝突回避支援ブレーキ機能

走行中の車両と歩行者を検知して衝突の危険性をドライバーへお知らせする機能、そして万が一衝突の危険性がある場合には緊急ブレーキを作動する機能となっています。
スマートアシスト2では車両のみだったのがスマートアシスト3では歩行者も検知できるようになりました

スマートアシスト3歩行者検知システム

衝突警報機能

新型ミライースの前方に搭載された2つのステレオカメラで車両や歩行者を検知し、衝突する危険性がある場合はブザー音とメーターに警告します。
車両に対しては約100km、歩行者に対しては約50kmで走行している時を上限に衝突警報機能が作動します。

事前ブレーキ

車両と歩行者に衝突する危険性がさらに高まった場合に自動でブレーキをかけてくれます。
車両に対しては約80km、歩行者に対しては約50kmで走行している時を上限に事前ブレーキが作動します。

被害軽減ブレーキアシスト

事前ブレーキ作動中にドライバーがブレーキをかけるとブレーキの効きを強くなるように制動します。
車両は約80km、歩行者は約50kmを上限に被害軽減ブレーキアシストが作動します。

緊急ブレーキ

車両や歩行者と衝突が避けられない場合は自動でブレーキがかかります。
車両は約80km、歩行者へは約50kmを上限に緊急ブレーキが作動し、最小限の被害になるようサポートするシステムです。

2.車線逸脱警報機能

60km以上で走行し、新型ミライースに搭載されたステレオカメラが車線を検知しているのを条件として、車体が道路上の車線をはみ出しそうになるとドライバーへ警報します。
ターンランプを使用している場合は車線をはみ出しても警報されないので注意しましょう。

3.誤発進抑制制御機能

前方は約4m以内、後方は約2m~3m以内に壁などの障害物を検知し、前進、後進でアクセルを踏み込んだ時の急発進を抑える機能です。
近年はアクセルとブレーキの踏み間違え事故が多発していることもあるため、この誤発進抑制制御機能は事故防止に大いに役立つことが期待されています。

4.先行車発進お知らせ機能

信号待ちなどで停車している時のうっかりを防止する機能です。
前方10m以内の先行車が約3m進んでも、ブレーキを踏んだまま止まっている時にブザーとメーター内にお知らせを表示させます。

5.オートハイビーム

死亡事故が多くなる夜間の運転をサポートするのがオートハイビームです。
時速25km以上で作動し、対向車の明るさを検知して自動でハイビームとロービームを切り替えます。安全に、快適に夜のドライブを楽しめる安全予防システムです。

運転頻度が少ない方や運転自体が苦手な方にとってスマートアシスト3の安全予防システムは心強い味方です。
一度接触事故を起こしてしまうと大きな事故になりやすい軽自動車だけにスマートアシスト3は今後の事故防止に大きく貢献するシステムとなるでしょう。

注意点として、スマートアシスト3は車両や歩行者の急な割込みや飛び出しには対応していません。最新の安全予防システムが搭載されているからといって過信し過ぎないようにしましょう。

新型ミライースのライバルはスズキ アルト

新型ミライースのライバルであるスズキ アルト

スズキから販売されるアルトはミライースと酷似したエクステリア、販売価格、燃費性能などを持ち軽自動車市場でも販売台数を競い合う強力なライバルです。
特に燃費性能はガソリンモデルの普通車、軽自動車を合わせてNo.1性能のJC08モード37km/Lとなっています。

当初新型ミライースはアルトの燃費である37km/Lを超え40km/Lを実現してくるのではないかと注目されていましたが、2016年の自動車メーカー各社の燃費不正問題が明るみで出たため、ダイハツはカタログ燃費にはこだわらずミライースが発表されました。

ミライースはアルトに燃費性能では惜敗していますが、ダイハツから発表された販売1ヶ月の販売台数を見る限りとても好調なスタートを切っています。
洗練されたエクステリアや質感がアップした室内、そして最先端の安全装備スマートアシスト3の搭載など、新型ミライースの魅力が好調な販売台数に直結したと言えるでしょう。

スズキ アルト ダイハツ ミライース
全長 3,395mm 3,395mm
全幅 1,475mm 1,475mm
全高 1,475mm 1,500mm
室内長 2,040mm 2,025mm
室内幅 1,255mm 1,345mm
室内高 1,215mm 1,240mm
総排気量 658cc 658cc
車両重量 650kg 650kg
ホイールベース 2,455mm 2,455mm
最低地上高 155mm 145mm
最小回転半径 4.2m 4.4m
乗車定員 4名 4名
ボディカラー 7色 8色
燃費 37.0km/L 35.2km/L
価格 847,800円~ 842,400円~

新型ミライースはコストパフォーマンスの高い軽自動車

軽自動車は安く買える大衆車という立ち位置でしたが、近年は車両価格で200万円を見据える車両も登場してきました。
これには安全装備の充実や内装の高級化などの理由がありますが、新型ミライースはスタート価格が842,400円と非常に購入しやすい価格帯となっています。

新型ミライースはフルモデルチェンジを果たしダイハツの最新安全システムを搭載した点をみても、コストパフォーマンスの高さは軽自動車でNo.1といっても過言ではありません。