ジムニーの維持費

ジムニーの年間維持費 人気グレードの燃費・税金・車検代など

スズキの名車・ジムニーの年間維持費を「XGグレード」を例に大学生が購入したケースで算出。軽自動車の特徴である維持のしやすさがわかる実際の燃費や車検代や税金などを解説。保険料や駐車場代などはユーザーにより違うがターゲットを明確にしたリアルな数字なので参考に。

ジムニーの年間維持費 人気グレードの燃費・税金・車検代など

ジムニーのXGグレードを新車で買った場合の年間維持費と項目別の内訳

キャンパスライフをさらにエンジョイするためには車が必要だ!と、思っている学生は沢山います。特に親元を離れ、地方の大学に通う学生ほどそういった車が欲しい願望は強いはずです。

今回は、大学生に人気の軽自動車であるスズキのジムニーと、その派生車で普通自動車タイプのジムニーシエラの年間維持費の合計額を概算します。女子ウケして、同級生を送り迎えし・デートに誘いやすい車はシエラの方かもしれないけど…維持費が気になっているという方のためにシエラの維持費も概算しました。どちらのタイプの維持費がどのくらい高いのかを見比べるだけでも楽しむ事が出来ます!

ジムニーXGグレードとジムニーシエラのスペックを比較

ジムニーシエラのエクステリア

ジムニーの年間維持費を概算するにあたって、ジムニーXGとシエラのスペックを紹介します。1年間の燃料代は「燃費」と「燃料」を用いて、自動車税は総排気量を用いて求める事が出来ます。

ジムニーXG ジムニーシエラ
全長 3,395mm 3,600mm
全幅 1,475mm 1,600mm
全高 1,680mm 1,705mm
ホイールベース 2,250mm 2,250mm
最小回転半径 4.8m 4.9m
トランスミッション 4速オートマチック 4速オートマチック
燃費 13.6km/L 12.6km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン 無鉛レギュラーガソリン
乗車定員 4名 4名
車両重量 990kg 1,070kg
エンジン 水冷4サイクル直列3気筒
インタークーラーターボ
水冷4サイクル直列4気筒
総排気量 0.658L 1.328L
タイヤ 175/80R16 91Q 205/70R15 95S

ジムニーXGグレードの年間維持費は435,677円でシエラよりも108,761円お得

先の表で紹介した車のスペックを用いて燃料代などを概算した結果、ジムニー・XGの年間維持費は435,677円となり、シエラの年間維持費は544,438円となりました。

両車を比較して差が出た項目は、自動車税と任意保険料です。差が生じている理由はXGが軽自動車であるのに対して、シエラは普通自動車である事です。

項目 ジムニーXG ジムニーシエラ
自動車税 10,800円 34,500円
燃料代 88,935円 96,074円
駐車場代 120,000円 120,000円
車検代 35,763円 45,387円
任意保険料 137,000円 204,200円
諸経費 41,013円 44,277円
合計金額 433,511円 544,438円

ジムニーの自動車税は10,800円で軽自動車の恩恵を感じられる金額に

自動車税のイメージ画像

自動車税は車の所有者に課される税金です。支払い期限は毎年5月末で、郵送で送られてきた所定の用紙を持っていけばコンビニなどでも支払いする事ができます。期限を過ぎますと超過料金が発生してしまいます。

自動車税の納付額は、車の総排気量に応じて変わってきます。ジムニーXGは総排気量が658cc(1L=1000cc)の軽自動車です。そのため、自動車税は10,800円です。シエラは総排気量が1.328Lの普通自動車であるため、自動車税は34,500円となります。

軽自動の自動車税
用途区分 総排気量 税額
自家用乗用軽自動車 660cc以下(2015年4月1日以降) 10,800円
660cc以下(2015年3月31日以前) 7,200円
営業用乗用軽自動車 660cc以下(2015年4月1日以降) 6,900円
660cc以下(2015年3月31日以前) 5,500円
2019年10月以前に初回新規登録を受けた場合の自動車税
車の分類 総排気量 税額 税額(13年超)
自家用車 1.0L以下 29,500円 33,900円
1.0L超~1.5L以下 34,500円 39,600円
1.5L超~2.0L以下 39,500円 45,400円
2.0L超~2.5L以下 45,000円 51,700円
2.5L超~3.0L以下 51,000円 58,600円
3.0L超~3.5L以下 58,000円 66,700円
3.5L超~4.0L以下 66,500円 76,400円
4.0L超~4.5L以下 76,500円 87,900円
4.5L超~6.0L以下 88,000円 101,200円
6.0L超~ 111,000円 127,600円
2019年10月以降に初回新規登録を受けた場合の自動車税
車の分類 総排気量 税額
自家用車 1.0L以下 25,000円
1.0L超~1.5L以下 30,500円
1.5L超~2.0L以下 36,000円
2.0L超~2.5L以下 43,500円
2.5L超~3.0L以下 50,000円
3.0L超~3.5L以下 57,000円
3.5L超~4.0L以下 65,500円
4.0L超~4.5L以下 75,500円
4.5L超~6.0L以下 87,000円
6.0L超~ 110,000円

ジムニーの燃料代は88,935円でシエラと比較しても目立った差額は生まれない

車を動かすには燃料が必要です。ジムニーとシエラの燃料はともにレギュラーガソリンです。それぞれの車にかかる1年間の燃料代は「年間走行距離」・「燃費(km/L)」・「レギュラーガソリン(円/L)」で概算することが出来ます。

年間走行距離の目安

通勤・通学(往復30km×120日×=3,600km)
週1度のお買い物(往復30km×52週=1,560km)
月1度のレジャー(往復400km×12回=4,800km)
・3,600km+1,560km+4,800km=9,960km

年間走行距離は、数字のキリが良い10,000kmで設定します。

ジムニーXGの燃料代88,935円の内訳

ジムニー・XGの燃費は13.6km/Lです。年間走行距離は10,000kmなので、1年間に必要となるレギュラーガソリンは735Lとなります。レギュラーガソリンの価格を121円/Lとすると、1年間にかかる燃料代は735(L)×121(円/L)=88,935円となります。

シエラの燃料代96,074円の内訳

シエラの燃費は12.6km/Lです。年間走行距離はXGとの価格差を比較するため、同様に年間走行距離は10,000kmとします。すると、1年間に必要となるレギュラーガソリンの量は794Lとなります。レギュラーガソリンの価格を121円/Lとして、1年間にかかる燃料代を求めると794(L)×121(円/L)=96,074円となります。

ジムニーの駐車場代は札幌市を想定 年間にかかる金額は120,000円

机に止まるミニカー

駐車場代は車を「そこ」に置いておくためにかかる費用です。駐車スペースを確保は、車庫証明の申請書類で課される必要事項です。

月極駐車場代は、「都市部と地方」「居住場所のグレード」などによって金額にバラつきが生じてしまいます。ちなみに、各主要都市の月極駐車場の相場は以下の通りです。

  • 東京(23区)の相場:30,000円
  • 大阪市の相場:25,000円
  • 横浜市の相場:17,000円
  • 名古屋市の相場:11,000円
  • 福岡市の相場:11,000円
  • 札幌市の相場:10,000円

今回は、札幌市の大学に進学した学生を想定して考えます。そのため、月極駐車場代は札幌市の相場である10,000円と設定します。すると、1年間にかかる駐車場代は120,000円となります。

ジムニーXGの車検代は37,929円でシエラとの差額は7,458円

車検代は新車の購入の初回車検であれば3年後、その後は2年毎のタイミングでやってきます。車検が切れているのに公道を走行してしまうと、道路交通法違反となってしまうため注意が必要です。諸手続き等で数日かかる事もあるため、車検は時期が訪れたら早めに通す事をお勧めします。車検代は以下の計算式で概算する事が出来ます。

車検代=法定費用+車検基本料+サービス料

  • 法定費用:重量税や自賠責保険料など、支払い額が法律によって決められています
  • 車検基本料:検査代・整備費・申請書類の手続きの費用、「ディーラー」などで額が異なる
  • サービス料:車検を依頼した会社の利益
ジムニー XGの車検代37,929円の内訳

法定費用の該当項目である重量税は、車両重量に応じて納付額が変わってきます。ジムニーXGの車両重量は990kgですが、軽自動車の重量税は一律に決められていて2年間で6,600円となります。1年換算では3,300円です。

自賠責保険料は条件設定が煩雑であるため、わかりやすく保険加入期間を12ヵ月・15130円(軽自動車であるため)とします

車検基本料とサービス料は「ディーラー」「カー用品店」「スタンド」「自動車整備工場」、どこで車検を通してもらうかで料金が異なります。ディーラーに依頼したら、車検基本料とサービス料を合わせて52,000円請求されたとすれば、1年換算では17,333円です。

ジムニーXGの1年換算での車検代は、それぞれの額を合計すれば求める事が出来ます。計算を行うと、
3,300円+15,130円+17,333円=35,763円となります。

シエラの車検代45,387円の内訳

シエラの車両重量は1,070kgであり、1,500kg以下の車種に分類されるため重量税の額は24,600円となります。1年換算では8,200円です。

自賠責保険はジムニーXGと同様で保険期間を12ヵ月で設定すると、シエラは普通車であるため15,520円の額となります。ディーラーに依頼したら、車検基本料とサービス料を合わせた65,000円を請求されたとすれば、1年換算では21,667円です。

シエラの1年換算での車検代は、8,200円+15,520円+21,667円=45,387円となります。

●重量税
自動車重量税 車検の有効期間(3年)
エコカー外 エコカー
車両重量/税率 減税無し 本則税率 25%減税 50%減税
~500kg以下 12,300円 7,500円 5,600円 3,700円
~1,000kg以下 24,600円 15,000円 11,200円 7,500円
~1,500kg以下 36,900円 22,500円 16,800円 11,200円
~2,000kg以下 49,200円 30,000円 22,500円 15,000円
~2,500kg以下 61,500円 37,500円 28,100円 18,700円
~3,000kg以下 73,800円 45,000円 33,700円 22,500円
自動車重量税 車検の有効期間(2年)
エコカー外 エコカー
車両重量/税率 減税無し 本則税率 25%減税 50%減税
~500kg以下 8,200円 5,000円 3,700円 2,500円
~1,000kg以下 16,400円 10,000円 7,500円 5,000円
~1,500kg以下 24,600円 15,000円 11,200円 7,500円
~2,000kg以下 32,800円 20,000円 15,000円 10,000円
~2,500kg以下 41,000円 25,000円 18,700円 12,500円
~3,000kg以下 49,200円 30,000円 22,500円 15,000円

※車を登録してから、13年、18年が経過すると、重量税が加算されます。
※エコカー減免制度が適用される車であれば、税額が免除、及び一定割合減免されます。

●自賠責保険料(離島・沖縄を除く)
2017年4月1日以降、2020年3月31日以前の自賠責保険料
車種普通自動車 保険期間
37ヵ月 36ヵ月 25ヵ月 24ヵ月 13ヵ月 12ヵ月 1ヵ月
36,780円 35,950円 26,680円 25,830円 16,380円 15,520円 5,870円
2023年4月1日以降の自賠責保険料
車種普通自動車 保険期間
37ヵ月 36ヵ月 25ヵ月 24ヵ月 13ヵ月 12ヵ月 1ヵ月
24,190円 23,690円 18,160円 17,650円 12,010円 11,500円 5,740円

※新車を購入した場合は、自賠責保険は37ヶ月加入となります。
※沖縄・離島を除く

ジムニーの任意保険料は年間137,000円 普通自動車のシエラと差が出やすい

海外の保険証書

車検費用に含まれている自賠責保険だけでは、事故を起こしてしまった際・巻き込まれてしまった際にカバーしきれないケースが多いのが実情です。

任意保険には加入義務はありません。しかし、特に今回モデルケースとして想定している運転にはまだ慣れていない大学生のような場合は「同乗している友人や恋人」「自分と相手」が事故によって受けた被害を十分にカバーしてくれる任意保険には加入すべきです。

ジムニーの任意保険料137,000円の内訳

ジムニーの年間にかかる任意保険料を求めるにあたって

  • 年齢は20才以下
  • 6等級のゴールド免許
  • 対人・対物賠償は無制限
  • 車両保険はつけない

で、シミュレーションした結果の任意保険料は137,000円となりました。車両保険をつけた場合には、保険料はもっと高い金額となります。

データを見る限り20才以下であるドライバーは事故を起こしやすい年齢層であるために、保険会社は保険料を高く設定しています

各保険会社が用意しているセカンドカー割引や、親の等級を引き継ぐ制度を利用すれば、保険料を安くすることができます。

シエラの任意保険料204,200円の内訳

シエラの年間にかかる任意保険料も「年齢は20才以下」「6等級のゴールド免許」・「車両保険はつけない」など同様の条件設定でシミュレーションしたところ、任意保険料は204,200円となりました。

シエラの方が保険料は割高なのは、各データを通じて保険会社がシエラの方が事故を起こするリスクの高い車であると判断しているためです。

ジムニーXGの諸経費(消耗品やオイル交換などのメンテナンス代)は41,013円

諸経費とは、エンジンの状態を維持する上で不可欠なオイル交換代・消耗してしまったタイヤを新品のモノと交換する費用など、メンテナンスに関わる合計額の事をいいます。

  • オイル交換は半年に1回で年に2回行う
  • 新品のタイヤを購入するのは3年後

という条件設定の基で、諸経費を求めていきます。

エンジンの状態に維持に関わるオイル交換の費用は、ディーラーに依頼すればオイル代と工賃を含めて1回につき8,000円ほど請求されます。年に2回行えば、合計16,000円が必要です。

タイヤの購入価格はシミュレーションサイトで、同一メーカーの商品を用いて見積もりました。

ジムニーXGの標準タイヤサイズ:175/80R16 91Q
サマータイヤ:DUNLOPのGRANDTREK:37,324円(4本)
スタッドレスタイヤ:DUNLOPのWINTER MAXX:37,716円(4本)
合計:75,040円
1年間の積立金:25,013円

シエラの標準タイヤサイズ:205/ 70R15 95S
サマータイヤ:DUNLOPのGRANDTREK:40,432円(4本)
スタッドレスタイヤ:DUNLOPのWINTER MAXX:44,400円(4本)
合計:84,832円
1年間の積立金:28,277円

オイル交換費用と合わせた、ジムニーの諸経費は16,000+25013=41,013円。シエラの諸経費の計算も同様に行うと16000+28277=44,277円となります。

スズキのジムニーは、これからも学生達の憧れの車であり続けます!

峠を走るジムニーシエラ

スズキのジムニーは、1970年から販売されている軽自動車でありながら本格的なオフロード走行が可能な4WDの車です。40年以上もの長きにわたって幅広い世代からも支持を集めています。

発売当初から、リーズナブルな価格設定なのに本格的な走りを追求している姿勢が評価され、当時から学生達の間でも憧れの車でした。

ちなみにジムニーの車名は、「JeeP」に「Mini」「Tiny(小さな)」を掛け合わせた造語です。ジムニーの派生車として誕生した普通車タイプのシエラの「シエラ」とはスペイン語で山脈を意味する「SIERRA」をモチーフとして名付けられました。

軽自動車のジムニーを維持していけるか自分で考えてみよう!

ジムニーと維持費

ジムニーがあれば、キャンパスライフが充実するのは確かです。夏休みは、友人や恋人とキャンプ出かけたり・海水浴に出かけたりなど思い出が増えていきます。冬休みは、スキーやスノーボードを楽しんだり・温泉旅行を楽しんだりして人間関係も深まっていきます。

自分のバイト代や親からの仕送り額などの入ってくるお金の合計額が、ジムニーの維持費や家賃やスマホ代や食費などにかかる支出を越えていれば、ジムニーに乗り続けることが出来ます。

今回の年間維持費はあくまでも概算額です。自分の実生活に照らし合わせて、もっと金額を具体化して計算し直すことで、実際にかかる年間維持費の額に近づく事が出来ます

ジムニーを維持していけるかどうかを自分で考えてみましょう!ジムニーに乗って思い出を増やしていくためには、大切な事かもしれません。