新型フィットの維持費

新型フィットのガソリン車とハイブリッド車の年間維持費の比較

ホンダの新型フィットの年間維持費をガソリン車とハイブリッド車に分けて紹介します。自動車税や重量税といった税金の負担金額、燃料代・車検代・任意保険料はどのような数値を代入して計算したのかについても紹介します。

新型フィットのガソリン車とハイブリッド車の年間維持費の比較

新型フィットの年間維持費をガソリン車とハイブリッド車別に分けて計算して比較しました!

2017年の6月にマイナーチェンジが行われて誕生した新型フィット。車の販売価格が安いガソリン車にすれば良いのか、燃費の面で優れているハイブリッド車にすれば良いのか購入を迷っている方もいるはずです。今回は両方の車の年間維持費を燃料代などの各項目別に分けて計算し比較しました。

年間維持費を計算する際に利用した新型フィットのグレード別のスペック

新型フィットに乗る男性

ガソリン車では「15XL Honda SENSING」のグレード車を、ハイブリッド車では「HYBRID・L Honda SENSEING」のグレード車を新車で購入したケースを想定して年間維持費を概算しました。どちらの車もホンダの先進の安全技術であるHonda SENSINGを搭載しているため、人気の高いグレードです。

ハイブリッド車「HYBRID・L Honda SENSEING」とガソリン車「15XL Honda SENSING」の販売価格を比較すれば、HYBRID・L Honda SENSEINGの方が225,720円ほど高い価格設定をしています。

15XL Honda SENSINGとHYBRID・L Honda SENSEINGのスペック
ガソリン車 ハイブリッド車
全長 3,990mm 3,990mm
全幅 1,695mm 1,695mm
全高 1,525mm 1,525mm
ホイールベース 2,530mm 2,530mm
最小回転半径 4.9m 4.9m
燃費 22.2km/L 37.2km/L
燃料 無鉛レギュラーガソリン 無鉛レギュラーガソリン
乗車定員 5名 5名
車両重量 1070kg 1080kg
エンジン 水冷直列4気筒横置 水冷直列4気筒横置
総排気量 1.496L 1.496L
駆動方式 FF FF
メーカー希望小売価格 1,853,280円 2,079,000円

新型フィット維持費の合計:ガソリン車は446,853円/ハイブリッド車432,251円

車とお金を交換する人

新型フィットのガソリン車の年間維持費の概算額は446,853円で、ハイブリッド車は432,251円となりました。ハイブリッド車の方が14,602円ほどリーズナブルです。その理由は、やはりハイブリッド車の低燃費性にあって、年間にかかる燃料代が安く済むからです。

一方、車検代に注目をすればガソリン車の方が安上がりです。ハイブリッド車は内部構造が複雑であり、使われているパーツが劣化した場合にはどうしても交換費用が高くなってしまいます。

ガソリン車 ハイブリッド車
自動車税 34,500円 34,500円
燃料代 54,900円 32,818円
駐車場代 180,000円 180,000円
車検代 48,285円 55,765円
任意保険料 94,500円 94,500円
諸経費 34,668円 34,668円
合計金額 446, 853円 432,251円

自動車税34,500円の内訳

毎年4月1日時点で車を所有していることで納付義務が生じる自動車税は、車の総排気量に応じて納税額が変わってきます。今回のモデルケースで用いたフィットの総排気量は、1L超~1.5L以下なので税額34,500円を5月末までに支払わなければなりません。

フィットの「HYBRID・L Honda SENSEING」などのハイブリッド車を新車で購入した場合には、エコカー減税の適用を受けることが出来て、車を登録した翌年度の自動車税が25,500円(75%軽減)されるなどの税制上の恩恵があります。ただ、恒常的に続いていく訳ではないので自動車税は34,500円で計算しました。

車の分類 総排気量 税額
自家用車 1L以下 29,500円
1L超~1.5L以下 34,500円
1.5L超~2.0L以下 39,500円
2.0L超~2.5L以下 45,000円
2.5L超~3.0L以下 51,000円
3.0L超~3.5L以下 58,000円
3.5L超~4.0L以下 66,500円
4.0L超~4.5L以下 76,500円
4.5L超~6.0L以下 88,000円
6.0L超~ 111,000円

燃料代:ガソリン車は54,900円 / ハイブリッド車は32,818円の内訳

燃料がなければ車は動きません。1年間に必要となる燃料代は、年間走行距離・車の燃費・1L当たりの燃料代から求める事が出来ます。新型フィットが使用する燃料はガソリン車とハイブリッド車ともに無鉛レギュラーガソリンです。JC08モード測定ではフィットのガソリン車の燃費は22.2km/L、ハイブリッド車の燃費は37.2km/Lです。

年間走行距離の目安

通勤・通学(往復30km×120日×=3,600km)
週1度のお買い物(往復30×52週=1,560km)
月1度のレジャー(往復400km×12回=4,800km)
・3,600km+1,560km+4,800km=9,960km

年間走行距離は数字のキリのよい10,000km、レギュラーガソリンの価格を122円/Lとします。

新型フィットのガソリン車「15XL Honda SENSING」が10,000km走行する際に必要なガソリンの使用量はおよそ450Lです。

450L×122円/L(レギュラーガソリンの単価 )= 54,900円

年間走行距離を10,000kmと想定した場合の、ガソリン車の燃料代は54,900円となりました。

新型フィットのハイブリッド車「HYBRID・L Honda SENSEING」が10,000km走行する際に必要なガソリンの使用量はおよそ269Lです。

269L×122円/L(レギュラーガソリンの単価) = 32,818 円

年間走行距離を10,000kmと想定した場合の、ハイブリッド車の燃料代は32,818円となりました。

今回のケースでガソリン車とハイブリッド車の燃料代を比較すれば、ハイブリッド車の方が22,082円お得になりました。走行距離が増えるつれ、燃費の良い車の方がお得感はさらに増していきます。

駐車場代180,000円の内訳

マンションの駐車場にとまる車

駐車場代はご自宅に駐車スペースがなくて、月極駐車場を借りる際にかかってしまう費用です。車を駐車できる場所を設けることは、車庫証明を申請する際にも必要となります。月極駐車場代は、住んでいる地域・場所の駐車スペースの設備によって大きく変わってきます。

  • 東京都の相場:30,000円
  • 大阪市の相場:25,000円
  • 横浜市の相場:20,000円
  • 名古屋市の相場:15,000円
  • 福岡市の相場:15,000円
  • 札幌市の相場:10,000円

今回は名古屋市と福岡市の月極駐車場代の相場である15000円をモデルとして計算しました。すると、年間にかかる駐車場代は180,000円となります。

年間維持費の概算において、駐車場代の項目は実際にかかる金額と比較すれば最もバラつきが多くなってしまいます。ご自身が住んでいる地域の相場や、お住まいになられている住居の月極駐車料金の金額を用いることでより正確な年間にかかる駐車場代を求める事が可能となります。

車検代:ガソリン車48,265円/ハイブリッド車55,765円の内訳

車検を始める自動車整備士

車検代は、以下の計算式に金額を代入すれば概算できます。

車検代=法定費用+車検基本料+サービス料

法律によって支払う金額が定め法定費用は

  • 重量税:24,600円※1(車両重量に応じて負担額が変わる。フィットの重量は1,500kg以下)
  • 自賠責保険24ヶ月:25,830円
  • 印紙代:1,100円

の合計額は51,530円です。法定費用以外の車検基本料やサービス料は任意で、車検を通すディーラーや整備工場によって変わってきます。車検基本料やサービス料は、車の使用年数が経っている・車の構造が複雑であるほど、検査やメンテナンス面・部品の交換で手間が必要となるためそれらの費用は膨らんでしまいます。

ハイブリッド車はガソリン車に比べて、エンジン系統などの内部構造が複雑でバッテリーを交換する際には数十万円を加算されてしまう事もあります。

フィットのガソリン車の車検基本料とサービス量の合計は45,000円ほどで、ハイブリッド車の合計額は60,000円ほどになると見積もります。

ガソリン車では、法定費用51,530円と合わせた概算額は96,530円となり1年換算では48,265円です。
ハイブリッド車の車検代は111,530円と概算でき、1年換算では55,765円となりました。

※1「HYBRID・L Honda SENSEING」などのグレードを新車で購入すれば、エコカー減税が適応され重量税は免除されますが、恒常的ではないため重量税は24,600円とします。

●重量税
車両重量 重量税
~500kg以下 8,200円
~1,000kg以下 16,400円
~1,500kg以下 24,600円
~2,000kg以下 32,800円
~2,500kg以下 41,000円
~3,000kg以下 49,200円

※車を登録してから、13年、18年が経過すると、重量税が加算されます。
※エコカー減免制度が適用される車であれば、税額が免除、及び一定割合減免されます。

●自賠責保険料(離島・沖縄を除く)
車種 保険期間 金額
普通自動車 37ヵ月 36,780円
36ヵ月 35,950円
25ヵ月 26,680円
24ヵ月 25,830円
13ヵ月 16,380円
12ヵ月 15,520円
1ヵ月 5,870円

※新車を購入した場合は、自賠責保険は37ヶ月加入となります。

任意保険料94,500円の内訳

車の事故をおさめる保険屋

フィットは夫婦とお子さんが2~3人の家族構成の方がファミリーカーとして利用するケースも多い車です。

年間にかかる任意保険料を見積もるにあたって、30代の夫婦で「年間走行距離は10000km」・運転するのは「配偶者限定」・等級は世代平均である「14等級」・対人対物は「無制限」・車両保険は「つけた」場合を想定してシミュレーションをした結果、フィットの年間保険料は94,500円となりました。

任意保険は、自賠責保険のように法律によって加入義務は定められてはいませんが、自賠責保険だけではカバーできない事故時のケースを補填できたり、自損事故にも対応できる車両保険も用意されています。万が一のケースを想定して、ほとんどのドライバーが任意保険には加入しています。

諸経費34,668円の内訳

諸経費は車の状態を維持するために必要となる経費で、劣化してしまったエンジンオイルの交換やすり減ってしまったタイヤなどの交換がそれにあたります。

交換によって潤滑作用や防錆効果が高まるエンジンオイルの交換は、走行距離5000kmに1回が目安で、年間の走行距離が10,000kmであれば年に2回行う必要があります。1回にかかる費用はオイル代と工賃を合わせて6,000円前後となります。年間では12,000円となります

タイヤの交換は3年毎が目安となります。HYBRID・L Honda SENSEINGの15XL Honda SENSINGのタイヤはともに15インチです。某有名メーカーの15インチの4本セットのタイヤを68,000円で購入すれば、1年換算では、22,668円の積立金が必要です。

それらの1年間にかかる諸経費の合計額は34,668円となりました。

フィットはホンダが販売する日本を代表するコンパクトカー

フィットは2001年に初代モデルが販売されたコンパクトカーです。フィットは優れた走行性能と低燃費性に加え、広々としたラゲッジルームを完備するなど購買意欲を刺激する魅力的な車です。

発売の翌年である2002年には、日本国内において年間販売台数で33年間もの長きに渡りトップの座に君臨していたカローラの販売台数を上まわり年間1位となりました。フィットはグッドデザイン賞などを受賞するなどデザイン面や性能面でも高い評価を受けたホンダを代表する車です。

2017年の6月には3代目フィットのマイナーチェンジに関する公式発表、新型モデルの発売も行われました。新型フィットでは、ホンダの先進の安全支援システム「Honda SENSING」を搭載したグレードをラインナップ、ボディの剛性を強化する・ナビ機能を強化するなどしています

新型フィットと週刊少年ジャンプの創刊50周年を記念したショートムービーは大きな話題を呼んでいます。

新型フィット「ガソリン車」か「ハイブリッド車」にするかは年間維持費も考慮して決めよう!

新型フィット年間維持費を概算した結果、ハイブリッド車の方が15,000円ほどリーズナブルでした。車の販売価格を比較すれば、ガソリン車の方が22万円ほど安いです。しかし、今回は詳しくは紹介することは出来ませんでしたが、ハイブリッド車の方が自動車取得税が免税されるなどエコカー減税の恩恵を大きく受けることが出来ます。

燃費の優れているハイブリッド車は走行距離が長くなるほど、ガソリン車と比べれば燃料がお得になりますが、走行距離が増えるぶんだけ故障のリスクは高まります。

色んな条件を考慮して考えれば、どちらがリーズナブルなのかについて決断するのは難しくなってしまいます。

環境に負荷を与えにくいハイブリッド車の方が好ましいのか、それとも車のパーツが故障しても安く済むガソリンの方が好ましいのか、年間維持費も判断材料に入れて自分が乗りたいと思う新型フィットを選びましよう!