CX-8の内装

CX-8の内装は2列目シートの違いに注目 最高級シートのナッパレザーも大人気

CX-8の内装を紹介。シートには最高級のナッパレザーを使いドアトリムやステアリングホイール、センターコンソールに至るまで豪華な内装を丁寧に表現。フラッグシップSUVらしいエレガントな内装を持つ最大7人乗車可能なCX-8の内装をチェック。

CX-8の内装は2列目シートの違いに注目 最高級シートのナッパレザーも大人気

2017年12月14日に発売したCX-8の豪華すぎる内装

マツダCX-8は3列シートのSUVということで発表時から注目を集めました。2017年12月14日に発売され、ミニバンに替わる新しい形のSUVを提案しています。
3列シートは6人乗りのキャプテンシート仕様と、7人乗りのベンチシート仕様の2つが用意され、用途により選べるようになっています。順調に販売台数を伸ばしマツダの看板車種になった3列シートのCX-8の内装をチェックしましょう!

CX-8注目の内装は2列目シートでキャプテンシート・アームレスト付きシート・ベンチシートの3パターンから選べる

マツダ初の3列シートを設定するSUVということで大きな注目が集まるCX-8には、2列目シートに工夫がされています。シートの種類により、室内がより快適な空間になる6人乗りと、最大乗車人数で楽しくレジャーを楽しめる7人乗りが選べます。

6人乗車のウォークスルー キャプテンシートはXDとXDプロアクティブに設定

CX-8のウォークスルー キャプテンシート

XD、XD PROACTIVEで選べる1つ目のセカンドシートが6人乗りキャプテンシートです。
アームレストの角度調整機構が備わっているので、適切な位置に腕を置ける快適なドライブを実現します

XD、XD PROACTIVEに設定されるキャプテンシート最大の特徴は、3列目シートへ移動できるウォークスルーが可能なことです。小さい子供がいる方やおしゃべりしながらドライブを楽しみたい方には嬉しい機能となっています。

7人乗車可能な6:4分割可動式ベンチシートは全てのグレードに設定

CX-8の6:4分割可動式ベンチシート

全てのグレードで選べるもう1つのシートが6:4分割可動式ベンチシートです。
CX-8最大乗車人数の7人乗りを実現するのがこのベンチシートで、友達や家族みんなでレジャーにおでかけする機会のある方には重宝する設定となっています。

7人乗車可能な国産SUVはトヨタのランドクルーザー、プラド、日産のエクストレイル、三菱のアウトランダー、パジェロ、スバルのエクシーガの6車種しかない貴重な設定です。また、3列目シートと2列目シートを倒すことで広大なフラットスペースが生まれます。

高級ミニバンのような大型アームレスト付キャプテンシートはXD Lパッケージに設定

CX-8の大型アームレスト付キャプテンシート

最上級グレードのXD L Packageで選べるのが2列目シートに高級ミニバンのようなコンソールボックス付きの大型アームレストが備わるシートで、左右独立したキャプテンシートの間に配置され、2つのカップホルダーと大容量のコンソールボックスがついています。ウォークスルーはできませんが、長距離移動でもストレスのないゆとりあるドライブができます。

CX-8のシートは3種類を用意 最上級グレードのLパッケージにはナッパレザーが標準装備

CX-8のシートはブラックのスクエアクロスメッシュと、2種類のナッパレザーが用意されています。グレードにより選択できるシートが違いXDとXD PROACTIVEではスクエアクロスメッシュ、XD L Packageではナッパレザーが標準装備となっています。

重厚な雰囲気のスクエアクロスメッシュ

  • CX-8のスクエアクロスメッシュ コクピット
  • CX-8のスクエアクロスメッシュシート
  • CX-8のスクエアクロスメッシュシート2

XDとXD PROACTIVグレードに標準装備されるのがブラックのスクエアクロスメッシュです。マツダのフラッグシップSUVらしい重厚な雰囲気があります。 癖のないシートデザインを採用しているので老若男女に愛される内装となっています。

インパネのシルバー加飾とも相性が良く、高級感がしっかり伝わります。
シート地はメッシュ素材なので通気性が良く夏場のムレを防ぎ快適なドライブを提供します。

またマツダのシートは人間中心に設計され、体幹を支える振動の少ない素材がたっぷり使用されています。座り心地と快適性を持っているのがスクエアクロスメッシュのシートです。

挑戦的なディープレッドのナッパレザーの内装はCX-8の雰囲気をたっぷり楽しめる

CX-8のディープレッドのナッパレザー コクピット

CX-8のディープレッドのナッパレザーシート

CX-8のディープレッドのナッパレザーシート表皮

XD Lパッケージに標準装備される1つ目のシートがディープレッドのナッパレザーです。
ブラウンに近い色合いを持つディープレッドはエボニーステッチで仕上げられています。他車ではあまり見られないカラーなのでCX-8の雰囲気を楽しむにはうってつけのシートカラーと言えそうです。

ナッパレザーとは革の表面(銀面)を贅沢に使った革素材で、アメリカのカルフォルニア州ナパ群で作られたのがそのままブランド化されナッパレザーと呼ばれるようになりました。

柔らかくしなやかな感触と心地よい肌触りが特徴で、メルセデス・ベンツやBMWなどドイツの高級自動車メーカーに使われています。マツダではCX-3の特別仕様車XD noble brownやフラッグシップセダンのアテンザにも使われているため馴染みのある方もいるかもしれません。

CX-8のXD PROACTIVEではこのナッパレザーに特別な穴あけ加工を施し、手触りと風合いをより引き出しています。

CX-8に格別な室内空間を演出する内装がピュアホワイトのナッパレザー

CX-8のピュアホワイトのナッパレザー コクピット

CX-8のピュアホワイトのナッパレザーシート

CX-8のピュアホワイトのナッパレザーシート表皮

まるで異空間にいるように変化するのがピュアホワイトのナッパレザーです。高級輸入車のような空間が広がる車内は所有欲を十分に満たしてくれること間違いないでしょう。
特別なナッパレザーを使用したシートは肌触り抜群で、CX-8にいつまでも乗っていたい気持ちにさせてくれます

XD L Packageではピュアホワイトかディープレッドのどちらか1つを選択できます。どちらも素敵なカラーなので、よく吟味して決定しましょう。

フラッグシップSUVらしい隅々まで手を抜かずに仕上げられた内装の質感の高さがCX-8の魅力

車内の隅々まで手を抜かない内装は質感の高さを感じます。まさにフラッグシップSUVの名に相応しいエレガントな室内空間を紹介します。

CX-8のシフトノブ

フロントコンソール周りのスイッチ類やシフトノブの加飾にはサテンクロームメッキが使われています。上品ながらもSUVらしい力強い雰囲気を感じさせます。

  • CX-8のセンターコンソール
  • CX-8の開いたセンターコンソール

フロントの大型コンソールは、ドライバーと助手席に座る方の両方が肘を置ける広いスペースを確保しています。柔らかく肌触りの良い素材と使っているので長時間のドライブでも疲れません

コンソールは観音開きとなり使い勝手も考慮しています。前面にあるカップホルダーもペットボトルを余裕で置くことができます。

  • CX-8の2列目センターコンソール
  • CX-8の開いた2列目センターコンソール

XD L Packageに設定している2列目キャプテンシートのセカンドコンソールにはUSB端子を装備、スマートフォンやタブレット端末の充電にも対応しています。
左右独立のシートヒーターを設けているので寒い日のおでかけでも体を冷やすことはありません

CX-8のインパネ

インパネ加飾には高級車ブランドのレクサスでも採用されている、本杢とクロームメッキを装備しています。本杢とは本物の木で、何層にも重ねたものをカットして木材が持つ本来の温かみや質感を再現しています。

CX-8のステアリングホイール

ドライバーが常に触れる部分のステアリングホイールも本革巻きとなっています。メッキパネルとの組み合わせがCX-8を操る喜びを与えます。

CX-8のドアトリム

全席、後席のドアトリムにもパワーウインドのスイッチとアームレストを備えています。統一感のある見た目と、柔らかい手触りがまるで高級輸入車のような感覚を与えます。

CX-8のパワーシートスイッチ

CX-8の内装は見え難い部分でもマツダは手を抜きません。
運転席と助手席のパワーシートスイッチもメッキ加工されています。直接手で触れる部分なので、質感の高さを直接感じることができます。

最先端が詰め込まれたCX-8のコクピットはドライバーが便利で安全に使える工夫

CX-8の最先端コクピット

CX-8のコクピットは安全性能を高めた最先端の技術を採用しています。ドライブ中の安全を確保するために、意識が離れることを防止、目が離れることを防止、手が離れることを防止、を掲げています

CX-8のヘッドアップディスプレイ

フロントガラスに投影する最新のヘッドアップディスプレイは、標識表示にも対応し視線移動を最小限にするように設計されています。

CX-8のコマンダーコントロール

ナビやオーディオなどの情報をセンターディスプレイに表示するコマンダーコントロールは、手元を見ずに操作できるように工夫されています。

CX-8の7インチのセンターディスプレイ

7インチのセンターディスプレイも視線移動が少なくなるよう配置され、ドライブに必要な情報をいつでもリアルタイムに表示してくれます。

CX-8のサイドガラス

高めのアイポジションを持つCX-8はサイドの見切りも考えられ、コーナー部分の視界を確保します。

CX-8のフルオートエアコン

運転席と助手席で別々に温度設定ができるフルオートエアコンは、後席にも対応する3ゾーン仕様となっているためボディサイズが大きいCX-8でも車内温度を素早く均一に保てます

CX-8の電動パーキングブレーキ

電動パーキングブレーキも全グレードで標準装備され万が一の事故を防ぎます。また、オートホールド機能が搭載されているので、信号待ちや渋滞時に停車するとその状態を持続します。

オートホールド機能は運転の負担を大幅に軽減してくれる機能なので、標準装備しているのは嬉しいポイントです。

CX-8のステアリングヒーター

CX-8は寒い時期に嬉しいステアリングヒーターも装備しています。マツダの最先端の技術を集めた豪華装備となっています。

CX-8の室内は4つのシートアレンジで広々使えるミニバンのような使い心地

CX-8のシートアレンジ

3列目へスムーズに移動できるCX-8ですが、乗車人数に合わせて4種類の豊富なシートアレンジが可能となっています。乗り降りしやすく荷物も積める、使い勝手が考えられたユーティリティカーとして大活躍するでしょう。

2人乗車+ラゲッジモードのシートアレンジ

CX-8の2人乗車+ラゲッジモード

2列目、3列目を倒したシートアレンジです。乗車人数は2名となっていますが、広大な室内空間を作ることができるため、荷物が多い場合には大変便利です。近年流行している車内泊も軽々こなせます。

4人乗車+ラゲッジモードのシートアレンジ

  • CX-8の4人乗車+ラゲッジモード
  • CX-8の4人乗車+ラゲッジモード2

4名乗車は2のパターンがあり、1つは長物も積み込める長さを確保するための2列目と3列目の片方を倒すシートアレンジです。

もう一つは幅のある荷物を積むための3列目のみを倒すモードです。どちらも4名乗車可能なので活躍する機会の多いシートアレンジです。

5人乗車+ラゲッジモードのシートアレンジ

CX-8の5人乗車+ラゲッジモード

乗車人数が多い場合でも荷室を確保できるシートアレンジです。3列シートの半分でも普段のお買い物などでは十分の広さを持つので、困ることはないでしょう。3列目の全てのシートアレンジはラゲッジ側から簡単に操作できるため、余計な作業や力も要りません。

深く幅のあるラゲッジルームはミニバンのような使い勝手の良さ

CX-8のラゲッジルーム

7名の最大乗車でも広く使える荷室が装備されています。
ゴルフバックでは2個分の収納力を持ち、フロア下には307mmの深い収納スペースも備えています。洗車グッズやアウトドア用品、レジャーの荷物なども楽々収納できます。

この荷室とシートアレンジで十分な室内空間を確保できるのがCX-8の魅力です。

室内をさらなる上質へ引き上げる珠玉のサウンドシステムをCX-8のプロアクティブとLパッケージにオプション設定

CX-8

XD PROACTIVE、XD L Packageにメーカーオプションとして設定されるのがBoseのサウンドシステムです。フロントとサードシートに同じ音を届けることを追求されたサラウンドシステムで、立体的な音源を再生する「Centerpoint」と走行ノイズを補正するシステム「AUDIOPILOTTM2」を備えています。

フロントには高音を補うツィーター、ラゲッジルーム下には低音を補うウーファーが備わり、合計で10スピーカーを搭載しており、バランスの良い臨場感溢れる音をどの席からも聴くことができます。

CX-8がミニバンに替わるSUVを提案

CX-8

マツダのミニバンに替わるSUVとして誕生するCX-8は、豪華な内装に乗り降りしやすく使い勝手のよい利便性を備えています。マツダのみならずトヨタや日産など、日本の自動車業界がミニバンからSUVへシフトする可能性を提案する新しい挑戦が始まります。