シビック タイプRの内装

シビック タイプRの内装はホットハッチらしいスポーツカラー

ホンダ シビック タイプRの内装はピュアスポーツらしいレッドカラーが特徴。プレミアム感満載のシリアルナンバー入りアルミ製エンブレムや体をしっかりホールドしてくれるスェードシート、スポーツカーとは思えない豊富な収納などシビック タイプRの内装の魅力を紹介。

シビック タイプRの内装はホットハッチらしいスポーツカラー

FF最速ホットハッチ!シビック タイプRの内装

5代目シビック タイプRは最も過酷と言われるドイツのニュルブルクリンク北コースで7分43秒を記録、世界一速いFFホットハッチと呼ばれたこともあるFFスポーツ。
北米では2017年6月に販売開始していましたが、日本では2017年9月29日に販売開始となっています。

世界中で人気のあるホットハッチ界の頂点に君臨する5代目シビック タイプRの内装を紹介。ファンを魅了するレッドカラーが特徴的です。

シビック タイプRのシートは鮮やかなレッドカラー

ホンダ シビック タイプRのシートはレーシングカーそのものです。
市販車ではトヨタのスポーツブランドGRシリーズが登場しましたが、ここまでストイックにスポーツを追求するモデルはありません。
走るために生まれたシビック タイプRのシートを紹介します。

ピュアスポーツを感じさせるフロントシート

シビック タイプRのスポーツシート

運転席と助手席にはFF世界最速ホットハッチらしい、鮮やかなレッドカラーの専用シートを装備しています。
座面には高密度のウレタンを使用し、高速巡航のG(重力加速度)からドライバーをサポートしてくれます。
シートはドライバーの体型を問わずしっかりホールドしてくれる設計となっているので、タイプRとの一体感のあるドライブフィールとなっています。

シビック タイプRのシート表面

座面と背面のシート素材にはブラックのメッシュとレッドのラックススェードが使われていて、通気性と快適性を確保しています。
ドライバーをサポートするサイド部分はホワイトステッチがアクセントなっている、ブラックとレッドのラックススェードを採用しました。
ラックススェードで運転中の滑りを抑えた、ピュアスポーツらしいシートとなっています。

ブラックで統一された落ち着いた後席

シビック タイプRの後席シート

フロントシートと比較すると、ブラックで統一された後席は落ち着いた印象があります。
赤いシートベルトがスポーティさと上品さを感じさせられ、特別な空間を創り上げています。

また従来のスポーツカーと言えば狭いイメージが先行しますが、シビック タイプRは室内長1,905mm、室内幅1,465mm、室内高1,160mmの寸法を持つためスポーツカーとは思えない広さも魅力となっています。

多彩なコンテンツを表示するタイプR専用コクピット

  • シビック タイプRのブレーキ圧計とアクセル開度計ブレーキ圧計とアクセル開度計
  • シビック タイプRのブースト圧計ブースト圧計
  • シビック タイプRのレブインジケーターレブインジケーター
  • シビック タイプRのGメーターGメーター
  • シビック タイプRのストップウォッチストップウォッチ
  • シビック タイプRの計器の同時表示計器の同時表示

タイプRには様々な情報を表示する専用のセンターディスプレイが装備されています。特にストップウォッチ機能やブレーキ圧計やレブインジケーター(どのギアで走っているかを示しシフトチェンジの目安とする計器)などを表示する機能は、タイプRならではとなっています。

シビック タイプRこだわりのインテリア

シビック タイプRのステアリング

車を操るために最も大切なステアリングホイールには、イタリア製のスムースレザーを使用しています。吸い付くような感触でドライバーをサポートし、安全でスポーティな運転を実現します。
フロントシートと同じレッドカラーを採用しているので、コクピットが包まれているようなドライブポジションとなっています。

シビック タイプRのインパネ

助手席のインパネにはカーボン調ガーニッシュを採用しています。カーボン調加飾はフロントシート背面にもあり、よりスポーティな印象となっています。
助手席のエアコンから中央まで伸びる赤い直線パーツもタイプRの艶やかさを感じます。

収納スペースも豊富でファミリーカーとしても使える

ピュアスポーツのシビック タイプRですが、普段使いにも十分な収納スペースを備えています。

  • シビック タイプRのアームレスト付コンソールボックスアームレスト付コンソールボックス
  • シビック タイプRのフロントコンソールトレイフロントコンソールトレイ
  • シビック タイプRのボトルホルダー付フロントドアポケットボトルホルダー付フロントドアポケット
  • シビック タイプRのグローブボックスグローブボックス
  • シビック タイプRのボトルホルダー付リアドアポケットボトルホルダー付リアドアポケット
  • シビック タイプRの左右後席のコートフック左右後席のコートフック

室内の広さもあり「家族がいるからスポーツカーは買い難い」と感じていた方にピッタリの車となっています。走行性能は文句なしなのでむしろ快適な長距離ドライブが楽しめるのではないでしょうか。

後席を畳めるシートアレンジで荷室も広々

タイプRは同時に販売されるハッチバックをベースとしているため、荷室も広く作られています。大きな開口部と6:4分割可倒式の後席が幅を取る荷物も楽々収納します。

  • シビック タイプRのラゲッジスペース
  • シビック タイプRのフラットスペース
  • シビック タイプRのカーゴエリアカバー
  • シビック タイプRのカーゴエリアカバー2

ハッチバックにも装備されている収納式カーゴエリアカバーを備えているため、背の高い荷物や幅のある荷物を積むときもラゲッジスペースを最大限利用できます。

走行シーンに合わせて3つのモードを選択

シビック タイプRの走行モード選択レバー

走行シーンに合わせて選べる「スポーツモード」「コンフォートモード」「+Rモード」の3つのモード選択を選べるのがシビック タイプRの特徴です。
パワフルに走りたい時は+Rモードで、ゆったりとドライブを楽しみたい時はコンフォートモードで、自由な乗り味を体験できます。

スポーツモードのシビック タイプR

※スポーツモードのメーター表示

スポーツモード

エンジンスタートで設定されるデフォルトモードが「スポーツモード」です。街乗りでもロングドライブでも軽やかな走りを楽しめます。

コンフォートモードのシビック タイプR

※コンフォートモードのメーター表示

コンフォートモード

滑らかで快適な乗り味を提供してくれるのが「コンフォートモード」です。クイックな操作感と同乗者にも優しい乗り心地を楽しめます。

+Rモードのシビック タイプR

※+Rモードのメーター表示

+Rモード

FF最速のモンスターマシンとしてハイパフォーマンスな走りを見せてくれるのが「+Rモード」です。コーナリング性能、直進性能を極限まで高め本来のタイプRの走りを惜しみなく発揮します。

その他のシビック タイプR特別装備

シビック タイプRのエンブレム

ホンダの象徴とも言えるシビック タイプRには特別な装備が盛りだくさんです。世界の1つだけの証となるシリアルナンバー入りのアルミ製エンブレムはタイプRを所有する喜びを感じられるプレミアアイテムです。

シビック タイプRのシフトノブ

アルミ製のシフトノブはドライバーの手にしっくりと馴染み、シームレスな変速を可能にします。重厚感たっぷりでレーシングカーを操る感覚となっています。

シビック タイプRのステンレスペダル

アクセルペダル、ブレーキペダル、クラッチペダルにはステンレス製となっています。極限まで高められた、スポーティな室内にマッチしています。

シビック タイプRのツィーターとスピーカー

前席と後席の4つのドアにはそれぞれツィーターとスピーカーが備わっています。卓越した運動性能を持つタイプRですが、エンターテインメントの部分もしっかり考えられています。

シビック タイプRの電動パーキングブレーキ

電動パーキングブレーキももちろん標準装備しています。簡単動作でパーキングブレーキをかけられる機能は普段使いにはとても便利です。
信号待ちや渋滞時にブレーキを保持するオートブレーキホールド機能も備わり、利便性を高めています

シビック タイプRはホットハッチらしいプレミアムな内装

シビックタイプRのインテリア

5代目シビック タイプRは、価格の割に決して豪華な内装とは言えませんが「プレミアム感」では他の車種には負けていません。
特に世界に1つだけのシビック タイプRを表す、シリアルナンバー入りエンブレムは所有欲を存分に満たしてくれるでしょう。