アメ車SUV人気ランキング

アメ車SUV人気ランキング!大迫力の新車・中古車トップ10

アメ車SUVの人気ランキングを集計。大排気量で迫力あるフルサイズSUV、日本でも取り回しやすいコンパクトサイズSUV、世界的に流行しているミドルサイズSUVなど、新車と中古車を含めた人気の車種を紹介。一度は憧れるプレミアムSUVからポップなカラー展開が可愛い話題の車種も登場。

アメ車SUV人気ランキング!大迫力の新車・中古車トップ10

人気のアメ車SUVランキング!新車・中古車で購入できる大迫力の車種

市販自動車発祥の地として知られるアメリカはSUVの本場です。
ゼネラルモーターズ、クライスラー、フォード モーターをビッグ3と呼び、それぞれの自動車メーカーにはリンカーンやキャデラックやジープなど聞き覚えのあるブランド名がずらりと並んでいます。

アメリカは道路事情や住宅事情が日本と異なり、全てのスケールが大きいためフルサイズのピックアップトラックやSUVが人気となっています。
日本ではお目にかかることが少ない全長5mを越える大排気量のフルサイズSUVも日常的に見られます。

「アメ車は燃費が悪く故障しやすい」というのは昔の話で、今は燃費も良く、日常的なメンテナンスをすれば日本車と同じように使えます。
近年再び注目を集めている、大迫力のアメ車SUVランキングを紹介します。

10位 ハマー H3 V8はこれぞアメ車SUVと感じるビッグボディが魅力

ハマー H3 V8のエクステリア

アメ車の醍醐味を味わいたい方におすすめなのがハマー H3です。
軍用車として開発されたハンヴィーを乗用車として販売したのがハマーの始まりで、販売車種はH1、H2、H3をラインナップしました。
この中で乗り味も良く内装も豪華になっているH3はボディサイズをダウンして日常的に使えるSUVになりました。

ハマー H3 V8の内装

ハマーはゼネラルモーターズの自動車ブランドの1つですが、2010年に廃止され現在新車購入はできなくなっています。しかし、2021年後半にはEVで復活するとの情報もあります。
「アメ車と言えばハマー」という方も多く、日本の道路を走っていると誰もが振り向く圧倒的な存在感は、アメ車を乗る喜びを感じさせてくれます

駆動方式 4WD
全長 4,705mm
全幅 1,995mm
全高 1,920mm
室内長 1,890mm
室内幅 1,290mm
室内高 1,125mm
車両重量 2,270kg
ホイールベース 2,840mm
最小回転半径 5.7m
総排気量 5.327L
最高出力 224kW(304PS)/5,200rpm
最大トルク 434Nm(44.2kgm)/4,000rpm
ボディカラー 5色
JC08モード燃費 5.7km/L
乗車定員 5名

9位 キャデラック XT5 クロスオーバー プラチナムはプレミアムブランド「キャデラック」のミドルサイズSUV

キャデラック XT5 クロスオーバー プラチナムのエクステリア

ゼネラルモーターズの高級車ブランド キャデラックの新型SUVがXT5 クロスオーバーです。
世界中でブームになっているミドルサイズSUVで、日本でも取り回しに苦労することなく運転できるため、都市部にお住いの方におすすめできるアメ車です。

キャデラック XT5 クロスオーバー プラチナムの内装

新技術を採用したフレーム構造を持ち従来比90kg減を達成、3.0L V型6気筒エンジンとの融合によりミドルサイズSUVとは思えない軽快な走りを実感できます。
グレード展開は「ラグジュアリー」と「プラチナム」の2つで、パワートレインは変わらずプラチナムはより豪華な内外装となっています。

駆動方式 4WD
全長 4,825mm
全幅 1,915mm
全高 1,700mm
室内長 1,765mm
室内幅 1,380mm
室内高 1,185mm
車両重量 1,990kg
ホイールベース 2,860mm
最小回転半径
総排気量 3.649L
最高出力 231kW(314PS)/6,700rpm
最大トルク 368Nm(37.5kgm)/4,000rpm
ボディカラー 5色
JC08モード燃費
乗車定員 5名

8位 リンカーン MKXはアメリカではミドルサイズだが日本ではフルサイズに近くアメ車SUVの醍醐味を十分感じられる

リンカーン MKXのエクステリア

フォード モーターの高級車ブランド リンカーンが初めて開発したミドルサイズクロスオーバーSUVがMKXです。
リンカーンはアメリカを代表するプレミアムブランドとして、キャデラックと並ぶ知名度をもっています。

リンカーン MKXのインテリア

MKXはリンカーンの最新技術を投入し、空調やオーディオやナビゲーションなどをコントロールするドライバー コネクト テクノロジー「マイ・リンカーン・タッチ」を8インチタッチスクリーンで実現しています。
最新技術をもつアメ車が欲しい方はMKXがおすすめです。

駆動方式 4WD
全長 4,740mm
全幅 1,930mm
全高 1,685mm
室内長 1,920mm
室内幅 1,520mm
室内高 1,130mm
車両重量 2,030kg
ホイールベース 2,820mm
最小回転半径
総排気量 3.721L
最高出力 227kW(309PS)/6,500rpm
最大トルク 380Nm(38.7kgm)/4,000rpm
ボディカラー 2色
JC08モード燃費
乗車定員 5名

7位 ジープ ラングラー アンリミテッド サハラは日本でもファンが多い「ジープ」を感じられるアメリカ発のオフローダーSUV

ジープ ラングラー アンリミテッド サハラのエクステリア

ジープはクライスラーの自動車ブランドの一つで、SUVを専門で扱う自動車部門です。
ビッグ3と呼ばれるフォード モーターは2016年に日本を撤退、クライスラーもジープブランドを残し2017年に撤退することを決めています。
アメ車の販売が振るわない中で、販売台数を伸ばし好調を維持しているのが唯一存続を決めた「ジープブランド」です。

ジープ ラングラー アンリミテッド サハラの内装

ジープの中でも無骨なイメージでアウトドアユーザーから根強い人気を持つのが伝統を受け継ぐラングラーアンリミテッドです。
1941年の誕生から5度のフルモデルチェンジを行っていますが、エクステリアはほぼ変わらない、クラシカルなイメージがユーザーの心を放しません。

駆動方式 4WD
全長 4,705mm
全幅 1,880mm
全高 1,845mm
室内長
室内幅
室内高
車両重量 2,040kg
ホイールベース 2,945mm
最小回転半径 7.1m
総排気量 3.604L
最高出力 209kW(284PS)/6,350rpm
最大トルク 347Nm(35.4kgm)/4,300rpm
ボディカラー 5色
JC08モード燃費 7.5km/L
乗車定員 5名

6位 ジープ チェロキー トレイルホークは独特のフロントマスクがクセになる中毒性のあるアメ車SUV

ジープ チェロキー トレイルホークのエクステリア

ジープ チェロキーは2013年にフルモデルチェンジを果たし、エクステリアを大きく変更しました。
それまで伝統的な外観を持っていたため、近未来的なフロントマスクの採用には賛否両論ありましたが、2014年には世界販売台数100万台を突破したジープブランドの販売数に貢献しています。

ジープ チェロキー トレイルホークの内装

日本車では感じられない加速と直進安定性、剛健なボディで走破性も高いのが特徴です。
アメ車に唯一無二の存在感を求める方におすすめの本格派クロスオーバーSUVです。

駆動方式 4WD
全長 4,630mm
全幅 1,905mm
全高 1,740mm
室内長
室内幅
室内高
車両重量 1,990kg
ホイールベース 2,720mm
最小回転半径 5.8m
総排気量 3.238L
最高出力 200kW(272PS)/6,500rpm
最大トルク 315Nm(32.1kgm)/4,300rpm
ボディカラー 3色
JC08モード燃費 10.1km/L
乗車定員 5名

5位 フォード エクスプローラー XLT エコブーストはアメ車SUVに憧れる方が一度は乗りたいと思う世界のベストセラーカー

フォード エクスプローラー XLT エコブーストのエクステリア

フォードから販売されるエクスプローラーは14年間アメリカのSUV販売台数ランキングでトップを走り続けたキングオブアメ車と言える車種です。
2015年にはトヨタのランドクルーザーやFJクルーザーに今でも採用されているラダーフレーム構造(ボディとはしご状のフレームを別にした構造)から脱却して、モノコック構造(フレームとボディを一体化する構造)へ移行、軽量化を図り燃費性能は飛躍的に向上しました。

フォード エクスプローラー XLT エコブーストの内装

トヨタのランドクルーザーZXのJC08モード燃費は6.7km/Lに対して、エクスプローラー XLT エコブーストのJC08モード燃費は8.6km/Lと驚異的な数字を達成しています。
「アメ車は燃費が悪い」イメージを完全に覆した革新的なSUVです。

駆動方式 FF
全長 4,630mm
全幅 1,905mm
全高 1,740mm
室内長
室内幅
室内高
車両重量 1,990kg
ホイールベース 2,860mm
最小回転半径 6.0m
総排気量 2.260L
最高出力 192kW(261PS)/5,500rpm
最大トルク 420Nm(42.8kgm)/3,000rpm
ボディカラー 7色
JC08モード燃費 8.6km/L
乗車定員 7名

4位 ダッジ ナイトロ SXTは日本で乗りやすい全幅1,860mmのアメ車SUVで十字のフロントマスクが特徴的

ダッジ ナイトロ SXTのエクステリア

アメ車はボディサイズが大きくて取り回しが大変そう、と思っている方におすすめなのがダッジ ナイトロです。
アメ車の魅力として挙げられる大排気量の3.7L V型6気筒エンジンを搭載し、ボディサイズは全長4,580mm、全幅1,860mm、全高1,785mmに抑えたアメ車としては小ぶりなボディは、新車販売が終了した今も中古車市場で人気になっています。
一目でダッジと分かる十字のフロントマスクとスクエアボディはSUVの力強さを感じさせます。

ダッジ ナイトロ SXTの内装

ナイトロは大排気量エンジンとミドルサイズのボディ以外にも、販売価格がとても魅力的なアメ車です。
2011年に販売したモデルは300万円を切る、2,980,000円から販売されるなど外車としては破格の価格設定になっています。
排気量に対して燃費性能も素晴らしくJC08モード燃費は7.3km/Lを達成しています。

駆動方式 4WD
全長 4,580mm
全幅 1,860mm
全高 1,785mm
室内長
室内幅
室内高
車両重量 1,890kg
ホイールベース 2,765mm
最小回転半径 5.5m
総排気量 3.700L
最高出力 151kW(205PS)/5,200rpm
最大トルク 314Nm(32.0kgm)/4,200rpm
ボディカラー 6色
JC08モード燃費 7.3km/L
乗車定員 5名

3位 リンカーン ナビゲーターはビッグボディのフルサイズSUVが欲しい方におすすめのアメリカ車

リンカーン ナビゲーターのエクステリア

アメリカのフルサイズプレミアムSUVがリンカーン ナビゲーターです。
8人乗りのアメ車らしいビッグボディと、広げた翼をイメージしたリンカーンのデザインアイコン「スプリットウイング グリル」は遠くからでも迫力満点です。

リンカーン ナビゲーターの内装

シンメトリカルデザインの美しさ、室内の各所に大胆にあしらわれたプレミアムブラックレザー、最先端技術の粋を集めた革新的技術も相まって、リンカーンのフラッグシップSUVに相応しいラグジュアリーな室内空間が広がります
アメ車に大排気量とビッグボディを求める方はナビゲーターが候補になります。

駆動方式 4WD
全長 5,290mm
全幅 2,010mm
全高 1,980mm
室内長 2,830mm
室内幅 1,600mm
室内高 1,180mm
車両重量 2,770kg
ホイールベース 3,020mm
最小回転半径
総排気量 3.495L
最高出力 283kW(385PS)/5,250rpm
最大トルク 624Nm(63.6kgm)/2,750rpm
ボディカラー 2色
JC08モード燃費
乗車定員 8名

2位 ジープ レネゲード トレイルホークはコンパクトで取り回し安いアメ車で日本でも大人気のコンパクトSUV

ジープ レネゲード トレイルホークのエクステリア

ジープ初のコンパクトサイズSUVがレネゲードです。
オハマオレンジ、コロラドレッド、ソーラーイエローなど原色を用いたポップなカラー展開とジープ伝統のエクステリアがマッチしていて、今までジープに乗っていなかったユーザーが多く乗り換えているほど魅力的な車種です。
日本市場へ導入されることが発表された2015年には大きな話題を集め、ジープブランド躍進の立役者になりました。

ジープ レネゲード トレイルホークの内装

レネゲードはアメリカよりも狭い日本の道路でも取り回しが楽なこと、日本車にはない個性豊かなエクステリア、遊び心溢れる内装など、今までのアメ車のイメージを払拭しています。
グレードにより2種類のパワートレインが採用されロンジチュードとリミテッドは1.4Lエンジン、トレイルホークは2.4Lエンジンを搭載、排気量を低減した環境に優しいSUVになっています。

駆動方式 4WD
全長 4,260mm
全幅 1,805mm
全高 1,725mm
室内長
室内幅
室内高
車両重量 1,560kg
ホイールベース 2,570mm
最小回転半径
総排気量 2.359L
最高出力 129kW(175PS)/6,400rpm
最大トルク 230Nm(23.5kgm)/3,900rpm
ボディカラー 5色
JC08モード燃費
乗車定員 5名

1位 キャデラック エスカレード プラチナムはアメリカ車の中でもキングオブSUVと呼ばれる堂々たる風格を持つプレミアムクロスオーバー

キャデラック エスカレード プラチナムのエクステリア

王者の風格を漂わせるキングオブSUVがキャデラック エスカレードです。
威風堂々とした佇まいは見るものを圧倒する迫力があり、最大出力426PSの6.2Lエンジンはエスカレードの全長2mを越えるフルサイズボディも軽やかに加速させます。

海外ではハリウッド俳優やミュージシャンなど、多数の有名人が愛用する車として知られていて、アメ車好きの方が一度は乗りたい憧れの車種となっています。

キャデラック エスカレード プラチナムの内装

エスカレードの内装は職人が一つ一つ丁寧に仕上げた最上級のセミアニリンレザーをフロントとセカンドシートに、ムーランレザーをサードシートに採用しています。
その他にもステアリングやシフトノブ、ドアトリムなど至る処に最高級のレザーを採用し、ファーストクラスを越える驚きの質感を備えています。

駆動方式 4WD
全長 5,195mm
全幅 2,065mm
全高 1,910mm
室内長 2,630mm
室内幅 1,525mm
室内高 1,170mm
車両重量 2,670kg
ホイールベース 2,950mm
最小回転半径
総排気量 6.153L
最高出力 313kW(426PS)/5,600rpm
最大トルク 623Nm(63.5kgm)/4,100rpm
ボディカラー 2色
JC08モード燃費
乗車定員 7名

日本市場で再びアメ車SUVブームを巻き起こせるか

アメ車SUV

フォードが2016年、クライスラーが2017年にジープブランド以外の撤退を決めたことにより日本で購入できるアメ車は少なくなっています。
大排気量の余裕のある走りや、フルサイズボディの大迫力のエクステリアを楽しめるのはアメ車以外にはありません。全体の販売台数は下降気味ですが、ジープは販売台数を伸ばしているなど脚光を浴びている車種も存在します。

キャデラックやリンカーンなど高級車ブランドも流行中のミドルサイズSUVを続々と販売し始めていることから、今後アメ車ブームが再燃することもあるでしょう。
アメ車ブランドの今後の展開に注目しましょう。